仲間と敵、チェンジで!

恋桜苺

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行った先での後悔

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『行った先での後悔』

 ードゴン!バコン!!ズシャァ!!
 えーとただ今戦闘の真っ最中です。俺が思ってた戦闘とは全然違いますねー。なんでしょうこのカオスな状況。逃げ出したい。
 どうしてこんな事になっているんだろう。説明から始める事にしよう。
 始まりはあの日。王様に魔王討伐を命じられた日から始まった。あの後美男美女の方々と旅へ出た。
「えっと…まずは自己紹介から始めましょうか?」
「そうだねー。それが一番だ。んじゃ僕から。名前は日向冬(ひなと)主に剣を使って戦うよ。魔法の方はからっきしだから期待しないで欲しいな。これからよろしく。」
 結構な好青年だな。ちなみに見た目は細マッチョって感じかな。少し茶色が混ざった髪の色に黒の瞳。身長は高い。お兄さんタイプといった感じだろうか。
「じゃあ次は私にゃー。喋り方で分かると思うけど猫人族にゃ。名前は夏月(なつき)にゃ。主に弓を使うんにゃ~。状態異常効果を付けるのは大好きにゃ。攻撃力はそこまで強くないのであまり期待しないで欲しいにゃ~。」
 美少女って感じだな。珍しい水色と紫色のグラデーションっぽい髪の色に澄んだ空色の瞳少し小柄でアーチャーにはもってこいだろう。妹タイプかなという印象だ。
「それじゃ~次はボクだねぇ~。名前は華秋(かしゅう)だよ。ボクは全部中間って感じかな~。近距離だったら拳で~遠距離は魔法だよ~。よろしくね。」
 お…おぅ…マイペースな美青年。髪は蜂蜜色といえばわかりやすいのかな。そこに暖かい茶色みたいな瞳。とても近くにいて落ち着かせるタイプだな。
「じゃあ次は私ね。名前は立春花(はるか)よ。主に回復を得意としてるの。攻撃は全く出来ないから期待しないで欲しいわ。よろしくね。」
 美女だな。ロングの髪を緩い三つ編みにしている。色は若葉の色といえばいいのだろうか。綺麗な黄緑色だ。瞳も同じような色だ。優しいお姉さんタイプだな。
「最後は俺か。名前は志乃。攻撃の方が得意だが魔法も多少使える。これからよろしく頼む。」
 これで自己紹介は終わりみんなで雑談しながら冒険へ出ていた。最初の2、3日は敵には遭遇せず平和な旅だった。しかし3日目、森の中を歩いている時に敵と遭遇した。
 そして今この状況に至る。普通の美男美女だと思っていた奴等はというと…日向冬…
「剣をさぁ、肺に突き立てると息が出来なくて苦しいでしょー?ねぇねぇどんな気分?説明してよぉ♪あ、もう死んでるから無理だった~あはははっ!」
 えーと、立派なドSへと変貌していた。次に夏月、
「あぁっ…状態異常になると気持ちいいっ!麻痺とかこのビリビリする感じ最高にゃぁ!」
 …。何故か状態異常効果をつけた矢を自分にぶっ刺していた。ドMへと変貌。次に華秋、
「…zzz」
 完全に爆睡してやがる。だが時々寝言で(自主規制)とか(自主規制)とか言ってるあたりこいつも変態だったらしい。最後に立春花、
「うふふ~。もうそろそろHPが無くなるっていう時に回復されて痛みを無限ループされる感覚ってどんな感じなの?あぁ殺して欲しい時には土下座して…ね?」
 …敵に回復魔法かけてるし。なんだこれ女王様タイプへと変わった!?
 …いや~カオスだな。この中でやっていける気がしねぇわ。誰か助けてぇぇぇぇ!!!

志乃の結論
 人は見かけで判断してはいけない。最初の話し方とか。
 美男美女には変人が多い!1人くらいまともな人がいてくれたっていいだろうが!
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