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第8章 初めてのときめき
1 愛海の計画
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クリスマスの当日、愛海の計画通りに家族は出掛けて行った。昨晩は家族と過ごしたが、今日は両親がお出掛け、妹の彩海は友達の家に行って誰もいない。愛海は両親が出掛ける時間と、彩海が何時に帰って来るかを確認しておいた。
愛海は、リボンの付いたブラウスにカーディガン、ミニのフレアスカートに着替え、大分伸びた髪の毛をポニーテールに結んで真斗を待った。自転車が家の前で停まる音がしたので、愛海は玄関に迎えに出た。真斗を家の中に導き、リビングのソファーに腰掛け、紅茶を入れて二人でケーキを食べた。真斗からはペンダントをプレゼントにもらい、愛海はキーホルダーを渡した。話が途絶えたので、「私の部屋に行こうか」と愛海から誘い、2階の部屋に案内した。
真斗がアルバムを見たいと言うので、二人でベッドに座って見ていた。
「愛海は小さい頃から、あまり変わらないね。」と真斗が話し掛けた。
「何それ、成長してないってこと?こんなに大きくなったよ。」と愛海は腰に手を当て、胸を反らせて訴えた。真斗はニヤニヤしながら、アルバムを捲っていった。すると、そこに小学生の頃に撮った島本瑛士との写真を、真斗が見つけ、「愛海の初恋の人?」と言ってきた。愛海は気まずく、何とか誤魔化して、
「飲み物を持って来るね。」と言ってその場から逃げるように部屋を出た。
愛海は、リボンの付いたブラウスにカーディガン、ミニのフレアスカートに着替え、大分伸びた髪の毛をポニーテールに結んで真斗を待った。自転車が家の前で停まる音がしたので、愛海は玄関に迎えに出た。真斗を家の中に導き、リビングのソファーに腰掛け、紅茶を入れて二人でケーキを食べた。真斗からはペンダントをプレゼントにもらい、愛海はキーホルダーを渡した。話が途絶えたので、「私の部屋に行こうか」と愛海から誘い、2階の部屋に案内した。
真斗がアルバムを見たいと言うので、二人でベッドに座って見ていた。
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