9 / 10
わたしのSM 事始め
しおりを挟む
わたし 杏果 キョウカとご主人様 円城 渡 様は、36歳もの 歳の差のある だけで世間からは後ろ指を刺されるカップルです。
ご主人様の名はエンジョウ ワタルと お読みするのですが、わたしには どうしても あのフランス人の作家“マルキ•ド•○○”大先生を連想してしまうのですが、わたし“へん”なのでしょうか?
わたしの苗字をこれまで名乗っていませんでしたよね。“馬薗”と書いて“ウマゾノ”と読みます。もう おわかりですよね、気づかれましたよね!はい、“マゾのキョウカ”なのです。名前が先か、性癖が先かは 定かではありませんが…
小学生3、4年生のころから わたしは、テレビでお姫様が悪者に捕まって縄で縛られているシーンを妙にドキドキしながら見ていたことを覚えています。もちろん、わたしが誘拐されて、犯人に縛り上げられるなんてことは、現実には起こるはずもありませんでした。まして 中学校から女子校だったこともあり、男の子と接する機会もほとんどなく、恋愛に対するより 縛られてみたいという あこがれが強い “へん” な女の子でした。
高校生になったころに SMというものがあることを知り、コンピュータ操作を覚えてからはSMサイトを渡り歩くことになりました。モニターの中で 縛られ、責められている女性の姿が艶かしく、何もかもを与えられることでしか得られない、だからこそ欲する目が堪らなく美しく思えました。そしていつしか、その女の人に自分を重ねるようになりました。SMサイトを見ているうちに自然と指が自分の敏感なところを触るようになり、その興奮と快感を知ってしまいました。はじめのうちは 月に数回でしたが、だんだんその頻度が短くなって大学受験勉強中は、ほぼ毎日 自分のベットで夜にオナニーをすることが睡眠前の日課となってしまいました。
そんな思いを持ちつつ、見るだけだった私は初めてSMを体験したのはそれからだいぶ時間が経った成人式が終わってからのことでした。
ネットで探し当てた遠い地域のSMバーというところに足を踏み入れました。そこでお会いしたご主人様と何度かメールのやり取りを行ってから、ようやく調教していていただくことができました。初めての日、ご主人様の前で正座をし、ご挨拶を教えて頂き、体のチェックをして頂くとき、体に触れられじっとしていられず、お仕置きとして 乳首に洗濯バサミ…されたいと思っていたのに いざとなれば怖気付くわたし。摘まれそうになった瞬間に体を引いてしまいました。自分から来なさいとご主人様は待っていらっしゃいました。そのまま縛られ、電マで責められました。今まで体験したことのないような感覚で、痛いのか気持ち良いのか…頭が真っ白になり、自分の知っている快感とは全然違いました。
それがわたしのSM初体験です。
その後も数年間 年に数度は調教していただきました。でも、遠距離であり、わたしが留学で2年間ほど日本を離れたこともあって、縁遠くなってしまいました。わたしにマゾとしての楽しさを教えてくれたのは確かにこのご主人様でした。でも“調教” と書いたように、そこには先生と生徒 とか 師匠と弟子という上下関係があったことは確かで、どこかで「これは違う…」と思えたのも縁遠くなった一つの要因だったと思います。
ご主人様の名はエンジョウ ワタルと お読みするのですが、わたしには どうしても あのフランス人の作家“マルキ•ド•○○”大先生を連想してしまうのですが、わたし“へん”なのでしょうか?
わたしの苗字をこれまで名乗っていませんでしたよね。“馬薗”と書いて“ウマゾノ”と読みます。もう おわかりですよね、気づかれましたよね!はい、“マゾのキョウカ”なのです。名前が先か、性癖が先かは 定かではありませんが…
小学生3、4年生のころから わたしは、テレビでお姫様が悪者に捕まって縄で縛られているシーンを妙にドキドキしながら見ていたことを覚えています。もちろん、わたしが誘拐されて、犯人に縛り上げられるなんてことは、現実には起こるはずもありませんでした。まして 中学校から女子校だったこともあり、男の子と接する機会もほとんどなく、恋愛に対するより 縛られてみたいという あこがれが強い “へん” な女の子でした。
高校生になったころに SMというものがあることを知り、コンピュータ操作を覚えてからはSMサイトを渡り歩くことになりました。モニターの中で 縛られ、責められている女性の姿が艶かしく、何もかもを与えられることでしか得られない、だからこそ欲する目が堪らなく美しく思えました。そしていつしか、その女の人に自分を重ねるようになりました。SMサイトを見ているうちに自然と指が自分の敏感なところを触るようになり、その興奮と快感を知ってしまいました。はじめのうちは 月に数回でしたが、だんだんその頻度が短くなって大学受験勉強中は、ほぼ毎日 自分のベットで夜にオナニーをすることが睡眠前の日課となってしまいました。
そんな思いを持ちつつ、見るだけだった私は初めてSMを体験したのはそれからだいぶ時間が経った成人式が終わってからのことでした。
ネットで探し当てた遠い地域のSMバーというところに足を踏み入れました。そこでお会いしたご主人様と何度かメールのやり取りを行ってから、ようやく調教していていただくことができました。初めての日、ご主人様の前で正座をし、ご挨拶を教えて頂き、体のチェックをして頂くとき、体に触れられじっとしていられず、お仕置きとして 乳首に洗濯バサミ…されたいと思っていたのに いざとなれば怖気付くわたし。摘まれそうになった瞬間に体を引いてしまいました。自分から来なさいとご主人様は待っていらっしゃいました。そのまま縛られ、電マで責められました。今まで体験したことのないような感覚で、痛いのか気持ち良いのか…頭が真っ白になり、自分の知っている快感とは全然違いました。
それがわたしのSM初体験です。
その後も数年間 年に数度は調教していただきました。でも、遠距離であり、わたしが留学で2年間ほど日本を離れたこともあって、縁遠くなってしまいました。わたしにマゾとしての楽しさを教えてくれたのは確かにこのご主人様でした。でも“調教” と書いたように、そこには先生と生徒 とか 師匠と弟子という上下関係があったことは確かで、どこかで「これは違う…」と思えたのも縁遠くなった一つの要因だったと思います。
0
あなたにおすすめの小説
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です
朝陽七彩
恋愛
私は。
「夕鶴、こっちにおいで」
現役の高校生だけど。
「ずっと夕鶴とこうしていたい」
担任の先生と。
「夕鶴を誰にも渡したくない」
付き合っています。
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
神城夕鶴(かみしろ ゆづる)
軽音楽部の絶対的エース
飛鷹隼理(ひだか しゅんり)
アイドル的存在の超イケメン先生
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
彼の名前は飛鷹隼理くん。
隼理くんは。
「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」
そう言って……。
「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」
そして隼理くんは……。
……‼
しゅっ……隼理くん……っ。
そんなことをされたら……。
隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。
……だけど……。
え……。
誰……?
誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる