強運と幸運を持ったガチャ好きな召喚者は目標が無いので最強を目指してみた

中沢日秋

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第一章 奔走冒険者編

第二十九話 ふざけんな

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     下品なものが出てくるのでお気をつけください。
     本作品をお読みいただきありがとうございます。
     以上、本編です。

     **********

 ・生ゴミ10kg   ☆-2
 ・資源ごみ20kg  ☆1
 ・粗大ゴミ120kg  ☆-3
 ・不燃ごみ3kg    ☆-5
 ・ゴミ袋3セット  ☆1

 俺が何をしたっていうんだァァァァァァァぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!
 生ゴミ10kgって何!?おれはいったいなにした!?俺がなにをしたっていうんだ!?
 ぎゃあああああああああああああああ!!

 ・・・・・・虚しすぎる。
 これってレアガチャだよな?ノーマルじゃないよな?マイナスガチャとかじゃないだろ?ね?
 スーパーガチャ5連続。

 ・防御無効(クールタイム5分)☆9
 ・ステータス数値移動     ☆EX
 ・完全制御          ☆9
 ・攻撃無効(クールタイム5分)☆9
 ・完全感知          ☆7

 なんか、チートすぎる物が多すぎる気がする。なぜ?なぜ俺がこんな能力を手に入れるんだ?
 ま、いっか。
 エクストラガチャ5連続発動。

 ・固体支配        ☆10
 ・うんちっちセット    ☆-∞マイナス無限
 ・昇天腕         ☆9
 ・浮遊          ☆8
 ・エクスたらスマッシュ  ☆-∞マイナス無限

 は?
 うんちっちセット?エクスたらスマッシュ?なにそれ?解説カモン。

 うんちっちセット
  効果 青空からうんちっちが舞い降りてくる
     地面からうんちっちが湧いてくる
     空間からうんちっちが差し出される
     海からうんちっちが浮かんでくる
     100㎡百平方メートルのうんちっち・tha・ワールドが作り出される
               (精神破壊専用)
 エクスたらスマッシュ
  効果 名前がカッコ良い
     名前がかっこ悪い

 ふっざけんじゃねええええええええええ!!!
 完っ全なゴミじゃねええええええかアアアアアアアア!!!
 精神破壊専用ってなに?なんなのそれ?
 うんちっち・tha・ワールドってなんなの?これ必要だっていう人居る?

 まるで一人芝居をしているかのように表情と行動を変えていく広樹を、優しげな目で見ていた御仲間が大勢いました。
 広樹はあまりのショックで周りに仲間がいることをすっぽり忘れて、様々な今後の予想に知識を総動員していた。

 もうすぐ帝国につくな。ミリスとルムに聞いた話ではバトルロワイヤルとかコロシアムとかもあるらしいが、俺は出る気はない。
 けど、ギルドマスターや国の重鎮や中枢に推薦されると免れることが出来ない。金次第では免れることも出来るらしいけど金をそんなことで使いたくはない。
 ま、どうせ出るならやれるとこまでやってがっぽり稼いでみたいな。
 むこうで何かおいしいものがあればいいな。思いっきり内陸国だから山の幸が豊富なんだろうな。異世界肉と一回食べてみたいしなあ。
 ・・・・・・よくよく考えてみれば俺、こっちの世界に来てから料理作ってねえな。前は親父(仮)の仕事で食べる弁当まで俺が作ってたもんなあ。
 久しぶりに作りたいなあ。文化祭の時とか・・・・・・文化祭か・・・・・・思い出したくなかった。

 広樹の参加した文化祭や祭りの料理店は100%真っ黒字、売り上げNo.1間違い無し。そのためいろんな催しに引っ張りだこになる始末。
 自力で一時的な菓子店を開くも、多めに購入しておいた材料が全部消え、舞ってもらった人には念には念には念には念には念を入れて作っておいたレシピのくじ引き、それで我慢してもらっていた。
 「もう二度と菓子店なんてひらかねえぞ・・・・・・!」
 そう、自分の才能を呪った事があった。メアド、住所、名前、などを聞かれまくり、すぐさま逃げ出し何とか己の身を守っていた。

 「?どうかしましたか?何か気の遠くなるような顔をしていらっしゃいますが・・・・・・・」
 「ん、ああ。少し昔のことを思い出してな。心配してくれてありがとう、サファイア」

 で、とりあえず帝国についたら宿探し、で、迷宮かダンジョンでギルマスギルドマスターの正確でも調査するか。ひどい奴だったらギルドにはなるべく関わらないようにしよう。

 「すやすや」
 「すやすや」

 おい、アレキライト、ディアン、なんで俺の脚の上で寝てるんだ?
 で、恨めしそうな顔をするなミリス!そしてルム!お前は魔力を練って何をするつもりだ!

 あぐらを書いている広樹の膝の上ですやすや眠る双子の精霊を、落ち着くなあと思った広樹だった。
 私も膝枕してもらいたいと思ったルムだった。
 アレキライトとディアンのことを羨ましいと心底思ったミリスがいた。
 普段から落ち着いた顔のサファイアが顔を赤くして、フレスタの背中で正座をしていることは誰にも気づかれなかったそうだ。
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