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エリートオメガ受佐美の発情
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数日後。
受佐美は、朝からどうにも体がだるく、結局その日は学校を休むことにした。
「……ん……。」
ベッドの上で寝返りを打つが、どうにも熱っぽさが引かない。
額にはじっとりと汗が滲み、体の奥底が妙にざわつく感覚があった。
「はぁっ……はっ……。」
シーツを握りしめ、息を荒くする。
何かがおかしい。
これまで感じたことのない違和感が、全身を支配していく。
「兄さん、夕食の……あれ?」
リビングから声がして、ドアがそっと開く。
弟の小太刀が顔をのぞかせた。
ベッドに横たわる兄の異変に気づき、眉をひそめる。
「どうしたの?」
「……いらない。」
声がかすれ、背を向ける。
「え? 風邪でもひいた?」
不安げに問いかける弟を無視して、布団の中で受佐美は身を縮めた。
「疲れただけだ……ほっといてくれ。」
それでも小太刀は気遣わずにはいられず、結局夕飯を作り、再び部屋を訪れる。
「兄さん、お粥と薬、持ってき……。」
ふと、扉の前で小太刀が立ちすくむ。
部屋の中に入り込んできたのは、鼻をつくような甘い匂い。
アルファである彼には、それが何かすぐにわかった。
「……フェロモン……?」
ゴクリと喉を鳴らし、慎重に近づく。
兄はまだ布団に潜ったままだ。
「はぁ……はっ……。」
その異様な息遣いに、小太刀の背筋がぞっとする。
「兄さん……?」
声をかけても返事がない。
堪らず布団を捲ると、受佐美は額に冷や汗をかき、頬を上気させながらシーツを掴んで震えていた。
「……嘘だろ……。」
弟の瞳が大きく見開かれる。
目の前の兄から放たれるのは、間違いなくオメガのフェロモンだ。
むせ返るような甘い香りが、部屋中に充満している。
「ちょっ……やめ……!」
兄が慌てて布団を引き戻そうとするが、小太刀はもう目を離せなかった。
「これ……発情期……だよね……。」
恐る恐る手を伸ばそうとするが、兄が鋭く拒む。
「触るな……!」
その必死な声に、小太刀もさすがに手を引っ込めた。
「だけど……家にオメガ用の抑制剤なんて、ないし……。」
戸惑いと焦りが入り混じる声。
「は……? なに……言って……。」
受佐美は苦しげに体を丸めるが、小太刀はなおも戸惑いを隠せずにいた。
「兄さん、気づいてないんだ? 今……兄さんから出てるよ……オメガのフェロモン……。」
「っ……は……?」
目を見開き、信じられないものを見るように弟を見返す受佐美。
その顔は、恐怖と混乱に満ちていた。
受佐美は、朝からどうにも体がだるく、結局その日は学校を休むことにした。
「……ん……。」
ベッドの上で寝返りを打つが、どうにも熱っぽさが引かない。
額にはじっとりと汗が滲み、体の奥底が妙にざわつく感覚があった。
「はぁっ……はっ……。」
シーツを握りしめ、息を荒くする。
何かがおかしい。
これまで感じたことのない違和感が、全身を支配していく。
「兄さん、夕食の……あれ?」
リビングから声がして、ドアがそっと開く。
弟の小太刀が顔をのぞかせた。
ベッドに横たわる兄の異変に気づき、眉をひそめる。
「どうしたの?」
「……いらない。」
声がかすれ、背を向ける。
「え? 風邪でもひいた?」
不安げに問いかける弟を無視して、布団の中で受佐美は身を縮めた。
「疲れただけだ……ほっといてくれ。」
それでも小太刀は気遣わずにはいられず、結局夕飯を作り、再び部屋を訪れる。
「兄さん、お粥と薬、持ってき……。」
ふと、扉の前で小太刀が立ちすくむ。
部屋の中に入り込んできたのは、鼻をつくような甘い匂い。
アルファである彼には、それが何かすぐにわかった。
「……フェロモン……?」
ゴクリと喉を鳴らし、慎重に近づく。
兄はまだ布団に潜ったままだ。
「はぁ……はっ……。」
その異様な息遣いに、小太刀の背筋がぞっとする。
「兄さん……?」
声をかけても返事がない。
堪らず布団を捲ると、受佐美は額に冷や汗をかき、頬を上気させながらシーツを掴んで震えていた。
「……嘘だろ……。」
弟の瞳が大きく見開かれる。
目の前の兄から放たれるのは、間違いなくオメガのフェロモンだ。
むせ返るような甘い香りが、部屋中に充満している。
「ちょっ……やめ……!」
兄が慌てて布団を引き戻そうとするが、小太刀はもう目を離せなかった。
「これ……発情期……だよね……。」
恐る恐る手を伸ばそうとするが、兄が鋭く拒む。
「触るな……!」
その必死な声に、小太刀もさすがに手を引っ込めた。
「だけど……家にオメガ用の抑制剤なんて、ないし……。」
戸惑いと焦りが入り混じる声。
「は……? なに……言って……。」
受佐美は苦しげに体を丸めるが、小太刀はなおも戸惑いを隠せずにいた。
「兄さん、気づいてないんだ? 今……兄さんから出てるよ……オメガのフェロモン……。」
「っ……は……?」
目を見開き、信じられないものを見るように弟を見返す受佐美。
その顔は、恐怖と混乱に満ちていた。
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