国民的英雄柔道家の成り上がり

谷川 雅

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YAWARAリーグ 始動

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【1】
柔道が、ひとつの「道」から、「舞台」へと姿を変えたのは、いつからだったろうか。
それは、静かに始まり、確かに燃え上がった――新たなる“格闘技の競技”、その名はYAWARAリーグ(やわらリーグ)。
このリーグには、伝統と革新が共に息づいている。
選ばれし10人の戦士たちが、年に36戦――命を削り、技を極め、勝利の「一本」だけを求めて、畳の上でぶつかり合う。
判定はない。延長もない。
時間は無制限――ただ、一本。
それだけが勝者を決める。
この舞台に、階級は存在しない。
体格差も、年齢も、国籍も関係ない。
立つべき者だけが立ち、倒れる者は黙して畳に沈む。
それが、この世界での唯一の掟だった。
リーグ戦の開催地は、全国九都市。
札幌、仙台、東京、横浜、名古屋、新潟、大阪、広島、福岡。
各地では、土日の2日にわかる試合が年に二度“柔道の祭典”が繰り広げられ、会場の周囲はまるで武道と縁日が交差するような賑わいを見せる。
映画館でのライブビューイング、配信チャンネルのサブスクリプション登録者は世界で五千万を超え、
柔道は再び、“世界の中心”で語られる競技となった。
そして、畳の上に立つ者には――破格の待遇が与えられる。
3LDKの専用道場付き合宿所、管理栄養士の食事、名門ブランドの提供する道着や道具、
1年務めれば引退後は生涯年金が支給され、マンションまで贈られる。
だが、それらの報酬は、「立ち続ける覚悟」と引き換えのものにほかならなかった。
その世界に、45歳の男が帰ってきた。
かつて国民的英雄と呼ばれた、ひとりの柔道家――天野剛士。
誰もがもう忘れかけていた「本物」が、
再び、白帯を締め、命を懸けてこの舞台に挑む。
YAWARAリーグ――
それは、ただのプロスポーツではない。
“心と技”を持つ者だけが、生き残れる戦場だ。

【2】
――春、新潟。
前日の雨が上がり、冷たい風が街を洗っていた。
剛士はプロ柔道家として、初めての公式戦を迎えていた。
正式な「10人のうちのひとり」として。
もう彼は“推薦枠の挑戦者”ではない。
このリーグの一角を支える“現役のプロ柔道家”だった。
とはいえ、試合前の控室で、彼はまだどこか“異質”な存在だった。
他の選手たちは20代~30代。海外の猛者や元UFC出身もいる。
その中で唯一、白帯を締め、静かに黙想する45歳の男――。
「まるで時間から浮いてるようだ」と、ある解説者は表現した。
試合前のインタビューで、記者が尋ねる。
「プロに正式加入されて、今、どんな気持ちですか?」
剛士は穏やかに答えた。
「ここからが“始まり”です。これまでは、自分の覚悟を試す時間でした。
でも、これからは――このリーグの一員として、誰かの“希望”でありたい。」
その言葉は、SNSで大きな反響を呼んだ。
「もう一度、何かに挑戦したくなった」
「自分も動き出さなきゃと思った」
「剛士選手の試合を息子と観て、親子で泣いた」
剛士の存在は、もはや“伝説の再来”ではなく、
“今を生きる誰か”の心に届き始めていた。

新潟大会・第一戦。対戦相手は、元ラグビー日本代表の剛腕・樋口真吾。
圧倒的な体重とパワー、そしてタックルのような前傾姿勢の柔道で名を馳せていた。
試合開始。
剛士は一歩も引かず、むしろ前へ前へと出た。
体格差、年齢差、スピードの差――すべてを織り込んで、
“相手を受けきる柔道”を体現する。
数分間の組み手争いの末――
剛士の重心が下がった。
一瞬の間合い。
そして、すべてを断ち切るように飛び出した。
「大内刈――ッ!」
畳に激しい音が響く。
樋口の体が浮き、鮮やかに背中から落ちる。
主審の右手が上がる。
「一本!」
再び、観客が立ち上がる。
今や誰もが知っていた。
この男は、ただの“挑戦者”ではない。
YAWARAリーグに、まぎれもない“真の選手”が加わったことを。
剛士は深く礼をし、観客席の一角――
遠く離れた名古屋から応援に来ていた息子と目を合わせ、微笑んだ。

