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6話
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俺はメモをとりはじめた。
――追放にパターン。
きっと、あるんじゃないかってな。
「追放が起きる条件」「追放までの時間」「誰が執行するか」
……おかしい。
逃げ回っているのに、
あいつらは疲れた様子もない。
神官も、兵も、
追放の瞬間だけ、妙に軽い。
力を使った感じがしない。
――ああ。
そうか。
……追放は、執行者の力じゃない。
俺は逃げながら、数えていた。
頭の奥に、あの気配を感じながら。
「なあミレーヌ」
『なに?』
「追放ってさ、気分じゃねぇよな」
『……どうしてそう思うの?』
「城の中だと遅い。街は早い。一人だと即」
「場所で決まってる」
『……』
「あと、来る直前」
「必ず空気が変わる」
ミレーヌは、ほんの一瞬だけ視線を逸らした。
「――見られた、だろ?」
まだ調べる必要があるな。
――確信するには、材料が足りない。
◇
城内の廃屋の隠れ家
ようやくついて、一息つきたいところだ。
俺はまだ、メモを走らせながら、考えていた。
今思えば、俺がいた世界には神官なんぞいなかった。
ただの従業員やシステムが俺を追放した。
となると、その場その場で俺と接する者――
そいつが追放者になりえるのか。
その可能性はどうなんだ。
魔力なんてない世界だった。
それを考えると魔力量は関係ないな。
親和性もいらない。
共通していることはいくつかあるな。
まずは、追放時には俺の近くに物理的にいること。
それとかならず「追放」と音声をだしている。
あのとき、魔法陣などなかった。
追放するときは、憑依かその者を媒介にして行う。
これが今もっとも可能性が高いように思えた。
あとはなぜ俺なのかだ。
こればかりはサッパリわからねぇな。
完全にノーヒントだよ。
試しに、俺は廃屋の外へ出てみた。
誰もいない。
気配もない。
追放は、来ない。
……静かすぎる。
少し離れた路地に出る。
物陰に隠れ、じっと待つ。
時間だけが過ぎる。
来ない。
次に、わざと足音を立てた。
瓦礫を蹴り、物音を出す。
すると――
空気が、変わった。
瓦礫を蹴った拍子に、遠くで誰かの息を呑む音がした。
見たのは神官じゃない。
命令を受けただけの、疲れた顔の兵士——また、やらされ役かよ。
その瞬間。
さっきまで無風だったはずの背中に、薄く冷たいものが触れた。
胸の奥がざわつく。まだ追放は来ない。
けど、準備だけは確かに始まった。
誰かが「見た」。
……なるほどな。
追放は「存在」じゃない。視線だ。
俺を認識した“誰か”が、
その役を引き受けた瞬間に、始まる。
だから神官が多い。
だから、俺に触れた奴が執行者になる。
……なるほどな。
俺が嫌なのは追放じゃねぇ。
追放役を“人にやらせる”この仕組みだ。
神が直接やってるわけじゃない。
神は、きっかけを投げているだけだ。
あとは世界に処理させている。
――観測された時点で、
俺はもう“追放の舞台”に上げられている。
俺が思考を巡らせていると、不意に人の気配がした。
……違う。“見られる”前兆だ。
俺は脱出用の扉の近くまで動く。
現れたのはミレーヌだった。
こいつは今のところ、味方を装っているが果たして。
「何しにきた?」
「冷たいのね。あなたが悩んでいると思って」
「何を悩んでいると思ったんだ?」
「言葉じゃだめよ。念話ね」
「ああ、あの頭の中に響くあれか」
『……同じ世界に長く留まるとね』
『その世界に賭けた神の取り分が……』
――ピシッ。
なんだ今の。
空中に一瞬ひびが入ったぞ。
『……忘れて。今のは聞かなかったことにして』
「おいおい、そりゃねぇよ。何か制限があるんだろうけどさ」
「ならうなずく……いや、マバタキだ」
「それをゆっくりとするなら抵触しねぇんじゃねぇか?」
『かもしれないわね。試したことはないわ』
「……今、取り分って言ったよな?」
ミレーヌは、じっと俺を見てから、ゆっくりと一度まばたきをした。
「肯定ね」
次はなんだ。
「賭けがあって、取り分があるってことは……
状況を見てる奴がいるな?」
ミレーヌは、今度は少し間を置いてから、同じようにまばたき。
「……遅いな」
『なによ』
「肯定するなら、もっとキレよくしろよ。俺が不安になる」
