14 / 28
ダンジョン攻略 中編
しおりを挟む
11階層からはダンジョン内がガラリと変わった。
死者の魔物が現れ始めたのだ、高位の死者の魔物には聖属性の攻撃しか通じない。
スケルトンが3体ずつ現れてチカやカミュに叩き伏せられて階層を進む。
ー 12階層
スケルトンにレイスが加わり始めるが、僕の聖属性の武器を皆に配り倒していく。
ドロップ品は何故か石鹸だった。
ー 13階層
スケルトンの上位種が現れ始め時々レイスが混じる。
ー 14階層
グールが現れ始めた。
地中からワラワラと姿を表すのはちょっとしたホラーだ。
動きが遅い死霊たちに手間取ることもなく階層を進む。
ー 15階層
今までの死霊が団体でで始めた先に扉があった。
扉を開けると一体の骸骨が司祭のような格好で佇んでいた。
「リッチだな。」
僕がそう言うとカクカクと口を動かした後
「ようこそ生者よ。ここが貴様らの墓場だ。」
と言うと魔法を複数展開し始める。
アスカが結界魔法を展開し、カレンが攻撃魔法を構築しながら様子を見る。
僕は魔法反射の結界を複数出して攻撃を反射する。
攻撃を全て反射され反撃されたリッチが
「嘘だ!生者が我の攻撃魔法を防ぐばかりか攻撃するなどと・・」
と何が言っている、そこにカレンの火魔法が
「インフェルノ」
地獄かと思える炎がリッチを覆う、耐え忍んだリッチがボロボロの服を引きづりながらも最後の攻撃魔法を仕掛ける。
「ダークネス・アブソーチン」
どうやら闇魔法で生命エネルギーを吸い取る魔法のようだ。
魔法反射結界を張ると僕は、魔法剣に聖属性を発動させて一気に接近するとその旨の魔石を砕いた。
崩れ落ちるリッチ、すると
「階層主の討伐を確認しました。」
とのメッセージが流れ奥の扉が開く、転移陣と階下に進む通路が見える。
「次行くよ。」
と声をかけながら宝箱を開けて進む、宝箱は今度も金箱。
ー 16階層
ここは水の世界だった、だだっ広い湖の中に細い陸地が奥へと続く。
大きな滝も見える、水の中には何かが泳いでいるようだが暗くて見えない。
皆で陸地を歩いていると突然水辺から鋭い水魔法の攻撃が。
「結界」
アスカが結界で防ぐ中進むと、進路を塞ぐように大きな魚の頭をした魚人のような魔物がモリを手に数体姿を現した。
カミュとチカが果敢に攻めていく、問題なく討伐完了し次の階層へ。
ー 17階層
ここは風景はその上と同じだが出てくる魔物が、サメのようなものと陸に上がって来たものがワニのような魔物リザードマンだった。
これらも問題なく打ち倒して進む僕ら。
問題ないね。
ー 18階層
ここはボコボコと音を立てて沸騰する熱湯の世界だった。
現れるのは真っ赤な皮膚をしたリザードマンと大ウナギのような魔物。(熱くて赤くなっているのか?)
口から酸を吹きかけるウナギと中々の剣捌きをするリザードマン、しかし僕らの敵ではなかった。
ー 19階層
ここは逆に氷の世界だった。
氷魔法で攻撃するリザードマンの影から痺れる毒を飛ばす鉄砲魚。
この攻撃にカミュが一瞬体の自由を奪われたが、僕の与えた状態異常無効の指輪で難を逃れた。
備えることの大切さを大いに感じた。
ー 20 階層
とうとう20回層に来た、大きな湖の中にポツンと島がありそこに扉があった。
扉を開くとそこにはさらに大きな海のような湖、いや塩辛いので海と言える。
ここのボスは、クラーケンだった。
とにかく巨大なボスだ。
僕は皆を結界で守らせると、海の水を収納魔法で吸い尽くした。
そして炎魔法でイカ焼きにして討伐したのだった。
その戦いに
「嘘みたいな戦いね。」
とカレンが呆れ気味に言った。
いかに巨大な魔物でもその有利な空間を無くせばただの大きな獲物でしかないと言う事、しかもクラーケンはそこまで防御力がなかったので楽に倒せたのだった。
宝箱は今度も金、金箱しかないんじゃないか?
しかも中身は身代わりのミサンガ10個、足の数だけかよ。
死者の魔物が現れ始めたのだ、高位の死者の魔物には聖属性の攻撃しか通じない。
スケルトンが3体ずつ現れてチカやカミュに叩き伏せられて階層を進む。
ー 12階層
スケルトンにレイスが加わり始めるが、僕の聖属性の武器を皆に配り倒していく。
ドロップ品は何故か石鹸だった。
ー 13階層
スケルトンの上位種が現れ始め時々レイスが混じる。
ー 14階層
グールが現れ始めた。
地中からワラワラと姿を表すのはちょっとしたホラーだ。
動きが遅い死霊たちに手間取ることもなく階層を進む。
ー 15階層
今までの死霊が団体でで始めた先に扉があった。
扉を開けると一体の骸骨が司祭のような格好で佇んでいた。
「リッチだな。」
僕がそう言うとカクカクと口を動かした後
「ようこそ生者よ。ここが貴様らの墓場だ。」
と言うと魔法を複数展開し始める。
アスカが結界魔法を展開し、カレンが攻撃魔法を構築しながら様子を見る。
僕は魔法反射の結界を複数出して攻撃を反射する。
攻撃を全て反射され反撃されたリッチが
「嘘だ!生者が我の攻撃魔法を防ぐばかりか攻撃するなどと・・」
と何が言っている、そこにカレンの火魔法が
「インフェルノ」
地獄かと思える炎がリッチを覆う、耐え忍んだリッチがボロボロの服を引きづりながらも最後の攻撃魔法を仕掛ける。
「ダークネス・アブソーチン」
どうやら闇魔法で生命エネルギーを吸い取る魔法のようだ。
魔法反射結界を張ると僕は、魔法剣に聖属性を発動させて一気に接近するとその旨の魔石を砕いた。
崩れ落ちるリッチ、すると
「階層主の討伐を確認しました。」
とのメッセージが流れ奥の扉が開く、転移陣と階下に進む通路が見える。
「次行くよ。」
と声をかけながら宝箱を開けて進む、宝箱は今度も金箱。
ー 16階層
ここは水の世界だった、だだっ広い湖の中に細い陸地が奥へと続く。
大きな滝も見える、水の中には何かが泳いでいるようだが暗くて見えない。
皆で陸地を歩いていると突然水辺から鋭い水魔法の攻撃が。
「結界」
アスカが結界で防ぐ中進むと、進路を塞ぐように大きな魚の頭をした魚人のような魔物がモリを手に数体姿を現した。
カミュとチカが果敢に攻めていく、問題なく討伐完了し次の階層へ。
ー 17階層
ここは風景はその上と同じだが出てくる魔物が、サメのようなものと陸に上がって来たものがワニのような魔物リザードマンだった。
これらも問題なく打ち倒して進む僕ら。
問題ないね。
ー 18階層
ここはボコボコと音を立てて沸騰する熱湯の世界だった。
現れるのは真っ赤な皮膚をしたリザードマンと大ウナギのような魔物。(熱くて赤くなっているのか?)
口から酸を吹きかけるウナギと中々の剣捌きをするリザードマン、しかし僕らの敵ではなかった。
ー 19階層
ここは逆に氷の世界だった。
氷魔法で攻撃するリザードマンの影から痺れる毒を飛ばす鉄砲魚。
この攻撃にカミュが一瞬体の自由を奪われたが、僕の与えた状態異常無効の指輪で難を逃れた。
備えることの大切さを大いに感じた。
ー 20 階層
とうとう20回層に来た、大きな湖の中にポツンと島がありそこに扉があった。
扉を開くとそこにはさらに大きな海のような湖、いや塩辛いので海と言える。
ここのボスは、クラーケンだった。
とにかく巨大なボスだ。
僕は皆を結界で守らせると、海の水を収納魔法で吸い尽くした。
そして炎魔法でイカ焼きにして討伐したのだった。
その戦いに
「嘘みたいな戦いね。」
とカレンが呆れ気味に言った。
いかに巨大な魔物でもその有利な空間を無くせばただの大きな獲物でしかないと言う事、しかもクラーケンはそこまで防御力がなかったので楽に倒せたのだった。
宝箱は今度も金、金箱しかないんじゃないか?
しかも中身は身代わりのミサンガ10個、足の数だけかよ。
1
あなたにおすすめの小説
のほほん異世界暮らし
みなと劉
ファンタジー
異世界に転生するなんて、夢の中の話だと思っていた。
それが、目を覚ましたら見知らぬ森の中、しかも手元にはなぜかしっかりとした地図と、ちょっとした冒険に必要な道具が揃っていたのだ。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
俺、何しに異世界に来たんだっけ?
右足の指
ファンタジー
「目的?チートスキル?…なんだっけ。」
主人公は、転生の儀に見事に失敗し、爆散した。
気づいた時には見知らぬ部屋、見知らぬ空間。その中で佇む、美しい自称女神の女の子…。
「あなたに、お願いがあります。どうか…」
そして体は宙に浮き、見知らぬ方陣へと消え去っていく…かに思えたその瞬間、空間内をとてつもない警報音が鳴り響く。周りにいた羽の生えた天使さんが騒ぎたて、なんだかポカーンとしている自称女神、その中で突然と身体がグチャグチャになりながらゆっくり方陣に吸い込まれていく主人公…そして女神は確信し、呟いた。
「やべ…失敗した。」
女神から託された壮大な目的、授けられたチートスキルの数々…その全てを忘れた主人公の壮大な冒険(?)が今始まる…!
追放された俺の木工スキルが実は最強だった件 ~森で拾ったエルフ姉妹のために、今日も快適な家具を作ります~
☆ほしい
ファンタジー
ブラック企業で過労死した俺は、異世界の伯爵家の三男・ルークとして生を受けた。
しかし、五歳で授かったスキルは「創造(木工)」。戦闘にも魔法にも役立たない外れスキルだと蔑まれ、俺はあっさりと家を追い出されてしまう。
前世でDIYが趣味だった俺にとっては、むしろ願ってもない展開だ。
貴族のしがらみから解放され、自由な職人ライフを送ろうと決意した矢先、大森林の中で衰弱しきった幼いエルフの姉妹を発見し、保護することに。
言葉もおぼつかない二人、リリアとルナのために、俺はスキルを駆使して一夜で快適なログハウスを建て、温かいベッドと楽しいおもちゃを作り与える。
これは、不遇スキルとされた木工技術で最強の職人になった俺が、可愛すぎる義理の娘たちとのんびり暮らす、ほのぼの異世界ライフ。
死んだはずの貴族、内政スキルでひっくり返す〜辺境村から始める復讐譚〜
のらねこ吟醸
ファンタジー
帝国の粛清で家族を失い、“死んだことにされた”名門貴族の青年は、
偽りの名を与えられ、最果ての辺境村へと送り込まれた。
水も農具も未来もない、限界集落で彼が手にしたのは――
古代遺跡の力と、“俺にだけ見える内政スキル”。
村を立て直し、仲間と絆を築きながら、
やがて帝国の陰謀に迫り、家を滅ぼした仇と対峙する。
辺境から始まる、ちょっぴりほのぼの(?)な村興しと、
静かに進む策略と復讐の物語。
俺得リターン!異世界から地球に戻っても魔法使えるし?アイテムボックスあるし?地球が大変な事になっても俺得なんですが!
くまの香
ファンタジー
鹿野香(かのかおる)男49歳未婚の派遣が、ある日突然仕事中に異世界へ飛ばされた。(←前作)
異世界でようやく平和な日常を掴んだが、今度は地球へ戻る事に。隕石落下で大混乱中の地球でも相変わらず呑気に頑張るおじさんの日常。「大丈夫、俺、ラッキーだから」
間違い転生!!〜神様の加護をたくさん貰っても それでものんびり自由に生きたい〜
舞桜
ファンタジー
「初めまして!私の名前は 沙樹崎 咲子 35歳 自営業 独身です‼︎よろしくお願いします‼︎」
突然 神様の手違いにより死亡扱いになってしまったオタクアラサー女子、
手違いのお詫びにと色々な加護とチートスキルを貰って異世界に転生することに、
だが転生した先でまたもや神様の手違いが‼︎
神々から貰った加護とスキルで“転生チート無双“
瞳は希少なオッドアイで顔は超絶美人、でも性格は・・・
転生したオタクアラサー女子は意外と物知りで有能?
だが、死亡する原因には不可解な点が…
数々の事件が巻き起こる中、神様に貰った加護と前世での知識で乗り越えて、
神々と家族からの溺愛され前世での心の傷を癒していくハートフルなストーリー?
様々な思惑と神様達のやらかしで異世界ライフを楽しく過ごす主人公、
目指すは“のんびり自由な冒険者ライフ‼︎“
そんな主人公は無自覚に色々やらかすお茶目さん♪
*神様達は間違いをちょいちょいやらかします。これから咲子はどうなるのか?のんびりできるといいね!(希望的観測っw)
*投稿周期は基本的には不定期です、3日に1度を目安にやりたいと思いますので生暖かく見守って下さい
*この作品は“小説家になろう“にも掲載しています
三歳で婚約破棄された貧乏伯爵家の三男坊そのショックで現世の記憶が蘇る
マメシバ
ファンタジー
貧乏伯爵家の三男坊のアラン令息
三歳で婚約破棄され
そのショックで前世の記憶が蘇る
前世でも貧乏だったのなんの問題なし
なによりも魔法の世界
ワクワクが止まらない三歳児の
波瀾万丈
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる