509 / 718
第十三章 再生
第十五話 信頼感
しおりを挟む
ミーシャは目を瞬かせる。
「……ん?仕事か?」
蒼玉の言葉が良く聞き取れなかったのか、ミーシャは要約して返答する。
「はい、その通りです。ミーシャ様には今一度アルパザに赴いていただきます。場合によっては古代竜のお相手をすることになるかと……」
「あ、ああ。そういえば私はそいつと戦ったんだったな。どんな奴だったか覚えがないが……ドラゴンは大体一緒だよね?」
側に居たイミーナにコソッと聞く。
「ええ、大体は一緒です。少しばかり大きくて足や羽が多いですが一緒です」
「そう……あ、後で絵に描いて見せてよ。思い出せるかもしれないし……」
「ミーシャ様。あまり時間をかけられるようなことは出来ません。今回の遠征は人族同様、馬車での移動となりますので」
「え?何で?飛んでいけばあっという間でしょ?」
「今後のために人族との歩調を合わせる必要があるのです。全て我々が仕切るとなったら何のための同盟か分かりませんから」
「めんどくさっ!じゃあ人族は皆殺しにするからそれでいいでしょ?」
「ダメです。さぁ、すぐに準備してください」
ミーシャはブスッとした顔で演習場から出ていく。金属の破片がそこら中に飛び散り、巨大な和風の甲冑が横たわる。ペルタルクで開発された特別製のゴーレムである。三体の内、一体は何とか形状を保っているが、二体は下半身を残して上半身が砕け散っている。蒼玉の最強の戦力の一つである巨大甲冑ゴーレムはミーシャの運動で破壊された。おもちゃ同様である。
「……何発耐えましたか?」
「正味三発です。終始遊んでおりました」
「なるほど。一応、打撃力なら他の追随を許さないオークの連打も軽く防げる優れものですが、やはりミーシャには赤子の手を捻る程度。改良が必要ですか……」
蒼玉は見下ろすように金属の破片を眺める。イミーナは俯き気味に呟く。
「……何故ミーシャをアルパザに……」
「聞いていませんでしたか?古代竜対策です。それ以外の何物でもありませんよ」
「ではアルパザに赴く理由は?あそこを滅ぼして何になるのです?人族との同盟に必要になるとはまるで思えませんが?」
蒼玉は言い渋るように目を泳がせる。返答を待っていると蒼玉は少しづつ声を出した。
「ラ……すーっ……ラルフが生きていました」
イミーナの目は大きく見開かれた。
「……騙したのですか……?!」
「心外ですね、そんなはずないでしょう?アレを生かす理由など爪の先ほどもありません。本来なら逃れ得るはずのない攻撃を何かしらの方法で潜り抜けたのでしょう……そうとしか考えられません」
「……目の前で見ていてそれを見抜けなかったと?」
「フゥ……ええ、その通りです。その通りですが口を慎んでいただけますか?誰に口を聞いているのか少しだけ考えて、言葉を吟味していただけると助かるのですが……」
焦り散らかしたイミーナはようやく蒼玉にも予想外のことが起きたのだと察する。軽く頭を下げて「申し訳ございません」と謝罪すると改めて質問する。
「今一度ラルフを殺しに行くおつもりなのでしょうが、何故ミーシャに黙っておいでなのでしょうか?あの子なら取り逃がした獲物を必ず始末します。焚き付けて殺させれば万事解決でしょう?」
「そうもいきませんよ。当時私の力が作用したというのに、記憶から抹消したラルフを前に攻撃を躊躇しました。今は時間も経っていますし、混乱することもないのでしょうが、念には念を入れる必要性があると考えています」
「少々怯えすぎでは?出し渋るより知らせておいた方がよろしいかと愚考いたします。何なら私の方からお伝えしますが?」
「余計なことを……」
そう言いかけて黙る。演習場の入り口にミーシャが立っていた。
「急ぐという割にはのんびりしているな。絵を描くくらいの余裕はありそうだが?」
「……そのようですね、失礼しましたミーシャ様。イミーナ様、少し揺れて描きにくいかもしれませんが、馬車内でお願いします。こちらで紙は用意いたしますので」
「かしこまりました」
