2 / 12
第一章
異世界誕生
しおりを挟む
アルタニア王国の王都の東に所領を持つリカード伯爵家に男子が誕生した。
「旦那様、無事にお生まれになりました、男の子であります。」
執事服の男が恭しく当主であるリカード伯爵に報告した。
「うむ、そうか。それでメアリーの体調はどうか?」
「はい奥様も至ってご健康の様子です。」
「あいわかった。あとで顔を見に行こう。準備ができたら教えてくれ。」
「かしこまりました。」
執事服の男が部屋を出ていく、残された男は執務に戻る。
リカード伯爵家 子供部屋
弟か妹の無事な出産を待ちかねる兄妹達がソワソワして待っている。
「お兄様まだでしょうか?」
何度目かの確認を口にする妹リステリアに長兄のサルサムが
「もう少しだろう、先ほど父上の執務室に出入りする音がしたから」
と聡い兄は答える。
するとその声を聞いたかの様に部屋のドアが開き侍女が顔を出す。
「皆様方ご無事に弟君がお産まれいたしました。後ほどお顔合わせがございますのでそれまでお待ちください。」
「ええ分かったわ。弟なのね、早く会いたいわ。」
リステリアが答えたの兄達に笑顔で
「良かったですわね、お母様もお元気なのでしょうね。」
と話しながらワクワクしていた。
リカード伯爵家 妻メアリーの部屋
「奥様、おめでとうございます。元気な男の子です。顔合わせのご準備を行いますが問題ないでしょうか?」
少し疲れた顔のメアリーは我が子の顔を見ながら静かに微笑みながら頷いた。
30分後、夫と子供達3人が部屋を訪れ新たな弟を皆で祝福していた。
しかし、そこでメアリーがある事を口にした。
「貴方そして子供達にお話がります、ここだけのお話です。他の者は部屋から下がりなさい。」
そう言うと家族だけの空間になるのを待ち
「この子は特別な子供の様です。産まれる時に女神様から神託がありました。」
「神託!女神様から?」
「はい。この子は女神様から使命を受けている様です。だからこの子はできる限り好きな様に生きていける様に協力してあげなければならないと思います。この事は他言無用ですよ。」
と言うと皆が顔を見回しながら頷いた。
3年後。
あれから3年が経過した。
僕は3歳になり言葉も不自由なく話せる様になった、身体も同年代の子と比べ成長が早く見える。
身体能力向上と言う能力は、体に関するすべての能力値が高くなるというもので、記憶力や思考能力も非常に高く感じる。
「アル(アルサイル)、何処にいるの?」
図書室で本を読んでいるといつもの声が聞こえて来た。
姉のリス(リステリア)が僕を探している様だ。
少しすると図書室のドアが開き
「やっぱりここにいた。もうお昼よ早く食堂においで。」
と声をかけて来た。
「はい、お姉さま今行くよ。」
と答える僕に笑顔で頷く姉と一緒に食堂に向かう。
食堂に行くとそこには既に2人の兄が、母と共に揃っていた。
「アルの本好きもかなりのものね。」
母が笑いながらそう言うと兄達がニコニコして頷いている。
いつも笑顔の食卓、僕はこの家に生まれて良かったと心から思った。
午後の僕の日課は、剣術の稽古だ。
剣術といってもまだ3歳の僕は、2人の兄の真似をする程度だ。
長兄のサルサ(サルサム)は既に王都にある学園に通っており、週末の休みの日に帰ってくることが多い。
次兄のノーム(ノルサイム)は10歳で剣に素質がある様でサルサと互角に打ち合えている。
教師は騎士のマイルカ(騎士爵位)で伯爵家の私兵の統率と管理をしている。
僕は専用の短い木刀を素振りするのと前世で習っていた剣道の型を繰り返している。
時々マイルカが僕の様子を見ているが特に何かを言うこともない。
兄達の剣の稽古が終われば僕は広い庭を走り始める。
父に許可を受けて庭の一角にアスレチックな工作物と体力作りの道具を置いてもらっている。
これも前世の記憶によるものだ。
とにかくこの世界では生きるのが非常に厳しいのだ。
医療は発達しておらずポーションか教会での治癒魔法がその全てで、お金がなければ我慢するだけなのだ。
食事についても不満が多い、味付け(塩)が濃ゆく調理方法も焼くか煮るぐらいなのだ。
時々調理場を覗いては調理人に質問をしているが、他も同じ様なようだ。
魔法が使えるようにならないかと自分に対して鑑定を実施していたある日。
3歳の誕生日の朝であるがステータスに
[魔力感知、魔力操作、魔力]
と言う項目が増えていた。
魔力については初期値が30、魔力感知にはレベル的な値はなく魔力操作には(小)と記載されていた。
