75 / 131
第5章 ネイスエル女王国編
73 水中での特訓
しおりを挟む
王都クラルマイヤからルシアの転移で移動して、ローネレウス大陸の東側の海岸に来ている。
『それでは修行を開始するぞ。まずは水中での移動に慣れてもらう必要がある。魔道具は着けておるな?』
「うん。ナディア様に作ってもらったベルトはバッチリ着けてるし、魔力も流してるよ」
『それでは海に潜ってもらう。そのまま海に入ってみよ』
まあね。そうなるよね。
でも、ここって崖なんだけど……。つまり飛び込めってことだよね。仕方ないか……飛び込もう!
僕は思い切り崖からジャンプして海へと飛び込んだ。海に着水するとそのままスルッと水中に沈んでいく。
「あれ? あんな高さから飛び込んだのに全然痛くないや」
『当然だ。その魔道具を付けておるからな。水中の行動が自由にできるようになっておる。水が障害にならないような効果が付与されているわけだ』
「なるほど。それで飛び込んでも障害にならずに痛くなかったのか。……あれ? 水の中で呼吸できるようになるのは聞いてたけど、普通に会話できてるんですけど??」
『それも魔道具の効果だ。自由な水中行動の中には当然会話も含まれている。陸上にいるのと同じように会話はできるぞ。それでは水中での移動に慣れることから始めよう』
「分かった。まずは移動してみるよ。その前に一つ聞きたいんだけど、ルシアは魔道具が無くても水の中で自由に行動できるんだね? よく考えるとすごいことだよね?」
『龍族の者は火の中だろうと水の中だろうと、大抵の環境は問題無いぞ。参考までに説明しておくと、龍族は得意な属性を持つ者に分かれており、火属性が得意なものは火龍、風属性が得意なものは風龍という形で区別しておる。それぞれの属性の頂点にいるものがフレアやヴァンたちというわけだ。水の中であれば当然アクアが1番得意なフィールドということになるな』
「なるほどね。火や風が得意な龍族の人たちは他にもいるけど、その頂点にいるのが大龍穴にいる火龍様や風龍様ってことなんだね。やっぱり火龍様やヴァン様ってすごいんだね」
『何をもってすごいと感じるのかは人それぞれであるから、お主にとってすごい存在というのは否定しないが、我にとっては大切な友人たちだ』
あらためて火龍様やルシアのことを考えると、特別な存在なんだなと実感するよ。
僕はルシアから言われたように、水の中で移動をしてみた。元々泳ぐのは苦手ではないけど、得意でもない。
とりあえず水をかいて前に進んでみる。おお~! ものすごくスムーズに進めるぞ! 水の中をスルッと滑りながら進める感覚だ。上にも下にも自由に泳げるぞ! 僕はしばらくの間、上下左右に水中移動を試してみた。
「すごくスムーズに移動できるよ! 泳ぎが得意になったみたいだよ!」
『うむ。水の抵抗を感じることなく、むしろ水が導いてくれるように泳げるはずだ。しかし、それだけでは戦いには不十分だ。まあ、体感するのが手っ取り早い。我が攻撃をするから反撃してみよ。手加減はいらんぞ』
ルシアがそう言うと、右手の爪が伸びていく。龍族って爪を武器にできるのが便利だよね。
その瞬間、ルシアが目の前に迫って爪を振り下ろしてくる。めちゃくちゃ速い! 後ろに避ける暇なんてないぞ! 僕はとっさにミスリルの剣を抜いて爪を受け止める。
ニヤッと笑うルシア。すると僕との距離を空けるように後ろに下がる。距離を詰めて反撃しないと!
ルシアに反撃するために近づこうと移動したんだけど、これ、剣がものすごく邪魔だね。移動しにくいし、攻撃の態勢を整えるのに時間がかかりすぎる。
泳いで攻撃って一瞬の攻防には致命的なロスが生まれるぞ。
あれ? そういえばルシアの最初の攻撃って、僕の目の前に現れるまでに泳いでなかったような……。一瞬で間合いを詰めて、ほぼ同時に攻撃してきたよね。
『分かったようだな。魔道具の効果で水の中の移動はスムーズにできる。しかし戦闘に必要な動きができるわけでは無いのだ』
「確かにそうだね。速い攻撃を躱すのも難しいし、こちらの攻撃態勢を作るのも時間がかかる。
でもさ、ルシアは態勢を整えるのがものすごく速いよね。移動するときに魔力が膨らんでたけど、何か魔法を使ってたの?」
『ほう。わざと一瞬しか使わず分かりにくくしたつもりだったが、きちんと見抜いておったのだな。正解だ。移動するときに魔法を使った。浮遊の魔法だ』
「浮遊の魔法って、ナディア様が島を浮かべてる魔法って言ってたやつだよね!」
『そうだ。浮遊の魔法は便利だが、原理を理解しておいた方がよい。簡単に説明をしておこう。
水中では水の抵抗や水圧があるから動きにくい。また沈もうとする重力もあれば、浮かぼうとする浮力もあり、陸上で戦うようにはいかないのだ。今は魔道具により水が邪魔にはならなくなっているが、自由自在に動いて戦うためには、戦闘態勢を保って動く必要がある。そのために使うのが浮遊の魔法。浮かんだり沈んだりだけではなく、前後左右にも移動できる。これは時空間魔法の空間操作に含まれる、重力を操る魔法だ』
「浮遊の魔法って時空間魔法なの! 空間操作……重力を操るか。ルシアの説明は何となく分かったけど、魔法のイメージが難しいな」
『お主ならそんなに難しいことではないぞ。既に障壁魔法を使いこなしておるからな。イメージとしては障壁魔法で重力の影響を遮断して調整する感覚だ。水の中だからついでに水抵抗、水圧、浮力も調整して動いてみよ。難しく考える必要はないぞ。もう一つの障壁を張り、水の中を自由に動くことを意識すればよい』
「すごく難しく聞こえるけどね。とりあえず重力を遮断することを意識してみるよ」
僕は重力を遮断する障壁を意識して魔力を放出し、頭の中で「浮遊」と唱える。
「お~! すごいどんどん浮かんで行くよ!」
無事に重力を遮断できたようだ。遮断する意識を強くすると、さらに速く浮き上がっていく。
最近は魔法を使うときにはなるべく無詠唱で使うようにしてる。無詠唱で使うためには魔力を操作して、魔法を使うための形や密度などを整える必要があるんだけど、魔力操作の精度が上がってからは無詠唱で使えるようになった。ルシアが魔法を使うのは魔力の操作が一番大事というのが良く分かるよね。
僕はこのあとも浮遊の魔法を使いこなせるように練習を続けた。
『それでは修行を開始するぞ。まずは水中での移動に慣れてもらう必要がある。魔道具は着けておるな?』
「うん。ナディア様に作ってもらったベルトはバッチリ着けてるし、魔力も流してるよ」
『それでは海に潜ってもらう。そのまま海に入ってみよ』
まあね。そうなるよね。
でも、ここって崖なんだけど……。つまり飛び込めってことだよね。仕方ないか……飛び込もう!
僕は思い切り崖からジャンプして海へと飛び込んだ。海に着水するとそのままスルッと水中に沈んでいく。
「あれ? あんな高さから飛び込んだのに全然痛くないや」
『当然だ。その魔道具を付けておるからな。水中の行動が自由にできるようになっておる。水が障害にならないような効果が付与されているわけだ』
「なるほど。それで飛び込んでも障害にならずに痛くなかったのか。……あれ? 水の中で呼吸できるようになるのは聞いてたけど、普通に会話できてるんですけど??」
『それも魔道具の効果だ。自由な水中行動の中には当然会話も含まれている。陸上にいるのと同じように会話はできるぞ。それでは水中での移動に慣れることから始めよう』
「分かった。まずは移動してみるよ。その前に一つ聞きたいんだけど、ルシアは魔道具が無くても水の中で自由に行動できるんだね? よく考えるとすごいことだよね?」
『龍族の者は火の中だろうと水の中だろうと、大抵の環境は問題無いぞ。参考までに説明しておくと、龍族は得意な属性を持つ者に分かれており、火属性が得意なものは火龍、風属性が得意なものは風龍という形で区別しておる。それぞれの属性の頂点にいるものがフレアやヴァンたちというわけだ。水の中であれば当然アクアが1番得意なフィールドということになるな』
「なるほどね。火や風が得意な龍族の人たちは他にもいるけど、その頂点にいるのが大龍穴にいる火龍様や風龍様ってことなんだね。やっぱり火龍様やヴァン様ってすごいんだね」
『何をもってすごいと感じるのかは人それぞれであるから、お主にとってすごい存在というのは否定しないが、我にとっては大切な友人たちだ』
あらためて火龍様やルシアのことを考えると、特別な存在なんだなと実感するよ。
僕はルシアから言われたように、水の中で移動をしてみた。元々泳ぐのは苦手ではないけど、得意でもない。
とりあえず水をかいて前に進んでみる。おお~! ものすごくスムーズに進めるぞ! 水の中をスルッと滑りながら進める感覚だ。上にも下にも自由に泳げるぞ! 僕はしばらくの間、上下左右に水中移動を試してみた。
「すごくスムーズに移動できるよ! 泳ぎが得意になったみたいだよ!」
『うむ。水の抵抗を感じることなく、むしろ水が導いてくれるように泳げるはずだ。しかし、それだけでは戦いには不十分だ。まあ、体感するのが手っ取り早い。我が攻撃をするから反撃してみよ。手加減はいらんぞ』
ルシアがそう言うと、右手の爪が伸びていく。龍族って爪を武器にできるのが便利だよね。
その瞬間、ルシアが目の前に迫って爪を振り下ろしてくる。めちゃくちゃ速い! 後ろに避ける暇なんてないぞ! 僕はとっさにミスリルの剣を抜いて爪を受け止める。
ニヤッと笑うルシア。すると僕との距離を空けるように後ろに下がる。距離を詰めて反撃しないと!
ルシアに反撃するために近づこうと移動したんだけど、これ、剣がものすごく邪魔だね。移動しにくいし、攻撃の態勢を整えるのに時間がかかりすぎる。
泳いで攻撃って一瞬の攻防には致命的なロスが生まれるぞ。
あれ? そういえばルシアの最初の攻撃って、僕の目の前に現れるまでに泳いでなかったような……。一瞬で間合いを詰めて、ほぼ同時に攻撃してきたよね。
『分かったようだな。魔道具の効果で水の中の移動はスムーズにできる。しかし戦闘に必要な動きができるわけでは無いのだ』
「確かにそうだね。速い攻撃を躱すのも難しいし、こちらの攻撃態勢を作るのも時間がかかる。
でもさ、ルシアは態勢を整えるのがものすごく速いよね。移動するときに魔力が膨らんでたけど、何か魔法を使ってたの?」
『ほう。わざと一瞬しか使わず分かりにくくしたつもりだったが、きちんと見抜いておったのだな。正解だ。移動するときに魔法を使った。浮遊の魔法だ』
「浮遊の魔法って、ナディア様が島を浮かべてる魔法って言ってたやつだよね!」
『そうだ。浮遊の魔法は便利だが、原理を理解しておいた方がよい。簡単に説明をしておこう。
水中では水の抵抗や水圧があるから動きにくい。また沈もうとする重力もあれば、浮かぼうとする浮力もあり、陸上で戦うようにはいかないのだ。今は魔道具により水が邪魔にはならなくなっているが、自由自在に動いて戦うためには、戦闘態勢を保って動く必要がある。そのために使うのが浮遊の魔法。浮かんだり沈んだりだけではなく、前後左右にも移動できる。これは時空間魔法の空間操作に含まれる、重力を操る魔法だ』
「浮遊の魔法って時空間魔法なの! 空間操作……重力を操るか。ルシアの説明は何となく分かったけど、魔法のイメージが難しいな」
『お主ならそんなに難しいことではないぞ。既に障壁魔法を使いこなしておるからな。イメージとしては障壁魔法で重力の影響を遮断して調整する感覚だ。水の中だからついでに水抵抗、水圧、浮力も調整して動いてみよ。難しく考える必要はないぞ。もう一つの障壁を張り、水の中を自由に動くことを意識すればよい』
「すごく難しく聞こえるけどね。とりあえず重力を遮断することを意識してみるよ」
僕は重力を遮断する障壁を意識して魔力を放出し、頭の中で「浮遊」と唱える。
「お~! すごいどんどん浮かんで行くよ!」
無事に重力を遮断できたようだ。遮断する意識を強くすると、さらに速く浮き上がっていく。
最近は魔法を使うときにはなるべく無詠唱で使うようにしてる。無詠唱で使うためには魔力を操作して、魔法を使うための形や密度などを整える必要があるんだけど、魔力操作の精度が上がってからは無詠唱で使えるようになった。ルシアが魔法を使うのは魔力の操作が一番大事というのが良く分かるよね。
僕はこのあとも浮遊の魔法を使いこなせるように練習を続けた。
0
あなたにおすすめの小説
【完結】婚約破棄されたので、引き継ぎをいたしましょうか?
碧井 汐桜香
恋愛
第一王子に婚約破棄された公爵令嬢は、事前に引き継ぎの準備を進めていた。
まっすぐ領地に帰るために、その場で引き継ぎを始めることに。
様々な調査結果を暴露され、婚約破棄に関わった人たちは阿鼻叫喚へ。
第二王子?いりませんわ。
第一王子?もっといりませんわ。
第一王子を慕っていたのに婚約破棄された少女を演じる、彼女の本音は?
彼女の存在意義とは?
別サイト様にも掲載しております
【完結】姉に婚約者を奪われ、役立たずと言われ家からも追放されたので、隣国で幸せに生きます
よどら文鳥
恋愛
「リリーナ、俺はお前の姉と結婚することにした。だからお前との婚約は取り消しにさせろ」
婚約者だったザグローム様は婚約破棄が当然のように言ってきました。
「ようやくお前でも家のために役立つ日がきたかと思ったが、所詮は役立たずだったか……」
「リリーナは伯爵家にとって必要ない子なの」
両親からもゴミのように扱われています。そして役に立たないと、家から追放されることが決まりました。
お姉様からは用が済んだからと捨てられます。
「あなたの手柄は全部私が貰ってきたから、今回の婚約も私のもの。当然の流れよね。だから謝罪するつもりはないわよ」
「平民になっても公爵婦人になる私からは何の援助もしないけど、立派に生きて頂戴ね」
ですが、これでようやく理不尽な家からも解放されて自由になれました。
唯一の味方になってくれた執事の助言と支援によって、隣国の公爵家へ向かうことになりました。
ここから私の人生が大きく変わっていきます。
婚約破棄? めんどくさいのでちょうどよかった ――聖女もやめて、温泉でごくらくしてます
ふわふわ
恋愛
婚約破棄を告げられた聖女リヴォルタ・レーレ。
理由は、「彼女より優秀な“真の聖女”が見つかったから」。
……正直、めんどくさい。
政略、責任、義務、期待。
それらすべてから解放された彼女は、
聖女を辞めて、ただ温泉地でのんびり暮らすことを選ぶ。
毎日、湯に浸かって、ご飯を食べて、散歩して。
何もしない、何も背負わない、静かな日常。
ところが――
彼女が去った王都では、なぜか事故や災害が相次ぎ、
一方で、彼女の滞在する温泉地とその周辺だけが
異様なほど平和になっていく。
祈らない。
詠唱しない。
癒やさない。
それでも世界が守られてしまうのは、なぜなのか。
「何もしない」ことを選んだ元聖女と、
彼女に“何もさせない”ことを選び始めた世界。
これは、
誰かを働かせなくても平和が成り立ってしまった、
いちばん静かで、いちばん皮肉な“ざまぁ”の物語。
「魔法を使わない魔術師を切り捨てた国は、取り返しのつかない後悔をする
藤原遊
ファンタジー
魔法を使わない魔術師は、役に立たない。
そう判断した王国は、彼女を「不要」と切り捨てた。
派手な魔法も、奇跡も起こさない。
彼女がしていたのは、魔力の流れを整え、結界を維持し、
魔法事故が起きないよう“何も起こらない状態”を保つことだけだった。
代わりはいくらでもいる。
そう思われていた仕事は、彼女がいなくなった途端に破綻する。
魔法は暴走し、結界は歪み、
国は自分たちが何に守られていたのかを知る。
これは、
魔法を使わなかった魔術師が、
最後まで何もせずに証明した話。
※主人公は一切振り返りません。
【完結】クビだと言われ、実家に帰らないといけないの?と思っていたけれどどうにかなりそうです。
まりぃべる
ファンタジー
「お前はクビだ!今すぐ出て行け!!」
そう、第二王子に言われました。
そんな…せっかく王宮の侍女の仕事にありつけたのに…!
でも王宮の庭園で、出会った人に連れてこられた先で、どうにかなりそうです!?
☆★☆★
全33話です。出来上がってますので、随時更新していきます。
読んでいただけると嬉しいです。
お前には才能が無いと言われて公爵家から追放された俺は、前世が最強職【奪盗術師】だったことを思い出す ~今さら謝られても、もう遅い~
志鷹 志紀
ファンタジー
「お前には才能がない」
この俺アルカは、父にそう言われて、公爵家から追放された。
父からは無能と蔑まれ、兄からは酷いいじめを受ける日々。
ようやくそんな日々と別れられ、少しばかり嬉しいが……これからどうしようか。
今後の不安に悩んでいると、突如として俺の脳内に記憶が流れた。
その時、前世が最強の【奪盗術師】だったことを思い出したのだ。
裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね
魚夢ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。
元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、
王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。
代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。
父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。
カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。
その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。
ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。
「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」
そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。
もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。
《完》わたしの刺繍が必要?無能は要らないって追い出したのは貴方達でしょう?
桐生桜月姫
恋愛
『無能はいらない』
魔力を持っていないという理由で婚約破棄されて従姉妹に婚約者を取られたアイーシャは、実は特別な力を持っていた!?
大好きな刺繍でわたしを愛してくれる国と国民を守ります。
無能はいらないのでしょう?わたしを捨てた貴方達を救う義理はわたしにはございません!!
*******************
毎朝7時更新です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる