14 / 31
第13話
しおりを挟む
「僕は天使ユラ。あの時の彼の動きが、まぶたの裏から消えない。なんでだろう」
問答無用で、二区という一つの街が「なかったこと」にされた。
普通なら膝から崩れ落ちるような所業を、当たり前みたいにやってのけた。
災禍と呼べるほどの戦闘力。
そして――
大事な者に対しての愛情。
なんか、目が離せない。
それは戦いを見て感じた興奮の痛みじゃない。
もっと厄介で、全身が冷えるほどの痛み。
貸しはある。でも……返されたくないと思ってしまった。
自分でも、ちょっと笑える。
僕は彼を利用しようとしているのに。
心がどこか彼の姿を追っている。
どうして、って自分でも笑いたくなるくらいに。
そうね、これからどうしよう。
僕の計画も、上層部も……どうでもよくなってきた。
もう、自分でも何考えてるのかよくわからない。
でも是明のことだけは観測対象として興味がある。
◇
勇者側
「……天使二区壊滅だと?」
「我々の攻撃じゃない。単独で?」
互いに顔を見合わせるが答えなどない。
あるのは、断片的な事実だけ。
「勇者団の攻撃規模の十倍以上だぞ?」
「何が起きた。こんなの、紛争っていうより災害だろ……」
「“勇者”なんて肩書きがかわいく見えるレベルだぞ……」
「……同じ“人間”だなんて、冗談きついよな」
「その名は――是明。」
勇者たちは何が起きたのか混乱していた。
事実今は、天使と小競り合いをしている。
だが、それは自分たちで起こした範囲。
その外で、まったく別の何かが、一瞬で天使の一角を壊滅させた。
なんだ。
化け物がいるのか?
俺たちの知らない何かが存在するのか?
不安が心を突き動かす。
◇
一方で天使上層は慌ただしかった。
「ユラは……何をしている?」
「この事件、勇者か? いや違う……あれは――人間?」
「……いや、違う」
年嵩の天使が立ち上がる。
「あれは人間じゃない。あれは――“災厄”だ」
「記録上、同格は存在しない……」
「二区は未納者集団だったよな?」
「はい。今はその未納者がゼロです」
「つまり、全滅か」
「化け物め……」
円卓は、前のめりになる天使たちできしりと音を立てた。
◇
俺、是明。今おきた。
戻ってきた俺たちはひとまず体を休めていた。
――が。
なんでポコポコは店に帰らない?
「ん~ぜみょう~」
寝ぼけてベッドで俺にしがみつく。
ここんところ毎日これだ。
なんで俺が抱き枕なんだよ。保護者か俺は。
「おい、起きろ。朝だ」
「もうちょっと寝る~」
だめだ。
毎夜俺の寝床に潜り込んでくる。
なんだお前。猫か?
ほほをつまむと、俺がニヤニヤしちまう。
はぁ。困ったな。
在香はじっと俺たちを見ていた。
黒い目が、俺とポコポコの腕のあいだを行ったり来たりする。
……ポコポコ、いいなぁ、って顔してやがる。
そのくせ、「別に何も思ってません」みたいな顔をして目をそらした。
「在香、どうした?」
「……なんでもない。気にしないで」
それでも、さっきから視線が刺さってるのは気のせいじゃねぇ。
そんで、在香もポコポコも俺の部屋に住み着いている。
まあこの方が。大事な者たちの安全が目に届く範囲といえばそうなんだが。
ん~。なんか違う気がするな。
二区殲滅から数日が経つが、局長もアリサも帰ってこねぇ。表向きには何も変化がねぇ。
彼らに関しては、知っているというだけだ。
俺にとっちゃ隣町のパン屋の恋バナくらいどうでもいい。
一つだけ変わったのは、天使の未納がゼロになったことだ。
俺が二区を殲滅したあと、突然ほかの区の未納者が一斉に納税に訪れたという。
あれな。納税効果があったのか?
……命がかかった督促ってのは、効き目が違ぇな。
勇者が天使と小競り合いしている話も入ってこねぇし。
神側も何か動きが見えねぇ。
それにしたって不気味だな。
俺が知っている神族の奴らは、かなりイカレタ連中だからな。
いつ予想外の攻め方をしてくるか、わかったもんじゃねぇ。
「パラッパー!パラッパー!トゥルルル!」
ん? 確定課だと?
豆奈か?
「あー徴税局。是明」
「豆奈でっす! 是明さーん。今大丈夫ですか?」
「ああ。問題ない」
前回と変わらず、勢いのあるヤツだ。
ただし、声にはまったく緊張感がない。
「アリサさんがですね。戻ってきたんですよ」
何なんだ。通話の奥が騒がしいな。
「は? 戻ってきた、だと? 無傷でか?」
「はい。少し様子が違う感じですけど?」
それはヤベェ兆候だ。
のんきに構えている暇なんてねぇぞ?
「やべー。豆奈逃げろ。今すぐにだ」
「何いって――キャー!」
「つーつーつー」
「切れやがった」
あれは間違いねぇ。
生きたまま改造されたな。
神族のイカレタ実験に巻き込まれたってわけだ。
この間の存在証明をいじられたヤツらと同じだな。
「在香、確定課にいくぞ。ポコポコは留守番な?」
「えー。わかったよぉ」
ぼんやりしながら手を振る。
「はい。今の流れだと誰かもどってきたのですか?」
「アリサだ。多分改造されている。急ぐぞ」
「はい」
今回は存在証明引き抜けねぇな。
消えちまうし。
タコ殴りにすっか。
走っていく途中、階段が妙にぬめっていやがる。
なんだこれ。
……冷たい。こりゃ“ついさっき”だな。
「これ、なんか似てねぇか?」
「あっ、ポコポコの店の前にいた肉食植物のよだれに似てますね」
もしや、嫌な予感がしやがる。
確定課の扉はひらきっぱなしだ。
「豆奈!」
「是明さーん」
ちょうど対峙していやがった。
「アリサてめぇー!」
「うごごが。ぜ。みゅう」
頭だけ真後ろに回転し俺を見る。
だめだ人じゃねぇ。
もう、“アリサ”って呼べるモンじゃねぇぞ。
「是贋!」
縦に振り下ろし右腕を肩から切り落とす。
「グギャー!」
どう見ても魔獣だ。
おいおい。体が縦に割れて口が現れやがった。
まさにあの肉食植物だな。
「ソラ! ソラソラソラソラァアアア!」
甲からの光の刃でデタラメに穿つ。
全身から粘液を垂れ流し、動かなくなった。
「しめぇだ!」
横一線になぎ払う。
首が地面に転がり落ち、縦に割れた体はそのまま倒れる。
「はぁはぁ。助かりました。是明さん」
腰が抜けたのか、しゃがんだまま、豆奈の滴る汗が恐怖を語る。
あれは普通に相当やべえ。
「これ回収課で生体調査か?」
「ええ、回収課に依頼します」
死骸とは言え、難儀だよな。
回収課の連中ってな。
「キャー」
何?
今度は異なる確度で確定課の奴らが声を上げる。
「あっ! 頭がッ!」
ニヤつく顔は、首の下から、カサ……カササ……と昆虫のような4本の脚が伸び、
壁を逆さに駆け上がっていく。
あまりの速さに、あっけにとられた。
窓の外に消えた頭は、わずかに笑ったままだった。
しくじったな。アレ、絶対あとで厄介になるタイプだ。
口を開けたまま、固まっている在香がいる。
「在香、虫苦手か?」
「う、うん……お腹とか……ムリ……」
「アリサは足だけだぜ。腹はねぇ。セーフだ」
ああ、あれだ昆虫の腹見て卒倒するやつだ。
アリサは足だけだぜ?
大丈夫じゃねぇか?
でもな、あれはヤバい。
一匹逃げたら、十は生まれるタイプだ。
……はぁ、また面倒が増えやがった。
頭の逃走先の……あの窓、今日は妙に“口”みたいに見える。
逃げた頭を、そのまま飲み込んだ口だ。
あの向こう側で、何かが“育ってやがる”気がしてならねぇ。
問答無用で、二区という一つの街が「なかったこと」にされた。
普通なら膝から崩れ落ちるような所業を、当たり前みたいにやってのけた。
災禍と呼べるほどの戦闘力。
そして――
大事な者に対しての愛情。
なんか、目が離せない。
それは戦いを見て感じた興奮の痛みじゃない。
もっと厄介で、全身が冷えるほどの痛み。
貸しはある。でも……返されたくないと思ってしまった。
自分でも、ちょっと笑える。
僕は彼を利用しようとしているのに。
心がどこか彼の姿を追っている。
どうして、って自分でも笑いたくなるくらいに。
そうね、これからどうしよう。
僕の計画も、上層部も……どうでもよくなってきた。
もう、自分でも何考えてるのかよくわからない。
でも是明のことだけは観測対象として興味がある。
◇
勇者側
「……天使二区壊滅だと?」
「我々の攻撃じゃない。単独で?」
互いに顔を見合わせるが答えなどない。
あるのは、断片的な事実だけ。
「勇者団の攻撃規模の十倍以上だぞ?」
「何が起きた。こんなの、紛争っていうより災害だろ……」
「“勇者”なんて肩書きがかわいく見えるレベルだぞ……」
「……同じ“人間”だなんて、冗談きついよな」
「その名は――是明。」
勇者たちは何が起きたのか混乱していた。
事実今は、天使と小競り合いをしている。
だが、それは自分たちで起こした範囲。
その外で、まったく別の何かが、一瞬で天使の一角を壊滅させた。
なんだ。
化け物がいるのか?
俺たちの知らない何かが存在するのか?
不安が心を突き動かす。
◇
一方で天使上層は慌ただしかった。
「ユラは……何をしている?」
「この事件、勇者か? いや違う……あれは――人間?」
「……いや、違う」
年嵩の天使が立ち上がる。
「あれは人間じゃない。あれは――“災厄”だ」
「記録上、同格は存在しない……」
「二区は未納者集団だったよな?」
「はい。今はその未納者がゼロです」
「つまり、全滅か」
「化け物め……」
円卓は、前のめりになる天使たちできしりと音を立てた。
◇
俺、是明。今おきた。
戻ってきた俺たちはひとまず体を休めていた。
――が。
なんでポコポコは店に帰らない?
「ん~ぜみょう~」
寝ぼけてベッドで俺にしがみつく。
ここんところ毎日これだ。
なんで俺が抱き枕なんだよ。保護者か俺は。
「おい、起きろ。朝だ」
「もうちょっと寝る~」
だめだ。
毎夜俺の寝床に潜り込んでくる。
なんだお前。猫か?
ほほをつまむと、俺がニヤニヤしちまう。
はぁ。困ったな。
在香はじっと俺たちを見ていた。
黒い目が、俺とポコポコの腕のあいだを行ったり来たりする。
……ポコポコ、いいなぁ、って顔してやがる。
そのくせ、「別に何も思ってません」みたいな顔をして目をそらした。
「在香、どうした?」
「……なんでもない。気にしないで」
それでも、さっきから視線が刺さってるのは気のせいじゃねぇ。
そんで、在香もポコポコも俺の部屋に住み着いている。
まあこの方が。大事な者たちの安全が目に届く範囲といえばそうなんだが。
ん~。なんか違う気がするな。
二区殲滅から数日が経つが、局長もアリサも帰ってこねぇ。表向きには何も変化がねぇ。
彼らに関しては、知っているというだけだ。
俺にとっちゃ隣町のパン屋の恋バナくらいどうでもいい。
一つだけ変わったのは、天使の未納がゼロになったことだ。
俺が二区を殲滅したあと、突然ほかの区の未納者が一斉に納税に訪れたという。
あれな。納税効果があったのか?
……命がかかった督促ってのは、効き目が違ぇな。
勇者が天使と小競り合いしている話も入ってこねぇし。
神側も何か動きが見えねぇ。
それにしたって不気味だな。
俺が知っている神族の奴らは、かなりイカレタ連中だからな。
いつ予想外の攻め方をしてくるか、わかったもんじゃねぇ。
「パラッパー!パラッパー!トゥルルル!」
ん? 確定課だと?
豆奈か?
「あー徴税局。是明」
「豆奈でっす! 是明さーん。今大丈夫ですか?」
「ああ。問題ない」
前回と変わらず、勢いのあるヤツだ。
ただし、声にはまったく緊張感がない。
「アリサさんがですね。戻ってきたんですよ」
何なんだ。通話の奥が騒がしいな。
「は? 戻ってきた、だと? 無傷でか?」
「はい。少し様子が違う感じですけど?」
それはヤベェ兆候だ。
のんきに構えている暇なんてねぇぞ?
「やべー。豆奈逃げろ。今すぐにだ」
「何いって――キャー!」
「つーつーつー」
「切れやがった」
あれは間違いねぇ。
生きたまま改造されたな。
神族のイカレタ実験に巻き込まれたってわけだ。
この間の存在証明をいじられたヤツらと同じだな。
「在香、確定課にいくぞ。ポコポコは留守番な?」
「えー。わかったよぉ」
ぼんやりしながら手を振る。
「はい。今の流れだと誰かもどってきたのですか?」
「アリサだ。多分改造されている。急ぐぞ」
「はい」
今回は存在証明引き抜けねぇな。
消えちまうし。
タコ殴りにすっか。
走っていく途中、階段が妙にぬめっていやがる。
なんだこれ。
……冷たい。こりゃ“ついさっき”だな。
「これ、なんか似てねぇか?」
「あっ、ポコポコの店の前にいた肉食植物のよだれに似てますね」
もしや、嫌な予感がしやがる。
確定課の扉はひらきっぱなしだ。
「豆奈!」
「是明さーん」
ちょうど対峙していやがった。
「アリサてめぇー!」
「うごごが。ぜ。みゅう」
頭だけ真後ろに回転し俺を見る。
だめだ人じゃねぇ。
もう、“アリサ”って呼べるモンじゃねぇぞ。
「是贋!」
縦に振り下ろし右腕を肩から切り落とす。
「グギャー!」
どう見ても魔獣だ。
おいおい。体が縦に割れて口が現れやがった。
まさにあの肉食植物だな。
「ソラ! ソラソラソラソラァアアア!」
甲からの光の刃でデタラメに穿つ。
全身から粘液を垂れ流し、動かなくなった。
「しめぇだ!」
横一線になぎ払う。
首が地面に転がり落ち、縦に割れた体はそのまま倒れる。
「はぁはぁ。助かりました。是明さん」
腰が抜けたのか、しゃがんだまま、豆奈の滴る汗が恐怖を語る。
あれは普通に相当やべえ。
「これ回収課で生体調査か?」
「ええ、回収課に依頼します」
死骸とは言え、難儀だよな。
回収課の連中ってな。
「キャー」
何?
今度は異なる確度で確定課の奴らが声を上げる。
「あっ! 頭がッ!」
ニヤつく顔は、首の下から、カサ……カササ……と昆虫のような4本の脚が伸び、
壁を逆さに駆け上がっていく。
あまりの速さに、あっけにとられた。
窓の外に消えた頭は、わずかに笑ったままだった。
しくじったな。アレ、絶対あとで厄介になるタイプだ。
口を開けたまま、固まっている在香がいる。
「在香、虫苦手か?」
「う、うん……お腹とか……ムリ……」
「アリサは足だけだぜ。腹はねぇ。セーフだ」
ああ、あれだ昆虫の腹見て卒倒するやつだ。
アリサは足だけだぜ?
大丈夫じゃねぇか?
でもな、あれはヤバい。
一匹逃げたら、十は生まれるタイプだ。
……はぁ、また面倒が増えやがった。
頭の逃走先の……あの窓、今日は妙に“口”みたいに見える。
逃げた頭を、そのまま飲み込んだ口だ。
あの向こう側で、何かが“育ってやがる”気がしてならねぇ。
0
あなたにおすすめの小説
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
~唯一王の成り上がり~ 外れスキル「精霊王」の俺、パーティーを首になった瞬間スキルが開花、Sランク冒険者へと成り上がり、英雄となる
静内燕
ファンタジー
【カクヨムコン最終選考進出】
【複数サイトでランキング入り】
追放された主人公フライがその能力を覚醒させ、成り上がりっていく物語
主人公フライ。
仲間たちがスキルを開花させ、パーティーがSランクまで昇華していく中、彼が与えられたスキルは「精霊王」という伝説上の生き物にしか対象にできない使用用途が限られた外れスキルだった。
フライはダンジョンの案内役や、料理、周囲の加護、荷物持ちなど、あらゆる雑用を喜んでこなしていた。
外れスキルの自分でも、仲間達の役に立てるからと。
しかしその奮闘ぶりは、恵まれたスキルを持つ仲間たちからは認められず、毎日のように不当な扱いを受ける日々。
そしてとうとうダンジョンの中でパーティーからの追放を宣告されてしまう。
「お前みたいなゴミの変わりはいくらでもいる」
最後のクエストのダンジョンの主は、今までと比較にならないほど強く、歯が立たない敵だった。
仲間たちは我先に逃亡、残ったのはフライ一人だけ。
そこでダンジョンの主は告げる、あなたのスキルを待っていた。と──。
そして不遇だったスキルがようやく開花し、最強の冒険者へとのし上がっていく。
一方、裏方で支えていたフライがいなくなったパーティーたちが没落していく物語。
イラスト 卯月凪沙様より
転生者は冒険者となって教会と国に復讐する!
克全
ファンタジー
東洋医学従事者でアマチュア作家でもあった男が異世界に転生した。リアムと名付けられた赤子は、生まれて直ぐに極貧の両親に捨てられてしまう。捨てられたのはメタトロン教の孤児院だったが、この世界の教会孤児院は神官達が劣情のはけ口にしていた。神官達に襲われるのを嫌ったリアムは、3歳にして孤児院を脱走して大魔境に逃げ込んだ。前世の知識と創造力を駆使したリアムは、スライムを従魔とした。スライムを知識と創造力、魔力を総動員して最強魔獣に育てたリアムは、前世での唯一の後悔、子供を作ろうと10歳にして魔境を出て冒険者ギルドを訪ねた。
アルファポリスオンリー
神様の忘れ物
mizuno sei
ファンタジー
仕事中に急死した三十二歳の独身OLが、前世の記憶を持ったまま異世界に転生した。
わりとお気楽で、ポジティブな主人公が、異世界で懸命に生きる中で巻き起こされる、笑いあり、涙あり(?)の珍騒動記。
神様、ちょっとチートがすぎませんか?
ななくさ ゆう
ファンタジー
【大きすぎるチートは呪いと紙一重だよっ!】
未熟な神さまの手違いで『常人の“200倍”』の力と魔力を持って産まれてしまった少年パド。
本当は『常人の“2倍”』くらいの力と魔力をもらって転生したはずなのにっ!!
おかげで、産まれたその日に家を壊しかけるわ、謎の『闇』が襲いかかってくるわ、教会に命を狙われるわ、王女様に勇者候補としてスカウトされるわ、もう大変!!
僕は『家族と楽しく平和に暮らせる普通の幸せ』を望んだだけなのに、どうしてこうなるの!?
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
――前世で大人になれなかった少年は、新たな世界で幸せを求める。
しかし、『幸せになりたい』という夢をかなえるの難しさを、彼はまだ知らない。
自分自身の幸せを追い求める少年は、やがて世界に幸せをもたらす『勇者』となる――
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
本文中&表紙のイラストはへるにゃー様よりご提供戴いたものです(掲載許可済)。
へるにゃー様のHP:http://syakewokuwaeta.bake-neko.net/
---------------
※カクヨムとなろうにも投稿しています
レベルアップは異世界がおすすめ!
まったりー
ファンタジー
レベルの上がらない世界にダンジョンが出現し、誰もが装備や技術を鍛えて攻略していました。
そんな中、異世界ではレベルが上がることを記憶で知っていた主人公は、手芸スキルと言う生産スキルで異世界に行ける手段を作り、自分たちだけレベルを上げてダンジョンに挑むお話です。
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
爺さんの異世界建国記 〜荒廃した異世界を農業で立て直していきます。いきなりの土作りはうまくいかない。
秋田ノ介
ファンタジー
88歳の爺さんが、異世界に転生して農業の知識を駆使して建国をする話。
異世界では、戦乱が絶えず、土地が荒廃し、人心は乱れ、国家が崩壊している。そんな世界を司る女神から、世界を救うように懇願される。爺は、耳が遠いせいで、村長になって村人が飢えないようにしてほしいと頼まれたと勘違いする。
その願いを叶えるために、農業で村人の飢えをなくすことを目標にして、生活していく。それが、次第に輪が広がり世界の人々に希望を与え始める。戦争で成人男性が極端に少ない世界で、13歳のロッシュという若者に転生した爺の周りには、ハーレムが出来上がっていく。徐々にその地に、流浪をしている者たちや様々な種族の者たちが様々な思惑で集まり、国家が出来上がっていく。
飢えを乗り越えた『村』は、王国から狙われることとなる。強大な軍事力を誇る王国に対して、ロッシュは知恵と知識、そして魔法や仲間たちと協力して、その脅威を乗り越えていくオリジナル戦記。
完結済み。全400話、150万字程度程度になります。元は他のサイトで掲載していたものを加筆修正して、掲載します。一日、少なくとも二話は更新します。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる