仲間と敵、チェンジで!

恋桜苺

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まさかの敵も?

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『まさかの敵も?』

 ただ今地獄真っ最中ですね~。前回の戦闘はカオスな事となった為勇者が使える「逃げる」という選択をして逃げましたとも!
 だってまさか敵まで変態だとは誰も思わないでしょ!?
 そう、前回の戦闘で仲間がみんな変態だと分かった。そして冷静に周りを見てみると敵Aさんの発言(ちなみに日向冬が攻撃中)、
「気持ちいいです!剣士様最高です!!こんな苦しんで…死ねる…な…んて…。」
 笑顔で死んでいきやがった。てか死んだからって足で蹴飛ばすのはやめようね!?日向冬君!?次に敵Bあたりのやつ(夏月と戦ってたはずのやつ)、
「自分に状態異常効果付けるなんてよっぽどの変態だな。気持ちわりぃ近付くんじゃねぇよ。」
「はぁ…はぁ…いい罵倒だにゃ。もっと…もっと罵倒していいんにゃよ?」
 あれ?なんだか敵さんの言ってることがまともに聞こえてきたよ。あ、前言撤回。夏月踏まれて喜んでる。というか夏月も喜んでるな!倒す側だろ!?
 はぁ…次。敵C(最早寝てる華秋と戦ってる?やつ)、
「…(自主規制)…zzz。」
「ふむふむ、それもいいでござるな。」
 なんか、寝言と話してる。話してる内容については触れたくない。てか華秋は戦闘中。起きろよ!!
 もういいや…次、敵D(立春花と戦闘中)、
「もう…ここまでか…。くっ…魔王様あなたのお力になれず申し訳ありません。」
 お?普通の人がここにいた!?あ、違った。
「ふふふっ、そんな簡単に殺しませんわ。」
「ああっ体力が回復する。傷も治った。もう1度あの快感を味わえるのか、快楽に飲み込まれてしまいそうだ!」
 はいはい。やっぱりそうですよね。変態ですよね。2人とも倒す気とか倒される気とか皆無ですね。
 ちなみに俺の敵?俺は今逃げてるんだよ!
「そこの勇者様~。我を剣で刺して下され。もしくは魔法でも…はっ!まさか今の逃げているのは放置プレイとかいうのであるか!?そんな事されたら…ゾクゾクするではないか!」
「やめろ!近付いてくるんじゃねぇ!俺に変な趣味はねぇんだよ!!あぁぁぁぁ!!」
 はい。コマンド逃げるを選択しましょう。実際コマンドなんてないんだけどね☆だってこれは無理だろ!倒せないもん!倒そうとすると喜ぶんだよ!?倒せたのは一体だけだよ。もう無理!
「志乃!君は逃げるというのか!?この魔物達が村に行くのをここで食い止めるのが僕達の役目なんじゃないのか!?」
 いかにも正論を言うな。さっきまで倒す気が全く無かったやつが!
「じゃあ倒せば良いんだろ!?やってやるよ!あぁぁぁぁぁ!もう!!」
 こうなったらやけくそだよ。特大魔法ぶっぱなしてやる。
「…この世界の精霊よ。大地に宿りし大気よ。我はこの世に生まれし勇者なり。今こそわれに力を貸し邪悪なるものを消したまえ!」
 ここまで言ったところであたりに光が満ちた。そして魔物達が苦しみ…くるし…苦しみ?あれ?なんか仲間も苦しんでる!?
「あぁぁぁー!精霊さん達ストップストップ!やっぱさっきの無しー!」
 1つ分かった。あいつらも精霊にとっては邪悪なるものらしい。この技が使えないなら仕方ないよね!逃げよう(真顔)
 そして今逃亡中って訳だ☆さーてこれからどうしよう。

志乃の結論
 この世界にろくなやつはいねぇ。
 逃げるっていうコマンド最強だね☆
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