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魔法
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ドカッと乱暴にベットの横の小さな椅子に腰を掛けたニア。
服は着替えたようでギルドの制服ではなく黒のスカート、黒のシャツ スカートとシャツの裾にはオレンジのラインが入っている。
シャツの真ん中には紐で結んだリボンがありそれもオレンジだ。襟の色だけ白く黒を基調にしているのに清楚感が強く出る。
黒のハイソックスを履いた足でぎゅっとヒザ組し不機嫌な顔でアレンに問いかける。
「で。聞きたいんだけど。それは何?」
ふにょんふにょんと揺れるスライムを指さし一番初めの印象だった冷たい雰囲気で問い詰める。
「まは、ほはひふんひひはほほっはへー(また、怖い雰囲気が戻ったねー)」
ボコボコの顔でまともに話せないアレンは探るように聞き返すが ギロっ とにらみをきかせる。
「ひっ!!!」
あまりの恐怖に顔の前で両手を交差させる。
交差させた両腕の隙間からニアのスカートの中を覗こうとしたがその前にニアが
「ごまかさないで!!あれはどう見てもスライムよ。モンスターよ!!
なぜモンスターが人を襲わないの?」
当たり前の質問に困るアレン。
さすがにこの状態で嘘をついても仕方がない。
アレンはスライムとの出会いをニアに語ることにした。
「はぁ?じゃなに!!死にかけたところを手当てしたらなついたってこと?ありえないわそんなこと!!
モンスターって知ってるでしょ!!人と分かれば見境なく襲ってくるのよ。それはスライムだって同じ。
それがどうして、、、」
ニアが話している最中にスライムはピョンとアレンのベットからニアの太ももに飛び移りフヨフヨとしだす。
「たしかに疑ってもしょうがないのよね。実際に起きているんだから。」
「はひ、ほうふうほほへふか(はい、そういうことです)」
「このスライムが変なのか、あんたが変なのか。どっちにしてもこれは異常事態よ。
モンスターが人の居住区に入っているのよ。」
顔をムニムニと揉んでやっと普通には話せるようになってきたアレン。
「なんでこいつを殺さなかったんだ?野犬を追っ払った後。それどころか家に連れてきてる。」
率直に聞いた。
不思議に思っていたことだ。
先ほどニアが言った通りモンスターは絶対的に人間を襲う。
理由はわからないがそういうことになっている。
だから冒険者も問答無用でモンスターを殺す。
そういうことになっているから。
ニアは優しい目でスライムを見つめる。
「わからないわ。でもこの子、野犬を追い払った後も私を見つけるとあんたを咥えてわたしに渡そうとするの。
自分の方がボロボロなのに必死で。そんなの見せられたら、、ねぇ、、」
「ありがとう。それとこれはさらにわがままかもしれないけど、このまま誰にもこいつの事は話さないでほしい。
結局こいつはモンスターだ。広まればどうなるかわからない。」
真剣な顔で答えるアレンに少しドキッとしたニアは
「な、なによ!!わかってるわよ。私だってもうこの子が普通のモンスターには見えないし、、」
アレンはさっき初めてまともに話したばかりのニアの事を少し誤解していたなと反省する。
そういえばアレンには不思議に思うことがあった。
「なぁニア。ニアが俺を見つけたとき俺は無傷だったって言ったよな?それはニアが回復魔法を使ってくれたってことじゃなくてか?」
「気安く ニア ニア って名前で呼ばないでくれる?確かに同い年だけどそんなに仲良くなったつもりはないわよ。」
ニアも今年から冒険者になれる年齢と言っていた。年齢はアレンと同じだ。
