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帝国民救出作戦6
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貧民街を見渡す倉庫の上に陣取り、アタシはそこに転がっていた空の木箱と引き裂かれた麻袋――こぼれた雑穀からして盗んできたものをここで山分けでもしたのだろうか――を重ねて台座を組むと小銃を置き、遠眼鏡から狙いを定める。
最大射程は約1哩(1.6Km)。半理で正中調整してあるといってたけど、正直まともな戦闘経験のないアタシには目分量に毛が生えた程度の物でしかない。
射撃に備えて息を整えていると、すぐ横から笑みを含んだ声が掛かった。
「失礼いたします、陛下。いまニ脚架を出しますので」
「ちょ、なにしてるのペルムちゃん!?」
彼女は銃床の先端、銃身下部を操作して二股の金属支柱を引き出す。先っちょ変な形してると思ったら、そういう機能だったのね。素通しの銃身しかない上に特殊な素材らしく重量は1kgそこそこなので保持にさほどの苦労はないのだけど、精密射撃を求められる状況でニ脚はありがたい。
「アンタ、ルコックに戻る車に乗ってたんじゃないの?」
「観測手が必要かと思い、戻ってまいりました。さあ、時間がありません陛下。照準調整を行います」
有無をいわせない彼女の指示で、アタシは再び眼下に目を向ける。
「まずは、動き始めている右手前の馬車を。荷台に投石砲を積んでいるようです。脚を停めさせたいので、御者を狙ってください。軽武装ですから胴体で結構です。……失礼」
ペルムちゃんは慣れた手つきで遠眼鏡の微調整を行う。
「距離分の正中調整は修正しました。風は沖から陸地に風速5、目盛り2つぶん左にお願いします」
「ファイア」
静かに唱えただけで小銃は純粋魔力を収束させ、銃弾となったそれは御者を馬車ごと突き抜けて車内外に木材や鉄の破片と血飛沫を撒き散らす。
「無力化確認。続いてその左後ろ、後続の馬車をお願いします。左旋回しますので馬車の前輪上部辺りを狙ってください。照準補正そのまま、目盛り2つ左です」
「ファイ……ファイア」
焦りのせいか魔力は連発で発射され、前輪上部どころか馬車全体がひしゃげながらぐるりと縦回転し、連結部に引きずられて軍馬の巨体が宙を舞う。地響きを立てて地面に叩き付けられると砲は車体ごと粉微塵に吹き飛ぶ。数秒注視してみたが、動くものはない。
「無力化確認。これで馬車に積まれた分の投石砲は発射不能です」
「さっきと、弾け方が違わない?」
「弾頭は、陛下の御意思そのものですから、陛下がお考えになったようになります。先ほどは見張りの兵士を吹き飛ばそうとされたのでしょう。いまのは……出来るだけ多くの被害を与えようとされたのでは?」
意識していなかったけど、そうなのかもしれない。御者を倒したところで馬車そのものを止めなければ意味がないとは思っていた。……ような気がする。
魔王領軍の兵も兵器も、アタシの考えていた以上の、あるいは考えてもいなかった結果を勝手に出してしまうところがあり、そこは懸念点ではある。いまはそんなことをいってもいられないので、アタシは次の標的を探して小銃の向きを変える。
「陛下、次は奥の砲座です。左にある赤っぽい屋根の廃屋が見えますか?」
「露店の奥?」
「ええ。砲座はその裏手、テントの左側です。照準距離そのまま、目盛りひとつ左です」
見えた。4~5人の軽装歩兵が投石砲の周囲に固まっている。近くに置かれた樽と甕が砲弾になる爆発物だろうか。剣のようなものを振り回しているのが、おそらく指揮官だ。
「もう発射準備に入っているようですから、まず軽い一撃で指揮官を倒し、次に強めに打ち出していただき、砲座を無力化します」
「いま撃って、爆発しない?」
「投石砲は発射工程の最後に着火して打ち上げるようです。お急ぎください」
「了解。……ファイア」
指揮官は首を傾げるようにして倒れたまま動かなくなる。明かりの漏れる火種らしき金属容器を構えた兵が指揮官を見たまま固まる。
アタシは少し厚めに魔力を注ぎ込むことを意識して、遠眼鏡《スコープ》の正中線1目盛り左側を投石砲の基部に向けた。
「ファイア!」
大技を繰り出したせいか、ごっそりと魔力が持って行かれる軽い貧血のような感覚。アタシの魔力総量からすると問題になる程でもなかったようで、違和感はすぐに消える。
「無力化確認。あー、失礼しました。注入魔力は、もう少し抑え気味でも結構です」
「……そのようね」
あらためて見ると、砲座のあった辺りが半径5mほどの更地になっていた。
銃弾というよりも、爆風に薙ぎ倒されたようなありさまだ。着火前だったのか砲弾の誘爆はなかったようだけど、火種ごと吹き飛べば周囲が火の海になっていた可能性もある。
「次の砲座は少し右手奥、ひとつ高めの建物の屋上、天幕の陰です」
「確認したわ」
崩れかけた木造2階建ての店舗跡。おそらく吹き飛ばされた友軍砲座を視認したのだろう。忙しく動き回る人影が見える。投石砲を指し示す者と階下に移動しようとする者がいて、急いで発射するべきか避難するべきか迷っているように見える。
狙いをつけようとしたけど、こちらからでは石造りの壁が射線を塞いでいる。壁ごと薙ぎ払っても良いんだけど、戦果は確認したい。
「照準距離調整しました。ひと目盛り左です。陛下、砲座ではなく階下の柱は狙えますか?」
下層階の壁は潮風によるものか海側が大きく崩れていて、上階を支えている柱も既に1本しか残っていない。陸地側である右手には柱も壁も健在なので、意図通りになるかどうかは賭けでしかない。
とりあえず、店舗前の路上は広く空いている。万一の暴発にも民間人の被害は少なそうだ。
「やってみましょ。……ファイア!」
こちらから見てほぼ重なっていた柱は2本とも基部からへし折れ、屋上に陣取っていた兵と投石砲を通りにぶちまける。押し潰されたり叩き付けられたりで、数秒見た限りで動く者はなかった。
「無力化確認。次は、通りの奥を。馬車と騎兵が突入を狙っています」
馬に乗った重装騎兵が7に、こちらから荷台は見えないけど、動きの鈍さからするとおそらく投石砲を積んだ馬車が3。被害を目の当たりにしたのか突入には慎重になっているようだ。しかし、相手からすると留まっても安全ではないのだ。生き残るには突っ込んで血路を開くしかない。
“バーストファイア”とやらを試そうかとも思ったけど、イグノちゃんがいっていた“最後の手段”という言葉が気になる。
「ファイア! ファイア! ファイア!」
ほんの少し強めに放った純粋魔力が、馬ごと馬車を薙ぎ倒す。魔力の放出が強過ぎたのか、また少しだけ眩暈がした。転がった投石砲の破壊は確認出来ないが、あちらが機能回復するまでには撤収できると思いたい。
「……陛下、トラックの位置まで後退します」
「なんで、まだ敵が」
「左手奥と右手から、重装歩兵の集団が来ます。おそらく、あれは中隊規模です」
アタシは登ってきたところから降りて多脚トラックへと急ぐ。すぐ後をペルムちゃんが降りてくる。彼女は周囲を警戒しながら車両へ向かうよう指示してきた。アタシが多脚トラックに近付いたところで、地響きと歓声が上がった。重装歩兵の集団。見える範囲だけでも重数名。
「ファイア!」
広範囲に広がるように撃つと、5名ほどが吹き飛ばされて転がる。拡散されただけ威力も弱かったのか、大したダメージを負っているようには見えない。敵は起き上がりまた突進を始める。
「イグノちゃん!?」
「弾切れです! 乗ってください!」
アタシは助手席から入って屋根の上に開いた銃座に出る。動き出した車両後部、開いたままのコンテナの扉にペルムちゃんが飛びついた。敵集団は車輛後方、10mほどのところまで迫っている。コンテナのドアが閉まり、もう刀槍や弓矢程度なら被害を受けることはないが、あの集団に呑まれると後退が難しくなる。装輪トラックと違って、完全武装の鎧武者を蹴散らすほどの安定性はないのだ。
「陛下、“バーストファイア”を!」
「了解、後は任せたわよ!」
イグノちゃんの声に、覚悟を決める。何がどうなるのか聞いておきたいところだけど、最悪いま何かあったところで帰還するのに支障が出ることもない。……と、思う。
海へと走り始めたトラックの後ろから、迫りくる重装歩兵の集団は50名以上に膨れ上がり、建物の陰から続々と増加中だ。アタシは小銃を敵集団に向けて、“最後の手段”と聞いていた文言を発する。
「バーストファイア!」
投石砲を破壊したときなど比較にならないほどの違和感。眩暈を通り越して視界が歪み、明滅して真っ暗になる。切れ切れに瞬く視界のなかで、放出される純粋魔力の渦が、重装歩兵を肉片に変えてゆくのが見えた。被害は最前列だけじゃない。後方まで真っ直ぐに伸びて蹂躙し、その先の建物まで根こそぎ粉砕する。倒壊する建物に民間人がいるかもしれない。両手で抱えた銃身を慌てて横薙ぎに振り抜くと、そのまま殺戮の舌が敵集団を呑み込んで吹き飛ばした。銃身の向く先で血飛沫が連鎖的に弾けて行くのが見える。
「お、おお……!?」
素っ頓狂な叫び声は、どこかから覗き見ていたらしい姫騎士殿下のものだ、と思うんだけど、アタシの意識はそこで途絶えた。
最大射程は約1哩(1.6Km)。半理で正中調整してあるといってたけど、正直まともな戦闘経験のないアタシには目分量に毛が生えた程度の物でしかない。
射撃に備えて息を整えていると、すぐ横から笑みを含んだ声が掛かった。
「失礼いたします、陛下。いまニ脚架を出しますので」
「ちょ、なにしてるのペルムちゃん!?」
彼女は銃床の先端、銃身下部を操作して二股の金属支柱を引き出す。先っちょ変な形してると思ったら、そういう機能だったのね。素通しの銃身しかない上に特殊な素材らしく重量は1kgそこそこなので保持にさほどの苦労はないのだけど、精密射撃を求められる状況でニ脚はありがたい。
「アンタ、ルコックに戻る車に乗ってたんじゃないの?」
「観測手が必要かと思い、戻ってまいりました。さあ、時間がありません陛下。照準調整を行います」
有無をいわせない彼女の指示で、アタシは再び眼下に目を向ける。
「まずは、動き始めている右手前の馬車を。荷台に投石砲を積んでいるようです。脚を停めさせたいので、御者を狙ってください。軽武装ですから胴体で結構です。……失礼」
ペルムちゃんは慣れた手つきで遠眼鏡の微調整を行う。
「距離分の正中調整は修正しました。風は沖から陸地に風速5、目盛り2つぶん左にお願いします」
「ファイア」
静かに唱えただけで小銃は純粋魔力を収束させ、銃弾となったそれは御者を馬車ごと突き抜けて車内外に木材や鉄の破片と血飛沫を撒き散らす。
「無力化確認。続いてその左後ろ、後続の馬車をお願いします。左旋回しますので馬車の前輪上部辺りを狙ってください。照準補正そのまま、目盛り2つ左です」
「ファイ……ファイア」
焦りのせいか魔力は連発で発射され、前輪上部どころか馬車全体がひしゃげながらぐるりと縦回転し、連結部に引きずられて軍馬の巨体が宙を舞う。地響きを立てて地面に叩き付けられると砲は車体ごと粉微塵に吹き飛ぶ。数秒注視してみたが、動くものはない。
「無力化確認。これで馬車に積まれた分の投石砲は発射不能です」
「さっきと、弾け方が違わない?」
「弾頭は、陛下の御意思そのものですから、陛下がお考えになったようになります。先ほどは見張りの兵士を吹き飛ばそうとされたのでしょう。いまのは……出来るだけ多くの被害を与えようとされたのでは?」
意識していなかったけど、そうなのかもしれない。御者を倒したところで馬車そのものを止めなければ意味がないとは思っていた。……ような気がする。
魔王領軍の兵も兵器も、アタシの考えていた以上の、あるいは考えてもいなかった結果を勝手に出してしまうところがあり、そこは懸念点ではある。いまはそんなことをいってもいられないので、アタシは次の標的を探して小銃の向きを変える。
「陛下、次は奥の砲座です。左にある赤っぽい屋根の廃屋が見えますか?」
「露店の奥?」
「ええ。砲座はその裏手、テントの左側です。照準距離そのまま、目盛りひとつ左です」
見えた。4~5人の軽装歩兵が投石砲の周囲に固まっている。近くに置かれた樽と甕が砲弾になる爆発物だろうか。剣のようなものを振り回しているのが、おそらく指揮官だ。
「もう発射準備に入っているようですから、まず軽い一撃で指揮官を倒し、次に強めに打ち出していただき、砲座を無力化します」
「いま撃って、爆発しない?」
「投石砲は発射工程の最後に着火して打ち上げるようです。お急ぎください」
「了解。……ファイア」
指揮官は首を傾げるようにして倒れたまま動かなくなる。明かりの漏れる火種らしき金属容器を構えた兵が指揮官を見たまま固まる。
アタシは少し厚めに魔力を注ぎ込むことを意識して、遠眼鏡《スコープ》の正中線1目盛り左側を投石砲の基部に向けた。
「ファイア!」
大技を繰り出したせいか、ごっそりと魔力が持って行かれる軽い貧血のような感覚。アタシの魔力総量からすると問題になる程でもなかったようで、違和感はすぐに消える。
「無力化確認。あー、失礼しました。注入魔力は、もう少し抑え気味でも結構です」
「……そのようね」
あらためて見ると、砲座のあった辺りが半径5mほどの更地になっていた。
銃弾というよりも、爆風に薙ぎ倒されたようなありさまだ。着火前だったのか砲弾の誘爆はなかったようだけど、火種ごと吹き飛べば周囲が火の海になっていた可能性もある。
「次の砲座は少し右手奥、ひとつ高めの建物の屋上、天幕の陰です」
「確認したわ」
崩れかけた木造2階建ての店舗跡。おそらく吹き飛ばされた友軍砲座を視認したのだろう。忙しく動き回る人影が見える。投石砲を指し示す者と階下に移動しようとする者がいて、急いで発射するべきか避難するべきか迷っているように見える。
狙いをつけようとしたけど、こちらからでは石造りの壁が射線を塞いでいる。壁ごと薙ぎ払っても良いんだけど、戦果は確認したい。
「照準距離調整しました。ひと目盛り左です。陛下、砲座ではなく階下の柱は狙えますか?」
下層階の壁は潮風によるものか海側が大きく崩れていて、上階を支えている柱も既に1本しか残っていない。陸地側である右手には柱も壁も健在なので、意図通りになるかどうかは賭けでしかない。
とりあえず、店舗前の路上は広く空いている。万一の暴発にも民間人の被害は少なそうだ。
「やってみましょ。……ファイア!」
こちらから見てほぼ重なっていた柱は2本とも基部からへし折れ、屋上に陣取っていた兵と投石砲を通りにぶちまける。押し潰されたり叩き付けられたりで、数秒見た限りで動く者はなかった。
「無力化確認。次は、通りの奥を。馬車と騎兵が突入を狙っています」
馬に乗った重装騎兵が7に、こちらから荷台は見えないけど、動きの鈍さからするとおそらく投石砲を積んだ馬車が3。被害を目の当たりにしたのか突入には慎重になっているようだ。しかし、相手からすると留まっても安全ではないのだ。生き残るには突っ込んで血路を開くしかない。
“バーストファイア”とやらを試そうかとも思ったけど、イグノちゃんがいっていた“最後の手段”という言葉が気になる。
「ファイア! ファイア! ファイア!」
ほんの少し強めに放った純粋魔力が、馬ごと馬車を薙ぎ倒す。魔力の放出が強過ぎたのか、また少しだけ眩暈がした。転がった投石砲の破壊は確認出来ないが、あちらが機能回復するまでには撤収できると思いたい。
「……陛下、トラックの位置まで後退します」
「なんで、まだ敵が」
「左手奥と右手から、重装歩兵の集団が来ます。おそらく、あれは中隊規模です」
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「ファイア!」
広範囲に広がるように撃つと、5名ほどが吹き飛ばされて転がる。拡散されただけ威力も弱かったのか、大したダメージを負っているようには見えない。敵は起き上がりまた突進を始める。
「イグノちゃん!?」
「弾切れです! 乗ってください!」
アタシは助手席から入って屋根の上に開いた銃座に出る。動き出した車両後部、開いたままのコンテナの扉にペルムちゃんが飛びついた。敵集団は車輛後方、10mほどのところまで迫っている。コンテナのドアが閉まり、もう刀槍や弓矢程度なら被害を受けることはないが、あの集団に呑まれると後退が難しくなる。装輪トラックと違って、完全武装の鎧武者を蹴散らすほどの安定性はないのだ。
「陛下、“バーストファイア”を!」
「了解、後は任せたわよ!」
イグノちゃんの声に、覚悟を決める。何がどうなるのか聞いておきたいところだけど、最悪いま何かあったところで帰還するのに支障が出ることもない。……と、思う。
海へと走り始めたトラックの後ろから、迫りくる重装歩兵の集団は50名以上に膨れ上がり、建物の陰から続々と増加中だ。アタシは小銃を敵集団に向けて、“最後の手段”と聞いていた文言を発する。
「バーストファイア!」
投石砲を破壊したときなど比較にならないほどの違和感。眩暈を通り越して視界が歪み、明滅して真っ暗になる。切れ切れに瞬く視界のなかで、放出される純粋魔力の渦が、重装歩兵を肉片に変えてゆくのが見えた。被害は最前列だけじゃない。後方まで真っ直ぐに伸びて蹂躙し、その先の建物まで根こそぎ粉砕する。倒壊する建物に民間人がいるかもしれない。両手で抱えた銃身を慌てて横薙ぎに振り抜くと、そのまま殺戮の舌が敵集団を呑み込んで吹き飛ばした。銃身の向く先で血飛沫が連鎖的に弾けて行くのが見える。
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