魔法は具体的な事象の創造であろうと言う持論からその夜から挑戦と解析を行なった。
暗くなった部屋で寝具を頭から被ると豆電球をイメージして右手人差し指を立てて
「ライト」
と口にする。
寝具の中で指先に豆電球のような光が灯る。
『やったー!』思わずガッツポーズをする僕。
そしてステータスで消費魔力を確認する。
発現には魔力を1消費、継続には1時間に1を消費するようだ。
次にLED的な明かりをイメージして
「ライト」「!ウワーッ」
思わず声を上げて目を押さえる。
明るさの程度をイメージしていなかったためかなりの激しい灯りが発現したようだ。
痛みのある目を押さえながら、癒すようなイメージで
「ヒール」
と唱えると次第に痛みが緩和されて目が見えるようになった。
ステータスを確認すると
20ほど魔力が減り残りは8、新たな項目
[光魔法(初)]、[治癒魔法(小)]
と記載されていた。
もう一度LEDライトをイメージして小さな明かりを照らすように
「ライト」
と唱えると、小さな白い灯りが灯った。
それをだんだん明るく照度を上げると同じように明るさが上がっていった。
消費魔力は発現が1で3段階くらい上げると1消費魔力が増える感じ。
そんな事をしていたら突然意識がなくなった。
目を覚ますと朝になっていた。
どうやら魔力を使いすぎて魔力切れで意識を失ったようだ、外ならばとても危険な事だ。
以後魔力の残量には気をつけよう。
朝ステータスを確認すると、
[魔力30→33、魔力操作(小)→(中)]
に変化していた。
これは魔力を使い切ると増えると言うことかな、今夜も試してみよう。
これは大きな発見だった、寿命を伸ばすには魔力が大きければ大きほどいいのなら試す価値はあるだろう。
いつまで魔力が伸びるのかわからない以上毎日挑戦すべき最優事項となった。
誕生から5年が経過。
5歳になった僕のステータスは、かなり大きく変化していた。
身体的な能力は剣術を教えている騎士のマイルカとほぼ同じ、魔力は1日3つづつ増えて33→760になっていた。
使える魔法の種類は、
[光魔法(中)]、[治癒魔法(中)]、[風魔法(初)]、[土魔法(初)]、[火魔法(初)]
[水魔法(初)]、「収納魔法(小)]、[身体強化(小)]
で収納が増えたのが嬉しかった。
これでアイテムボックスの代わりが手に入った。
光魔法以外はレベルがまだ初級程度、なかなか上達しない。
治療魔法については、死にかけた動物や魔物に対してかなり発動していたからかなり上達したのが理由だ。
5歳児が森にトコトコ出かけて魔物や獣を狩るわけにはいかない。
屋敷の裏に林がある、僕の背丈でなら外から姿を見つける事はできない。
そこで僕は暇を見つけては魔法の練習をしているのだ。
他の兄や姉が魔法の練習をしていないのかって、残念ながら魔法自体稀少であり王都の学園においてのみその素質が鑑定できるそうだ。
学園に行っている長兄のサルサが火魔法の素質があると認められたが、魔力自体はそれほど無く3回ほど攻撃魔法を使用すると魔力が回復するまで使えないそうだ。
それでもその素質は貴重で王国魔法師団の仮入隊が決まっている。
何故かと言えば、魔力の問題を解決する方法があるからに他ならない。
魔石だ属性の魔石に魔力を込めておいてそれを電池がわりに使えば何度も魔法を使用できると言う裏技である。
僕のステータスに別の新しいスキルが記載されている。
[身体異常耐性(小)]、[魔法耐性(小)]、[物理耐性(小)]
の3つだ。
自分に対して魔法をぶつけたり、毒を少量舐めてみたりして耐性を獲得したのだ。
治癒魔法があるから出来た耐性でもある。
スキルに(小)とあるが、小→中→大、または初→中→上がるようだが、(小)でもかなりの効果が認められた。
治癒魔法の(中)などは、切れかかった手足がくっ付いて元通りになるほど。
光魔法については,明かりだけではなく浄化や洗浄それとレーザービームが出るようになった。
光魔法の攻撃魔法は書物を読んでもアンデット系の魔物に浄化が効く程度の記載しかなく、レーザービームなどと言う魔法は書かれて無かった。
このビームの威力は凄まじく、見えるものならどんなに遠くてもどんなに硬くても問題なく到達し突き抜けるのだ。
だから到達範囲を決めてから撃たなければこの世界の反対側にも届く恐れがある。
これだけの魔法を使えるようになった僕は、まだ家族にはその事実を伝えていない。
