3 / 20
冒険者登録
しおりを挟む
あれから1月、私はくれない部長と冒険者としての訓練を積み重ねていた。
「よし、訓練は今日で終わりだ。明日冒険者ギルドで登録をしよう。」
と言うとその日の部活は終わった。
「冒険者登録?やっぱり異世界の人に会うのね。どんな人たちなのかしらその前に言葉が通じないといけないから・・・言語取得3と。」
と言いながら明日の部活にウキウキしながら部活を終えた私。
次の日は、土曜日土日は朝から長い時間冒険者としての活動ができる日だ。
部長と共に山小屋風の小屋を出てから森を抜けるために部長の転移魔法で一気に街に移動するようだ。
「少しばかり目がまわるがすぐになれるさ。さあ行くぞ。」
と言う言葉で目の前が切り替わる、軽い酩酊状態から周囲の警戒を始めた私。
森の外周部にいるようだ、すぐに森の外に出ると遠くに城塞都市が見えた。
「あれが目的の街、ゴールドロックという街だ。いろんな種族がいるがあまりキョロキョロするなよ。」
と注意されながら私たちは街を目指して歩き出した。
3時間ほどかけて大きな門のそばに辿り着いた私たち、門番に部長が話しかける
「今日は新人を連れている、冒険者に登録するんだ通って良いか?」
話しかけられた門番は私を見ながら
「良いぞ、ようこそゴールドロックに。」
と笑顔で道を開いてくれた。
街の中に入ると、注意されたことを忘れてしまうほどの風景と人々が行き交っていた。
「ケモ耳だ、鱗のある人もいる。外国の市場みたいだ。」
と思いながら部長の後をついて歩くこと30分ほど、通りの正面に大きな建物が見えてきた。
「ここが冒険者ギルドだ、中に入るぞ。」
と言われた頷きながら扉の中に。
少しムッとする空気、汗とちの匂いが混じったような澱んだ空気が、私たちの開けた扉からの空気の流れで少し緩和される。
部長が正面のカウンターに向かうのを追って行くと、受付嬢のような格好の綺麗な女性が笑顔で声をかける。
「久しぶりですね、クレナイさん。後ろの方は・・新人さんですか?」
と問われ部長が
「久しぶりです、この子は僕の後輩でメグミと言います。今日は冒険者登録をお願いします。」
と答えると私を前に出す。
「こ、こんにちわ。メグミですよろしくお願いします。」
と言うとニコリと笑顔の女性は
「緊張しなくて大丈夫よ、これに必要事項を書いて手をここにおいてね。」
と紙とペンそれと水晶玉のようなものをカウンターに置いたのだった。
必要事項を埋めて紙を出しながら水晶玉に手を乗せると、水晶が眩しく光る。
周りの人たちも興味深そうに様子を見始める、私は少し恥ずかしく思いながら受付の女性に顔を向けると。
女性は少し驚いた顔をしたがすぐに元に戻り、
「流石クレナイさんの後輩ね、すぐにカードを作るから適当に時間を潰しておいてね。」
と言うと席を立った。
私は部長とギルド内を見ながら時間を潰す。
「これが依頼ですか?あれ!あのクマ結構危険度が高そうですよ。私たちの力はここでは何処くらいなんですか?」
と疑問を口にすると、部長は
「冒険者はFから始まってE、D、C、B、Aと上がるんだがほとんどの人は、C辺りで頭打ちでb以上になれるのはほんの一握りの人だけだ。僕らはそのルールから外れているから今の君でbランク程度かな。」
と言われた。
「ほとんどの人が到達できないBランクに一月でたどり着いた・・・確かにこの世界のルールを無視してるね。それで部長はランクなんです?」
「僕は当然、SSSだよ。この国で唯一のね。」
と当然のように答える部長。
その後依頼を幾つか取ると受付に呼ばれて再度向かい
「はいこれが貴方の冒険者カードです、無くさないでね。」
と渡された、部長が
「彼女が狩りをした魔物を売りたい。」
と言うと買取カウンターを支持されて、そこに移動して再度部長が
「物が大量にある、裏でいいかい?」
と言えば職員が裏まで案内してくれた。
「ここに半分ほど魔物を出しなさい。」
と部長に言われブレスレットの収納から私の倒した魔物を倉庫のような場所に取り出し始める。
「これはクレナイ殿が倒した物ではなくこの子が倒した魔物かい?」
と尋ねる職員に部長が
