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予餞会 もういつ死んでもいいです!
しおりを挟むぽつん
予餞会です。学園祭です。周りは賑わってます。なのに、私は一人ぽつんと立ってます。いや、エリンさんと一緒だけど。でもさ、本当ならこういう時って恋人、婚約者のルイと一緒に模擬店を回るのが普通じゃない?ルイはどこよ?マヤと一緒なのか?
「貴族の結婚は政略なので、婚約者と回ってない人も多いですよ。」
エリンさんがフォローしてくれるけど、7年も生徒会奉仕させられて、この友達いません状態ってどうなのよ。
エリンさんと歩いてると、廊下の向こうから、金髪黒瞳の姿が見えた。
あれは
来たーーーーーーっ!!!!
目の前からしょうくん(King & Prince 平野紫耀)が私に向かって歩いてくる。映画「かぐや様は告らせたい」のさらさらの金髪黒瞳の白銀くんだ。
うわーうわーうわー。
めちゃめちゃかっこいい!かっこいい!かっこいい!映画より、雑誌より、テレビより、かっこいいよーー!!
恵都先輩、ありがとうございます!ありがとうございます!ありがとうございます!
しょうくんが私の目の前で止まった。
しょうくんが私に向かって、にこっと微笑んだ。
時が止まった。
体が揺れた。気づくと手首を掴まれて私の体が動かされていた。
「ちょちょちょ、こけちゃう。」
グイグイ校舎わきの人の少ない場所に連れていかれた。ルカだ。
「アリア嬢!君は自分の立場分かってるの?ぽーっと心ここにあらず状態で突っ立って!」
しょうくん・・・・・・
涙が出てきた。
私が泣き出したから、ルカは慌ててハンカチを出して私の涙を拭いてフォローをし始めた。
「アリア嬢、あのね、君は兄上の、この国の王太子の婚約者でしょ。兄上以外の男性に心惹かれるなんて、あってはいけないことだよ。」
そんなの分かってるわよ。
「なんでルイ殿下は来てくれないのよー。」
思わず本音が出た。ルイが望んで婚約の運びとなったはずなのに、私に興味ないみたいなんだもん。マヤと浮気してるからかなあ。私がアリアじゃないからなのかな。でも、アリアが元に戻るように気遣うとか、そういうの全く感じることができない。
「兄上に来て欲しいなら相手を拒まないと。あの人は自分が100%勝てると踏んだ時じゃないと出て来ないよ。それくらい分かってるでしょ。でも、あの様子は見てたと思うよ。生徒会にジャニズ王国のショーン王子がお忍びで来てるって連絡が入って、クロエ嬢に兄上を探して連れてきて欲しいとお願いしたから。」
もうヤダ。あんな婚約者。あの人の為に王妃教育、マナー、ダンス、いっぱいいっぱい勉強して、本当のアリアが戻ってきた時に変な噂で彼女が傷つかないようにできる限りの努力して。でもね、婚約者のルイが支えてくれたら頑張れると思うのよ。いや、弾劾裁判までという期限もあるからアリアの為に頑張ってるけどさー。もう涙が止まらないよー。
「アリア嬢、ごめんね。記憶をなくして辛いのに。
でも、兄上とアリア嬢の結婚はオールバニ王家とサウスプール公爵家の政略結婚でもあるんだよ。アリアから下手に婚約破棄の運びになったら、君の家族にも何らかの影響が出るんだよ。」
はあ?それは困る。サウスプール公爵家の方々には一宿一飯の恩義がある。レオ兄様は毎晩ダンスの練習を付き合ってくれている。でも、もうね、もうね、疲れちゃったよ。
そんな時、後ろから私を呼ぶ声がした。振り向くとそこにルイがいた。
「アリア、大丈夫かい?こっちへおいで、ジャニズ王国のショーン王子がいらしてる。君も挨拶をしよう。」
と私の方に手を差し伸べてきた。
私はなぜか魔王の手をとってしまった。アリアの意思なのかしら。ルイのこと、全然好きになれないのに。
去り際にルカの方を見なかった。
ううん、見れなかったのかもしれない。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
弾劾裁判まであと5日
King & Prince 平野紫耀くん
かぐや様は告らせたいの白銀くん
画像はTOHO様からいただきました。
まだ上映してます。是非観てください❤
うん。こういうすれ違い恋愛も腹黒も大好きです❤
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