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・before 回想編 “Day0”

0-3.

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 どこに連れて行かれるのか。
 わからないまま引っ張られていかれた弥助はそこに集まっていた人間の集団にぞっと血の気が、引いた。
 その座敷には数十人の恰幅の良い男たちが集まっており、弥助とともに現れた藤滝に向かって拍手を浴びせた。
「おひさしぶりです、みなさま」
 屋敷の主は丁寧な仕草でおじぎをした。
「本日はまず今日入ったばかりのものをお披露目させていただきたいと思います」
 視線が一気に弥助へと向けられる。
「ご覧のように反抗的でなかなか骨の折れる男ではありますが」
 どっと部屋に男たちの笑い声が起こる。
「ありがとうございます、それでは、お披露目を始めたいと思います」
「うっんぅ!!」
 弥助は呻いた。座敷の高い梁に首輪から繋がれた鎖が固定されていた。逃げたくても、ここから逃げられない。
 伸びてくる腕が弥助を掴んだ。使用人たちが群がり、彼から衣類を強引にひきちぎっていく。
 あらわになっていく彼の素肌に男どもは、歓声を次々に上げた。
「彼はまだ開発もまだでして……初めてですので、なにせ今到着したばかりです。なので、すこし手加減を加えさせていただきます」
 藤滝は彼の萎えたペニスを手にとるとゆっくりと揉みだす。そこに使用人が跪いて、それを藤滝に渡した。主はそれを手に取ると、座敷内の客たちに見えるように、掲げた。ローターだった。
 それを茎にあてるようにテープで固定される。弥助はうめいたが、効果などなくなされるままだった。
 スイッチは、屋敷の主の手に渡った。彼はそれを一捻りした。
「~~っ!」
 それは一気に震えだして、弥助を襲った。ひとに見られているというのに彼のそこは反応の兆しを見せる。
「おや、なかなかかわいい子じゃないか」
「あとで我々にも相手させてくれないか」
「もちろんでございます」
 主人は客の要望に、にこりと微笑んだ。
 そうこうしているうちに使用人が彼のペニスの根本にそれを装着した。鉄製の特性のリングで、それは鍵で開閉することができる。一種の貞操帯のようなもので、きつくペニスを戒めることができ、つけている間はずっと根本を圧迫し続けるものだ。
 それの締め付けが余りにも強く、彼の一物は一時的に萎えた。しかし、ペニスの幹にくくりつけられたローターの振動で、ぷるぷると震えたち、ゆっくりと兆しは戻っていく。
「ご覧ください、一度は萎えましたが、みなさまのあたたかな視線の元、再び立ち上がり勢いを取り戻しました」
 おお……とざわめきが起こる。弥助は羞恥に顔を歪ませた。
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