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・Day1/chapter3 主の味
15.
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男はさっと身づくろいをすると、床で伸びている青年をそのままに立ち上がった。室内から出ると外の光に目が眩みそうになる。目を細めながら外へと足を踏み入れた男は、入口で主人を待っていた使用人に向かって言った。
「あれを使っていいぞ」
使用人の下半身は、男と青年の情事の声を聞いていただけで、テントを張るように膨らんでいた。
「終わったのですか?」
使用人の声に男はくっと唇の端をあげた。
「罰の最中で気絶した。好きに使って後始末はお前らがやれ」
「はい。終わったら屋敷に戻しますか?」
「まだだ。罰が終わるまで、ここに置いておけ」
「わかりました」
室内にはまだ濃厚な情交の香りが満ちている。自身を高ぶらせた使用人が、ゆっくりとした足取りで青年の元へ向かった。
「けっ、こいつ、失神してる。さんざん、ご主人様に可愛がられたらしいな」
使用人は乱暴に自らの男を取り出すとそれを青年の秘部へと突き立てた。
「んっ」
かすかに青年の呻く声が聞こえたが、彼の四肢はペタリと地面に向けて垂れ下がったままで、びくともしない。
「すげえ、ぬるぬるして動きやすいじゃないか」
使用人の玉が青年の股間に叩きつけられる乾いた音が響いた。
青年の身体は使用人に成されるがままに揺さぶられている。ぐちゃぐちゃと接合部から水音が絶えない。使用人の所作は、青年を物のように扱うぞんざいなものだった。使用人のペニスが奥から引き出されるとき、男の放ったそれがねっとりと青年の内側からこぼれていく。
乱暴に扱われてもなお、意識の戻らない青年は抵抗することもなく、従順な肉の奴隷と化していた。
外から男は、使用人が青年を犯しているさまを確認してから、優雅にターンして屋敷へと戻っていく。彼にはまだこなさなくてはならない仕事が残っているのだ。それにしても、と男はほくそ笑んだ。
「最初はただのじゃじゃ馬だと思っていたが、案外いたぶりがいのあるやつだな」
不気味な笑顔に飾られた彼の瞳に歪な光が宿っていた。
(続)
【残り 94回】
――次回、Day2、青年と一緒に屋敷に売られてきた少年と疑似交尾。
「あれを使っていいぞ」
使用人の下半身は、男と青年の情事の声を聞いていただけで、テントを張るように膨らんでいた。
「終わったのですか?」
使用人の声に男はくっと唇の端をあげた。
「罰の最中で気絶した。好きに使って後始末はお前らがやれ」
「はい。終わったら屋敷に戻しますか?」
「まだだ。罰が終わるまで、ここに置いておけ」
「わかりました」
室内にはまだ濃厚な情交の香りが満ちている。自身を高ぶらせた使用人が、ゆっくりとした足取りで青年の元へ向かった。
「けっ、こいつ、失神してる。さんざん、ご主人様に可愛がられたらしいな」
使用人は乱暴に自らの男を取り出すとそれを青年の秘部へと突き立てた。
「んっ」
かすかに青年の呻く声が聞こえたが、彼の四肢はペタリと地面に向けて垂れ下がったままで、びくともしない。
「すげえ、ぬるぬるして動きやすいじゃないか」
使用人の玉が青年の股間に叩きつけられる乾いた音が響いた。
青年の身体は使用人に成されるがままに揺さぶられている。ぐちゃぐちゃと接合部から水音が絶えない。使用人の所作は、青年を物のように扱うぞんざいなものだった。使用人のペニスが奥から引き出されるとき、男の放ったそれがねっとりと青年の内側からこぼれていく。
乱暴に扱われてもなお、意識の戻らない青年は抵抗することもなく、従順な肉の奴隷と化していた。
外から男は、使用人が青年を犯しているさまを確認してから、優雅にターンして屋敷へと戻っていく。彼にはまだこなさなくてはならない仕事が残っているのだ。それにしても、と男はほくそ笑んだ。
「最初はただのじゃじゃ馬だと思っていたが、案外いたぶりがいのあるやつだな」
不気味な笑顔に飾られた彼の瞳に歪な光が宿っていた。
(続)
【残り 94回】
――次回、Day2、青年と一緒に屋敷に売られてきた少年と疑似交尾。
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