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満を持して兄キャラ到来⑴
しおりを挟む「ベル、明日ガレア兄が来ることになったんだけど…お菓子とかって用意できる?」
「もちろんです。美味しいものを作っておきますね。」
休日の前日、シガンたんから待ちに待った名前を聞くことができ…内心大暴れしている俺だけど冷静を取り繕い、従者らしく対応する。
やっと!やっとガレア様とシガンたんの絡みが見れれるのか!!まぁ?いくらでも全裸待機しますけど?
「(明日は命日だな。ほどほどに自嘲しないと。)」
そうして迎えた、当日。
いつもより気持ち早めに起きて、シガンたんと俺の二人分の朝食を用意しつつ、お菓子も片手間で作っていく。
ちなみに…シガンたんはまだ天使の寝顔で夢の中だ。軽く、一生見つめられるくらいには可愛い。朝食の用意が出来たら起こしに行くつもり。って言ってもいつも30から1時間位早く部屋に入って寝顔を眺めてるんだけど。(ただの変態)
天使の寝顔を思い浮かべつつ、テキパキと手を動かしていると、来客を知らせるベルがなる。
誰だろうと思いながら玄関の扉を開けると、目に入ったのは緑色の短髪に同色の瞳を持ったシガンたんより少し大きな男の子。リージア=ガレアだ。
「!お早い到着ですね。シガン様より仰せつかっておりました。シガン様を起こしてまいります、少々お待ちください。」
中へ通して、とりあえず当人を呼ぼうとすると静止の声と共に腕を掴まれる。
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