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何処の世界でも馬鹿がいて戦争がなくならないものだ
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俺の新しい領地改革は前倒しされることはあっても滞ることなく進み、2年ほどで王国でも類を見ないほどの成功した領地となっていた。
隣国のガガルト王国と言う王国の国王が代替わりしたと聞いた。
そして後を継いだのが、我儘放題で自分の利益し考えない第一王子のガマガエール国王だ。
戴冠式を済ませると直ぐに
「我が王国はこの世界の覇者となるべきである。直ちに征服を開始せよ。」
と他国への侵略を開始したのだった。
ガガルト王国はそれまで隣接する他国との間に不可侵条約を結んでおり、それを「ガガルト王国の武力に脅えているのだ。」と思い込んだための暴挙。
しかも隣接王国もまさかと言う油断から侵略を防ぐことが出来ずにいたのが悪かった。
「それ見よ!我が王国の力を、進め!進め!」
と更に意気を上げて侵略を始めたのだ。
当然後よくその戦火は隣国セントレア王国であるセブンの領地にも近づいて来た。
それを知った俺は、ガガルト王国軍の殲滅の行動を起こし始める。
セントレア王国に国境を超えたガガルト王国軍に対して攻撃を加えてよいかと確認、宰相から警告済みで相手からは宣戦布告の連絡さえ入ったとの回答であった。
俺は自領の兵士を集めると俺謹製の装備と武器を携帯装備させ。
「今から我らの家族や領民に危害を加えるガガルト王国軍を殲滅しに向かう。数の差など気にする必要もない、今諸君が装備している装備や武器は対竜種用に俺が作り上げた品々だ。人族の攻撃など蚊ほどの影響もない。信じてついてこい。」
と言うと先頭に立って進んでいった。
2日ほどで国境近くの村に着きここでガガルト王国軍を待ち受けることのした。
「ここに拠点を作る、村の家や多畑は無闇に荒らすことは禁ずる。俺の指示に従え。」
と兵士に注意してからそばの空き地に立つと、
「創造土魔法発動」「創造ビルド魔法発動」
と続け様に特殊な魔法を発動すると、空き地が綺麗な整地された土地に変わりその上に立派な城壁をもつ砦が完成した。
唖然としながらその様子を見ていた兵士たちがやっと我に帰り、拍手を送りだした。
「コレは序の口だ、お前たちの装備は先日言った通り、対竜種用だ弓矢が飛んでこようが槍が降ろうが慌てる必要はない。どっしり構えているが良い相手は俺が殲滅してやる。」
と言う俺の言葉に誰もが「ゴクリ」と生唾を飲む声だけが耳に響いた。
ーー いざ決戦
ガガルト王国軍は、兵士3万の規模で連戦連勝の状況。
「我らの前に敵はなし、いざ行かんセントレア王国の王都へ!」
と語気を荒げて前進させる馬鹿国王。
だいたい国王自ら戦場に来ていることが可笑しかろう。
慢心し自分の力を過信しているガガルト王国国王軍は、セントレア王国に侵入してからも略奪行為を繰り返しやりたい放題の軍規も何もない状態。
その情報を受けた俺は
「国王だけではなくその兵士らも寸尺の余地なし、予定通り殲滅するぞ。」
と言うと兵士らも大きく声を上げた。
ガガルト王国軍が新たな砦に姿を見せたのがその2日後、見た事も聞いたこともない場所に立派な砦が出来ていて、兵士まで常駐している。
慌てて攻城兵器を準備し始めたガガルト王国軍に俺は
「ガガルト王国郡に次ぐ!その方らの行為は天に唾する様な愚行である、直ちにその愚行を改めて立ち去ることを命ずる、それが行われない場合は無慈悲なる神の罰を受けると思へ!」
と最後通知を送ると
「何を田舎貴族が騒いでおる、大帝国ガガルト王国は世界を征服する。邪魔するものは踏み潰す。」
と馬鹿国王が反論し、進撃が開始される。
砦の防御力は完璧であった、いかなる攻城兵器もその城壁を壊すことはできず、ガガルト王国軍の弓矢は見えない何かに阻まれて城壁を越えることもできない。
その上、俺が城壁から放つ攻撃魔法はことごとくガガルト王国軍を駆逐する。
「何なんだあれは?魔法師共よ何故奴の攻撃魔法が防げぬ!」
「余りにも魔力量と階位が違う様です。このままでは我が軍は全滅します、一旦引きましょう。」
ガガルト王国軍の大隊長が国王に進言する
「何を言っている!我がガガルト王国軍は無敵でなければならぬ。いかなる状況でも引くことは許さぬ!砦を落とせ!」
と言うのみだった。
大隊長は強襲に夜襲にと攻め立てるも友軍を失うばかり、そして魔王の様な男が出て来た。
「大隊長!あの魔法師が単身砦から出て来ました。狙うなら今です。」
苦渋を舐めさせられたガガルト王国軍は、アイツさえ倒せばこの状況が変わると思い総攻撃をかけて来た。
それがガガルト王国軍の最後の攻撃となる。
「創造殲滅魔法発動!」
俺がそう言うと俺に向かって来た約2万のガガルト王国軍が炎の海に呑まれる。
誰1人として炎の海から逃げること叶わず、30分ほどでガガルト王国軍はほぼ全滅したのだ。
余りの恐ろしさに逃げ遅れていた馬鹿な国王は、取り巻きの高位貴族と共に俺が拘束して引き摺りながら砦に連れて行った。
