14 / 32
二章
第四話
しおりを挟む
その報せが届いたのは、朝日がヴィンセント港の水面を白く焼き始めた頃だった。
ヴァリエール邸の応接室。徹夜の疲労と焦燥で、セレナの翡翠色の瞳には、うっすらと血走った赤みが差していた。
そこへ、泥と返り血にまみれた冒険者ケインが、重い足取りで姿を現した。
「……すまねえ、セレナ。間に合わなかった」
ケインの絞り出すような声に、室内の温度が数度下がった。
彼は力なく椅子に腰を下ろしたが、その革鎧からは鉄錆のような血の臭いと、湿った森の冷気が立ち上っていた。
彼らが夜通し馬を飛ばし、西の森の奥深くで見つけたのは、無残に横転した馬車と、変わり果てた姿の監査官一行だった。
「……死んだ、のか?」
セレナの声が震える。
ケインは無言で頷いた。その瞳には、凄惨な現場を目の当たりにした者にしか宿らない、暗い光が揺れている。
「監査官、従者、馬に至るまで……。獣か、あるいはそれ以上に性質の悪い魔物に執拗に襲われた痕があった」
「……自警団とギルドへの報告は仲間が向かっている。現場の状況からして、大型の魔物による襲撃として処理されるだろうな。……運が悪かったとしか言いようがねえ」
ケインは忌々しげに吐き捨てたが、その表情は晴れない。
「あんたらが探していた……横領の証拠になるようなものは、何一つ持っていなかった。馬車は派手に荒らされていたが、荷物に手を付けた形跡はなかったんだ」
「そうか……」
セレナは力なくソファに沈み込んだ。
父の無実を証明する唯一の鍵だった監査官。その死は、ヴァリエール伯爵に着せられた「汚職」という泥を注ぎ落とす術が、完全に暗闇の中に消え去ったことを意味していた。
拳を握りしめ、自らの膝を強く打つセレナ。その横でヴィクターもまた、苦い表情で沈黙を守っていた。
◇
沈痛な面持ちで立ち尽くす一同。
そんな重苦しい空気を切り裂くように、部屋の隅から「よいしょっ」と場違いに明るい声が響いた。
「それじゃあお嬢様、ヴィクターさんにケインさん。私、ちょっと街までお出かけしてきますね!」
見れば、身支度を整えたリリィが、いつもの能天気な笑顔で手を振っている。
「……おい、リリィ。この状況でどこへ行くってんだよ」
セレナが半ば呆れて尋ねると、リリィは人差し指を立てて誇らしげに答えた。
「カシアンさんのところですよぉ! 喫茶店の飲食代を返しに行かないと。あのままじゃ、お金を『盗んだ』ことになっちゃいますから。それはメイドのプライドが許しません!」
「……なるほど。ヴァリエール家の存亡よりも、食い逃げの汚名をそそぐ方が優先というわけですか。実に貴女らしい」
ヴィクターが深いため息をつきながら、皮肉交じりに言葉を添える。
「あ、ヴィクターさん! パフェ代は、盗んだわけじゃないですからね! ただちょっと、衝撃的なお話を聞いて、頭から抜けちゃっただけです! ちゃんと払うつもりだったんですぅ!」
「誰も盗んだなんて言っていませんよ。……もっとも、貴女が払うべき対価を一時的に懐に入れていたという点では、概念的な『盗難』と大差ありませんが。返却するまで、その金は『盗品』同然ですよ」
「ひどい! 泥棒扱いしないでください!」
リリィの「お金を盗む」という言葉。
それは本来なら、上司と部下のいつもの騒がしい掛け合いとして聞き流されるはずのものだった。
だが、その瞬間、セレナの脳裏に鋭い閃光が走った。
「……待て。盗んだ、金……?」
セレナが唐突に立ち上がり、翡翠色の瞳を険しく光らせた。
「……なぁ。監査官は横領した金をどうしたんだろう。あいつが主犯なら、相当な額を溜め込んでいたはずだよな」
その呟きに、ヴィクターが鋭く反応する。
「……と、おっしゃいますと? 確かに、横領したとされる公金の行方は依然として不明なままですが」
「監査官の持物から多額の金銭は見つかっていない。ケイン、お前の報告じゃ荷物に盗難の跡はなかったんだろ? ……お前らがネコババしたわけじゃねえよな?」
疑いの目を向けられたケインは、不快そうに眉間を寄せ、どっかと椅子に深く背を預けた。
「馬鹿言うな。俺たちのプライドにかけて、死人から金を剥ぎ取るような真似はしねえ。第一、そんな出どころの分からない大金に手を出したら、すぐに冒険者ギルドに足がつく」
「だよな。となれば、ケインたちが盗んだとも考えにくいし、魔物が金貨を食うはずもねえ」
セレナの指摘を受け、ヴィクターは眼鏡のブリッジを押し上げ、情報を高速で整理し始めた。
「……左様ですね。監査官が王都へ逃げ帰る際、その大金を持ち出していないとなれば、……冒険者ギルドや商業ギルドに預けたと考えるのが自然ですが」
「……いや、ヴィクター。ギルドがそんな出所不明の金を預かると思うか? 奴ら、帳簿の管理には死ぬほど煩いだろう。なあケイン」
「ああ、お前の言う通りだ。正規の窓口を通せるはずがねえ」
「そうなると公的な記録に残る場所には置けない。となれば、別の場所に預けるか、人目に付かない場所に隠した……と見るべきでしょう」
ヴィクターがセレナの問いに答える。
「しかし、あいつは王都に帰るつもりだったんだろ? ならば、街に残って管理する人間が必要だ。地面に埋めておくだけじゃ、いつ誰に掘り返されるか分かったもんじゃねえ」
そこへ、街の裏表を知るケインが口を挟む。
「街道に出る前に、誰かに預けたってことか。だが、そんな大金をどうやって動かす? 街の中で商隊でも組ませりゃ、嫌でも目につくぜ。特に今は自警団も目を皿にしているはずだ」
ヴィクターがさらに推察を重ねる。
「物理的に隠さずとも、洗浄——いわゆるマネーロンダリングを済ませれば、冒険者ギルドや商業ギルドを通じて王都へ送金することも可能です」
「洗浄って、服を洗うみたいにジャブジャブ洗えるんですか? そんな多額の汚れたお金を、誰にもバレずに綺麗にするなんて……」
リリィの純粋な疑問に、ヴィクターが冷徹に答えた。
「ええ。闇ギルドを経由すれば可能です。汚れきった金も、裏の流通から、表に出る頃には真っ白な『正当な利益』に成り代わる」
「だがよ、ヴィクター。王都の監査官が、この街の闇ギルドと直接関わったりしたら、悪目立ちし過ぎるだろ」
セレナは核心を突いた。
「……つまりだ。監査官に代わって金を管理し、ロンダリングを行っている『共犯者』が必ず居る。それも、怪しまれずに大金を動かせる立場の奴がな」
セレナの瞳に、再び強い意志の光が宿った。ケインも、得心したように唇の端を上げた。
「なるほどな。監査官が身一つで逃げたのは、金を持たずとも『後で受け取れる』手はずが整っていたからか……」
「共犯……。この街でそれほどの影響力を持つ者……」
ヴィクターが呟き、部屋に熱を帯びた沈黙が流れた。
ケインは静かに立ち上がり、腰の剣帯を締め直す。
「俺の仕事はここまでだ。あとはあんたら貴族様の知恵比べだ。……だが、剣が必要な時は必ず声を掛けろよ」
新たな標的の影が、ヴィンセントの街の中に落ちていた。
絶望のどん底にあったヴァリエール邸に今、真の黒幕へと続く追跡の火が灯った。
ヴァリエール邸の応接室。徹夜の疲労と焦燥で、セレナの翡翠色の瞳には、うっすらと血走った赤みが差していた。
そこへ、泥と返り血にまみれた冒険者ケインが、重い足取りで姿を現した。
「……すまねえ、セレナ。間に合わなかった」
ケインの絞り出すような声に、室内の温度が数度下がった。
彼は力なく椅子に腰を下ろしたが、その革鎧からは鉄錆のような血の臭いと、湿った森の冷気が立ち上っていた。
彼らが夜通し馬を飛ばし、西の森の奥深くで見つけたのは、無残に横転した馬車と、変わり果てた姿の監査官一行だった。
「……死んだ、のか?」
セレナの声が震える。
ケインは無言で頷いた。その瞳には、凄惨な現場を目の当たりにした者にしか宿らない、暗い光が揺れている。
「監査官、従者、馬に至るまで……。獣か、あるいはそれ以上に性質の悪い魔物に執拗に襲われた痕があった」
「……自警団とギルドへの報告は仲間が向かっている。現場の状況からして、大型の魔物による襲撃として処理されるだろうな。……運が悪かったとしか言いようがねえ」
ケインは忌々しげに吐き捨てたが、その表情は晴れない。
「あんたらが探していた……横領の証拠になるようなものは、何一つ持っていなかった。馬車は派手に荒らされていたが、荷物に手を付けた形跡はなかったんだ」
「そうか……」
セレナは力なくソファに沈み込んだ。
父の無実を証明する唯一の鍵だった監査官。その死は、ヴァリエール伯爵に着せられた「汚職」という泥を注ぎ落とす術が、完全に暗闇の中に消え去ったことを意味していた。
拳を握りしめ、自らの膝を強く打つセレナ。その横でヴィクターもまた、苦い表情で沈黙を守っていた。
◇
沈痛な面持ちで立ち尽くす一同。
そんな重苦しい空気を切り裂くように、部屋の隅から「よいしょっ」と場違いに明るい声が響いた。
「それじゃあお嬢様、ヴィクターさんにケインさん。私、ちょっと街までお出かけしてきますね!」
見れば、身支度を整えたリリィが、いつもの能天気な笑顔で手を振っている。
「……おい、リリィ。この状況でどこへ行くってんだよ」
セレナが半ば呆れて尋ねると、リリィは人差し指を立てて誇らしげに答えた。
「カシアンさんのところですよぉ! 喫茶店の飲食代を返しに行かないと。あのままじゃ、お金を『盗んだ』ことになっちゃいますから。それはメイドのプライドが許しません!」
「……なるほど。ヴァリエール家の存亡よりも、食い逃げの汚名をそそぐ方が優先というわけですか。実に貴女らしい」
ヴィクターが深いため息をつきながら、皮肉交じりに言葉を添える。
「あ、ヴィクターさん! パフェ代は、盗んだわけじゃないですからね! ただちょっと、衝撃的なお話を聞いて、頭から抜けちゃっただけです! ちゃんと払うつもりだったんですぅ!」
「誰も盗んだなんて言っていませんよ。……もっとも、貴女が払うべき対価を一時的に懐に入れていたという点では、概念的な『盗難』と大差ありませんが。返却するまで、その金は『盗品』同然ですよ」
「ひどい! 泥棒扱いしないでください!」
リリィの「お金を盗む」という言葉。
それは本来なら、上司と部下のいつもの騒がしい掛け合いとして聞き流されるはずのものだった。
だが、その瞬間、セレナの脳裏に鋭い閃光が走った。
「……待て。盗んだ、金……?」
セレナが唐突に立ち上がり、翡翠色の瞳を険しく光らせた。
「……なぁ。監査官は横領した金をどうしたんだろう。あいつが主犯なら、相当な額を溜め込んでいたはずだよな」
その呟きに、ヴィクターが鋭く反応する。
「……と、おっしゃいますと? 確かに、横領したとされる公金の行方は依然として不明なままですが」
「監査官の持物から多額の金銭は見つかっていない。ケイン、お前の報告じゃ荷物に盗難の跡はなかったんだろ? ……お前らがネコババしたわけじゃねえよな?」
疑いの目を向けられたケインは、不快そうに眉間を寄せ、どっかと椅子に深く背を預けた。
「馬鹿言うな。俺たちのプライドにかけて、死人から金を剥ぎ取るような真似はしねえ。第一、そんな出どころの分からない大金に手を出したら、すぐに冒険者ギルドに足がつく」
「だよな。となれば、ケインたちが盗んだとも考えにくいし、魔物が金貨を食うはずもねえ」
セレナの指摘を受け、ヴィクターは眼鏡のブリッジを押し上げ、情報を高速で整理し始めた。
「……左様ですね。監査官が王都へ逃げ帰る際、その大金を持ち出していないとなれば、……冒険者ギルドや商業ギルドに預けたと考えるのが自然ですが」
「……いや、ヴィクター。ギルドがそんな出所不明の金を預かると思うか? 奴ら、帳簿の管理には死ぬほど煩いだろう。なあケイン」
「ああ、お前の言う通りだ。正規の窓口を通せるはずがねえ」
「そうなると公的な記録に残る場所には置けない。となれば、別の場所に預けるか、人目に付かない場所に隠した……と見るべきでしょう」
ヴィクターがセレナの問いに答える。
「しかし、あいつは王都に帰るつもりだったんだろ? ならば、街に残って管理する人間が必要だ。地面に埋めておくだけじゃ、いつ誰に掘り返されるか分かったもんじゃねえ」
そこへ、街の裏表を知るケインが口を挟む。
「街道に出る前に、誰かに預けたってことか。だが、そんな大金をどうやって動かす? 街の中で商隊でも組ませりゃ、嫌でも目につくぜ。特に今は自警団も目を皿にしているはずだ」
ヴィクターがさらに推察を重ねる。
「物理的に隠さずとも、洗浄——いわゆるマネーロンダリングを済ませれば、冒険者ギルドや商業ギルドを通じて王都へ送金することも可能です」
「洗浄って、服を洗うみたいにジャブジャブ洗えるんですか? そんな多額の汚れたお金を、誰にもバレずに綺麗にするなんて……」
リリィの純粋な疑問に、ヴィクターが冷徹に答えた。
「ええ。闇ギルドを経由すれば可能です。汚れきった金も、裏の流通から、表に出る頃には真っ白な『正当な利益』に成り代わる」
「だがよ、ヴィクター。王都の監査官が、この街の闇ギルドと直接関わったりしたら、悪目立ちし過ぎるだろ」
セレナは核心を突いた。
「……つまりだ。監査官に代わって金を管理し、ロンダリングを行っている『共犯者』が必ず居る。それも、怪しまれずに大金を動かせる立場の奴がな」
セレナの瞳に、再び強い意志の光が宿った。ケインも、得心したように唇の端を上げた。
「なるほどな。監査官が身一つで逃げたのは、金を持たずとも『後で受け取れる』手はずが整っていたからか……」
「共犯……。この街でそれほどの影響力を持つ者……」
ヴィクターが呟き、部屋に熱を帯びた沈黙が流れた。
ケインは静かに立ち上がり、腰の剣帯を締め直す。
「俺の仕事はここまでだ。あとはあんたら貴族様の知恵比べだ。……だが、剣が必要な時は必ず声を掛けろよ」
新たな標的の影が、ヴィンセントの街の中に落ちていた。
絶望のどん底にあったヴァリエール邸に今、真の黒幕へと続く追跡の火が灯った。
0
あなたにおすすめの小説
モブ転生とはこんなもの
詩森さよ(さよ吉)
恋愛
あたしはナナ。貧乏伯爵令嬢で転生者です。
乙女ゲームのプロローグで死んじゃうモブに転生したけど、奇跡的に助かったおかげで現在元気で幸せです。
今ゲームのラスト近くの婚約破棄の現場にいるんだけど、なんだか様子がおかしいの。
いったいどうしたらいいのかしら……。
現在筆者の時間的かつ体力的に感想などを受け付けない設定にしております。
どうぞよろしくお願いいたします。
他サイトでも公開しています。
異世界転移したら、神の力と無敵の天使軍団を授かったんだが。
猫正宗
ファンタジー
白羽明星は気付けば異世界転移しており、背に純白の六翼を生やした熾天使となっていた。
もともと現世に未練などなかった明星は、大喜びで異世界の大空を飛び回る。
すると遥か空の彼方、誰も到達できないほどの高度に存在する、巨大な空獣に守られた天空城にたどり着く。
主人不在らしきその城に入ると頭の中にダイレクトに声が流れてきた。
――霊子力パターン、熾天使《セラフ》と認識。天界の座マスター登録します。……ああ、お帰りなさいルシフェル様。お戻りをお待ち申し上げておりました――
風景が目まぐるしく移り変わる。
天空城に封じられていた七つの天国が解放されていく。
移り変わる景色こそは、
第一天 ヴィロン。
第二天 ラキア。
第三天 シャハクィム。
第四天 ゼブル。
第五天 マオン。
第六天 マコン。
それらはかつて天界を構成していた七つの天国を再現したものだ。
気付けば明星は、玉座に座っていた。
そこは天の最高位。
第七天 アラボト。
そして玉座の前には、明星に絶対の忠誠を誓う超常なる存在《七元徳の守護天使たち》が膝をついていたのだった。
――これは異世界で神なる権能と無敵の天使軍団を手にした明星が、調子に乗ったエセ強者を相手に無双したり、のんびりスローライフを満喫したりする物語。
妾の子だからといって、公爵家の令嬢を侮辱してただで済むと思っていたんですか?
木山楽斗
恋愛
公爵家の妾の子であるクラリアは、とある舞踏会にて二人の令嬢に詰められていた。
彼女達は、公爵家の汚点ともいえるクラリアのことを蔑み馬鹿にしていたのである。
公爵家の一員を侮辱するなど、本来であれば許されることではない。
しかし彼女達は、妾の子のことでムキになることはないと高を括っていた。
だが公爵家は彼女達に対して厳正なる抗議をしてきた。
二人が公爵家を侮辱したとして、糾弾したのである。
彼女達は何もわかっていなかったのだ。例え妾の子であろうとも、公爵家の一員であるクラリアを侮辱してただで済む訳がないということを。
※HOTランキング1位、小説、恋愛24hポイントランキング1位(2024/10/04) 皆さまの応援のおかげです。誠にありがとうございます。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
【完結】たぶん私本物の聖女じゃないと思うので王子もこの座もお任せしますね聖女様!
貝瀬汀
恋愛
ここ最近。教会に毎日のようにやってくる公爵令嬢に、いちゃもんをつけられて参っている聖女、フレイ・シャハレル。ついに彼女の我慢は限界に達し、それならばと一計を案じる……。ショートショート。※題名を少し変更いたしました。
腹に彼の子が宿っている? そうですか、ではお幸せに。
四季
恋愛
「わたくしの腹には彼の子が宿っていますの! 貴女はさっさと消えてくださる?」
突然やって来た金髪ロングヘアの女性は私にそんなことを告げた。
異世界に転移したら、孤児院でごはん係になりました
雪月夜狐
ファンタジー
ある日突然、異世界に転移してしまったユウ。
気がつけば、そこは辺境にある小さな孤児院だった。
剣も魔法も使えないユウにできるのは、
子供たちのごはんを作り、洗濯をして、寝かしつけをすることだけ。
……のはずが、なぜか料理や家事といった
日常のことだけが、やたらとうまくいく。
無口な男の子、甘えん坊の女の子、元気いっぱいな年長組。
個性豊かな子供たちに囲まれて、
ユウは孤児院の「ごはん係」として、毎日を過ごしていく。
やがて、かつてこの孤児院で育った冒険者や商人たちも顔を出し、
孤児院は少しずつ、人が集まる場所になっていく。
戦わない、争わない。
ただ、ごはんを作って、今日をちゃんと暮らすだけ。
ほんわか天然な世話係と子供たちの日常を描く、
やさしい異世界孤児院ファンタジー。
【しっかり書き換え版】『異世界でたった1人の日本人』~ 異世界で日本の神の加護を持つたった1人の男~
石のやっさん
ファンタジー
12/17 13時20分 HOT男性部門1位 ファンタジー日間 1位 でした。
ありがとうございます
主人公の神代理人(かみしろ りひと)はクラスの異世界転移に巻き込まれた。
転移前に白い空間にて女神イシュタスがジョブやスキルを与えていたのだが、理人の番が来た時にイシュタスの顔色が変わる。「貴方神臭いわね」そう言うと理人にだけジョブやスキルも与えずに異世界に転移をさせた。
ジョブやスキルの無い事から早々と城から追い出される事が決まった、理人の前に天照の分体、眷属のアマ=テラス事『テラスちゃん』が現れた。
『異世界の女神は誘拐犯なんだ』とリヒトに話し、神社の宮司の孫の理人に異世界でも生きられるように日本人ならではの力を授けてくれた。
ここから『異世界でたった1人の日本人、理人の物語』がスタートする
「『異世界でたった1人の日本人』 私達を蔑ろにしチート貰ったのだから返して貰いますね」が好評だったのですが...昔に書いて小説らしくないのでしっかり書き始めました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる