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12.ノーパンということはつまり……
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「んんっ!!」
ガリッ!
「ああああああああああああ」
泣き叫んで逃げるルカ。
……噛まれた。中にいれた舌をかまれたので血の味がした。色々鍛えてはいるが舌は流石に鍛えていない。俺が怯んだ瞬間、ルカが今までからは信じられない力と敏捷さで俺の腕から抜け出して、そのまま部屋を飛び出した。
(えっ?初夜のOKもらったよな?何か気に入らないことでもあったのか?それとも、初夜がいやで油断させて逃げるつもりだったのか?)
胸の中に黒いものが湧く。ルカに愛されていないにしてもルカを愛したいと願い、その願いが受け入れられたと思ったのに、実は俺を油断させて逃げたのだとしたら……。
俺は何をしてしまうか自分でも分からない。
しかし、とにかくルカは捕まえる。屋敷の中は罠だらけなので怪我なんかしてしまったら死にたくなる。
部屋を出てすぐに、ルカが白いドレスを揺らしながら前方を走っているのが見えた。
(今から走り出してもルカを捕まえるの難しい、ならば……。)
本当はルカが傷つくことは絶対したくない。けれどこのまま屋敷を走り回ると最悪ルカが罠にはまり大けがをする可能性が捨てきれないので、その前に捕獲しないといけない。
俺はとりあえず履いていた部屋履きを手に持ち狙いを定める。
「許せ、ルカ」
そのまま、大きく振り被って俺は部屋履きを投擲した。結果……
「ギャッ!?」
ルカの頭に正確な角度でぶつかった部屋履きが、弧を描きながら墜落していく。それに合わせてルカが膝から崩れ落ちていく。
「ルカ、すまない、ケガはしていないか??」
倒れたルカを抱き留める。後頭部にたんこぶが出来た状態で気絶しているようだ。
「すぐに手当しないと。俺は本当に手加減が出来ていない」
ここまでするつもりはなかった。ちょっと怯むだろうからそのまま捕まえるつもりだった。自分の手加減のできないダメさに涙が零れそうだが、それよりルカを治療しないと……そう考えた時、俺は気づいてしまった。ルカのドレスの裾がめくれていることに、そして……
「ルカ、えっ、下着を穿いていないだと!?」
一瞬、俺との初夜が嫌で逃げたのだと考えて黒い思念が湧きかけたけれど、違う、だってルカは下着を脱いで準備までしてくれていた、そうだ、それなのに俺は自身の欲求に負けて無理やりディープキスをしようとしてルカを怯えさせてしまった。
「すまない、ルカ。今度はお前の嫌がることは絶対にしないと誓う」
そう気絶をして白目をむいていても美しい俺の天使の額に口づけをしながら誓った。
ガリッ!
「ああああああああああああ」
泣き叫んで逃げるルカ。
……噛まれた。中にいれた舌をかまれたので血の味がした。色々鍛えてはいるが舌は流石に鍛えていない。俺が怯んだ瞬間、ルカが今までからは信じられない力と敏捷さで俺の腕から抜け出して、そのまま部屋を飛び出した。
(えっ?初夜のOKもらったよな?何か気に入らないことでもあったのか?それとも、初夜がいやで油断させて逃げるつもりだったのか?)
胸の中に黒いものが湧く。ルカに愛されていないにしてもルカを愛したいと願い、その願いが受け入れられたと思ったのに、実は俺を油断させて逃げたのだとしたら……。
俺は何をしてしまうか自分でも分からない。
しかし、とにかくルカは捕まえる。屋敷の中は罠だらけなので怪我なんかしてしまったら死にたくなる。
部屋を出てすぐに、ルカが白いドレスを揺らしながら前方を走っているのが見えた。
(今から走り出してもルカを捕まえるの難しい、ならば……。)
本当はルカが傷つくことは絶対したくない。けれどこのまま屋敷を走り回ると最悪ルカが罠にはまり大けがをする可能性が捨てきれないので、その前に捕獲しないといけない。
俺はとりあえず履いていた部屋履きを手に持ち狙いを定める。
「許せ、ルカ」
そのまま、大きく振り被って俺は部屋履きを投擲した。結果……
「ギャッ!?」
ルカの頭に正確な角度でぶつかった部屋履きが、弧を描きながら墜落していく。それに合わせてルカが膝から崩れ落ちていく。
「ルカ、すまない、ケガはしていないか??」
倒れたルカを抱き留める。後頭部にたんこぶが出来た状態で気絶しているようだ。
「すぐに手当しないと。俺は本当に手加減が出来ていない」
ここまでするつもりはなかった。ちょっと怯むだろうからそのまま捕まえるつもりだった。自分の手加減のできないダメさに涙が零れそうだが、それよりルカを治療しないと……そう考えた時、俺は気づいてしまった。ルカのドレスの裾がめくれていることに、そして……
「ルカ、えっ、下着を穿いていないだと!?」
一瞬、俺との初夜が嫌で逃げたのだと考えて黒い思念が湧きかけたけれど、違う、だってルカは下着を脱いで準備までしてくれていた、そうだ、それなのに俺は自身の欲求に負けて無理やりディープキスをしようとしてルカを怯えさせてしまった。
「すまない、ルカ。今度はお前の嫌がることは絶対にしないと誓う」
そう気絶をして白目をむいていても美しい俺の天使の額に口づけをしながら誓った。
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