その夜、道場付き合宿所の自室。
窓の外には、まだ夜桜がわずかに残っていた。
剛士は、そっと手帳を開いた。
そこには矢吹の遺した一言が、走り書きされていた。
「“道”は、生き様で証明するものだ。」
剛士はその文字を見つめ、ゆっくりと頷いた。
まだ道は続いている。
そして彼はその道の、ただ中にいる。

【3】
YAWARAリーグ初戦、新潟での勝利から数日後。
柔道界のネットメディアには、ある呼び名が静かに広がっていた。
「第十の男」――天野剛士。
それは、十人だけが在籍できるYAWARAリーグの最終枠に収まった者への称号であり、
時に“最も新しく、最も不安定な存在”を意味するものでもあった。
だが、剛士の勝利は誰の目にも“まぐれ”ではなかった。
技の正確さ、読みの深さ、そしてなにより一本への執念――
どれを取っても、彼は紛れもなく「最前線に戻ってきた」柔道家だった。

その日、剛士は合宿所の談話室にいた。
窓の外には春の陽が差し込み、若い選手たちの声が道場から響いてくる。
畳の匂い、汗の音、号令と笑い声。
どれもが懐かしく、そして新鮮だった。
そんな中、扉がノックされた。
「……失礼します。」
入ってきたのは、見覚えのない若い選手だった。
肌は浅黒く、目は鋭いが、礼儀正しさの滲む立ち振る舞い。
「天野選手……初めまして。イサム・ファデルと申します。
 次の東京大会、私が対戦相手になります。」
その名に、剛士は目を細めた。
イスラム圏出身の選手で、U-22世界選手権を二連覇した天才。
18歳の最年少プロ。
先月の後期昇格戦で、8秒で一本勝ちした映像が世界を震撼させた逸材。
「……ずいぶんと礼儀正しいじゃないか。今どきの若者らしくないな。」
「母に、尊敬する相手には必ず名乗って頭を下げなさいと教わりました。」
剛士は、静かに笑った。
この世界にはまだ、"技だけでは測れない強さ"を持つ若者がいた。
「じゃあ、手加減はしないな。」
「光栄です。」
二人は、ほんの一瞬、視線を交わした。
その奥にあったのは、敵意ではなく、
“畳の上で会話を交わす者だけが持つ、信頼”だった。

東京大会前日。
記者会見場に並ぶ10人の戦士たち。
中央に座るのは、昨年王者・南條彬と、“空中の皇子”カリーム・ハディール。
そして最端、白帯のまま椅子に座る男――剛士。
記者の質問が飛ぶ。
「剛士選手、次の相手は最年少で最も危険な相手とまで言われるイサム選手ですが、対策は?」
剛士は、少しだけ口元を緩めた。
「……若さには、爆発力がある。でも、熟れすぎた果実にも、粘りと深さがある。
 畳の上で、どちらが先に“芯”をつかめるか――それだけのことです。」
その答えに、一瞬沈黙が流れたのち、笑いと拍手が起こる。
記者の間でも、剛士を“現役”として扱う空気がはっきりと現れ始めていた。

――そして、東京。
観客動員数、3万5千人。
テレビ、映画館、配信――視聴者は世界同時に1,200万人を超えると予想された。
国立アリーナの中央。
光が差し込むようにして現れた、ふたりの男。
一人は、世界に希望を見せる18歳。
一人は、過去に別れを告げず、道を戻ってきた45歳。
今、最年少と最年長が、
真っ向から“今”を懸けてぶつかろうとしている――。
【4】
東京大会の前夜。
選手たちの泊まる都内の高層ホテルには、さながら“戦場の前夜祭”とも言える緊張感が漂っていた。
だが、YAWARAリーグの選手たちは、試合以外では案外穏やかな顔を見せる。
ラウンジでは、外国人選手たちと日本人選手が入り混じって軽食をつまみながら会話を交わしていた。
剛士はその輪からやや離れた席で、コーヒーを飲んでいた。
そこに、ひとりの男が声をかける。
「よう。伝説さん、静かすぎると余計目立つぜ。」
声の主は――アンドレイ・グロモフ。
入れ替え戦で剛士に敗れたロシアの巨漢柔道家だった。
だがその目には、悔しさよりも、どこか晴れやかな敬意が宿っていた。
「もう伝説なんかじゃない。いまは、同じ土俵の――ただの柔道家だ。」
「そういうところが、あんたの一番怖いとこだよ。……あの日、俺、確かに心を折られたんだ。一本負けなんて、あれが初めてだった。」
剛士は少し笑った。
「それでも、あんたはまたここにいる。それが強さだ。」
すると、別の声が割って入った。
「おや、ロシアの熊がまさかの懺悔タイム? 記者呼んだらどう?」
その声は、やや挑発的でいて、軽快だった。
南條彬。
昨年のチャンピオンにして、“沈黙の怪物”と称された男。
普段は寡黙だが、最近は少しずつ表情を見せるようになってきていた。
「剛士さん。……あんたがこのリーグに来てから、会場の空気が変わった。
 昔の柔道が持ってた“芯”みたいなもんが、戻ってきた感じがある。
 ……正直、ありがた迷惑だ。」
その言葉には、冗談と本音が半分ずつ混じっていた。
「それは褒め言葉として、受け取っておくよ。」
そしてもう一人――
“空中の皇子”カリーム・ハディールが、グラスを手に近づいてきた。
「ミスター・アマノ。あなたの勝利の後、私のSNSのフォロワーが一万人減った。
 ……でも、私の誇りは増えたよ。」
剛士は、ほんの少しだけ肩をすくめて笑った。
「それは……すまなかったな。」
カリームは真顔に戻り、語る。
「明日、イサムとあなたの試合は――きっと、YAWARAの“未来”と“意志”がぶつかる戦いになります。
 どちらが勝っても、私はそれを尊敬します。」
そう言って彼は、剛士の前に手を差し出した。
剛士も静かに握手を返す。

夜も更け、部屋に戻った剛士は窓から東京の夜景を眺めていた。
ネオンの灯りは遠く、静かな部屋にただ時計の音だけが響いている。
あのラウンジでの会話――
かつての自分なら、考えられなかった光景だった。
自分はずっと、“レジェンド”という言葉の檻に閉じ込められていた。
語られ、称えられ、いつしか「記憶」の中の人になっていた。
だが今、自分は畳に立ち、選手として言葉を交わし、
呼吸を合わせ、技を出し合い、“いま”を生きている。
「やっと……戻ってこれたんだな。」
そう呟くと、机の引き出しから1枚の写真を取り出した。
それは、若かりし頃の剛士と、矢吹健太が笑いながら肩を組んでいる一枚。
道着の裾は泥だらけで、鼻血も出ていた。
「健太……俺、ここでちゃんと、やってるよ。」
写真を見つめながら、剛士はゆっくりと目を閉じた。

翌日――
東京大会の当日。
会場にはすでに3万を超える観衆が詰めかけていた。
実況席では、アナウンサーが開口一番、こう告げた。
「いま、この瞬間、YAWARAリーグの中心にいるのは、最年少と最年長――
 その“二人の間”にあるのは、単なる年齢差ではありません。
 “時間”という名の重み。
 そして“柔”という武道の、過去と未来が激突する、歴史的な試合となるでしょう。」
畳の上に、二人が立つ。
白帯の男、天野剛士。
黒帯の天才、イサム・ファデル。
老練と閃光。
静けさと暴風。
この一戦が、リーグの中でどんな意味を持つのか、
誰よりも深く理解しているのは――おそらく、本人たちだけだった。
「礼。」
主審の声が、場内に響いた瞬間――
時間は止まり、
そして、再び動き始めた。

【5】
静まり返る国立アリーナ。
観客3万5000人が、息を呑む中。
中央の畳に立つ、ふたり。
白帯の最年長、天野剛士――45歳。
そして黒帯の最年少、イサム・ファデル――18歳。
柔道界の“過去と未来”が、今この瞬間、交差する。
「始めッ!」
主審の声が空気を切り裂いた。

初手で動いたのは、イサムだった。
重心を低く、足の運びが速い。
まるで獲物を狙う獣のように、剛士の懐へ潜り込む。
—巴投。
イサムの十八番。
だが剛士は動じない。
すでに入れ替え戦で経験した巴投の崩し方が、体に染みついていた。
タイミングをずらし、足をひとつ引く。
イサムの体勢が半端になる。
(重い……それでいて速い。)
思わず剛士は心の中で唸った。
この少年は、単なる天才ではない。
体の芯から「勝つ柔道」を理解している。
すぐに距離を取り直すイサム。
笑顔はなく、真剣そのもの。
眼差しには、迷いがない。
その目を見て、剛士はふと気づいた。
(この目……あいつに似ている)
矢吹健太。
かつての盟友。
どこかで、この少年の「真っ直ぐさ」に、あの男の面影が宿っていた。

10分経過――
ポイントも判定もないYAWARAルールの中で、
この10分は、剛士にとって何より過酷な時間だった。
だが、崩れない。
攻め続けるイサムに対し、剛士は一つ一つ、正確に捌く。
「柔よく剛を制す」とは言うが、
今この試合では、“柔”も“剛”も、両者が極限まで研ぎ澄まされていた。
そして、12分が過ぎた頃――
ついに、剛士は動いた。
イサムの体がわずかに前のめりになった瞬間、
その腕をとって――
「内股っ!!」
観客が総立ちになる。
だがイサムも反応が速い。
着地と同時に体をひねり、技を切る。
決まらない。
しかし、空気が変わった。
剛士の攻撃が、イサムの“リズム”にひびを入れ始めた。

「イサム、息が荒くなってきたな」
控室のモニターを見つめる南條彬が、ぽつりとつぶやく。
その隣で、カリーム・ハディールが静かに言葉をつなぐ。
「……これは、技だけの戦いじゃない。“呼吸”と“芯”の戦いだ。」
その通りだった。
剛士は、イサムの体力を削るつもりで、意図的に“組み負ける”瞬間をつくり、
相手の攻めるタイミングをわずかに遅らせていた。
そのたびに、イサムは力を使わされる。
(少年よ……お前が勝ち急ぐのはわかる。だが、まだ“畳”が見えていない。)
剛士はそう思いながら、もう一歩、前に出た。

そして、18分。
その瞬間は、不意にやってきた。
イサムが再び巴投に入った――ように見せて、内股へ切り替える。
“空中での軌道修正”という、彼だけの離れ業。
剛士の体がわずかに浮いた。
観客が「あっ」と息を飲む。
だが、剛士はそれすら読み切っていた。
あらかじめ、左足を後ろに残していた。
イサムの重心が一瞬浮いた、その“ほんの一瞬”を、
白帯の男は見逃さなかった。
返し技――大外刈。
まるで時が止まったような一瞬。
イサムの身体が宙を舞う。
そして――背中から、畳へ。
「一本ッ!!」
主審の声が響いた。

静寂のあと、
割れるような拍手と、歓声と、涙が交錯する。
剛士は、深く、深く頭を下げた。
その姿に、イサムもまた、黙って礼を返す。
18歳と45歳。
未来と過去。
そのあいだにあるものが、畳の上に確かにあった。

試合後、イサムが控室の剛士のもとへとやってきた。
「天野さん……ありがとうございました。
 僕はまだ、柔道の“深さ”を知らなかった。
 今日、それを教わった気がします。」
剛士は肩を叩いて笑った。
「なら、次は君が誰かに伝えればいい。
 俺たちの“道”は、そうやって続いていく。」
イサムは涙を拭き、深く頭を下げた。

その夜、
ニュースは「剛士、四連勝。最年少王者候補を破る」と報じた。
だが、剛士の心にあったのは――
勝利でも栄光でもなかった。
ただ、ひとつ。
「自分は、まだ“柔の道”にいる。」
それを確かめられたことが、
彼にとって、何よりの勲章だった。
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