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08.生贄だけはお許しください何でも着ます(ルカ視点)
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「んんっ」
なんか記憶がぼんやりしているが、僕は目を開けかけて異変に気付いた。僕のことをこの世のありとあらゆる邪悪を結集させて作り上げたような、端的に言うと恐ろしい魔王のような表情を浮かべた男が息がかかるほど間近の距離で見ていたのだ。
「あんぎゃあああああああああああああああああああああああああああああ」
あ、忘れていたけど、僕、大魔王様のところで奴隷兵士として殺されるんだった。いや、殺されるのは断固嫌だ。
「黙れ」
冷たい声で言い放たれた。あ、もう完全にこれ死ぬしかないかも、あんな怖い顔している人は人の命とか奪うのに躊躇ないよ絶対。
なら、もう打ち明けよう、すべて打ち明けて命乞いしよう。それでだめなら哀れな童貞の屍になる、なるしかないけど嫌だ。
「あ、す、すいません。あ、あの、あああああ、殺さないでください、許してください。僕は死にたくないです、童貞を童貞をせめて捨てるまで生きたい、お願いです、殺さないでください」
そう、せめてわずかな慈悲があるならばせめて童貞だけ捨てさせてほしい。辺境伯領の女性とワンナイトラブで構いませんのでさせてください。ちゃんと次世代を残さないように薬の準備もあるのでお金で解決できる範囲で何卒……
しかし、その言葉に大魔王様の表情がさらに不機嫌に歪む。あ。汚らわしい豚野郎ってバレたから、高潔な大魔王様にいよいよバラバラにされる、さようなら。
「殺さない。大体お前は俺の兵士だ、その血の一滴、髪の毛の1本残らず全て無駄にするつもりはない」
(まさか、大魔王様生贄に僕をする気か?血肉全て捧げよって??)
魔王っぽいとは思ったけど、この人はガチの悪魔なのかもしれない、それも高位の、だとしたら確か心臓とか捧げさせられんだよね。バラバラ殺人も嫌だけど死んでなお使役されるゾンビ兵士なんて来世生まれ変わって童貞をせめて捨てる夢まで台無しになるなんて絶対に嫌です。
「うう、い、生贄に捧げるのもお許しを、哀れな子羊をお許しください。大魔王様」
「違うギルと呼べ」
そう言えば、そんなこと言っていた。変なこだわり強いな大魔王様。しかし、とにかくこの人に怒りを鎮めないといけない。
「ひゃい、だいまお、いえギル様、どうぞお怒りをお沈めください、何でも致しますから……」
前も言ったけど靴も舐めるし、尻の穴も舐める。生きるためならなんだって致しますよ僕は!!
「なんでも……ならば、お前に着せたい服があるがそれを着てもらえるか?」
そして、また予想の斜め上を行く言葉にびっくりした、けれど服を着替えるくらい全然何も問題ない。生きてさぇいればそれでいい。
「そんなことくらい喜んでします!!」
なんか記憶がぼんやりしているが、僕は目を開けかけて異変に気付いた。僕のことをこの世のありとあらゆる邪悪を結集させて作り上げたような、端的に言うと恐ろしい魔王のような表情を浮かべた男が息がかかるほど間近の距離で見ていたのだ。
「あんぎゃあああああああああああああああああああああああああああああ」
あ、忘れていたけど、僕、大魔王様のところで奴隷兵士として殺されるんだった。いや、殺されるのは断固嫌だ。
「黙れ」
冷たい声で言い放たれた。あ、もう完全にこれ死ぬしかないかも、あんな怖い顔している人は人の命とか奪うのに躊躇ないよ絶対。
なら、もう打ち明けよう、すべて打ち明けて命乞いしよう。それでだめなら哀れな童貞の屍になる、なるしかないけど嫌だ。
「あ、す、すいません。あ、あの、あああああ、殺さないでください、許してください。僕は死にたくないです、童貞を童貞をせめて捨てるまで生きたい、お願いです、殺さないでください」
そう、せめてわずかな慈悲があるならばせめて童貞だけ捨てさせてほしい。辺境伯領の女性とワンナイトラブで構いませんのでさせてください。ちゃんと次世代を残さないように薬の準備もあるのでお金で解決できる範囲で何卒……
しかし、その言葉に大魔王様の表情がさらに不機嫌に歪む。あ。汚らわしい豚野郎ってバレたから、高潔な大魔王様にいよいよバラバラにされる、さようなら。
「殺さない。大体お前は俺の兵士だ、その血の一滴、髪の毛の1本残らず全て無駄にするつもりはない」
(まさか、大魔王様生贄に僕をする気か?血肉全て捧げよって??)
魔王っぽいとは思ったけど、この人はガチの悪魔なのかもしれない、それも高位の、だとしたら確か心臓とか捧げさせられんだよね。バラバラ殺人も嫌だけど死んでなお使役されるゾンビ兵士なんて来世生まれ変わって童貞をせめて捨てる夢まで台無しになるなんて絶対に嫌です。
「うう、い、生贄に捧げるのもお許しを、哀れな子羊をお許しください。大魔王様」
「違うギルと呼べ」
そう言えば、そんなこと言っていた。変なこだわり強いな大魔王様。しかし、とにかくこの人に怒りを鎮めないといけない。
「ひゃい、だいまお、いえギル様、どうぞお怒りをお沈めください、何でも致しますから……」
前も言ったけど靴も舐めるし、尻の穴も舐める。生きるためならなんだって致しますよ僕は!!
「なんでも……ならば、お前に着せたい服があるがそれを着てもらえるか?」
そして、また予想の斜め上を行く言葉にびっくりした、けれど服を着替えるくらい全然何も問題ない。生きてさぇいればそれでいい。
「そんなことくらい喜んでします!!」
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