「じゃあなんて言えばいいんだよ。」
「なによ!!めんどくさい。もう!ニアでいいわよニアで!!バカ!」
また顔が赤くなる。
「俺はアレン。バカバカ言うなニア。」
わざとニアと言って、いたずらに笑顔を浮かべるアレンに
「うるさい!!、、、、馬鹿アレン!!」
ふんっとそっぽを向くニア。
この街にきて初めて同年代の子と話ができた。
それだけだけどアレンはうれしい気持ちになっていた。
「で。俺の怪我についてだけど。」
仕切りなおすアレン。
「えぇ、あなた無傷だったわ。服はかなり破れてボロボロだったけど。」
おかしい。記憶はもう戻ってる。あの時、野犬にかなりの傷を負わされているはずだ。
ニアが嘘をついているとは思えない。
「なにかおかしいことでもあるの?」
「あぁ、俺は野犬に襲われて気を失うときには死にかけていたはずなんだ。それは覚えてる。」
「じゃあなに?誰か知らない人が野犬に襲われてるあなたを回復だけしてまた野犬のところに捨ててきたってわけ?」
「それはさすがにないと思うけど。」
考えれば考えるほど可能性は一つしかなくなってくる。
俺は可能性の方に目をやる。
ニアは俺の目の先を見るとスカートを押さえた。
「ちょっと!!どこ見てんのよ!!」
「バカ違う!!スライムだよ。スライム。」
はっといった表情でスライムを見るニア。
気持ちよさそうにニアの太ももでフヨンフヨンしている。
「まさか、、この子が?ありえないわ。スライムに回復手段なんてないはず。」
「俺にもわからない。でもこいつは普通のスライムじゃない。しかもこいつは2度死にかけてる。戦闘経験はほかのスライムと段違いで多い。
普通のスライムじゃないのかも。」
そういうとアレンはスライムに手招きをした。
スライムは嬉しそうにアレンのもとへピョンとはねる。
「見てろよ。おそらく、、、」
アレンはスライムから目を離し、急に下手な芝居をする。
「痛い痛い痛い。さっきニアに殴られたと事が痛いよーこのままじゃ死んじゃうよー」
「ちょっとなにそれ!!もとはといえばあんたが」
「しー」
アレンは口に人差し指を当てて静かにするようにニアに伝える。
スライムはしばらくその演技をフヨフヨと不思議そうに見ていたが痛がるアレンを見てフヨフヨとした動きを止めた。
スライムは体内に緑色の淡い光を宿していく。
「うそ、、こんなの、、」
その光を粒子に変えてアレンに吹きかけた。
「キュイ!!」
みるみるアレンの顔の晴れが引いていく。
そして元のきれいな顔に戻った。
「これヒール、、」
「たまげたな。」
ヒールという魔法はそれほど不思議なものではない。
回復魔法の初歩的なもので覚えている冒険者も多いだろう。
問題はそれをモンスターが使ったということ。それもスライムが。
モンスターとはそもそも気性的に狂暴すぎて回復魔法を使うものは確認されていない。
あったとしても自動修復系のスキルだし そんなモンスターはとんでもない上級モンスターであることは周知の事実。
それをこのスライムはやってのけた。
これはモンスターの概念が変わってしまうような出来事なのだ。
「いったいどうなってるの?こんなの普通じゃない。」
「キュイ!!」
スライムはアレンが元気になったのを確認すると嬉しそうに飛び跳ねた。
「もしかするとこの子、スライムの亜種的な存在なのかも。本当はギルドに報告して調査してもらわないといけないんだけど、、、」
さすがにギルドに相談してしまうと案件がモンスターの話だ。
このスライムがどうなってしまうのかは想像がつく。
悩むニア。
「まぁいいじゃないか。こいつの正体がなんだってこいつがこいつでなくなるわけじゃないわけだし。」
アレンは優しくスライムを見ながらそう伝える。
するとニアはスッと立ち上がり。
「しょうがない。おばあちゃんに相談してみましょ。」
しかたないという顔でそういう。
「いや、ニア。あまりいろんな人にこいつの事知られたくないんだ。君のおばあちゃんが悪い人じゃないってのは信じてるんだけど。」
申し訳なさそうに答えるアレンにニアは
「何言ってるの?あなたを拾ったとき、おばあちゃんも一緒にいたのよ。」
「へっ?」
「ちなみにこの家に一緒に住んでるからもうすぐ帰ってくるわ。」
「あ、そうなの?」
あっけにとられるアレン。
なに言ってるの?という顔で見るニア。
そうしているとガランガランと扉を開ける音がして「帰ったよー」としわがれた声が聞こえてきた。
「あっ ちょうど帰ってきた。今呼んでくるわ。」
「えっ ちょっと。」
アレンの言葉を聞かずにニアはおばあちゃんを呼びに行ってしまった。
ふーっとため息をひとつつき、さっきまでニアが座っていた椅子を見る。
「まったく、、ギルドの受付してる時とは大違いだな。クールでもっと怖い人かと思った。
しかも同い年だし。イメージと全然違う。」
でも今思えば冒険者登録した時もアレンを心配するそぶりは見せていた。
もとからとてもやさしい子なんだろうとアレンは思う。
「でもすごい美人だよな。モテるんだろうなあの子。好きな人とかいるのかな?」
スライムに聞いてみるアレン。
スライムはなにも返事をしなかった。
「んっ?なんだ?どうした?おい?」
返事をしないスライムをゆすってみたりしたが返事はなかった。
するとピョンとアレンの手を抜けて頭の上にベチャンと乗る。
「おっ、お前意外と温かいんだな。」
「キュイ!」
そういって頭に乗ったスライムはベターと形を崩してリラックスし始めた。
すると部屋の向こうの廊下を歩く音が聞こえてきた。
ドタドタと下品な足音としわがれた声が聞こえ始め ガチャ と部屋の扉が開いた。
「なんじゃ小童。目覚めたのか。」
入ってきた老婆とアレンは目が合うなり。
「お、お前は、、占いの婆さん!!!!」
「大変じゃ!!!小童がスライムに食われとる!!!」
そこにいたのは職業診断所でアレンの適性を占ったカレンという婆さんであった。
「まさかおばあちゃんってあんたが、、」
言い終わる前にカレンは杖による一撃をスライムにお見舞いしようとする。
がスライムが華麗に躱したおかげでアレンの頭に大きなたんこぶができたのは言うまでもない。
服は着替えたようでギルドの制服ではなく黒のスカート、黒のシャツ スカートとシャツの裾にはオレンジのラインが入っている。
シャツの真ん中には紐で結んだリボンがありそれもオレンジだ。襟の色だけ白く黒を基調にしているのに清楚感が強く出る。
黒のハイソックスを履いた足でぎゅっとヒザ組し不機嫌な顔でアレンに問いかける。
「で。聞きたいんだけど。それは何?」
ふにょんふにょんと揺れるスライムを指さし一番初めの印象だった冷たい雰囲気で問い詰める。
「まは、ほはひふんひひはほほっはへー(また、怖い雰囲気が戻ったねー)」
ボコボコの顔でまともに話せないアレンは探るように聞き返すが ギロっ とにらみをきかせる。
「ひっ!!!」
あまりの恐怖に顔の前で両手を交差させる。
交差させた両腕の隙間からニアのスカートの中を覗こうとしたがその前にニアが
「ごまかさないで!!あれはどう見てもスライムよ。モンスターよ!!
なぜモンスターが人を襲わないの?」
当たり前の質問に困るアレン。
さすがにこの状態で嘘をついても仕方がない。
アレンはスライムとの出会いをニアに語ることにした。
「はぁ?じゃなに!!死にかけたところを手当てしたらなついたってこと?ありえないわそんなこと!!
モンスターって知ってるでしょ!!人と分かれば見境なく襲ってくるのよ。それはスライムだって同じ。
それがどうして、、、」
ニアが話している最中にスライムはピョンとアレンのベットからニアの太ももに飛び移りフヨフヨとしだす。
「たしかに疑ってもしょうがないのよね。実際に起きているんだから。」
「はひ、ほうふうほほへふか(はい、そういうことです)」
「このスライムが変なのか、あんたが変なのか。どっちにしてもこれは異常事態よ。
モンスターが人の居住区に入っているのよ。」
顔をムニムニと揉んでやっと普通には話せるようになってきたアレン。
「なんでこいつを殺さなかったんだ?野犬を追っ払った後。それどころか家に連れてきてる。」
率直に聞いた。
不思議に思っていたことだ。
先ほどニアが言った通りモンスターは絶対的に人間を襲う。
理由はわからないがそういうことになっている。
だから冒険者も問答無用でモンスターを殺す。
そういうことになっているから。
ニアは優しい目でスライムを見つめる。
「わからないわ。でもこの子、野犬を追い払った後も私を見つけるとあんたを咥えてわたしに渡そうとするの。
自分の方がボロボロなのに必死で。そんなの見せられたら、、ねぇ、、」
「ありがとう。それとこれはさらにわがままかもしれないけど、このまま誰にもこいつの事は話さないでほしい。
結局こいつはモンスターだ。広まればどうなるかわからない。」
真剣な顔で答えるアレンに少しドキッとしたニアは
「な、なによ!!わかってるわよ。私だってもうこの子が普通のモンスターには見えないし、、」
アレンはさっき初めてまともに話したばかりのニアの事を少し誤解していたなと反省する。
そういえばアレンには不思議に思うことがあった。
「なぁニア。ニアが俺を見つけたとき俺は無傷だったって言ったよな?それはニアが回復魔法を使ってくれたってことじゃなくてか?」
「気安く ニア ニア って名前で呼ばないでくれる?確かに同い年だけどそんなに仲良くなったつもりはないわよ。」
ニアも今年から冒険者になれる年齢と言っていた。年齢はアレンと同じだ。
「じゃあなんて言えばいいんだよ。」
「なによ!!めんどくさい。もう!ニアでいいわよニアで!!バカ!」
また顔が赤くなる。
「俺はアレン。バカバカ言うなニア。」
わざとニアと言って、いたずらに笑顔を浮かべるアレンに
「うるさい!!、、、、馬鹿アレン!!」
ふんっとそっぽを向くニア。
この街にきて初めて同年代の子と話ができた。
それだけだけどアレンはうれしい気持ちになっていた。
「で。俺の怪我についてだけど。」
仕切りなおすアレン。
「えぇ、あなた無傷だったわ。服はかなり破れてボロボロだったけど。」
おかしい。記憶はもう戻ってる。あの時、野犬にかなりの傷を負わされているはずだ。
ニアが嘘をついているとは思えない。
「なにかおかしいことでもあるの?」
「あぁ、俺は野犬に襲われて気を失うときには死にかけていたはずなんだ。それは覚えてる。」
「じゃあなに?誰か知らない人が野犬に襲われてるあなたを回復だけしてまた野犬のところに捨ててきたってわけ?」
「それはさすがにないと思うけど。」
考えれば考えるほど可能性は一つしかなくなってくる。
俺は可能性の方に目をやる。
ニアは俺の目の先を見るとスカートを押さえた。
「ちょっと!!どこ見てんのよ!!」
「バカ違う!!スライムだよ。スライム。」
はっといった表情でスライムを見るニア。
気持ちよさそうにニアの太ももでフヨンフヨンしている。
「まさか、、この子が?ありえないわ。スライムに回復手段なんてないはず。」
「俺にもわからない。でもこいつは普通のスライムじゃない。しかもこいつは2度死にかけてる。戦闘経験はほかのスライムと段違いで多い。
普通のスライムじゃないのかも。」
そういうとアレンはスライムに手招きをした。
スライムは嬉しそうにアレンのもとへピョンとはねる。
「見てろよ。おそらく、、、」
アレンはスライムから目を離し、急に下手な芝居をする。
「痛い痛い痛い。さっきニアに殴られたと事が痛いよーこのままじゃ死んじゃうよー」
「ちょっとなにそれ!!もとはといえばあんたが」
「しー」
アレンは口に人差し指を当てて静かにするようにニアに伝える。
スライムはしばらくその演技をフヨフヨと不思議そうに見ていたが痛がるアレンを見てフヨフヨとした動きを止めた。
スライムは体内に緑色の淡い光を宿していく。
「うそ、、こんなの、、」
その光を粒子に変えてアレンに吹きかけた。
「キュイ!!」
みるみるアレンの顔の晴れが引いていく。
そして元のきれいな顔に戻った。
「これヒール、、」
「たまげたな。」
ヒールという魔法はそれほど不思議なものではない。
回復魔法の初歩的なもので覚えている冒険者も多いだろう。
問題はそれをモンスターが使ったということ。それもスライムが。
モンスターとはそもそも気性的に狂暴すぎて回復魔法を使うものは確認されていない。
あったとしても自動修復系のスキルだし そんなモンスターはとんでもない上級モンスターであることは周知の事実。
それをこのスライムはやってのけた。
これはモンスターの概念が変わってしまうような出来事なのだ。
「いったいどうなってるの?こんなの普通じゃない。」
「キュイ!!」
スライムはアレンが元気になったのを確認すると嬉しそうに飛び跳ねた。
「もしかするとこの子、スライムの亜種的な存在なのかも。本当はギルドに報告して調査してもらわないといけないんだけど、、、」
さすがにギルドに相談してしまうと案件がモンスターの話だ。
このスライムがどうなってしまうのかは想像がつく。
悩むニア。
「まぁいいじゃないか。こいつの正体がなんだってこいつがこいつでなくなるわけじゃないわけだし。」
アレンは優しくスライムを見ながらそう伝える。
するとニアはスッと立ち上がり。
「しょうがない。おばあちゃんに相談してみましょ。」
しかたないという顔でそういう。
「いや、ニア。あまりいろんな人にこいつの事知られたくないんだ。君のおばあちゃんが悪い人じゃないってのは信じてるんだけど。」
申し訳なさそうに答えるアレンにニアは
「何言ってるの?あなたを拾ったとき、おばあちゃんも一緒にいたのよ。」
「へっ?」
「ちなみにこの家に一緒に住んでるからもうすぐ帰ってくるわ。」
「あ、そうなの?」
あっけにとられるアレン。
なに言ってるの?という顔で見るニア。
そうしているとガランガランと扉を開ける音がして「帰ったよー」としわがれた声が聞こえてきた。
「あっ ちょうど帰ってきた。今呼んでくるわ。」
「えっ ちょっと。」
アレンの言葉を聞かずにニアはおばあちゃんを呼びに行ってしまった。
ふーっとため息をひとつつき、さっきまでニアが座っていた椅子を見る。
「まったく、、ギルドの受付してる時とは大違いだな。クールでもっと怖い人かと思った。
しかも同い年だし。イメージと全然違う。」
でも今思えば冒険者登録した時もアレンを心配するそぶりは見せていた。
もとからとてもやさしい子なんだろうとアレンは思う。
「でもすごい美人だよな。モテるんだろうなあの子。好きな人とかいるのかな?」
スライムに聞いてみるアレン。
スライムはなにも返事をしなかった。
「んっ?なんだ?どうした?おい?」
返事をしないスライムをゆすってみたりしたが返事はなかった。
するとピョンとアレンの手を抜けて頭の上にベチャンと乗る。
「おっ、お前意外と温かいんだな。」
「キュイ!」
そういって頭に乗ったスライムはベターと形を崩してリラックスし始めた。
すると部屋の向こうの廊下を歩く音が聞こえてきた。
ドタドタと下品な足音としわがれた声が聞こえ始め ガチャ と部屋の扉が開いた。
「なんじゃ小童。目覚めたのか。」
入ってきた老婆とアレンは目が合うなり。
「お、お前は、、占いの婆さん!!!!」
「大変じゃ!!!小童がスライムに食われとる!!!」
そこにいたのは職業診断所でアレンの適性を占ったカレンという婆さんであった。
「まさかおばあちゃんってあんたが、、」
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