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57.竜帝様が変態覚醒した!??(側近ガトー視点)
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(……やはり竜神となると強いな)
竜の姿になり、尻から放った水魔法をあっさりと交わされてしまった。
さきほどから、私の攻撃が効いていないのが分かっていた。攻撃系は苦手ではないが直の攻撃となると辺境伯様の方が炎とかで燃やすタイプなので強いだろうとは思っている。
私も火の魔法は使えるが、固有ではないのであまり強くない。どちらかというと水や氷の魔法が得意だが全て尻から出る魔法なので特に氷はちょっと出した後の尻のコンディションもありあまり出していない。
「どうした。もう終わりか??」
余裕の笑みを浮かべている変態蛇系竜神は、完全におちょくっている。
(まぁ、神だから余裕なのはわかっている。しかし、攻撃がほぼ通らないとなるとどうするべきか……)
そう考えた時、全裸の下半身がキュッとしたのを感じた。それは玉ヒュンや前立腺をガン掘りするタイプのボールが原因と思っていたが違うようだ。
(竜玉……)
私は自身の竜玉を見てある覚悟を決める。ほんとうに一か八かだしそもそも竜神に我々が常識として認識していることが通じるか分からない。それでも助けのないこの状況でこの世界と私の尻の貞操という大切なふたつを守り抜くにはもはやその手しかない。
私は自身の竜玉いや竜玉を変態蛇系竜神に投げる。
「こんなものに神は捕らえられないぞ」
そう笑顔で弾くと、ニヤニヤしながら変態蛇系竜神が近づいてくる。私はそれを確認すると、とりあえず尻の穴に力を入れて一番攻撃力が見込める氷魔法を放った。
「ははは、可愛いな。全然効かないといっても放つとは」
ククッと喉に引っかかるような悪いヤツっぽい笑い声を上げながら、変態蛇系竜神はそれを躱していく。そう、あくまで躱すだけなのだ。
(そうやって躱させて……)
ある作戦のために順調に布陣を固めていた私の背後から聞き覚えのある声がした。
「イグなにしてんの!!!???この変態じじい!!」
「竜帝様!!??」
そこには親の顔よりみた主君である竜帝様が立っていたのだが、なんだろう、普段からだいぶやばい空気を纏っているけれど今回はその比ではない恐ろしい覇気を発揮している。
「ガトーたん、大丈夫??怪我してない??って全裸??えっ、なに、えっ変態じじいは可愛い可愛いガトーたんのお尻掘ったの!?だめでしょう!!ガトーたんの鋼鉄の貞操を、僕が大切に守ってきたのにふざけんな!!その鋼鉄の貞操を奪うのは僕のはずだ!!」
竜帝様が、とんでもないことを言っていて私は思わず固まる。竜帝様にガトーたんとか言われるのは正直解釈が違い過ぎて気持ち悪い。後、私の貞操はこのまま永遠に捧げないか、ミケが泣きながら「挿れたいにゃ」と言わない限り拓かない予定なのにとんでもないセクハラ発言をしていた。
これは、この戦いが終わったら私の貞操のために労基に訴えにいく必要があるかもしれない。
「変態じじいとはそっくりそのまま言葉を返そう。ヨグ様、大体貴方の方が年上だろう。この世界が生まれた日から存在する変態の根源の癖に」
「うるさい!!僕は変態の根源だけどガトーたんに欲情はするかもしれないけど、無理やりとかは襲わないんです、ちゃんと合意してもらってからしかしないんです!!」
(合意しないので永遠にないな。やはりこの戦いが終わったらセクハラで竜帝様を訴えよう。流石にちょっと上司に不信感が生まれてしまった)
そんなことを考えていた時、空間が歪んで、中からミケとカオロとマヌルとなぜか竜帝様が現れた。
「えっ!?竜帝様がふたり??」
「ガトーしゃん!!心配しましたにゃ!!」
色々びっくりした私の体にミケが抱き着いた。その愛らしい姿に思わず甘い笑みになる。
「ありがとう。ミケ。大丈夫だ。私は竜帝様(1)からセクハラはされたがそれ以外は無事だ」
「竜帝様(1)??えっ、竜帝様がガトーしゃんにセクハラを……」
ミケが軽蔑の目で見つめているとその目を呆れたように見返した竜帝様(2)が大変失礼なことを言った。
「……寝言は服を着てからいえ。この世界が滅んでマタタビ竜人としか夫婦になれないと言われたら自死するレベルなので絶対にあり得ない」
しかし、これは確かにいつもの竜帝様らしい。
「えっ、あの、分身したのではなく??」