その後はセントレア王国に敵軍の殲滅と敵国王の生捕を報告し引き取りを依頼した。
それを起点にガガルト王国軍は反転逆襲を受け始め、1年もしないうちに王国自体が瓦解した。
隣国のガガルト王国と言う王国の国王が代替わりしたと聞いた。
そして後を継いだのが、我儘放題で自分の利益し考えない第一王子のガマガエール国王だ。
戴冠式を済ませると直ぐに
「我が王国はこの世界の覇者となるべきである。直ちに征服を開始せよ。」
と他国への侵略を開始したのだった。
ガガルト王国はそれまで隣接する他国との間に不可侵条約を結んでおり、それを「ガガルト王国の武力に脅えているのだ。」と思い込んだための暴挙。
しかも隣接王国もまさかと言う油断から侵略を防ぐことが出来ずにいたのが悪かった。
「それ見よ!我が王国の力を、進め!進め!」
と更に意気を上げて侵略を始めたのだ。
当然後よくその戦火は隣国セントレア王国であるセブンの領地にも近づいて来た。
それを知った俺は、ガガルト王国軍の殲滅の行動を起こし始める。
セントレア王国に国境を超えたガガルト王国軍に対して攻撃を加えてよいかと確認、宰相から警告済みで相手からは宣戦布告の連絡さえ入ったとの回答であった。
俺は自領の兵士を集めると俺謹製の装備と武器を携帯装備させ。
「今から我らの家族や領民に危害を加えるガガルト王国軍を殲滅しに向かう。数の差など気にする必要もない、今諸君が装備している装備や武器は対竜種用に俺が作り上げた品々だ。人族の攻撃など蚊ほどの影響もない。信じてついてこい。」
と言うと先頭に立って進んでいった。
2日ほどで国境近くの村に着きここでガガルト王国軍を待ち受けることのした。
「ここに拠点を作る、村の家や多畑は無闇に荒らすことは禁ずる。俺の指示に従え。」
と兵士に注意してからそばの空き地に立つと、
「創造土魔法発動」「創造ビルド魔法発動」
と続け様に特殊な魔法を発動すると、空き地が綺麗な整地された土地に変わりその上に立派な城壁をもつ砦が完成した。
唖然としながらその様子を見ていた兵士たちがやっと我に帰り、拍手を送りだした。
「コレは序の口だ、お前たちの装備は先日言った通り、対竜種用だ弓矢が飛んでこようが槍が降ろうが慌てる必要はない。どっしり構えているが良い相手は俺が殲滅してやる。」
と言う俺の言葉に誰もが「ゴクリ」と生唾を飲む声だけが耳に響いた。
ーー いざ決戦
ガガルト王国軍は、兵士3万の規模で連戦連勝の状況。
「我らの前に敵はなし、いざ行かんセントレア王国の王都へ!」
と語気を荒げて前進させる馬鹿国王。
だいたい国王自ら戦場に来ていることが可笑しかろう。
慢心し自分の力を過信しているガガルト王国国王軍は、セントレア王国に侵入してからも略奪行為を繰り返しやりたい放題の軍規も何もない状態。
その情報を受けた俺は
「国王だけではなくその兵士らも寸尺の余地なし、予定通り殲滅するぞ。」
と言うと兵士らも大きく声を上げた。
ガガルト王国軍が新たな砦に姿を見せたのがその2日後、見た事も聞いたこともない場所に立派な砦が出来ていて、兵士まで常駐している。
慌てて攻城兵器を準備し始めたガガルト王国軍に俺は
「ガガルト王国郡に次ぐ!その方らの行為は天に唾する様な愚行である、直ちにその愚行を改めて立ち去ることを命ずる、それが行われない場合は無慈悲なる神の罰を受けると思へ!」
と最後通知を送ると
「何を田舎貴族が騒いでおる、大帝国ガガルト王国は世界を征服する。邪魔するものは踏み潰す。」
と馬鹿国王が反論し、進撃が開始される。
砦の防御力は完璧であった、いかなる攻城兵器もその城壁を壊すことはできず、ガガルト王国軍の弓矢は見えない何かに阻まれて城壁を越えることもできない。
その上、俺が城壁から放つ攻撃魔法はことごとくガガルト王国軍を駆逐する。
「何なんだあれは?魔法師共よ何故奴の攻撃魔法が防げぬ!」
「余りにも魔力量と階位が違う様です。このままでは我が軍は全滅します、一旦引きましょう。」
ガガルト王国軍の大隊長が国王に進言する
「何を言っている!我がガガルト王国軍は無敵でなければならぬ。いかなる状況でも引くことは許さぬ!砦を落とせ!」
と言うのみだった。
大隊長は強襲に夜襲にと攻め立てるも友軍を失うばかり、そして魔王の様な男が出て来た。
「大隊長!あの魔法師が単身砦から出て来ました。狙うなら今です。」
苦渋を舐めさせられたガガルト王国軍は、アイツさえ倒せばこの状況が変わると思い総攻撃をかけて来た。
それがガガルト王国軍の最後の攻撃となる。
「創造殲滅魔法発動!」
俺がそう言うと俺に向かって来た約2万のガガルト王国軍が炎の海に呑まれる。
誰1人として炎の海から逃げること叶わず、30分ほどでガガルト王国軍はほぼ全滅したのだ。
余りの恐ろしさに逃げ遅れていた馬鹿な国王は、取り巻きの高位貴族と共に俺が拘束して引き摺りながら砦に連れて行った。
その後はセントレア王国に敵軍の殲滅と敵国王の生捕を報告し引き取りを依頼した。
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