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第1章 ウェリス王立学園編
11 ルシアと的当て訓練
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ルシアからとても面白くて貴重な話が聞けたな。よし! 魔力をいつもよりもっと丁寧に右手に集めて、きれいな球を作るぞ。
僕は右手の掌を上に向け魔力を集中した。……あれ? えっ? なんか感じが全然違う?? どんどん魔力が集まってくる。なんだこの魔力の量は。いやいや、今は集中だ。魔力を球状にして――
「行け! ファイアーボール!!」
ドーーーン!!!!!
「「「なんだ今のは! とんでもなく大きいファイアーボールだったぞ! レアンデルが? 嘘だろ!?」」」
クラスのみんなが驚いてる。いや、僕が一番驚いてるんだけど……
「なんだよこれは! どんなインチキをしたんだよ! あれか? 魔力に火薬でも乗せて運んだのか? そうだろ? そうなんだろ、レアンデル! このイカサマ野郎が!!」
あっ、ジャインがおかしなことを言ってる。魔力で火薬を運んだ? そんなことできるはず……いや、できるのか? 魔力操作を上手くこなしたら……
「レアンデルくん! 見事なファイアーボールだ。魔力の流れ、形状、速度、威力、どれをとっても素晴らしい。見てみなさい、あの的を。あの丈夫な的が消し飛んでいる。このファイアーボールならば十分に実戦で使えるよ」
メイソン先生からものすごく褒められてる! この僕が!
『やはり教師だけあってしっかりと見ているな。魔法を使う際には魔力の流れや形状が整っているかどうかが大事なのだ。まあ、初めてあの魔力量を使ったのだからまだまだ改善の余地はあるが、それでも魔力の操作は上手くできていたぞ』
ルシアからも褒められてる。何か夢みたいだよ。僕が魔法で褒められるなんて。
「ちょっと、レン! すごいじゃないの! やっぱりあなたってやればできるのよ! 火龍様もちゃんと見てくれてるんだわ~!!」
おっと、アーシェが感動してハグしてきた。しかし火龍様は見てないと思うよ。その代わりルシアが見てるけど。
「ぐぐっ……いや、おかしいだろ!! レアンデルの魔法は虫なんだ! あんなファイアーボールを飛ばせるはずがない。何かインチキをしたんだよ! 本当のことを言えよ、レアンデル!!」
ジャインが激高して叫んでる。今にも血管が切れそうだ。アーシェが僕に抱きついてきたから、それも加わって怒りが頂点だね。でも本当のことって言われてもな、何を話せばいいのやら……
どう説明したものかと考えていると、メイソン先生が近寄ってきた。
「ジャインくん。君の目にはあれがインチキに見えたのかね? 火薬を使って耐性を付与した的を吹き飛ばしたというのかね?
君は貴族であり、サイタール家の長男なのだ。サイタール家の名を貶めるような言動は慎みなさい。貴族たるもの正しいものを正しいと見極める目が必要だ。学園は勉学や魔法だけではなく、そういったことを学ぶ場でもあるのだよ」
「……」
おっ。ジャインが真面目な顔をしてるぞ。ジャインは侯爵家だから先生たちもあんまり厳しいことを言わない感じなんだけど、メイソン先生はビシッと言っちゃったね。
ジャインはそのまま無言で立ち去って行った。僕は「お~い! まだ授業中だぞ~!」と声をかけようかと思ったけど、空気を読んで何も言わないことにした。
このあともファイアーボールの的当て訓練が続けられたんだけど、僕は今までが嘘みたいに大きなファイアーボールを作ることができるようになっていた。バスケットボールぐらいの大きさだ。ついさっきまでビー玉だったのに。
僕はファイアーボールを的に当てる訓練の中で、色々と魔力操作を試しながら火の球を作ってみた。
そこで分かったことは魔力をギュッと凝縮して作った火の球は小さくても威力が大きい。逆に魔力をフワッと薄い感じで作ると大きな火の球が簡単に作れるけど威力は弱い。
今の僕の魔力を凝縮して、大きな威力を意識して作る火の球のサイズがバスケットボールぐらいだ。これで的に当てるとまた吹き飛んでしまったので、威力を弱くして的に当てる練習をした。
『フフッ。随分とコツを掴んだようだな。魔法の効果を高めるためには魔力の密度を濃くすることが大事なのだ。攻撃魔法とは強いことだけが必要ではなく、時として弱く攻撃することも求められる。密度のコントロールは大事だぞ』
〈今日だけですっごくたくさんのことを学んだよ! 魔法や魔力の訓練ってものすごく面白いね!〉
ルシアと頭の中で会話をしていたら、AクラスとBクラスの生徒が僕の周りに集まっていた。
「「「レアンデル君! どうしたらファイアーボールをあんなに大きくしたり、小さくしたりできるの? 何か方法があるのなら教えて欲しいな」」」
なんかみんながキラキラとした目で僕を見てる。
『お主が突然、他の生徒たちよりも精度の高い魔法を使ったから、何か特別な方法があるとでも思ってるのかも知れんな』
〈確かにビー玉みたいな火の球を飛ばしていた僕が、大きくて威力のある火の球を飛ばしたらそう思うよね〉
「特別な方法があるわけじゃないよ。魔力を操作して使っているだけなんだ」
「魔力の操作? それどんなことをやってるの?」
「う~ん、言葉で伝えるのは難しいけど、身体の中にある魔力を外に出すときに形なんかをイメージしてるんだけど……」
「魔力の形? え~どうやればいいの?」
人に教えるのってすごく難しいな。どんな感じかなのかを伝えるのが……
「みんなそこまでだ。レアンデルくんが困っているだろう? そもそもそういったことは教師である私が教えることだ。
そしてレアンデルくんが話していることは魔法の上達に必要なことだが、実践するのは容易ではない。それぞれの適性を見ながら指導するから、まずは魔法の発動に慣れる訓練を続けるぞ」
メイソン先生がみんなに注意してくれたので、質問が止まって正直助かった。色々聞かれても上手に教えるなんてできないよ。まだ僕自身が戸惑ってるんだからさ。
それからしばらくすると実技の授業も終わった。とても充実してたけど、どっと疲れたな。今日は早く屋敷に帰って休むことにしようっと。
僕は右手の掌を上に向け魔力を集中した。……あれ? えっ? なんか感じが全然違う?? どんどん魔力が集まってくる。なんだこの魔力の量は。いやいや、今は集中だ。魔力を球状にして――
「行け! ファイアーボール!!」
ドーーーン!!!!!
「「「なんだ今のは! とんでもなく大きいファイアーボールだったぞ! レアンデルが? 嘘だろ!?」」」
クラスのみんなが驚いてる。いや、僕が一番驚いてるんだけど……
「なんだよこれは! どんなインチキをしたんだよ! あれか? 魔力に火薬でも乗せて運んだのか? そうだろ? そうなんだろ、レアンデル! このイカサマ野郎が!!」
あっ、ジャインがおかしなことを言ってる。魔力で火薬を運んだ? そんなことできるはず……いや、できるのか? 魔力操作を上手くこなしたら……
「レアンデルくん! 見事なファイアーボールだ。魔力の流れ、形状、速度、威力、どれをとっても素晴らしい。見てみなさい、あの的を。あの丈夫な的が消し飛んでいる。このファイアーボールならば十分に実戦で使えるよ」
メイソン先生からものすごく褒められてる! この僕が!
『やはり教師だけあってしっかりと見ているな。魔法を使う際には魔力の流れや形状が整っているかどうかが大事なのだ。まあ、初めてあの魔力量を使ったのだからまだまだ改善の余地はあるが、それでも魔力の操作は上手くできていたぞ』
ルシアからも褒められてる。何か夢みたいだよ。僕が魔法で褒められるなんて。
「ちょっと、レン! すごいじゃないの! やっぱりあなたってやればできるのよ! 火龍様もちゃんと見てくれてるんだわ~!!」
おっと、アーシェが感動してハグしてきた。しかし火龍様は見てないと思うよ。その代わりルシアが見てるけど。
「ぐぐっ……いや、おかしいだろ!! レアンデルの魔法は虫なんだ! あんなファイアーボールを飛ばせるはずがない。何かインチキをしたんだよ! 本当のことを言えよ、レアンデル!!」
ジャインが激高して叫んでる。今にも血管が切れそうだ。アーシェが僕に抱きついてきたから、それも加わって怒りが頂点だね。でも本当のことって言われてもな、何を話せばいいのやら……
どう説明したものかと考えていると、メイソン先生が近寄ってきた。
「ジャインくん。君の目にはあれがインチキに見えたのかね? 火薬を使って耐性を付与した的を吹き飛ばしたというのかね?
君は貴族であり、サイタール家の長男なのだ。サイタール家の名を貶めるような言動は慎みなさい。貴族たるもの正しいものを正しいと見極める目が必要だ。学園は勉学や魔法だけではなく、そういったことを学ぶ場でもあるのだよ」
「……」
おっ。ジャインが真面目な顔をしてるぞ。ジャインは侯爵家だから先生たちもあんまり厳しいことを言わない感じなんだけど、メイソン先生はビシッと言っちゃったね。
ジャインはそのまま無言で立ち去って行った。僕は「お~い! まだ授業中だぞ~!」と声をかけようかと思ったけど、空気を読んで何も言わないことにした。
このあともファイアーボールの的当て訓練が続けられたんだけど、僕は今までが嘘みたいに大きなファイアーボールを作ることができるようになっていた。バスケットボールぐらいの大きさだ。ついさっきまでビー玉だったのに。
僕はファイアーボールを的に当てる訓練の中で、色々と魔力操作を試しながら火の球を作ってみた。
そこで分かったことは魔力をギュッと凝縮して作った火の球は小さくても威力が大きい。逆に魔力をフワッと薄い感じで作ると大きな火の球が簡単に作れるけど威力は弱い。
今の僕の魔力を凝縮して、大きな威力を意識して作る火の球のサイズがバスケットボールぐらいだ。これで的に当てるとまた吹き飛んでしまったので、威力を弱くして的に当てる練習をした。
『フフッ。随分とコツを掴んだようだな。魔法の効果を高めるためには魔力の密度を濃くすることが大事なのだ。攻撃魔法とは強いことだけが必要ではなく、時として弱く攻撃することも求められる。密度のコントロールは大事だぞ』
〈今日だけですっごくたくさんのことを学んだよ! 魔法や魔力の訓練ってものすごく面白いね!〉
ルシアと頭の中で会話をしていたら、AクラスとBクラスの生徒が僕の周りに集まっていた。
「「「レアンデル君! どうしたらファイアーボールをあんなに大きくしたり、小さくしたりできるの? 何か方法があるのなら教えて欲しいな」」」
なんかみんながキラキラとした目で僕を見てる。
『お主が突然、他の生徒たちよりも精度の高い魔法を使ったから、何か特別な方法があるとでも思ってるのかも知れんな』
〈確かにビー玉みたいな火の球を飛ばしていた僕が、大きくて威力のある火の球を飛ばしたらそう思うよね〉
「特別な方法があるわけじゃないよ。魔力を操作して使っているだけなんだ」
「魔力の操作? それどんなことをやってるの?」
「う~ん、言葉で伝えるのは難しいけど、身体の中にある魔力を外に出すときに形なんかをイメージしてるんだけど……」
「魔力の形? え~どうやればいいの?」
人に教えるのってすごく難しいな。どんな感じかなのかを伝えるのが……
「みんなそこまでだ。レアンデルくんが困っているだろう? そもそもそういったことは教師である私が教えることだ。
そしてレアンデルくんが話していることは魔法の上達に必要なことだが、実践するのは容易ではない。それぞれの適性を見ながら指導するから、まずは魔法の発動に慣れる訓練を続けるぞ」
メイソン先生がみんなに注意してくれたので、質問が止まって正直助かった。色々聞かれても上手に教えるなんてできないよ。まだ僕自身が戸惑ってるんだからさ。
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