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第一章『愛するということ』
第一章1 『RESTART』
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車輪の音が止まった。
ゆっくりと目を開く。
掌には血が流れておらず、割れていた爪も元通り。まだ年若く、傷も少ない手。まだ全てを失ったこともなければ、生きるということもまともに知らないこの手。
馬車の外。
『初めて』目にするはずの鉄の門。
窒息しそうなほどに荘厳で、陥落しそうなほどに美しい。午前の太陽の光さえ塗りつぶしてしまえそうな強大な彼女の城。
もう、これで二度目になる。
二度目の今、この厳かな城は自分にとって、過去という名の墓標のようにさえ見えた。
乗り越えなくてはならない、罪の証だった。
服の襟やしわを整える。辺境が先帝と皇帝の二度にわたっての侵略を受けた今、自分の辺境伯としての装いは質素なものだった。
それでも、誇りと理想、そして父の名誉の証たる辺境の紋章だけは、この胸に掲げている。
胸に手を当てる。
あるはずの心臓の鼓動は、ない。
彼女に握られたのは、この権力とこの命。俺を構成するすべてだった。重く、苦しく、鋭く燃える炎が、今はこの胸に灯るのを感じる。
馬車の扉を開けて、重々しく地面に足をつける。
大公領の風景は、華やかとは言えなかった。
大公邸の迫力は満点だが、大公の地位に相応しいほど豪奢であるかと言われればそうではない。
だがその反面、スラム街や犯罪組織、貧民街のようなものもなかった。
――そうだ、彼女はそういう人であった。
守衛の兵士が鋭い目でこちらを見ている。没落した辺境の主である俺に、敬意など皆無であるようだ。無理もない。
冷たい空気の中を潜り抜けて、彼女のいる客室に向かう。
ここの道は、今もはっきりと覚えている。
初めてこの道を歩いたあの時の、全身を突き破るほどの憤怒と憎悪も含めて。
一歩一歩前に進むたびに、崩れる尊厳と溢れる屈辱に殺意さえ感じていたあのとき。
そう。
憎悪と、殺意――。
彼女も俺がそうであると思っているはずだ。今はまだ、軽率に回帰のことを彼女に知られてはいけない。
客室の扉が、開かれる。
とっくに落ち着かせていたはずなのに、手が小刻みに震える。まだ彼女を失っていないこの世界で、彼女に会えるということの実感が、やっと湧いてきた。
――この世界の歴史と未来には、まだ君の名がある。
室内はさほど暗くもないが明るくもなく、空気中には冷たくも心地いい香りがしていた。書籍、羊皮紙、木材、薬草の香りも混ざって、丁度いい。
――そうして、俺は今世で初めて、彼女と再会した。
艶やかな黒髪が、机の上に散らばって幻想的に輝いている。暗い赤色のドレスを着た彼女は、危険な花のように美しく、近寄りがたい。
古びた羊皮紙に目を落としていた彼女は、足音を聞いて顔を上げた。
――目が合った。
鮮やかな赤色の瞳。
人の心を容易く読み弄び、魂さえ凍らせるほどに鋭い、かつて恐れ憎み苦しめられてきた、その宝石のような瞳。
妖艶に口角を上げた彼女は、ゆっくりとした動きでこちらに顔を向ける。
「――あら」
蜜で包んだ針のように、甘く、危険な声。正気を失わせ、深淵の底に落とされるその声を、かつて拒み続けてきた。
「わたしの辺境伯ではありませんか。いらっしゃい。傷はいかがですか?」
ああ。
この話し方。飄々としていてつかみどころがなく、見下したような弄んでいるような。
かつては、辱めを受けているのだと、上位者が下位者を、あるいは狩猟者が獲物を見ているようなものだと業を煮やしていたものだが……。
今や全くそうは思えないのだから、回帰というのは恐ろしい現象だ。
だが、今は前世の通りにやらなくてはならない。
彼女の思う通りの反応を。そう。前のように。
彼女に聞きたいことも、今すぐ語りたい多くの言葉も、名を呼んで抱きしめたい衝動も、今は。
「――大公」
その声の冷酷さと硬さ、そして言葉の端々に滲む憎悪。
ちょうどいい塩梅だ。演技としては最上。けれども、心には鋭い痛みが走った。
「見掛け倒しの心配は止すんだな。我が領地を『接収』した気分はどうだ? さぞや爽快だったろうな」
皮肉を隠そうともしない言葉に、彼女はふふっ、と微笑んで羊皮紙を手放した。
重力に従って、価値の高そうな羊皮紙が空中を彷徨った後に地面に音もなく落下する。
赤色の瞳が、底知れぬ深淵が、全てを見透かし手中に収めたがるように、こちらを見つめている。
「あらあら、お怒りのようで……。ですが、いいことはありませんよ。従属以外に、あなたに残された選択肢はない。そうでしょう? わたしに従っていれば、あなたは辺境伯の地位を守れる」
「はっ、まさか俺に、お前に従う利点を語っているのか?」
怒りを込めて、一歩進む。
軍靴が絨毯を深く踏みしめて、沈み込むような音がした。
「漁夫の利だったんだろう? 皇帝と聖女は俺の土地を、そして命を奪おうとした。お前は助けるふりをしてあいつらと何も変わらない。俺の領地は今やお前の物だ。俺の心臓もお前が掌握している。利点だと? ふざけるな! 俺がお前の心のままに奴隷になると思うなよ!」
広い室内に、怒気のこもった声が響き渡る。
ただの憎しみだけではなく、その大声には自分の衝動を抑え込む効果もあった。
そうでなければ、このまま駆け出して、彼女の肩を思いきり掴んで真相の全てを語り、彼女の偽装をはぎ取ってしまいたくなる衝動を抑えきれなかった。
俺を見る彼女の笑みは、その言葉を浴びせられてより一層深まる。
禁忌を犯し原罪を負わせるような、危険な誘惑を帯びたその笑みが、昔の俺は世界で一番嫌いだった。
「そんなに大声を出されなくとも。面白いですね。可愛らしくてとてもいいですよ?」
ふ、と彼女が椅子から立ち上がり、少し距離を縮めてから右手を差し出す。
その手のひらの上に、赤色の光が灯る。
刺々しく光るそれは、ただの光線ではない。そこに掲げられた『物体』が発する光であった。
「その通りです。あなたにできることはわたしに従うことだけ。利点があろうがなかろうが……あなたの心臓は、わたしの手にあるのだから。全ては、わたしのものです。あなたも、あなたの領民も、領地も」
そうだ。
この時だ。
前世。
この瞬間、俺の彼女に対する全ての感情が憎悪一色になった。彼女を完全な『悪』だと認識し、知ることも探ろうともしなくなるきっかけ。
――彼女は、俺の心臓を、つまりは俺の命を握っている。
俺の心臓は、戦争の中で呪いを受けて結晶化した。
その『結晶』を、彼女が今は持っていて、随時魔法で圧を加えたり最悪破壊し俺を殺すこともできる。
彼女が『心臓』を仕舞った、その瞬間。
今だ。
「――!」
袖の中から滑るように出た短剣を握り締めて、少しのためらいもなく、喉元をめがけて一閃。
絶望と憤怒の中で、かつての青年がかけた一縷の望み。
――少女は後ずさることさえなかった。
刃は少女に届くことさえせず、触れる少し先で凍り付いて破砕した。
同時に、鋭い電撃の痛みが全身を襲い、割れそうな痛みに耐えきれず地面に膝をついた。
息さえまともにできないほどに苦しむ俺の前に近づいた彼女が、高みから俺を見下ろして笑う。
「暗殺は少し早すぎるのではありませんか? その勇敢さは褒めますが……技術はダメですね。暗殺をしたこと、今までないでしょう」
むしろ大層楽しいとでも言うように、狂った笑みを浮かべて少女は言葉を続ける。
「は、なせ……! でなければ殺せ!」
「殺す?」
軽く首を傾げた彼女が、怪訝な顔をする。
「それは面白くなさすぎるではありませんか……。そんな馬鹿なことをするわけがないでしょう?」
「許さない……」
「ええ、それで構いませんよ?」
くるりと背を向けた彼女の黒い長髪が、俺の視界の中でゆらゆらと揺れる。
この黒の向こうで、今彼女がどんな顔をしているのか、分からない。
「でも覚えておいてください。わたしの言うことを聞けば、あなたもあなたの領民も生き永らえることができる。逆らうのなら……あなたがたに後悔の味を味わわせる方法など、いくらでもあります」
ああ、知っているさ。
この芝居はまだ続けなくてはならないと。
未来は罠と未知に満ちていると。
皇帝の陰謀も、聖女の狂乱も。
この心に深く根付いた、憎しみとは大きく異なる想いも。
君の台本は、もう見てきた。
――次は、俺が台本を書く。
痛みが和らいできたので、立ち上がってすぐさま扉を開けて出て行く。本当は彼女の姿をもうすこしこの目に焼き付けたかったが、致し方ない。
でも、構わない。
背後で、鮮烈な赤色の瞳が、静かに注視しているのを感じる。
次は。
次は、決して失わない。
ゆっくりと目を開く。
掌には血が流れておらず、割れていた爪も元通り。まだ年若く、傷も少ない手。まだ全てを失ったこともなければ、生きるということもまともに知らないこの手。
馬車の外。
『初めて』目にするはずの鉄の門。
窒息しそうなほどに荘厳で、陥落しそうなほどに美しい。午前の太陽の光さえ塗りつぶしてしまえそうな強大な彼女の城。
もう、これで二度目になる。
二度目の今、この厳かな城は自分にとって、過去という名の墓標のようにさえ見えた。
乗り越えなくてはならない、罪の証だった。
服の襟やしわを整える。辺境が先帝と皇帝の二度にわたっての侵略を受けた今、自分の辺境伯としての装いは質素なものだった。
それでも、誇りと理想、そして父の名誉の証たる辺境の紋章だけは、この胸に掲げている。
胸に手を当てる。
あるはずの心臓の鼓動は、ない。
彼女に握られたのは、この権力とこの命。俺を構成するすべてだった。重く、苦しく、鋭く燃える炎が、今はこの胸に灯るのを感じる。
馬車の扉を開けて、重々しく地面に足をつける。
大公領の風景は、華やかとは言えなかった。
大公邸の迫力は満点だが、大公の地位に相応しいほど豪奢であるかと言われればそうではない。
だがその反面、スラム街や犯罪組織、貧民街のようなものもなかった。
――そうだ、彼女はそういう人であった。
守衛の兵士が鋭い目でこちらを見ている。没落した辺境の主である俺に、敬意など皆無であるようだ。無理もない。
冷たい空気の中を潜り抜けて、彼女のいる客室に向かう。
ここの道は、今もはっきりと覚えている。
初めてこの道を歩いたあの時の、全身を突き破るほどの憤怒と憎悪も含めて。
一歩一歩前に進むたびに、崩れる尊厳と溢れる屈辱に殺意さえ感じていたあのとき。
そう。
憎悪と、殺意――。
彼女も俺がそうであると思っているはずだ。今はまだ、軽率に回帰のことを彼女に知られてはいけない。
客室の扉が、開かれる。
とっくに落ち着かせていたはずなのに、手が小刻みに震える。まだ彼女を失っていないこの世界で、彼女に会えるということの実感が、やっと湧いてきた。
――この世界の歴史と未来には、まだ君の名がある。
室内はさほど暗くもないが明るくもなく、空気中には冷たくも心地いい香りがしていた。書籍、羊皮紙、木材、薬草の香りも混ざって、丁度いい。
――そうして、俺は今世で初めて、彼女と再会した。
艶やかな黒髪が、机の上に散らばって幻想的に輝いている。暗い赤色のドレスを着た彼女は、危険な花のように美しく、近寄りがたい。
古びた羊皮紙に目を落としていた彼女は、足音を聞いて顔を上げた。
――目が合った。
鮮やかな赤色の瞳。
人の心を容易く読み弄び、魂さえ凍らせるほどに鋭い、かつて恐れ憎み苦しめられてきた、その宝石のような瞳。
妖艶に口角を上げた彼女は、ゆっくりとした動きでこちらに顔を向ける。
「――あら」
蜜で包んだ針のように、甘く、危険な声。正気を失わせ、深淵の底に落とされるその声を、かつて拒み続けてきた。
「わたしの辺境伯ではありませんか。いらっしゃい。傷はいかがですか?」
ああ。
この話し方。飄々としていてつかみどころがなく、見下したような弄んでいるような。
かつては、辱めを受けているのだと、上位者が下位者を、あるいは狩猟者が獲物を見ているようなものだと業を煮やしていたものだが……。
今や全くそうは思えないのだから、回帰というのは恐ろしい現象だ。
だが、今は前世の通りにやらなくてはならない。
彼女の思う通りの反応を。そう。前のように。
彼女に聞きたいことも、今すぐ語りたい多くの言葉も、名を呼んで抱きしめたい衝動も、今は。
「――大公」
その声の冷酷さと硬さ、そして言葉の端々に滲む憎悪。
ちょうどいい塩梅だ。演技としては最上。けれども、心には鋭い痛みが走った。
「見掛け倒しの心配は止すんだな。我が領地を『接収』した気分はどうだ? さぞや爽快だったろうな」
皮肉を隠そうともしない言葉に、彼女はふふっ、と微笑んで羊皮紙を手放した。
重力に従って、価値の高そうな羊皮紙が空中を彷徨った後に地面に音もなく落下する。
赤色の瞳が、底知れぬ深淵が、全てを見透かし手中に収めたがるように、こちらを見つめている。