「この子将来有望なんですよ。」
と軽く答える。
倉庫が半分ほど埋まるほどの魔物を出した私たちは、札を渡されて明日もう一度ここに来ることになった。
「登録は済んだ、あとはこの街を散策してお土産でも買おうか?」
と言う部長に頷く私は、異世界の街でショッピングを楽しんだ。
「よし、訓練は今日で終わりだ。明日冒険者ギルドで登録をしよう。」
と言うとその日の部活は終わった。
「冒険者登録?やっぱり異世界の人に会うのね。どんな人たちなのかしらその前に言葉が通じないといけないから・・・言語取得3と。」
と言いながら明日の部活にウキウキしながら部活を終えた私。
次の日は、土曜日土日は朝から長い時間冒険者としての活動ができる日だ。
部長と共に山小屋風の小屋を出てから森を抜けるために部長の転移魔法で一気に街に移動するようだ。
「少しばかり目がまわるがすぐになれるさ。さあ行くぞ。」
と言う言葉で目の前が切り替わる、軽い酩酊状態から周囲の警戒を始めた私。
森の外周部にいるようだ、すぐに森の外に出ると遠くに城塞都市が見えた。
「あれが目的の街、ゴールドロックという街だ。いろんな種族がいるがあまりキョロキョロするなよ。」
と注意されながら私たちは街を目指して歩き出した。
3時間ほどかけて大きな門のそばに辿り着いた私たち、門番に部長が話しかける
「今日は新人を連れている、冒険者に登録するんだ通って良いか?」
話しかけられた門番は私を見ながら
「良いぞ、ようこそゴールドロックに。」
と笑顔で道を開いてくれた。
街の中に入ると、注意されたことを忘れてしまうほどの風景と人々が行き交っていた。
「ケモ耳だ、鱗のある人もいる。外国の市場みたいだ。」
と思いながら部長の後をついて歩くこと30分ほど、通りの正面に大きな建物が見えてきた。
「ここが冒険者ギルドだ、中に入るぞ。」
と言われた頷きながら扉の中に。
少しムッとする空気、汗とちの匂いが混じったような澱んだ空気が、私たちの開けた扉からの空気の流れで少し緩和される。
部長が正面のカウンターに向かうのを追って行くと、受付嬢のような格好の綺麗な女性が笑顔で声をかける。
「久しぶりですね、クレナイさん。後ろの方は・・新人さんですか?」
と問われ部長が
「久しぶりです、この子は僕の後輩でメグミと言います。今日は冒険者登録をお願いします。」
と答えると私を前に出す。
「こ、こんにちわ。メグミですよろしくお願いします。」
と言うとニコリと笑顔の女性は
「緊張しなくて大丈夫よ、これに必要事項を書いて手をここにおいてね。」
と紙とペンそれと水晶玉のようなものをカウンターに置いたのだった。
必要事項を埋めて紙を出しながら水晶玉に手を乗せると、水晶が眩しく光る。
周りの人たちも興味深そうに様子を見始める、私は少し恥ずかしく思いながら受付の女性に顔を向けると。
女性は少し驚いた顔をしたがすぐに元に戻り、
「流石クレナイさんの後輩ね、すぐにカードを作るから適当に時間を潰しておいてね。」
と言うと席を立った。
私は部長とギルド内を見ながら時間を潰す。
「これが依頼ですか?あれ!あのクマ結構危険度が高そうですよ。私たちの力はここでは何処くらいなんですか?」
と疑問を口にすると、部長は
「冒険者はFから始まってE、D、C、B、Aと上がるんだがほとんどの人は、C辺りで頭打ちでb以上になれるのはほんの一握りの人だけだ。僕らはそのルールから外れているから今の君でbランク程度かな。」
と言われた。
「ほとんどの人が到達できないBランクに一月でたどり着いた・・・確かにこの世界のルールを無視してるね。それで部長はランクなんです?」
「僕は当然、SSSだよ。この国で唯一のね。」
と当然のように答える部長。
その後依頼を幾つか取ると受付に呼ばれて再度向かい
「はいこれが貴方の冒険者カードです、無くさないでね。」
と渡された、部長が
「彼女が狩りをした魔物を売りたい。」
と言うと買取カウンターを支持されて、そこに移動して再度部長が
「物が大量にある、裏でいいかい?」
と言えば職員が裏まで案内してくれた。
「ここに半分ほど魔物を出しなさい。」
と部長に言われブレスレットの収納から私の倒した魔物を倉庫のような場所に取り出し始める。
「これはクレナイ殿が倒した物ではなくこの子が倒した魔物かい?」
と尋ねる職員に部長が
「この子将来有望なんですよ。」
と軽く答える。
倉庫が半分ほど埋まるほどの魔物を出した私たちは、札を渡されて明日もう一度ここに来ることになった。
「登録は済んだ、あとはこの街を散策してお土産でも買おうか?」
と言う部長に頷く私は、異世界の街でショッピングを楽しんだ。
1
あなたにおすすめの小説
のほほん異世界暮らし
みなと劉
ファンタジー
異世界に転生するなんて、夢の中の話だと思っていた。
それが、目を覚ましたら見知らぬ森の中、しかも手元にはなぜかしっかりとした地図と、ちょっとした冒険に必要な道具が揃っていたのだ。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
備蓄スキルで異世界転移もナンノソノ
ちかず
ファンタジー
久しぶりの早帰りの金曜日の夜(但し、矢作基準)ラッキーの連続に浮かれた矢作の行った先は。
見た事のない空き地に1人。異世界だと気づかない矢作のした事は?
異世界アニメも見た事のない矢作が、自分のスキルに気づく日はいつ来るのだろうか。スキル【備蓄】で異世界に騒動を起こすもちょっぴりズレた矢作はそれに気づかずマイペースに頑張るお話。
鈍感な主人公が降り注ぐ困難もナンノソノとクリアしながら仲間を増やして居場所を作るまで。
40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私
とうとうキレてしまいました
なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが
飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした……
スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます
死んだはずの貴族、内政スキルでひっくり返す〜辺境村から始める復讐譚〜
のらねこ吟醸
ファンタジー
帝国の粛清で家族を失い、“死んだことにされた”名門貴族の青年は、
偽りの名を与えられ、最果ての辺境村へと送り込まれた。
水も農具も未来もない、限界集落で彼が手にしたのは――
古代遺跡の力と、“俺にだけ見える内政スキル”。
村を立て直し、仲間と絆を築きながら、
やがて帝国の陰謀に迫り、家を滅ぼした仇と対峙する。
辺境から始まる、ちょっぴりほのぼの(?)な村興しと、
静かに進む策略と復讐の物語。
俺たちYOEEEEEEE?のに異世界転移したっぽい?
くまの香
ファンタジー
いつもの朝、だったはずが突然地球を襲う謎の現象。27歳引きニートと27歳サラリーマンが貰ったスキル。これ、チートじゃないよね?頑張りたくないニートとどうでもいいサラリーマンが流されながら生きていく話。現実って厳しいね。
無属性魔法しか使えない少年冒険者!!
藤城満定
ファンタジー
「祝福の儀式」で授かった属性魔法は無属性魔法だった。無属性と書いてハズレや役立たずと読まれている属性魔法を極めて馬鹿にしてきた奴らの常識を覆して見返す「ざまあ」系ストーリー。
不定期投稿作品です。
高校生の俺、異世界転移していきなり追放されるが、じつは最強魔法使い。可愛い看板娘がいる宿屋に拾われたのでもう戻りません
下昴しん
ファンタジー
高校生のタクトは部活帰りに突然異世界へ転移してしまう。
横柄な態度の王から、魔法使いはいらんわ、城から出ていけと言われ、いきなり無職になったタクト。
偶然会った宿屋の店長トロに仕事をもらい、看板娘のマロンと一緒に宿と食堂を手伝うことに。
すると突然、客の兵士が暴れだし宿はメチャクチャになる。
兵士に殴り飛ばされるトロとマロン。
この世界の魔法は、生活で利用する程度の威力しかなく、とても弱い。
しかし──タクトの魔法は人並み外れて、無法者も脳筋男もひれ伏すほど強かった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる