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本章 ――リーベルタスと大事な話――
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頷いたルイスに、今度はセレナが口を開く。
「実際大昔にガーランドの血筋は消えかけてしまったの。ご先祖様達は星獣に狩られて疲弊していって、もう血筋を残すのは難しいとされていた。
星獣達は命を奪ったわけではないけれど、いくらほしいのは魔力だけだったと言っても、一度に大量に奪われれば魔力欠乏により人は弱ってしまうのにね。魔力が底をつけば生命力さえも危ないし。
弱っていけば星獣ほどの力がなくても、力の無い妖精にすら狙われていって……自由な気質の星獣も妖精も、花の蜜を吸うくらいの感覚だったのでしょうけどね」
悲しそうに瑠璃色の目が長いまつげに隠れ、少しして再びルイスを見据えた。
「そうしているうちに、新たな事実が発覚してしまったの。
ガーランドの魔力、ましてや生命力を得た妖精が力を増すということ。それは一時的な事なのだけれど、力を増すというのは確かな事実で、彼等には魅力的だったのね。
味をしめてしまえば単純な思考の妖精は、ただその時を強くなりたいとガーランドの魔力を欲っして……とうとう力の弱い子供にも目をつけ始めてしまったの」
視線を両手でもったカップに揺れる珈琲に落としながら、セレナは続ける。
「いたいけな子供達が狙われ、当時ガーランドに産まれた赤子は半数以上大人に成れなかったと記録に残っているわ。
大半のガーランドの血筋は若いうちに、星獣や妖精達に魔力のすべてを……足りない分はと生命力をも食べられてしまったから。
残っていた強く抵抗力のあるご先祖様たちも、子供を星獣の餌にする為だけに産むことを躊躇うようになったそうよ……いっそ…」
震える手で支えていたカップを、となりに座る兄であるヒューバートがそっと下ろしてくれる。その動きにつられるように、視線を合わせると暖かい手がセレナの肩を優しく擦ってくれ、代わりに口を動かし始めた。
「ガーランドの血はどんどん減ってしまったんだ。子供達をも失い続けもう先祖達は、このまま滅びる事を選択しようとしていた。
だがそれに、一部の星獣達が待ったをかけたんだ。ガーランドの血筋でその時一番若かった娘と心を通わせていた星獣達だ」
下げていた視線を戻し、セレナはルイスの真朱色の目をまっすぐと見つめ、再び口を開いた。
「星獣は永遠を過ごす存在なの。でも、その変わらない永遠の中で……、代替わりを望む者もいるの。
眠りに着きたい星獣は人と交わり自分の後継者を育てるんだけど、でもその後継者が生まれる成功率はとても低い。
そこに光が差したの。未来を詠む星獣が視たのは“ガーランドの力を借りると格段に後継者を得やすくなる”という内容だったの」
ふわりと今まで黙って話を聞いていたスピカが舞い降りてきた。すがるようにセレナの頬に己の頬を寄せる。
「星獣の代替わりが推奨されているわけではないけれど、終わりのない時はあまりにも永い。その憂いを張らすかもしれない存在を、ガーランドの血を根絶やしにするわけにはいかない…そう高位の星獣が訴え始めたの。
それに、ガーランドの魔力を得た星獣のうち地上で顕現できなかったものが一時的にでも顕現出来るようになっていたの。永い時を生きる星獣にしてみれば、それは世界に色が増えるように暗闇に光が指すがごとく、輝かしい事実だったのね」
すり寄ってきたスピカの頬を優しくつつくと、セレナは笑顔をみせた。
「だからね、ガーランドの魔力を欲する星獣達から逃げて暮らしていたご先祖様は星獣の代表の前に姿を現したの。己の魔力は星獣を従わせる餌になると。奪うのではなく、分けてやるから従えって。
ガーランドの魔力はおいしい上に利用価値が高い。そう気が付いた星獣は、ご先祖様の決死の直談判に耳を傾けることになったの。
魔力の代わりに我ら一族を守れと……、そうあたしは、習ったよ」
真剣な表情でセレナは語った。これはガーランドで生まれた子供は当たり前のように習う事である。もちろんガーランドで育ったリーベルタスも知っている。ルイスはしっかり習った訳では無く、会話の都合上その度気になった事だけ聞いてみたことがある程度の知識だった。
「なぁ、無理矢理奪う魔力よりも分け与えられる魔力の方が数倍うまくて、少しでも満腹になるんじゃないのか?」
ルイスの疑問に、男二人は少し驚きを表情に出した。セレナはなんだかうれしそうに、うんうんと頷いている。
「よく知ってたな」
「あぁ、前に星の誰かから聞いたんだと思う」
「星獣達は、ルードも仲間だと思ってるから割と口が軽いんだよね」
ルイスとヒューバートのやり取りにリーベルタスはニッコリと笑って呟いた。リーベルタスの笑顔につられるようにセレナも笑顔になり、穏やかに頷いた。
「そうなのっ あのねっ、特に心を通わせあった者の魔力は、少しで満腹になるし旨味が増すみたいなの
だからガーランドは護ってもらいながら星獣達と共に過ごし、彼等と心を通わせ魔力を分け与える様になったのよ
そんな中、ガーランドに産まれる魔力の多い娘と、より相性がいい事が解ってね、
その魔力の味にとうとう星獣達は服従したみたい。奪うのではなく、分け与えられる魔力の味にねっ
心を通わせているから、親密にもなるし、あっという間に今のガーランド家と星獣の関係の出来上がりよ」
天に向けた手のひらの上にスピカを乗せ、セレナは微笑んだ。彼等が近くに存在することが、幸せだというように。
「……その魔力が特別うまい娘ってのが、星獣の姫ってとこか…」
「そうだ だから厳密に言えば僕だって微力ながら星獣に魔力を渡しているんだ」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
説明回みたいになっちゃってます(*'▽')ここで、2・3個フラグを立てときたい…
中々更新できず、進まず申し訳ありません。
少々時間が取れず…自分の力ではどうにもならない忙しさで…はぁ
まさかの過労で高熱を出すなど今までの人生に1回しかなかったのに…_(┐「ε:)_
なので焦らずゆっくり、自分勝手に更新していくと思います。
きちんと終わりまで書く気は変わらず在りますので、気長にお待ちください。
平成、ありがとうございました。
「実際大昔にガーランドの血筋は消えかけてしまったの。ご先祖様達は星獣に狩られて疲弊していって、もう血筋を残すのは難しいとされていた。
星獣達は命を奪ったわけではないけれど、いくらほしいのは魔力だけだったと言っても、一度に大量に奪われれば魔力欠乏により人は弱ってしまうのにね。魔力が底をつけば生命力さえも危ないし。
弱っていけば星獣ほどの力がなくても、力の無い妖精にすら狙われていって……自由な気質の星獣も妖精も、花の蜜を吸うくらいの感覚だったのでしょうけどね」
悲しそうに瑠璃色の目が長いまつげに隠れ、少しして再びルイスを見据えた。
「そうしているうちに、新たな事実が発覚してしまったの。
ガーランドの魔力、ましてや生命力を得た妖精が力を増すということ。それは一時的な事なのだけれど、力を増すというのは確かな事実で、彼等には魅力的だったのね。
味をしめてしまえば単純な思考の妖精は、ただその時を強くなりたいとガーランドの魔力を欲っして……とうとう力の弱い子供にも目をつけ始めてしまったの」
視線を両手でもったカップに揺れる珈琲に落としながら、セレナは続ける。
「いたいけな子供達が狙われ、当時ガーランドに産まれた赤子は半数以上大人に成れなかったと記録に残っているわ。
大半のガーランドの血筋は若いうちに、星獣や妖精達に魔力のすべてを……足りない分はと生命力をも食べられてしまったから。
残っていた強く抵抗力のあるご先祖様たちも、子供を星獣の餌にする為だけに産むことを躊躇うようになったそうよ……いっそ…」
震える手で支えていたカップを、となりに座る兄であるヒューバートがそっと下ろしてくれる。その動きにつられるように、視線を合わせると暖かい手がセレナの肩を優しく擦ってくれ、代わりに口を動かし始めた。
「ガーランドの血はどんどん減ってしまったんだ。子供達をも失い続けもう先祖達は、このまま滅びる事を選択しようとしていた。
だがそれに、一部の星獣達が待ったをかけたんだ。ガーランドの血筋でその時一番若かった娘と心を通わせていた星獣達だ」
下げていた視線を戻し、セレナはルイスの真朱色の目をまっすぐと見つめ、再び口を開いた。
「星獣は永遠を過ごす存在なの。でも、その変わらない永遠の中で……、代替わりを望む者もいるの。
眠りに着きたい星獣は人と交わり自分の後継者を育てるんだけど、でもその後継者が生まれる成功率はとても低い。
そこに光が差したの。未来を詠む星獣が視たのは“ガーランドの力を借りると格段に後継者を得やすくなる”という内容だったの」
ふわりと今まで黙って話を聞いていたスピカが舞い降りてきた。すがるようにセレナの頬に己の頬を寄せる。
「星獣の代替わりが推奨されているわけではないけれど、終わりのない時はあまりにも永い。その憂いを張らすかもしれない存在を、ガーランドの血を根絶やしにするわけにはいかない…そう高位の星獣が訴え始めたの。
それに、ガーランドの魔力を得た星獣のうち地上で顕現できなかったものが一時的にでも顕現出来るようになっていたの。永い時を生きる星獣にしてみれば、それは世界に色が増えるように暗闇に光が指すがごとく、輝かしい事実だったのね」
すり寄ってきたスピカの頬を優しくつつくと、セレナは笑顔をみせた。
「だからね、ガーランドの魔力を欲する星獣達から逃げて暮らしていたご先祖様は星獣の代表の前に姿を現したの。己の魔力は星獣を従わせる餌になると。奪うのではなく、分けてやるから従えって。
ガーランドの魔力はおいしい上に利用価値が高い。そう気が付いた星獣は、ご先祖様の決死の直談判に耳を傾けることになったの。
魔力の代わりに我ら一族を守れと……、そうあたしは、習ったよ」
真剣な表情でセレナは語った。これはガーランドで生まれた子供は当たり前のように習う事である。もちろんガーランドで育ったリーベルタスも知っている。ルイスはしっかり習った訳では無く、会話の都合上その度気になった事だけ聞いてみたことがある程度の知識だった。
「なぁ、無理矢理奪う魔力よりも分け与えられる魔力の方が数倍うまくて、少しでも満腹になるんじゃないのか?」
ルイスの疑問に、男二人は少し驚きを表情に出した。セレナはなんだかうれしそうに、うんうんと頷いている。
「よく知ってたな」
「あぁ、前に星の誰かから聞いたんだと思う」
「星獣達は、ルードも仲間だと思ってるから割と口が軽いんだよね」
ルイスとヒューバートのやり取りにリーベルタスはニッコリと笑って呟いた。リーベルタスの笑顔につられるようにセレナも笑顔になり、穏やかに頷いた。
「そうなのっ あのねっ、特に心を通わせあった者の魔力は、少しで満腹になるし旨味が増すみたいなの
だからガーランドは護ってもらいながら星獣達と共に過ごし、彼等と心を通わせ魔力を分け与える様になったのよ
そんな中、ガーランドに産まれる魔力の多い娘と、より相性がいい事が解ってね、
その魔力の味にとうとう星獣達は服従したみたい。奪うのではなく、分け与えられる魔力の味にねっ
心を通わせているから、親密にもなるし、あっという間に今のガーランド家と星獣の関係の出来上がりよ」
天に向けた手のひらの上にスピカを乗せ、セレナは微笑んだ。彼等が近くに存在することが、幸せだというように。
「……その魔力が特別うまい娘ってのが、星獣の姫ってとこか…」
「そうだ だから厳密に言えば僕だって微力ながら星獣に魔力を渡しているんだ」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
説明回みたいになっちゃってます(*'▽')ここで、2・3個フラグを立てときたい…
中々更新できず、進まず申し訳ありません。
少々時間が取れず…自分の力ではどうにもならない忙しさで…はぁ
まさかの過労で高熱を出すなど今までの人生に1回しかなかったのに…_(┐「ε:)_
なので焦らずゆっくり、自分勝手に更新していくと思います。
きちんと終わりまで書く気は変わらず在りますので、気長にお待ちください。
平成、ありがとうございました。
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ツンデレラさん
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武力が権力に食い込む事の出来る王国なのです(ご都合設定で(;´Д`A ```)
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読んでくださってありがとうございますっ!!!!
初めまして!
楽しく読ませていただきました。ありがとうございます!
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ルイス。仲良しラブも良いけどライバル登場には気を付けてね!!警戒すべし。今のうちにどんどん牽制しとくのだ!
続き楽しみにお待ちしてます!
タルトさん
はじめまして!感想ありがとうございます^^
楽しんでいただけたなら、モー子も嬉しい限りですっ!!
ラブップルいいですねっ♪どんどん先に進めたい気持ちもありますっ!お兄ちゃん勿体ぶってますよねっ!めっちゃシスコン予定ですよっ^^登場まで楽しみにしてて下さいねっ♪
こんにちは、楽しく読ませていただきました。成獣が、イケメンとか少しエロくてもいいかも?と思いました。でもでも、頑張る主人公は、大好物で、応援します
ねこねこねさん
感想ありがとうございますっ^^ 初感想いただき感激しながら、どうやって返信していいかわからず焦りましたっ! 返信遅れまして申し訳ないですっ!
ですよねっ!!ホントそういう面が取り入れられればと思うんですっ!!その内、その内、でますのでお待ちくださいねっ♪
例えばですが、獅子座のレオは人化するとお色気腹黒王子様キャラで、水瓶座のエリアスは天然素直すぎる毒舌残念(「姫最近胸が大きくになりましたね」とか言っちゃう)キャラとか、大犬のシリウスは人化しても獣っぽさのある(主人公の頬を舐めちゃうような)イケメン予定何ですよ~。星獣の女の子の方もお色気担当No3までいたりします(笑)
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