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二章
閑話
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「わあ、やっぱりふっさふさ……!」
セレナお姉さんのお屋敷の広い裏庭には、ミーナの新しいお友達がいたの。それは、とーっても大きくて、黄金色の毛並みが太陽みたいにキラキラしてる、魔獣のポチ!
大人はみんな「強力な魔獣だ!」って言うけれど、ポチは街の子供たちみんなの人気者。
ミーナは迷わず、そのもふもふの毛の中にダイブ!
あったかくて、お日様の匂いがして、まるで雲みたいに柔らかい。ポチが大きな鼻先でミーナの背中を「ツン!」ってしたら、ミーナは「くすぐったーい!」って笑っちゃった。
大きな尻尾に巻かれて、ブランコみたいに「ふわふわ」って宙に浮かせてもらったり、草むらで追いかけっこをしたり。
たくさん遊んで、ミーナが遊び疲れてウトウトしているうちに、ポチの首元の毛の中にすっかり埋もれて、ぐっすり眠っちゃったの。
「んん……」
目が覚めたら、空がオレンジ色に染まってた。
「もう夕方?」
ミーナが目をこすりながら起き上がると、ポチが「グルルッ」って低く鳴いたの。
「帰る時間だって? うん、送ってくれるの? ありがとう、ポチ!」
ミーナは手慣れた様子で、ポチの広い背中に「ひょい」ってまたがる。
大きな体が「ドスッドスッ」ってゆっくり動き出して、夕闇が迫る森の中を進んでいく。木々の葉っぱの間から差し込むオレンジ色の光が、ポチの毛並みをいっそうキラキラさせてて、とっても綺麗だったんだ。
でもね、その静かな帰り道は、急に大きな声で破られたの。
「待て! その子を放せ、卑劣な魔獣め!」
茂みから「ザザザッ」って飛び出してきたのは、白銀の鎧を着たエドワードおじさん!
今日の歩く音は「パカパカ」じゃなくて、「カツッ、カツッ」ってとっても静か。どうやらブーツを新しくしたみたいで、なんだかいつもより誇らしげな顔をしてる。
「えっ、エドワードおじさん!?」
「心配ない、ミーナ嬢! 今すぐその化け物から救い出してやる! ……そしておじさんではない!」
エドワードおじさんは、ミーナがポチに「食べられちゃう!」って勘違いしてるみたい。剣を構えて「シュッ!」って一気に近づくと、ポチに向かって「えいっ!」って剣を振り下ろしたの。
「キィィィィィィィン!」
金属音が響く。でもね、ミーナは「あれ?」って思ったの。エドワードおじさんの剣は、ポチの分厚い毛皮に弾かれて、まるで何事もなかったみたいだったんだ。
「な、なにっ……!? 刃が通らないだと!?」
ポチは「ふぁあ~」って大きなあくびをした。ミーナには「邪魔だなあ」って言ってるみたいに聞こえたよ。焦ったエドワードおじさんは、剣を引き抜くと「ぴょん!」って大きく飛び退いたの。
「ならば、これならどうだ!
"Justice is with me! Let the judgment of God be engraved upon your body!" ……Eat this, "閃光"!!」
エドワードおじさんの全身が、「ピカーッ!」って、太陽を地上に引きずり下ろしたみたいに眩しい光を放ったの!
「うわっ、まぶしいー!」
ミーナは思わず目を覆ったよ。近くでこれを見ちゃったポチも、さすがに「むむむ」って顔をして、ちょっとだけ「イラッ」としたみたい。
「グルルッ!」
ポチは反射的に、右の鋭い爪を「ビュン!」って振るったの。
「シュンッ!」っていう風を切る音。
エドワードおじさんは辛うじて首を「ヒュン!」ってすくめて、ギリギリで避けたように見えたんだけど……。
「……はぁ、はぁ。どうだ、ひるんだか!」
エドワードおじさんは「ドヤッ」って顔で剣を構え直したけど、ミーナは思わず「ああっ!」って声を上げそうになっちゃった。
「ミーナ嬢、どうした? どこか怪我を……?」
心配そうに顔を覗き込んでくるエドワードおじさん。でも、ミーナはレディ。ここは気づかないふりをしてあげるのが優しさだよね。
「ううん、なんでもないの! ポチは私の友達なの、仲良くして!」
ミーナが一生懸命説明して、ようやくエドワードおじさんは剣を「カチャッ」って鞘に収めたの。
「……なるほど。高位の魔獣には知性があると聞く。失礼した、魔獣殿」
こうして、先頭をエドワードおじさんが「カツッ、カツッ」って新しいブーツで歩いて、その後ろをミーナを乗せたポチが続く、みんなで仲良く街へ向かうことになったんだ。
街に入ると、子供たちが「あ、ポチだー!」って駆け寄ってきたの。でもね、先頭を歩くおじさんの姿を見た途端、みんな「ひゃあ!」って顔を引きつらせて、蜘蛛の子を散らすみたいに逃げ出しちゃった。
そんな街の子供たちの様子を見たエドワードおじさんは、眉間にシワを寄せて「うむ」って頷いているよ。
「魔獣殿が警戒されているようだな。ミーナ嬢を襲っていると勘違いされては敵わんな」
おじさんはポチの背からミーナを降ろすと、その手を「ぎゅっ」ってしっかりと握って、守るみたいに歩き出したんだ。
おじさんと白銀の鎧は、歩くたびに夕日に反射してキラキラ輝いてる。
その時、逃げていた子供たちが一斉にミーナたちを指さして叫んだの。
「魔獣が追ってきたー!」
「河童の魔獣だ! ミーナちゃんが誘拐されるぞー!」
「……河童?」
エドワードおじさんは「何のことだ?」って顔をしている。
そこへ、騒ぎを聞きつけてケインおじさんとミケお姉ちゃんが来てくれたんだ。でも二人とも、エドワードおじさんを見た途端、顔を真っ赤にして凄く苦しそうにしてるの。
「ケイン! 待て! この魔獣は危険な魔獣ではないのだ」
エドワードおじさんは必死にポチを庇って、ケインおじさんを押し止めようとした。
「くっ……大丈夫だ……俺たちが倒すべきは、そのふっさふさじゃない。……ふっさふさじゃない奴だ」
ケインおじさんは、肩を震わせて苦しそうに、エドワードおじさんの顔をまともに見られないでいる。
「ぷっ……アタシたちが倒すべきは、少女を誘拐しようとしてる変態魔獣ニャ」
ミケお姉ちゃんも、地面にうずくまって何とか喋ってる。
二人があんまり苦しそうだから、ミーナが心配でオロオロしていると、急に手に「ひんやり」した手鏡が手渡されたんだ。ビックリして後ろを向くと、いつの間にかスミレお姉ちゃんが立ってた。全然気づかなかった。
スミレお姉ちゃんは無表情のまま、黙って頷いた。
ミーナは勇気を出して、手鏡をエドワードおじさんに向けたんだ。
「おじさん、どうぞ……」
「どうしたミーナ嬢、突然鏡など……なにー!! ない! ない! 髪が無い! 髪がないじゃないか!」
鏡の中に映っていたのは、ポチの爪で頂点を見事な円形に、つるーんって刈り取られた、お皿みたいな頭だったの!
「おじさんだけどね」
ミーナ、心の中で呟いたつもりだったけど、つい口に出ちゃったみたい。
「おじさんじゃないって! ……いや、それどころじゃない!」
エドワードおじさんは必死に両手で自分の頭を押さえて叫んだの。
「うわぁはぁはぁぁ! エドワードお前、Bランク冒険者になる前にBランク魔獣になっちまってどうする!」
もう堪えられなくなったケインおじさんは、お腹を抱えて指を差して笑い出した。
「Bランク魔獣『河童』ニャ。危険ニャ、誘拐されるニャ」
「ん。通報案件。猥褻物陳列罪」
ミケお姉ちゃんもスミレお姉ちゃんも、とっても楽しそう。
「ワンワン!」
ポチも尻尾をフリフリして、なんだか楽しそう。
周りのみんなも、さっきまでの怖がってた顔を忘れて、大声で笑ってる。
エドワードおじさんが街のみんなを明るく照らしてくれているんだ。そう思ったらミーナも嬉しくなっちゃって、みんなと一緒に「あはは!」って笑っちゃうのでした。
セレナお姉さんのお屋敷の広い裏庭には、ミーナの新しいお友達がいたの。それは、とーっても大きくて、黄金色の毛並みが太陽みたいにキラキラしてる、魔獣のポチ!
大人はみんな「強力な魔獣だ!」って言うけれど、ポチは街の子供たちみんなの人気者。
ミーナは迷わず、そのもふもふの毛の中にダイブ!
あったかくて、お日様の匂いがして、まるで雲みたいに柔らかい。ポチが大きな鼻先でミーナの背中を「ツン!」ってしたら、ミーナは「くすぐったーい!」って笑っちゃった。
大きな尻尾に巻かれて、ブランコみたいに「ふわふわ」って宙に浮かせてもらったり、草むらで追いかけっこをしたり。
たくさん遊んで、ミーナが遊び疲れてウトウトしているうちに、ポチの首元の毛の中にすっかり埋もれて、ぐっすり眠っちゃったの。
「んん……」
目が覚めたら、空がオレンジ色に染まってた。
「もう夕方?」
ミーナが目をこすりながら起き上がると、ポチが「グルルッ」って低く鳴いたの。
「帰る時間だって? うん、送ってくれるの? ありがとう、ポチ!」
ミーナは手慣れた様子で、ポチの広い背中に「ひょい」ってまたがる。
大きな体が「ドスッドスッ」ってゆっくり動き出して、夕闇が迫る森の中を進んでいく。木々の葉っぱの間から差し込むオレンジ色の光が、ポチの毛並みをいっそうキラキラさせてて、とっても綺麗だったんだ。
でもね、その静かな帰り道は、急に大きな声で破られたの。
「待て! その子を放せ、卑劣な魔獣め!」
茂みから「ザザザッ」って飛び出してきたのは、白銀の鎧を着たエドワードおじさん!
今日の歩く音は「パカパカ」じゃなくて、「カツッ、カツッ」ってとっても静か。どうやらブーツを新しくしたみたいで、なんだかいつもより誇らしげな顔をしてる。
「えっ、エドワードおじさん!?」
「心配ない、ミーナ嬢! 今すぐその化け物から救い出してやる! ……そしておじさんではない!」
エドワードおじさんは、ミーナがポチに「食べられちゃう!」って勘違いしてるみたい。剣を構えて「シュッ!」って一気に近づくと、ポチに向かって「えいっ!」って剣を振り下ろしたの。
「キィィィィィィィン!」
金属音が響く。でもね、ミーナは「あれ?」って思ったの。エドワードおじさんの剣は、ポチの分厚い毛皮に弾かれて、まるで何事もなかったみたいだったんだ。
「な、なにっ……!? 刃が通らないだと!?」
ポチは「ふぁあ~」って大きなあくびをした。ミーナには「邪魔だなあ」って言ってるみたいに聞こえたよ。焦ったエドワードおじさんは、剣を引き抜くと「ぴょん!」って大きく飛び退いたの。
「ならば、これならどうだ!
"Justice is with me! Let the judgment of God be engraved upon your body!" ……Eat this, "閃光"!!」
エドワードおじさんの全身が、「ピカーッ!」って、太陽を地上に引きずり下ろしたみたいに眩しい光を放ったの!
「うわっ、まぶしいー!」
ミーナは思わず目を覆ったよ。近くでこれを見ちゃったポチも、さすがに「むむむ」って顔をして、ちょっとだけ「イラッ」としたみたい。
「グルルッ!」
ポチは反射的に、右の鋭い爪を「ビュン!」って振るったの。
「シュンッ!」っていう風を切る音。
エドワードおじさんは辛うじて首を「ヒュン!」ってすくめて、ギリギリで避けたように見えたんだけど……。
「……はぁ、はぁ。どうだ、ひるんだか!」
エドワードおじさんは「ドヤッ」って顔で剣を構え直したけど、ミーナは思わず「ああっ!」って声を上げそうになっちゃった。
「ミーナ嬢、どうした? どこか怪我を……?」
心配そうに顔を覗き込んでくるエドワードおじさん。でも、ミーナはレディ。ここは気づかないふりをしてあげるのが優しさだよね。
「ううん、なんでもないの! ポチは私の友達なの、仲良くして!」
ミーナが一生懸命説明して、ようやくエドワードおじさんは剣を「カチャッ」って鞘に収めたの。
「……なるほど。高位の魔獣には知性があると聞く。失礼した、魔獣殿」
こうして、先頭をエドワードおじさんが「カツッ、カツッ」って新しいブーツで歩いて、その後ろをミーナを乗せたポチが続く、みんなで仲良く街へ向かうことになったんだ。
街に入ると、子供たちが「あ、ポチだー!」って駆け寄ってきたの。でもね、先頭を歩くおじさんの姿を見た途端、みんな「ひゃあ!」って顔を引きつらせて、蜘蛛の子を散らすみたいに逃げ出しちゃった。
そんな街の子供たちの様子を見たエドワードおじさんは、眉間にシワを寄せて「うむ」って頷いているよ。
「魔獣殿が警戒されているようだな。ミーナ嬢を襲っていると勘違いされては敵わんな」
おじさんはポチの背からミーナを降ろすと、その手を「ぎゅっ」ってしっかりと握って、守るみたいに歩き出したんだ。
おじさんと白銀の鎧は、歩くたびに夕日に反射してキラキラ輝いてる。
その時、逃げていた子供たちが一斉にミーナたちを指さして叫んだの。
「魔獣が追ってきたー!」
「河童の魔獣だ! ミーナちゃんが誘拐されるぞー!」
「……河童?」
エドワードおじさんは「何のことだ?」って顔をしている。
そこへ、騒ぎを聞きつけてケインおじさんとミケお姉ちゃんが来てくれたんだ。でも二人とも、エドワードおじさんを見た途端、顔を真っ赤にして凄く苦しそうにしてるの。
「ケイン! 待て! この魔獣は危険な魔獣ではないのだ」
エドワードおじさんは必死にポチを庇って、ケインおじさんを押し止めようとした。
「くっ……大丈夫だ……俺たちが倒すべきは、そのふっさふさじゃない。……ふっさふさじゃない奴だ」
ケインおじさんは、肩を震わせて苦しそうに、エドワードおじさんの顔をまともに見られないでいる。
「ぷっ……アタシたちが倒すべきは、少女を誘拐しようとしてる変態魔獣ニャ」
ミケお姉ちゃんも、地面にうずくまって何とか喋ってる。
二人があんまり苦しそうだから、ミーナが心配でオロオロしていると、急に手に「ひんやり」した手鏡が手渡されたんだ。ビックリして後ろを向くと、いつの間にかスミレお姉ちゃんが立ってた。全然気づかなかった。
スミレお姉ちゃんは無表情のまま、黙って頷いた。
ミーナは勇気を出して、手鏡をエドワードおじさんに向けたんだ。
「おじさん、どうぞ……」
「どうしたミーナ嬢、突然鏡など……なにー!! ない! ない! 髪が無い! 髪がないじゃないか!」
鏡の中に映っていたのは、ポチの爪で頂点を見事な円形に、つるーんって刈り取られた、お皿みたいな頭だったの!
「おじさんだけどね」
ミーナ、心の中で呟いたつもりだったけど、つい口に出ちゃったみたい。
「おじさんじゃないって! ……いや、それどころじゃない!」
エドワードおじさんは必死に両手で自分の頭を押さえて叫んだの。
「うわぁはぁはぁぁ! エドワードお前、Bランク冒険者になる前にBランク魔獣になっちまってどうする!」
もう堪えられなくなったケインおじさんは、お腹を抱えて指を差して笑い出した。
「Bランク魔獣『河童』ニャ。危険ニャ、誘拐されるニャ」
「ん。通報案件。猥褻物陳列罪」
ミケお姉ちゃんもスミレお姉ちゃんも、とっても楽しそう。
「ワンワン!」
ポチも尻尾をフリフリして、なんだか楽しそう。
周りのみんなも、さっきまでの怖がってた顔を忘れて、大声で笑ってる。
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