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僕がキス魔ですか
シャワー浴びてないの?
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結局、柔道は勝ち進んだタクミと和也が決勝で戦った。どちらが勝ってもおかしく無かったけれど、結局足を釣って倒した和也が優勝した。
対戦した田中も強いと思ったんだけど、僕の方をチラチラ見ていて、集中出来ないうちに負けていた。
なんだ?あいつ。もしかして股間を勃たせてた事を気にしてるのか?思春期なんだからそんな事もあるだろうに。鉄壁の僕のちんたま君と違って。気にするなって慰めてやった方が良いんだろうか?
体育が終わって、昼休み。僕は部屋に帰ってのんびりシャワーを浴びていた。ホルモン臭の漂う男子たちとくんずほぐれつした後は、スッキリシャワー浴びたいよね。
僕はご機嫌で、なんなら鼻歌まで歌いながらシャワーを浴びていた。ふと、誰かがお風呂場のドアの外にいる様な気がして僕の赤ランプが点滅し始めた。
部屋の鍵はかけたはずだから、和也に違いないけど。あいつは昼休みに部屋に戻る予定は無かったはずだよな?緊張でドキドキする胸を押さえながら念のためにフックに引っ掛けてあったバスタオルを巻くと、恐る恐る声をかけた。
「…和也?」
ぼくがソッとドアを開けると、和也が洗面所の鏡に向かって立っていた。僕は鏡に映る和也に向かって話しかけた。
「…珍しいな、昼に帰ってくるなんて。シャワールームでシャワー浴びなかったのか?」
和也は僕の顔を鏡越しにチラッと見てから、ボソっと言った。
「…混んでたから、こっちに来た。」
「…あっそう。僕丁度出るところだから、交代しよ。」
そう言って僕は和也の後ろにソロリと出て歩き出した。
「…漆原。」
和也はそう呼びかけると、僕をタオル毎抱き寄せて抱き締めやがった!僕は巻きつけた胸元のバスタオルをグッと強く握りしめていたので、抵抗できないままじっとしてた。
「…何だよ。こうゆう事しないって約束しただろ?」
僕は焦って早口で責める口調で和也に言い募った。和也は僕の濡れた首筋に唇を寄せるとペロリと舌で舐めた。驚いて固まってると、和也は甘い声で囁いた。
「なぁ、俺優勝したからご褒美欲しい。俺、お前が田中の下で喘いでたの見て、何かムカついた。それ見てたクラスの奴らがみんな俺と同じ事考えたのも気に入らない。」
僕は顔を上げると和也を睨んで言った。
「なんなの?別に僕は喘いでたんじゃなくて、田中の下から出ようと頑張ってただけだし。和也もみんなも何感じたかなんて、僕には関係ないじゃないか!」
和也は急に真剣な顔をして、タオルを押さえて身動き取れない僕の顎を掴むと言った。
「お前が鈍すぎて、…俺は苦しいんだ!」
対戦した田中も強いと思ったんだけど、僕の方をチラチラ見ていて、集中出来ないうちに負けていた。
なんだ?あいつ。もしかして股間を勃たせてた事を気にしてるのか?思春期なんだからそんな事もあるだろうに。鉄壁の僕のちんたま君と違って。気にするなって慰めてやった方が良いんだろうか?
体育が終わって、昼休み。僕は部屋に帰ってのんびりシャワーを浴びていた。ホルモン臭の漂う男子たちとくんずほぐれつした後は、スッキリシャワー浴びたいよね。
僕はご機嫌で、なんなら鼻歌まで歌いながらシャワーを浴びていた。ふと、誰かがお風呂場のドアの外にいる様な気がして僕の赤ランプが点滅し始めた。
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ぼくがソッとドアを開けると、和也が洗面所の鏡に向かって立っていた。僕は鏡に映る和也に向かって話しかけた。
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「…あっそう。僕丁度出るところだから、交代しよ。」
そう言って僕は和也の後ろにソロリと出て歩き出した。
「…漆原。」
和也はそう呼びかけると、僕をタオル毎抱き寄せて抱き締めやがった!僕は巻きつけた胸元のバスタオルをグッと強く握りしめていたので、抵抗できないままじっとしてた。
「…何だよ。こうゆう事しないって約束しただろ?」
僕は焦って早口で責める口調で和也に言い募った。和也は僕の濡れた首筋に唇を寄せるとペロリと舌で舐めた。驚いて固まってると、和也は甘い声で囁いた。
「なぁ、俺優勝したからご褒美欲しい。俺、お前が田中の下で喘いでたの見て、何かムカついた。それ見てたクラスの奴らがみんな俺と同じ事考えたのも気に入らない。」
僕は顔を上げると和也を睨んで言った。
「なんなの?別に僕は喘いでたんじゃなくて、田中の下から出ようと頑張ってただけだし。和也もみんなも何感じたかなんて、僕には関係ないじゃないか!」
和也は急に真剣な顔をして、タオルを押さえて身動き取れない僕の顎を掴むと言った。
「お前が鈍すぎて、…俺は苦しいんだ!」
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