「分身??ああ、あの変態の源みたいな神は我々のご先祖様である竜神の王でいらっしゃるヨグ様だ」
竜の姿になり、尻から放った水魔法をあっさりと交わされてしまった。
さきほどから、私の攻撃が効いていないのが分かっていた。攻撃系は苦手ではないが直の攻撃となると辺境伯様の方が炎とかで燃やすタイプなので強いだろうとは思っている。
私も火の魔法は使えるが、固有ではないのであまり強くない。どちらかというと水や氷の魔法が得意だが全て尻から出る魔法なので特に氷はちょっと出した後の尻のコンディションもありあまり出していない。
「どうした。もう終わりか??」
余裕の笑みを浮かべている変態蛇系竜神は、完全におちょくっている。
(まぁ、神だから余裕なのはわかっている。しかし、攻撃がほぼ通らないとなるとどうするべきか……)
そう考えた時、全裸の下半身がキュッとしたのを感じた。それは玉ヒュンや前立腺をガン掘りするタイプのボールが原因と思っていたが違うようだ。
(竜玉……)
私は自身の竜玉を見てある覚悟を決める。ほんとうに一か八かだしそもそも竜神に我々が常識として認識していることが通じるか分からない。それでも助けのないこの状況でこの世界と私の尻の貞操という大切なふたつを守り抜くにはもはやその手しかない。
私は自身の竜玉いや竜玉を変態蛇系竜神に投げる。
「こんなものに神は捕らえられないぞ」
そう笑顔で弾くと、ニヤニヤしながら変態蛇系竜神が近づいてくる。私はそれを確認すると、とりあえず尻の穴に力を入れて一番攻撃力が見込める氷魔法を放った。
「ははは、可愛いな。全然効かないといっても放つとは」
ククッと喉に引っかかるような悪いヤツっぽい笑い声を上げながら、変態蛇系竜神はそれを躱していく。そう、あくまで躱すだけなのだ。
(そうやって躱させて……)
ある作戦のために順調に布陣を固めていた私の背後から聞き覚えのある声がした。
「イグなにしてんの!!!???この変態じじい!!」
「竜帝様!!??」
そこには親の顔よりみた主君である竜帝様が立っていたのだが、なんだろう、普段からだいぶやばい空気を纏っているけれど今回はその比ではない恐ろしい覇気を発揮している。
「ガトーたん、大丈夫??怪我してない??って全裸??えっ、なに、えっ変態じじいは可愛い可愛いガトーたんのお尻掘ったの!?だめでしょう!!ガトーたんの鋼鉄の貞操を、僕が大切に守ってきたのにふざけんな!!その鋼鉄の貞操を奪うのは僕のはずだ!!」
竜帝様が、とんでもないことを言っていて私は思わず固まる。竜帝様にガトーたんとか言われるのは正直解釈が違い過ぎて気持ち悪い。後、私の貞操はこのまま永遠に捧げないか、ミケが泣きながら「挿れたいにゃ」と言わない限り拓かない予定なのにとんでもないセクハラ発言をしていた。
これは、この戦いが終わったら私の貞操のために労基に訴えにいく必要があるかもしれない。
「変態じじいとはそっくりそのまま言葉を返そう。ヨグ様、大体貴方の方が年上だろう。この世界が生まれた日から存在する変態の根源の癖に」
「うるさい!!僕は変態の根源だけどガトーたんに欲情はするかもしれないけど、無理やりとかは襲わないんです、ちゃんと合意してもらってからしかしないんです!!」
(合意しないので永遠にないな。やはりこの戦いが終わったらセクハラで竜帝様を訴えよう。流石にちょっと上司に不信感が生まれてしまった)
そんなことを考えていた時、空間が歪んで、中からミケとカオロとマヌルとなぜか竜帝様が現れた。
「えっ!?竜帝様がふたり??」
「ガトーしゃん!!心配しましたにゃ!!」
色々びっくりした私の体にミケが抱き着いた。その愛らしい姿に思わず甘い笑みになる。
「ありがとう。ミケ。大丈夫だ。私は竜帝様(1)からセクハラはされたがそれ以外は無事だ」
「竜帝様(1)??えっ、竜帝様がガトーしゃんにセクハラを……」
ミケが軽蔑の目で見つめているとその目を呆れたように見返した竜帝様(2)が大変失礼なことを言った。
「……寝言は服を着てからいえ。この世界が滅んでマタタビ竜人としか夫婦になれないと言われたら自死するレベルなので絶対にあり得ない」
しかし、これは確かにいつもの竜帝様らしい。
「えっ、あの、分身したのではなく??」
「分身??ああ、あの変態の源みたいな神は我々のご先祖様である竜神の王でいらっしゃるヨグ様だ」
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