ミレーヌは一瞬、ムッとした顔をして――
次の瞬間、無駄に速いまばたきを連続で返してきた。
「おいおい、目ぇ壊れるぞ」
『壊れないわ!』
「いや今のは完全にムキだろ」
『うるさいわね……っ』
そう言いながら、もう一度だけ、強くまばたき。
「……じゃあ次だ」
「複数の視聴者が、それを楽しんでるんじゃないか?」
一拍。
ミレーヌはまばたきをしなかった。
その代わり、視線だけが鋭くなる。
『……そこまで』
『それ以上は、動作でも通らない』
「なるほどな」
俺は肩をすくめる。
「図星か。なら十分だ」
『……調子に乗らないで』
『助けてるわけじゃないんだから』
……負けず嫌いのくせに、
肝心なところはちゃんと止めてくる。
やっぱり、変な精霊だ。
俺はこれが知れただけでも十分だ。
これを見て楽しんでいる奴等がいて賭け事に使われている。
その対象が俺だということだ。
なぜ選ばれたかは知らねぇが、解像度が上がってきたな。
『あのね』
「なんだ?」
『……全部が、神の管理じゃない』
「何?」
そういうと、煙のようにミレーヌは消えた。
どういうことだ。
……管理している場所があるなら、
していない場所もある。
賭けの対象になる世界と、
最初から見向きもされない世界。
もし――
そこに行けたなら。
そういえば――
ガチャは、引きさえしなければ何か見える。
俺が唯一呼び出せる不可思議な立方体。
そえがこの廃屋の暗い中でまばゆく光る。
回転の一瞬、
見たことのない枠が混じった。
《中》
……掴めなかった。
次の瞬間、消えた。
……ああ。
上が、ある。
まだ希望がここにもあるな。
――それでも、追放は来る。
「いいぜ。なら、もっと追放してみろよ」
「追放されるたびに、ポイントが増える」
「――もっとだ、もっと追放よこせ!」
俺は頭上に拳を振り上げた。
「ポイントも、カードも――ぜんぶ俺のもんだ!」
視線の先に、見えない“何か”を感じる。
「見てるんだろ。神様よ」
「お前らの遊びは――俺が利用する」
――この仕組みは、俺の手で終わらせる。
◇◇◇
【観測ログ更新】
対象:クロー
連続追放記録:更新
賭け倍率:微増
「ほう……観客が増えてきた」
◇◇◇
――追放にパターン。
きっと、あるんじゃないかってな。
「追放が起きる条件」「追放までの時間」「誰が執行するか」
……おかしい。
逃げ回っているのに、
あいつらは疲れた様子もない。
神官も、兵も、
追放の瞬間だけ、妙に軽い。
力を使った感じがしない。
――ああ。
そうか。
……追放は、執行者の力じゃない。
俺は逃げながら、数えていた。
頭の奥に、あの気配を感じながら。
「なあミレーヌ」
『なに?』
「追放ってさ、気分じゃねぇよな」
『……どうしてそう思うの?』
「城の中だと遅い。街は早い。一人だと即」
「場所で決まってる」
『……』
「あと、来る直前」
「必ず空気が変わる」
ミレーヌは、ほんの一瞬だけ視線を逸らした。
「――見られた、だろ?」
まだ調べる必要があるな。
――確信するには、材料が足りない。
◇
城内の廃屋の隠れ家
ようやくついて、一息つきたいところだ。
俺はまだ、メモを走らせながら、考えていた。
今思えば、俺がいた世界には神官なんぞいなかった。
ただの従業員やシステムが俺を追放した。
となると、その場その場で俺と接する者――
そいつが追放者になりえるのか。
その可能性はどうなんだ。
魔力なんてない世界だった。
それを考えると魔力量は関係ないな。
親和性もいらない。
共通していることはいくつかあるな。
まずは、追放時には俺の近くに物理的にいること。
それとかならず「追放」と音声をだしている。
あのとき、魔法陣などなかった。
追放するときは、憑依かその者を媒介にして行う。
これが今もっとも可能性が高いように思えた。
あとはなぜ俺なのかだ。
こればかりはサッパリわからねぇな。
完全にノーヒントだよ。
試しに、俺は廃屋の外へ出てみた。
誰もいない。
気配もない。
追放は、来ない。
……静かすぎる。
少し離れた路地に出る。
物陰に隠れ、じっと待つ。
時間だけが過ぎる。
来ない。
次に、わざと足音を立てた。
瓦礫を蹴り、物音を出す。
すると――
空気が、変わった。
瓦礫を蹴った拍子に、遠くで誰かの息を呑む音がした。
見たのは神官じゃない。
命令を受けただけの、疲れた顔の兵士——また、やらされ役かよ。
その瞬間。
さっきまで無風だったはずの背中に、薄く冷たいものが触れた。
胸の奥がざわつく。まだ追放は来ない。
けど、準備だけは確かに始まった。
誰かが「見た」。
……なるほどな。
追放は「存在」じゃない。視線だ。
俺を認識した“誰か”が、
その役を引き受けた瞬間に、始まる。
だから神官が多い。
だから、俺に触れた奴が執行者になる。
……なるほどな。
俺が嫌なのは追放じゃねぇ。
追放役を“人にやらせる”この仕組みだ。
神が直接やってるわけじゃない。
神は、きっかけを投げているだけだ。
あとは世界に処理させている。
――観測された時点で、
俺はもう“追放の舞台”に上げられている。
俺が思考を巡らせていると、不意に人の気配がした。
……違う。“見られる”前兆だ。
俺は脱出用の扉の近くまで動く。
現れたのはミレーヌだった。
こいつは今のところ、味方を装っているが果たして。
「何しにきた?」
「冷たいのね。あなたが悩んでいると思って」
「何を悩んでいると思ったんだ?」
「言葉じゃだめよ。念話ね」
「ああ、あの頭の中に響くあれか」
『……同じ世界に長く留まるとね』
『その世界に賭けた神の取り分が……』
――ピシッ。
なんだ今の。
空中に一瞬ひびが入ったぞ。
『……忘れて。今のは聞かなかったことにして』
「おいおい、そりゃねぇよ。何か制限があるんだろうけどさ」
「ならうなずく……いや、マバタキだ」
「それをゆっくりとするなら抵触しねぇんじゃねぇか?」
『かもしれないわね。試したことはないわ』
「……今、取り分って言ったよな?」
ミレーヌは、じっと俺を見てから、ゆっくりと一度まばたきをした。
「肯定ね」
次はなんだ。
「賭けがあって、取り分があるってことは……
状況を見てる奴がいるな?」
ミレーヌは、今度は少し間を置いてから、同じようにまばたき。
「……遅いな」
『なによ』
「肯定するなら、もっとキレよくしろよ。俺が不安になる」
ミレーヌは一瞬、ムッとした顔をして――
次の瞬間、無駄に速いまばたきを連続で返してきた。
「おいおい、目ぇ壊れるぞ」
『壊れないわ!』
「いや今のは完全にムキだろ」
『うるさいわね……っ』
そう言いながら、もう一度だけ、強くまばたき。
「……じゃあ次だ」
「複数の視聴者が、それを楽しんでるんじゃないか?」
一拍。
ミレーヌはまばたきをしなかった。
その代わり、視線だけが鋭くなる。
『……そこまで』
『それ以上は、動作でも通らない』
「なるほどな」
俺は肩をすくめる。
「図星か。なら十分だ」
『……調子に乗らないで』
『助けてるわけじゃないんだから』
……負けず嫌いのくせに、
肝心なところはちゃんと止めてくる。
やっぱり、変な精霊だ。
俺はこれが知れただけでも十分だ。
これを見て楽しんでいる奴等がいて賭け事に使われている。
その対象が俺だということだ。
なぜ選ばれたかは知らねぇが、解像度が上がってきたな。
『あのね』
「なんだ?」
『……全部が、神の管理じゃない』
「何?」
そういうと、煙のようにミレーヌは消えた。
どういうことだ。
……管理している場所があるなら、
していない場所もある。
賭けの対象になる世界と、
最初から見向きもされない世界。
もし――
そこに行けたなら。
そういえば――
ガチャは、引きさえしなければ何か見える。
俺が唯一呼び出せる不可思議な立方体。
そえがこの廃屋の暗い中でまばゆく光る。
回転の一瞬、
見たことのない枠が混じった。
《中》
……掴めなかった。
次の瞬間、消えた。
……ああ。
上が、ある。
まだ希望がここにもあるな。
――それでも、追放は来る。
「いいぜ。なら、もっと追放してみろよ」
「追放されるたびに、ポイントが増える」
「――もっとだ、もっと追放よこせ!」
俺は頭上に拳を振り上げた。
「ポイントも、カードも――ぜんぶ俺のもんだ!」
視線の先に、見えない“何か”を感じる。
「見てるんだろ。神様よ」
「お前らの遊びは――俺が利用する」
――この仕組みは、俺の手で終わらせる。
◇◇◇
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対象:クロー
連続追放記録:更新
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「ほう……観客が増えてきた」
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