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52.芽生えるなにかとチャンス(ルカ視点)
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僕は僕がルカであり、ルカでない真実を知った。そしてそれにまつわる悲しい事件も。そうして僕の中に僕ではない僕がいるということにも気づいてしまった。
何故かそれは大魔王様やベルっちを見るとドキドキしてしまうという奇妙な現象だ。
(これは一体……)
「すまない。俺もこのことは知らなかった。伯父である王から聞いて知った。けれどルカに王族がしたことは許されないし、その王族の血を引いている俺のこともルカは許さないで構わない」
今まではただ恐ろしいとしか思わなかった、その顔がなんだかとても高貴で素晴らしいもののように思えてきていた。なんというか「ずっと会いたかった恋人」とかそういう何かみたいな……。
(これ、もしかしてフルー大公家の人間だけ発症する呪いとかなのかな??だってシオン大公様、いやお兄様もどうも同じみたいだし……)
「僕は……」
今にも泣きだしそうな大魔王様を抱きしめてあげたいという謎衝動に襲われる。しかし、元々の僕が叫ぶ。
(いやいや。待って。それよりもまず優先すべきは童貞を卒業することだよ!!大魔王様相手だと童貞より処女から失うからね!!)
(でも、今の僕なら、大魔王様のこと抱けると思うんだよね。だから大魔王様に童貞卒業と処女喪失両方委ねるのもワンチャン……)
(だめだめ、はじめては綺麗なお姉さんとかかわいい女の子とか経験豊富な熟女が良いって、性別が女性がいいって決めてたでしょう??それを大魔王様って、魔王やぞ??なんか変な目覚めを迎えたとはいえ、皆が恐れる恐怖の大魔王様やぞ??)
(うーん、でも可愛くない??)
(絶対可愛くない)
「ルカ、急がないでいい。こんなに色々急に言われたら混乱するだろう。心配しなくても俺がどんなことをしてもお前のことは守る。たとえお前が許さなくても、もし俺の顔などみたくないとか……」
「あ、それはありません」
むしろ今の僕は大魔王様の顔が見れるのは大歓迎だ。けれど、まだ心の中に僕がふたりいて、どちらの意見を採用するか迷っていただけだ。
「ルカ、俺を許してくれるのか??本当にお前は天使だ。ただ、俺自身が許せない部分があるからしっかり償いはしていく、お前の望むことをなんでも言ってくれ」
そう頭を下げている大魔王様。これは色々チャンスかもしれないと汚い心が告げている。
(どうするべきか……)
何故かそれは大魔王様やベルっちを見るとドキドキしてしまうという奇妙な現象だ。
(これは一体……)
「すまない。俺もこのことは知らなかった。伯父である王から聞いて知った。けれどルカに王族がしたことは許されないし、その王族の血を引いている俺のこともルカは許さないで構わない」
今まではただ恐ろしいとしか思わなかった、その顔がなんだかとても高貴で素晴らしいもののように思えてきていた。なんというか「ずっと会いたかった恋人」とかそういう何かみたいな……。
(これ、もしかしてフルー大公家の人間だけ発症する呪いとかなのかな??だってシオン大公様、いやお兄様もどうも同じみたいだし……)
「僕は……」
今にも泣きだしそうな大魔王様を抱きしめてあげたいという謎衝動に襲われる。しかし、元々の僕が叫ぶ。
(いやいや。待って。それよりもまず優先すべきは童貞を卒業することだよ!!大魔王様相手だと童貞より処女から失うからね!!)
(でも、今の僕なら、大魔王様のこと抱けると思うんだよね。だから大魔王様に童貞卒業と処女喪失両方委ねるのもワンチャン……)
(だめだめ、はじめては綺麗なお姉さんとかかわいい女の子とか経験豊富な熟女が良いって、性別が女性がいいって決めてたでしょう??それを大魔王様って、魔王やぞ??なんか変な目覚めを迎えたとはいえ、皆が恐れる恐怖の大魔王様やぞ??)
(うーん、でも可愛くない??)
(絶対可愛くない)
「ルカ、急がないでいい。こんなに色々急に言われたら混乱するだろう。心配しなくても俺がどんなことをしてもお前のことは守る。たとえお前が許さなくても、もし俺の顔などみたくないとか……」
「あ、それはありません」
むしろ今の僕は大魔王様の顔が見れるのは大歓迎だ。けれど、まだ心の中に僕がふたりいて、どちらの意見を採用するか迷っていただけだ。
「ルカ、俺を許してくれるのか??本当にお前は天使だ。ただ、俺自身が許せない部分があるからしっかり償いはしていく、お前の望むことをなんでも言ってくれ」
そう頭を下げている大魔王様。これは色々チャンスかもしれないと汚い心が告げている。
(どうするべきか……)
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