「あらあら、お怒りのようで……。ですが、いいことはありませんよ。従属以外に、あなたに残された選択肢はない。そうでしょう? わたしに従っていれば、あなたは辺境伯の地位を守れる」
「はっ、まさか俺に、お前に従う利点を語っているのか?」
怒りを込めて、一歩進む。
軍靴が絨毯を深く踏みしめて、沈み込むような音がした。
「漁夫の利だったんだろう? 皇帝と聖女は俺の土地を、そして命を奪おうとした。お前は助けるふりをしてあいつらと何も変わらない。俺の領地は今やお前の物だ。俺の心臓もお前が掌握している。利点だと? ふざけるな! 俺がお前の心のままに奴隷になると思うなよ!」
広い室内に、怒気のこもった声が響き渡る。
ただの憎しみだけではなく、その大声には自分の衝動を抑え込む効果もあった。
そうでなければ、このまま駆け出して、彼女の肩を思いきり掴んで真相の全てを語り、彼女の偽装をはぎ取ってしまいたくなる衝動を抑えきれなかった。
俺を見る彼女の笑みは、その言葉を浴びせられてより一層深まる。
禁忌を犯し原罪を負わせるような、危険な誘惑を帯びたその笑みが、昔の俺は世界で一番嫌いだった。
「そんなに大声を出されなくとも。面白いですね。可愛らしくてとてもいいですよ?」
ふ、と彼女が椅子から立ち上がり、少し距離を縮めてから右手を差し出す。
その手のひらの上に、赤色の光が灯る。
刺々しく光るそれは、ただの光線ではない。そこに掲げられた『物体』が発する光であった。
「その通りです。あなたにできることはわたしに従うことだけ。利点があろうがなかろうが……あなたの心臓は、わたしの手にあるのだから。全ては、わたしのものです。あなたも、あなたの領民も、領地も」
そうだ。
この時だ。
前世。
この瞬間、俺の彼女に対する全ての感情が憎悪一色になった。彼女を完全な『悪』だと認識し、知ることも探ろうともしなくなるきっかけ。
――彼女は、俺の心臓を、つまりは俺の命を握っている。
俺の心臓は、戦争の中で呪いを受けて結晶化した。
その『結晶』を、彼女が今は持っていて、随時魔法で圧を加えたり最悪破壊し俺を殺すこともできる。
彼女が『心臓』を仕舞った、その瞬間。
今だ。
「――!」
袖の中から滑るように出た短剣を握り締めて、少しのためらいもなく、喉元をめがけて一閃。
絶望と憤怒の中で、かつての青年がかけた一縷の望み。
――少女は後ずさることさえなかった。
刃は少女に届くことさえせず、触れる少し先で凍り付いて破砕した。
同時に、鋭い電撃の痛みが全身を襲い、割れそうな痛みに耐えきれず地面に膝をついた。
息さえまともにできないほどに苦しむ俺の前に近づいた彼女が、高みから俺を見下ろして笑う。
「暗殺は少し早すぎるのではありませんか? その勇敢さは褒めますが……技術はダメですね。暗殺をしたこと、今までないでしょう」
むしろ大層楽しいとでも言うように、狂った笑みを浮かべて少女は言葉を続ける。
「は、なせ……! でなければ殺せ!」
「殺す?」
軽く首を傾げた彼女が、怪訝な顔をする。
「それは面白くなさすぎるではありませんか……。そんな馬鹿なことをするわけがないでしょう?」
「許さない……」
「ええ、それで構いませんよ?」
くるりと背を向けた彼女の黒い長髪が、俺の視界の中でゆらゆらと揺れる。
この黒の向こうで、今彼女がどんな顔をしているのか、分からない。
「でも覚えておいてください。わたしの言うことを聞けば、あなたもあなたの領民も生き永らえることができる。逆らうのなら……あなたがたに後悔の味を味わわせる方法など、いくらでもあります」
ああ、知っているさ。
この芝居はまだ続けなくてはならないと。
未来は罠と未知に満ちていると。
皇帝の陰謀も、聖女の狂乱も。
この心に深く根付いた、憎しみとは大きく異なる想いも。
君の台本は、もう見てきた。
――次は、俺が台本を書く。
痛みが和らいできたので、立ち上がってすぐさま扉を開けて出て行く。本当は彼女の姿をもうすこしこの目に焼き付けたかったが、致し方ない。
でも、構わない。
背後で、鮮烈な赤色の瞳が、静かに注視しているのを感じる。
次は。
次は、決して失わない。
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