今の幸せな生活を失いたくないからだ。
「旦那様、無事にお生まれになりました、男の子であります。」
執事服の男が恭しく当主であるリカード伯爵に報告した。
「うむ、そうか。それでメアリーの体調はどうか?」
「はい奥様も至ってご健康の様子です。」
「あいわかった。あとで顔を見に行こう。準備ができたら教えてくれ。」
「かしこまりました。」
執事服の男が部屋を出ていく、残された男は執務に戻る。
リカード伯爵家 子供部屋
弟か妹の無事な出産を待ちかねる兄妹達がソワソワして待っている。
「お兄様まだでしょうか?」
何度目かの確認を口にする妹リステリアに長兄のサルサムが
「もう少しだろう、先ほど父上の執務室に出入りする音がしたから」
と聡い兄は答える。
するとその声を聞いたかの様に部屋のドアが開き侍女が顔を出す。
「皆様方ご無事に弟君がお産まれいたしました。後ほどお顔合わせがございますのでそれまでお待ちください。」
「ええ分かったわ。弟なのね、早く会いたいわ。」
リステリアが答えたの兄達に笑顔で
「良かったですわね、お母様もお元気なのでしょうね。」
と話しながらワクワクしていた。
リカード伯爵家 妻メアリーの部屋
「奥様、おめでとうございます。元気な男の子です。顔合わせのご準備を行いますが問題ないでしょうか?」
少し疲れた顔のメアリーは我が子の顔を見ながら静かに微笑みながら頷いた。
30分後、夫と子供達3人が部屋を訪れ新たな弟を皆で祝福していた。
しかし、そこでメアリーがある事を口にした。
「貴方そして子供達にお話がります、ここだけのお話です。他の者は部屋から下がりなさい。」
そう言うと家族だけの空間になるのを待ち
「この子は特別な子供の様です。産まれる時に女神様から神託がありました。」
「神託!女神様から?」
「はい。この子は女神様から使命を受けている様です。だからこの子はできる限り好きな様に生きていける様に協力してあげなければならないと思います。この事は他言無用ですよ。」
と言うと皆が顔を見回しながら頷いた。
3年後。
あれから3年が経過した。
僕は3歳になり言葉も不自由なく話せる様になった、身体も同年代の子と比べ成長が早く見える。
身体能力向上と言う能力は、体に関するすべての能力値が高くなるというもので、記憶力や思考能力も非常に高く感じる。
「アル(アルサイル)、何処にいるの?」
図書室で本を読んでいるといつもの声が聞こえて来た。
姉のリス(リステリア)が僕を探している様だ。
少しすると図書室のドアが開き
「やっぱりここにいた。もうお昼よ早く食堂においで。」
と声をかけて来た。
「はい、お姉さま今行くよ。」
と答える僕に笑顔で頷く姉と一緒に食堂に向かう。
食堂に行くとそこには既に2人の兄が、母と共に揃っていた。
「アルの本好きもかなりのものね。」
母が笑いながらそう言うと兄達がニコニコして頷いている。
いつも笑顔の食卓、僕はこの家に生まれて良かったと心から思った。
午後の僕の日課は、剣術の稽古だ。
剣術といってもまだ3歳の僕は、2人の兄の真似をする程度だ。
長兄のサルサ(サルサム)は既に王都にある学園に通っており、週末の休みの日に帰ってくることが多い。
次兄のノーム(ノルサイム)は10歳で剣に素質がある様でサルサと互角に打ち合えている。
教師は騎士のマイルカ(騎士爵位)で伯爵家の私兵の統率と管理をしている。
僕は専用の短い木刀を素振りするのと前世で習っていた剣道の型を繰り返している。
時々マイルカが僕の様子を見ているが特に何かを言うこともない。
兄達の剣の稽古が終われば僕は広い庭を走り始める。
父に許可を受けて庭の一角にアスレチックな工作物と体力作りの道具を置いてもらっている。
これも前世の記憶によるものだ。
とにかくこの世界では生きるのが非常に厳しいのだ。
医療は発達しておらずポーションか教会での治癒魔法がその全てで、お金がなければ我慢するだけなのだ。
食事についても不満が多い、味付け(塩)が濃ゆく調理方法も焼くか煮るぐらいなのだ。
時々調理場を覗いては調理人に質問をしているが、他も同じ様なようだ。
魔法が使えるようにならないかと自分に対して鑑定を実施していたある日。
3歳の誕生日の朝であるがステータスに
[魔力感知、魔力操作、魔力]
と言う項目が増えていた。
魔力については初期値が30、魔力感知にはレベル的な値はなく魔力操作には(小)と記載されていた。
魔法は具体的な事象の創造であろうと言う持論からその夜から挑戦と解析を行なった。
暗くなった部屋で寝具を頭から被ると豆電球をイメージして右手人差し指を立てて
「ライト」
と口にする。
寝具の中で指先に豆電球のような光が灯る。
『やったー!』思わずガッツポーズをする僕。
そしてステータスで消費魔力を確認する。
発現には魔力を1消費、継続には1時間に1を消費するようだ。
次にLED的な明かりをイメージして
「ライト」「!ウワーッ」
思わず声を上げて目を押さえる。
明るさの程度をイメージしていなかったためかなりの激しい灯りが発現したようだ。
痛みのある目を押さえながら、癒すようなイメージで
「ヒール」
と唱えると次第に痛みが緩和されて目が見えるようになった。
ステータスを確認すると
20ほど魔力が減り残りは8、新たな項目
[光魔法(初)]、[治癒魔法(小)]
と記載されていた。
もう一度LEDライトをイメージして小さな明かりを照らすように
「ライト」
と唱えると、小さな白い灯りが灯った。
それをだんだん明るく照度を上げると同じように明るさが上がっていった。
消費魔力は発現が1で3段階くらい上げると1消費魔力が増える感じ。
そんな事をしていたら突然意識がなくなった。
目を覚ますと朝になっていた。
どうやら魔力を使いすぎて魔力切れで意識を失ったようだ、外ならばとても危険な事だ。
以後魔力の残量には気をつけよう。
朝ステータスを確認すると、
[魔力30→33、魔力操作(小)→(中)]
に変化していた。
これは魔力を使い切ると増えると言うことかな、今夜も試してみよう。
これは大きな発見だった、寿命を伸ばすには魔力が大きければ大きほどいいのなら試す価値はあるだろう。
いつまで魔力が伸びるのかわからない以上毎日挑戦すべき最優事項となった。
誕生から5年が経過。
5歳になった僕のステータスは、かなり大きく変化していた。
身体的な能力は剣術を教えている騎士のマイルカとほぼ同じ、魔力は1日3つづつ増えて33→760になっていた。
使える魔法の種類は、
[光魔法(中)]、[治癒魔法(中)]、[風魔法(初)]、[土魔法(初)]、[火魔法(初)]
[水魔法(初)]、「収納魔法(小)]、[身体強化(小)]
で収納が増えたのが嬉しかった。
これでアイテムボックスの代わりが手に入った。
光魔法以外はレベルがまだ初級程度、なかなか上達しない。
治療魔法については、死にかけた動物や魔物に対してかなり発動していたからかなり上達したのが理由だ。
5歳児が森にトコトコ出かけて魔物や獣を狩るわけにはいかない。
屋敷の裏に林がある、僕の背丈でなら外から姿を見つける事はできない。
そこで僕は暇を見つけては魔法の練習をしているのだ。
他の兄や姉が魔法の練習をしていないのかって、残念ながら魔法自体稀少であり王都の学園においてのみその素質が鑑定できるそうだ。
学園に行っている長兄のサルサが火魔法の素質があると認められたが、魔力自体はそれほど無く3回ほど攻撃魔法を使用すると魔力が回復するまで使えないそうだ。
それでもその素質は貴重で王国魔法師団の仮入隊が決まっている。
何故かと言えば、魔力の問題を解決する方法があるからに他ならない。
魔石だ属性の魔石に魔力を込めておいてそれを電池がわりに使えば何度も魔法を使用できると言う裏技である。
僕のステータスに別の新しいスキルが記載されている。
[身体異常耐性(小)]、[魔法耐性(小)]、[物理耐性(小)]
の3つだ。
自分に対して魔法をぶつけたり、毒を少量舐めてみたりして耐性を獲得したのだ。
治癒魔法があるから出来た耐性でもある。
スキルに(小)とあるが、小→中→大、または初→中→上がるようだが、(小)でもかなりの効果が認められた。
治癒魔法の(中)などは、切れかかった手足がくっ付いて元通りになるほど。
光魔法については,明かりだけではなく浄化や洗浄それとレーザービームが出るようになった。
光魔法の攻撃魔法は書物を読んでもアンデット系の魔物に浄化が効く程度の記載しかなく、レーザービームなどと言う魔法は書かれて無かった。
このビームの威力は凄まじく、見えるものならどんなに遠くてもどんなに硬くても問題なく到達し突き抜けるのだ。
だから到達範囲を決めてから撃たなければこの世界の反対側にも届く恐れがある。
これだけの魔法を使えるようになった僕は、まだ家族にはその事実を伝えていない。
今の幸せな生活を失いたくないからだ。
1
あなたにおすすめの小説
もしかして寝てる間にざまぁしました?
ぴぴみ
ファンタジー
令嬢アリアは気が弱く、何をされても言い返せない。
内気な性格が邪魔をして本来の能力を活かせていなかった。
しかし、ある時から状況は一変する。彼女を馬鹿にし嘲笑っていた人間が怯えたように見てくるのだ。
私、寝てる間に何かしました?
悪役令嬢の独壇場
あくび。
ファンタジー
子爵令嬢のララリーは、学園の卒業パーティーの中心部を遠巻きに見ていた。
彼女は転生者で、この世界が乙女ゲームの舞台だということを知っている。
自分はモブ令嬢という位置づけではあるけれど、入学してからは、ゲームの記憶を掘り起こして各イベントだって散々覗き見してきた。
正直に言えば、登場人物の性格やイベントの内容がゲームと違う気がするけれど、大筋はゲームの通りに進んでいると思う。
ということは、今日はクライマックスの婚約破棄が行われるはずなのだ。
そう思って卒業パーティーの様子を傍から眺めていたのだけど。
あら?これは、何かがおかしいですね。
冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
ぼっちで死んだら、創造主が迎えに来た!
旬乃助
ファンタジー
(パ―――ン!カンカンカンカン!)(がやがやがや)(ズンチャカ♪ズンチャカ♪…)(ピコ…ピコ…ピコ…)(がやがやがや)一斉に行き交う人と車…。
少しばかりのお惣菜を機械にかざし…小さな財布から小銭を探す…「お金は此方に入れて下さいポイントカードは…」せきたてる言葉に身体が竦くむ。
街の喧騒から逃れる様に家路につく。そんな日々が続いている。
生をなして92年、何時お迎えが来ても良い様 身なりを整え床に就く…。
…
…
…『ニャー』
『…また、目覚めて…し…まった…?』 …? …? う うーん?…「「「…?…眩しいわ!!!」」」…白銀の世界が何処までも続いている…
―――「「「うるさいぞ!!!!」」」―――
「⁉…。」 何処からか声が…神?…女神?…口の悪い少女が立っていた…
「おぬしはこれから別世界に転生する」「…?」なんですと⁉「また人生をやれと⁉」やっとお迎えが来たと思ったら また いちからやれと…。「不満か?」そりゃあ不満ですとも、理不尽な世界、神がいるなら何とか出来なかったのか!
主人公小梅と創造主マロンが繰り広げるハチャメチャ異世界ファンタジー
ちょっぴり笑えてちょっぴり切ない チートな物語
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
異世界配信中。幼馴染みに捨てられた俺に、神々(視聴者)がコメントしてくるんだが。
葉月
ファンタジー
コルネ村で、幼なじみであり恋人でもあったユリアナと、ささやかな幸福を分かち合って生きていたロイド。
だがある日、ユリアナは女神の愛子として目覚め、国王の命により王都へと連れ去られる。
突然、日常を奪われ、運命に引き裂かれたロイドは、抗う術も持たぬまま、否応なく大きな流れへと呑み込まれていく。
これは、奪われたものを取り戻すため、そして理不尽な運命に抗おうとする、一人の少年の物語である。
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
シナリオ通り追放されて早死にしましたが幸せでした
黒姫
恋愛
乙女ゲームの悪役令嬢に転生しました。神様によると、婚約者の王太子に断罪されて極北の修道院に幽閉され、30歳を前にして死んでしまう設定は変えられないそうです。さて、それでも幸せになるにはどうしたら良いでしょうか?(2/16 完結。カテゴリーを恋愛に変更しました。)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる