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その7 ~オレンジ色のバラその後~
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その7 ~オレンジ色のバラその後~
「さて、勝ったんだから1週間3組の皆さんは僕達の命令聞いてくれるんだよね?」
勝ったことに喜んで忘れていないかヒヤヒヤしたが忘れていなかったようだ。それにしてもいい笑顔だな。クラスメイトも同じようなまるで小さな子供がイタズラを思い付いたときかのようなわくわくした笑顔をしている。
「くそっ!!おい!そこのブス!お前がちんたら走っていたせいで負けたんだよ!てめえだけで責任取れや!」
「えっ…私…全力で走った…。」
「そこのお前らもそうだ!!てめえらが責任取れば良いんだよ!」
わあ、まさかの我が身を守る事を選んだか。これは本当にもうクソだなこいつ。いや、何人か後ろの取り巻きも同じ事をしている。だから屑のまま何も変わらないんだよ。すると何かを思いついたのかあいつがこちらを向いてニヤリと笑った。
「うーんと、まずはね。紫苑、何かいい命令は無いかな?」
なるほどそういう事か。そうだったな、お前は仲間を売るヤツも大嫌いだったな。それで俺ならいいアイデアが出ると思ったんだろ?もちろん出てるとも。しかもあいつらにはきっと屈辱的で仕方の無いものがな。
「お?俺が最初にやっていいの?それじゃあ、土下座かな。今責任を押し付けようとしたヤツら全員その子達に土下座しろよ。全力で。」
「わあナイスアイデア!さっすが紫苑!」
そう言った途端3組のクズどもは醜い争いを始めた。俺は何も言ってない。私も何も言ってない。お前は言った、言ってない。ついに仲間割れが始まった。
その場を収めるようにあいつが一言。
「仲間を大事に出来ない奴が勝負に勝てるわけないだろ?」
クラスから喝采が湧いた。その場を見ていたらしい人達からも喝采。これでこの件は片付いたって事で良いのかな?
「あのさ、紫苑。」
「ん?」
話しかけてきたのは俺が馬鹿にしたクラスメイトの1人だった。そうだ謝らないと。あの時は酷いことを言いまくった。
「あ、ごめ…」
「ごめんなさい!!!」
「へ?」
謝ろうとしたら謝られた。え?なんで?
「いや、俺達本気でやってなかった。遊び半分でやってた。お前の言ったことは正論だよ。一生懸命やっている奴を馬鹿にするようなこと言ってごめんなさい!!」
「え?いや…。」
「だってよー紫苑、謝られた時の返事は?」
にこにこしながらあいつが隣に並ぶ。そうだな。うん、
「いや、もう気にしてない。大丈夫。許すよ、それよりもこっちこそ酷い事言って本当にごめんなさい!!言っていいことと悪いことがあったし、言い方とかもう少し考えれば良かった。」
「いやいや、俺らの方が悪いんだからさ…。」
「いや、俺が…」
「はいはい!仲直りって事で僕を讃えて!リレー優勝したんだから!」
讃えてって、まあ良いか。こいつだもんな。まだこのクラスでみんなと笑い合える。今はその事実だけがとても嬉しかった。
「さて、勝ったんだから1週間3組の皆さんは僕達の命令聞いてくれるんだよね?」
勝ったことに喜んで忘れていないかヒヤヒヤしたが忘れていなかったようだ。それにしてもいい笑顔だな。クラスメイトも同じようなまるで小さな子供がイタズラを思い付いたときかのようなわくわくした笑顔をしている。
「くそっ!!おい!そこのブス!お前がちんたら走っていたせいで負けたんだよ!てめえだけで責任取れや!」
「えっ…私…全力で走った…。」
「そこのお前らもそうだ!!てめえらが責任取れば良いんだよ!」
わあ、まさかの我が身を守る事を選んだか。これは本当にもうクソだなこいつ。いや、何人か後ろの取り巻きも同じ事をしている。だから屑のまま何も変わらないんだよ。すると何かを思いついたのかあいつがこちらを向いてニヤリと笑った。
「うーんと、まずはね。紫苑、何かいい命令は無いかな?」
なるほどそういう事か。そうだったな、お前は仲間を売るヤツも大嫌いだったな。それで俺ならいいアイデアが出ると思ったんだろ?もちろん出てるとも。しかもあいつらにはきっと屈辱的で仕方の無いものがな。
「お?俺が最初にやっていいの?それじゃあ、土下座かな。今責任を押し付けようとしたヤツら全員その子達に土下座しろよ。全力で。」
「わあナイスアイデア!さっすが紫苑!」
そう言った途端3組のクズどもは醜い争いを始めた。俺は何も言ってない。私も何も言ってない。お前は言った、言ってない。ついに仲間割れが始まった。
その場を収めるようにあいつが一言。
「仲間を大事に出来ない奴が勝負に勝てるわけないだろ?」
クラスから喝采が湧いた。その場を見ていたらしい人達からも喝采。これでこの件は片付いたって事で良いのかな?
「あのさ、紫苑。」
「ん?」
話しかけてきたのは俺が馬鹿にしたクラスメイトの1人だった。そうだ謝らないと。あの時は酷いことを言いまくった。
「あ、ごめ…」
「ごめんなさい!!!」
「へ?」
謝ろうとしたら謝られた。え?なんで?
「いや、俺達本気でやってなかった。遊び半分でやってた。お前の言ったことは正論だよ。一生懸命やっている奴を馬鹿にするようなこと言ってごめんなさい!!」
「え?いや…。」
「だってよー紫苑、謝られた時の返事は?」
にこにこしながらあいつが隣に並ぶ。そうだな。うん、
「いや、もう気にしてない。大丈夫。許すよ、それよりもこっちこそ酷い事言って本当にごめんなさい!!言っていいことと悪いことがあったし、言い方とかもう少し考えれば良かった。」
「いやいや、俺らの方が悪いんだからさ…。」
「いや、俺が…」
「はいはい!仲直りって事で僕を讃えて!リレー優勝したんだから!」
讃えてって、まあ良いか。こいつだもんな。まだこのクラスでみんなと笑い合える。今はその事実だけがとても嬉しかった。
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