SLAVE 屋敷の奥で〜百回いくまで逃げられない〜🔞

阿沙🌷

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・before 回想編 “Day0”

0-2.

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「まずはその薄汚い布を脱いでもらおうか」
 その男は弥助と少年を冷たい瞳で見下ろしながら言った。
「な!? ざけんなよ」
 かちゃかちゃと拘束具を鳴らして、弥助は叫んだ。きっと強く睨む。けれど、屋敷の主は堂々と毅然とした態度を変えるどころか、かえって瞳の奥に冷酷な光を灯らせた。
「随分と威勢の良い」
 藤滝子息のひとことに周囲に控えていた使用人たちが、弥助を取り囲む。
「おい、何すんだよ!!」
 もともと両手首にはめ込まれた拘束具で身動きがとれないのに、上から使用人の腕が伸びてきて、うまく逃げられるわけがない。
「くっ!」
 彼は肩をつかまれて、そのまま腹を畳に押し付けられるようにねじ伏せられた。
「ちくしょ! 離せ!」
「黙らせろ」
 主人の命は絶対らしい。ふたりがかりで使用人が口に布をはませてきた。
「んーっ!! んんんっ!!」
 必死に抵抗しても、なすすべはない。
「オークションでされたことを根に持っているのか? 薬で昂らされ、大勢の前で痴態を晒したことを」
 ぎろりと彼の瞳が強烈な怒りに染まり、主にそれを向ける。
「ことばなどなくてもお前はわかりやすくて良いな。しかし、まあ、威勢がいくら良くてもここではそれじゃやっていけないぞ」
 弥助は喉奥で唸った。それをにやりと藤滝は流した。
「お前はどうする?」
 主の視線は弥助の隣で縮こまっている少年へと向いた。彼は青白い唇を戦慄かせた。その首がゆっくりと震えながら、落とされる。
「よし、いい子だ」
 それが合図だった。使用人が少年の拘束を首輪以外のものを取る。自由になった手指で少年は震える手で、自身のシャツのボタンをひとつひとつゆっくりと外していく。しかし、震える手ではなかなかうまくいかない。しかし、主はその様子をただ眺めているだけだった。上を脱ぎ去った彼に対して、主は冷ややかに命じる。
「次は下だ」
 少年はそっとベルトに手をかけた。弥助は激しく抵抗しようとしたが、それを抑えられ、目を血走らせた。
「……ぬ、ぎました……」
 全裸になった少年がかぼそい声で答えた。
「だから、あの……もう……」
 何かを言おうとした少年の声を主は遮った。
「では、お前はここにいろ」
 そして主は、暴れる弥助に向き直った。
「そして、お前はこっちだ」
 使用人は主の意図を理解したらしく、弥助を強引に立たせると、襖を開けてより奥の部屋へと連れて行った。
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