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リアムの家の主張はこうだ。
「一方的な婚約破棄はおかしい。こちらは誠実な対応をしていたのに、そうやって急に破棄を宣言するのは不誠実極まりない。特に、そのリアムがジニーとかいう女子生徒と付き合っているという勘違いで、そのような考えに至るあなたたちの頭は一体どうなっているんだ?
我々の温情で、このことはなかったことにするので、今後はこういう態度を取らないように。また、そのような態度を取ったあなたたちのせいで、我々はいたく傷ついた。慰謝料を請求する」
あくまでリアムとジニーの関係を勘違いだと主張し、あまつさえ慰謝料を請求している。
私とリアムを婚約破棄させない一番の理由が、後半の慰謝料から察せられる。
少し前に両親が言っていたことを思い出した。
「実のところ、何度か向こうから借金の申し入れが来ている。どうやら、財政的に厳しい状況らしい」
――と。
つまりは、そういうことなのだろう。
彼らが私との婚約を破棄したくない理由は、私の家から金をむしり取るため。
それ以外にはありはしない。
もし金銭以外に理由があるのであれば、こんなふうに私たちの家を雑に扱うことはないはずだ。
「どういたしましょう?」
私はお父様に尋ねた。
「実質、拒否されたことになりますが」
「心配するな」
と、お父様。
「想定内だ。端から、向こうに期待など求めていなかった。これはただの形式だ」
「それでは、国王陛下に、ということですか?」
「そうだ」
お父様は言った。
「我々では埒が明かないからな。陛下に直接お伺いを立て、我々の婚約破棄に関して助言を頂こう。陛下から言われてしまえば、さすがの彼らも婚約破棄を了承してくれるはずだ」
「一方的な婚約破棄はおかしい。こちらは誠実な対応をしていたのに、そうやって急に破棄を宣言するのは不誠実極まりない。特に、そのリアムがジニーとかいう女子生徒と付き合っているという勘違いで、そのような考えに至るあなたたちの頭は一体どうなっているんだ?
我々の温情で、このことはなかったことにするので、今後はこういう態度を取らないように。また、そのような態度を取ったあなたたちのせいで、我々はいたく傷ついた。慰謝料を請求する」
あくまでリアムとジニーの関係を勘違いだと主張し、あまつさえ慰謝料を請求している。
私とリアムを婚約破棄させない一番の理由が、後半の慰謝料から察せられる。
少し前に両親が言っていたことを思い出した。
「実のところ、何度か向こうから借金の申し入れが来ている。どうやら、財政的に厳しい状況らしい」
――と。
つまりは、そういうことなのだろう。
彼らが私との婚約を破棄したくない理由は、私の家から金をむしり取るため。
それ以外にはありはしない。
もし金銭以外に理由があるのであれば、こんなふうに私たちの家を雑に扱うことはないはずだ。
「どういたしましょう?」
私はお父様に尋ねた。
「実質、拒否されたことになりますが」
「心配するな」
と、お父様。
「想定内だ。端から、向こうに期待など求めていなかった。これはただの形式だ」
「それでは、国王陛下に、ということですか?」
「そうだ」
お父様は言った。
「我々では埒が明かないからな。陛下に直接お伺いを立て、我々の婚約破棄に関して助言を頂こう。陛下から言われてしまえば、さすがの彼らも婚約破棄を了承してくれるはずだ」
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