二人のソワソワした態度に多少違和感を感じたが、ミーシャは努めて気にしないように振る舞い、演習場に背を向けた。
*
その頃のアルパザは慌ただしく流動していた。
「急げ急げっ!!ここはもうすぐ戦場となる!モタモタしていると死ぬぞぉ!!」
アルパザを任されていた黒曜騎士団の先遣隊長が吠える。
通信機を取り上げられ、且つ使用方法まで教えなければならなかった地獄の時間が過ぎ、現在は街の住民の避難に当たっている。無線機を取り上げられなかったのは避難誘導に必要だったためだ。
魔族侵攻の時用に街の上役との会議で決まった避難規則。それに従うことで効率よく避難が完了していく。一人残らず死なせないように駆けずり回る。彼らこそ命を守る英雄だった。
「いいね。やっぱ慣れてる連中は一味違うぜ」
望遠鏡を使って街の様子を監視塔から見ていたラルフは感心しながら笑っていた。被害を最小限に食い止める。それが可能なのは信頼における避難誘導係が民を必死に逃がすことだ。追い出すといった方が正しいかもしれない。とにかくこれで人死には減る。
「街の被害はこの際許してもらわなきゃな。何つっても命が大事だし?」
「何をブツブツ言ってる?」
返答を期待していなかったラルフはビクッと体が跳ねつつ振り返る。そこにいたのはいつものベルフィアやアンノウンではなく、まさかのティアマトだった。
「おいおい、脅かすなよ。お前も見るか?さっきの騎士たちが街で避難誘導してて……」
「興味ない」
「あ……っそ」
ラルフはまた望遠鏡を覗くが、背後の気配が気になって集中出来ないのですぐに振り返る。
「何か用か?」
「聞きたいことがあったのよ」
「そうなのか?言ってくれればすぐ答えたのに……」
ラルフは尻の位置を調整しつつ座り直すとティアマトに「座る?」とすぐ隣を指差した。ティアマトは首を振って拒否する。
「聞かせて。あなたはミーシャを本当に取り返せると本気で思っているの?」
「それは難しい質問だな。……うーん……取り返せると思ってるよ」
「その理由は?」
「単純なことだが、ミーシャを信じてる。これに尽きるな」
ティアマトは鼻で笑う。
「信じてる?根拠もなく信じてる?バカなの?」
肩を竦めて半笑いで呆れ返る。それでもラルフの表情は少しも崩れない。
「ああ、バカだよな。でも……俺は信じてるんだ。誰に何と言われようとな」
ティアマトは崩した表情を引き締める。
「……私の夫を奪われた。あの化け物に……」
「……」
元第四魔王”紫炎”、その名はドレイク。現第四魔王”竜胆”であるティアマトの夫であり、歴代最強の竜魔人。ミーシャと対峙し、激闘の末に死亡した。しっかりとミーシャとドレイクの戦いと勝敗を見ていたわけではなかったがラルフにも思うところはある。未亡人を前にどう言ったら良いのか分からず口を閉ざした。
「……だから失う痛みを私は知ってる……」
「え?」
思っても見なかった言葉にラルフは目を見開いた。
「私は大切なお方を失った。でもあなたはまだ取り返せる。あの化け物……ミーシャを取り戻しなさいラルフ。その可能性が僅かでもあるのなら、突き進んで私に答えを見せてよ」
ティアマトがやけにラルフを気にかけていたのは自分と重ねていたのだ。死に別れと記憶障害による別れ。失ったことは確かだが、まだミーシャは生きている。ティアマトには出来なかったことをラルフに託した。
「……ミーシャに寄り添ってあげなさいよ」
その言葉を聞いた途端に目頭が熱くなった。泣きそうになる自分を制御し、何とか涙を引っ込めるとニヤリと不敵に笑う。
「……ああ、当然だぜ」
ティアマトとラルフは同時にフッと小さく笑った。二人はお互いのことを思いやって笑顔を交換しあう。
蟠りもしがらみも解かれた優しい笑顔は、これから行われる戦争幕開けの表情として相応しくはなかったが、信頼を芽生えさせるには圧倒的で絶大な効果を発揮した。
「……ん?仕事か?」
蒼玉の言葉が良く聞き取れなかったのか、ミーシャは要約して返答する。
「はい、その通りです。ミーシャ様には今一度アルパザに赴いていただきます。場合によっては古代竜のお相手をすることになるかと……」
「あ、ああ。そういえば私はそいつと戦ったんだったな。どんな奴だったか覚えがないが……ドラゴンは大体一緒だよね?」
側に居たイミーナにコソッと聞く。
「ええ、大体は一緒です。少しばかり大きくて足や羽が多いですが一緒です」
「そう……あ、後で絵に描いて見せてよ。思い出せるかもしれないし……」
「ミーシャ様。あまり時間をかけられるようなことは出来ません。今回の遠征は人族同様、馬車での移動となりますので」
「え?何で?飛んでいけばあっという間でしょ?」
「今後のために人族との歩調を合わせる必要があるのです。全て我々が仕切るとなったら何のための同盟か分かりませんから」
「めんどくさっ!じゃあ人族は皆殺しにするからそれでいいでしょ?」
「ダメです。さぁ、すぐに準備してください」
ミーシャはブスッとした顔で演習場から出ていく。金属の破片がそこら中に飛び散り、巨大な和風の甲冑が横たわる。ペルタルクで開発された特別製のゴーレムである。三体の内、一体は何とか形状を保っているが、二体は下半身を残して上半身が砕け散っている。蒼玉の最強の戦力の一つである巨大甲冑ゴーレムはミーシャの運動で破壊された。おもちゃ同様である。
「……何発耐えましたか?」
「正味三発です。終始遊んでおりました」
「なるほど。一応、打撃力なら他の追随を許さないオークの連打も軽く防げる優れものですが、やはりミーシャには赤子の手を捻る程度。改良が必要ですか……」
蒼玉は見下ろすように金属の破片を眺める。イミーナは俯き気味に呟く。
「……何故ミーシャをアルパザに……」
「聞いていませんでしたか?古代竜対策です。それ以外の何物でもありませんよ」
「ではアルパザに赴く理由は?あそこを滅ぼして何になるのです?人族との同盟に必要になるとはまるで思えませんが?」
蒼玉は言い渋るように目を泳がせる。返答を待っていると蒼玉は少しづつ声を出した。
「ラ……すーっ……ラルフが生きていました」
イミーナの目は大きく見開かれた。
「……騙したのですか……?!」
「心外ですね、そんなはずないでしょう?アレを生かす理由など爪の先ほどもありません。本来なら逃れ得るはずのない攻撃を何かしらの方法で潜り抜けたのでしょう……そうとしか考えられません」
「……目の前で見ていてそれを見抜けなかったと?」
「フゥ……ええ、その通りです。その通りですが口を慎んでいただけますか?誰に口を聞いているのか少しだけ考えて、言葉を吟味していただけると助かるのですが……」
焦り散らかしたイミーナはようやく蒼玉にも予想外のことが起きたのだと察する。軽く頭を下げて「申し訳ございません」と謝罪すると改めて質問する。
「今一度ラルフを殺しに行くおつもりなのでしょうが、何故ミーシャに黙っておいでなのでしょうか?あの子なら取り逃がした獲物を必ず始末します。焚き付けて殺させれば万事解決でしょう?」
「そうもいきませんよ。当時私の力が作用したというのに、記憶から抹消したラルフを前に攻撃を躊躇しました。今は時間も経っていますし、混乱することもないのでしょうが、念には念を入れる必要性があると考えています」
「少々怯えすぎでは?出し渋るより知らせておいた方がよろしいかと愚考いたします。何なら私の方からお伝えしますが?」
「余計なことを……」
そう言いかけて黙る。演習場の入り口にミーシャが立っていた。
「急ぐという割にはのんびりしているな。絵を描くくらいの余裕はありそうだが?」
「……そのようですね、失礼しましたミーシャ様。イミーナ様、少し揺れて描きにくいかもしれませんが、馬車内でお願いします。こちらで紙は用意いたしますので」
「かしこまりました」
二人のソワソワした態度に多少違和感を感じたが、ミーシャは努めて気にしないように振る舞い、演習場に背を向けた。
*
その頃のアルパザは慌ただしく流動していた。
「急げ急げっ!!ここはもうすぐ戦場となる!モタモタしていると死ぬぞぉ!!」
アルパザを任されていた黒曜騎士団の先遣隊長が吠える。
通信機を取り上げられ、且つ使用方法まで教えなければならなかった地獄の時間が過ぎ、現在は街の住民の避難に当たっている。無線機を取り上げられなかったのは避難誘導に必要だったためだ。
魔族侵攻の時用に街の上役との会議で決まった避難規則。それに従うことで効率よく避難が完了していく。一人残らず死なせないように駆けずり回る。彼らこそ命を守る英雄だった。
「いいね。やっぱ慣れてる連中は一味違うぜ」
望遠鏡を使って街の様子を監視塔から見ていたラルフは感心しながら笑っていた。被害を最小限に食い止める。それが可能なのは信頼における避難誘導係が民を必死に逃がすことだ。追い出すといった方が正しいかもしれない。とにかくこれで人死には減る。
「街の被害はこの際許してもらわなきゃな。何つっても命が大事だし?」
「何をブツブツ言ってる?」
返答を期待していなかったラルフはビクッと体が跳ねつつ振り返る。そこにいたのはいつものベルフィアやアンノウンではなく、まさかのティアマトだった。
「おいおい、脅かすなよ。お前も見るか?さっきの騎士たちが街で避難誘導してて……」
「興味ない」
「あ……っそ」
ラルフはまた望遠鏡を覗くが、背後の気配が気になって集中出来ないのですぐに振り返る。
「何か用か?」
「聞きたいことがあったのよ」
「そうなのか?言ってくれればすぐ答えたのに……」
ラルフは尻の位置を調整しつつ座り直すとティアマトに「座る?」とすぐ隣を指差した。ティアマトは首を振って拒否する。
「聞かせて。あなたはミーシャを本当に取り返せると本気で思っているの?」
「それは難しい質問だな。……うーん……取り返せると思ってるよ」
「その理由は?」
「単純なことだが、ミーシャを信じてる。これに尽きるな」
ティアマトは鼻で笑う。
「信じてる?根拠もなく信じてる?バカなの?」
肩を竦めて半笑いで呆れ返る。それでもラルフの表情は少しも崩れない。
「ああ、バカだよな。でも……俺は信じてるんだ。誰に何と言われようとな」
ティアマトは崩した表情を引き締める。
「……私の夫を奪われた。あの化け物に……」
「……」
元第四魔王”紫炎”、その名はドレイク。現第四魔王”竜胆”であるティアマトの夫であり、歴代最強の竜魔人。ミーシャと対峙し、激闘の末に死亡した。しっかりとミーシャとドレイクの戦いと勝敗を見ていたわけではなかったがラルフにも思うところはある。未亡人を前にどう言ったら良いのか分からず口を閉ざした。
「……だから失う痛みを私は知ってる……」
「え?」
思っても見なかった言葉にラルフは目を見開いた。
「私は大切なお方を失った。でもあなたはまだ取り返せる。あの化け物……ミーシャを取り戻しなさいラルフ。その可能性が僅かでもあるのなら、突き進んで私に答えを見せてよ」
ティアマトがやけにラルフを気にかけていたのは自分と重ねていたのだ。死に別れと記憶障害による別れ。失ったことは確かだが、まだミーシャは生きている。ティアマトには出来なかったことをラルフに託した。
「……ミーシャに寄り添ってあげなさいよ」
その言葉を聞いた途端に目頭が熱くなった。泣きそうになる自分を制御し、何とか涙を引っ込めるとニヤリと不敵に笑う。
「……ああ、当然だぜ」
ティアマトとラルフは同時にフッと小さく笑った。二人はお互いのことを思いやって笑顔を交換しあう。
蟠りもしがらみも解かれた優しい笑顔は、これから行われる戦争幕開けの表情として相応しくはなかったが、信頼を芽生えさせるには圧倒的で絶大な効果を発揮した。
0
あなたにおすすめの小説
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
レベルが上がらない【無駄骨】スキルのせいで両親に殺されかけたむっつりスケベがスキルを奪って世界を救う話。
玉ねぎサーモン
ファンタジー
絶望スキル× 害悪スキル=限界突破のユニークスキル…!?
成長できない主人公と存在するだけで周りを傷つける美少女が出会ったら、激レアユニークスキルに!
故郷を魔王に滅ぼされたむっつりスケベな主人公。
この世界ではおよそ1000人に1人がスキルを覚醒する。
持てるスキルは人によって決まっており、1つから最大5つまで。
主人公のロックは世界最高5つのスキルを持てるため将来を期待されたが、覚醒したのはハズレスキルばかり。レベルアップ時のステータス上昇値が半減する「成長抑制」を覚えたかと思えば、その次には経験値が一切入らなくなる「無駄骨」…。
期待を裏切ったため育ての親に殺されかける。
その後最高レア度のユニークスキル「スキルスナッチ」スキルを覚醒。
仲間と出会いさらに強力なユニークスキルを手に入れて世界最強へ…!?
美少女たちと冒険する主人公は、仇をとり、故郷を取り戻すことができるのか。
この作品はカクヨム・小説家になろう・Youtubeにも掲載しています。
生贄にされた少年。故郷を離れてゆるりと暮らす。
水定ゆう
ファンタジー
村の仕来りで生贄にされた少年、天月・オボロナ。魔物が蠢く危険な森で死を覚悟した天月は、三人の異形の者たちに命を救われる。
異形の者たちの弟子となった天月は、数年後故郷を離れ、魔物による被害と魔法の溢れる町でバイトをしながら冒険者活動を続けていた。
そこで待ち受けるのは数々の陰謀や危険な魔物たち。
生贄として魔物に捧げられた少年は、冒険者活動を続けながらゆるりと日常を満喫する!
※とりあえず、一時完結いたしました。
今後は、短編や別タイトルで続けていくと思いますが、今回はここまで。
その際は、ぜひ読んでいただけると幸いです。
S級クラフトスキルを盗られた上にパーティから追放されたけど、実はスキルがなくても生産力最強なので追放仲間の美少女たちと工房やります
内田ヨシキ
ファンタジー
[第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト 最終選考作品]
冒険者シオンは、なんでも作れる【クラフト】スキルを奪われた上に、S級パーティから追放された。しかしシオンには【クラフト】のために培った知識や技術がまだ残されていた!
物作りを通して、新たな仲間を得た彼は、世界初の技術の開発へ着手していく。
職人ギルドから追放された美少女ソフィア。
逃亡中の魔法使いノエル。
騎士職を剥奪された没落貴族のアリシア。
彼女らもまた、一度は奪われ、失ったものを、物作りを通して取り戻していく。
カクヨムにて完結済み。
( https://kakuyomu.jp/works/16817330656544103806 )
【完結】妖精を十年間放置していた為SSSランクになっていて、何でもあり状態で助かります
すみ 小桜(sumitan)
ファンタジー
《ファンタジー小説大賞エントリー作品》五歳の時に両親を失い施設に預けられたスラゼは、十五歳の時に王国騎士団の魔導士によって、見えていた妖精の声が聞こえる様になった。
なんと十年間放置していたせいでSSSランクになった名をラスと言う妖精だった!
冒険者になったスラゼは、施設で一緒だった仲間レンカとサツナと共に冒険者協会で借りたミニリアカーを引いて旅立つ。
ラスは、リアカーやスラゼのナイフにも加護を与え、軽くしたりのこぎりとして使えるようにしてくれた。そこでスラゼは、得意なDIYでリアカーの改造、テーブルやイス、入れ物などを作って冒険を快適に変えていく。
そして何故か三人は、可愛いモモンガ風モンスターの加護まで貰うのだった。
俺が死んでから始まる物語
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていたポーター(荷物運び)のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもないことは自分でも解っていた。
だが、それでもセレスはパーティに残りたかったので土下座までしてリヒトに情けなくもしがみついた。
余りにしつこいセレスに頭に来たリヒトはつい剣の柄でセレスを殴った…そして、セレスは亡くなった。
そこからこの話は始まる。
セレスには誰にも言った事が無い『秘密』があり、その秘密のせいで、死ぬことは怖く無かった…死から始まるファンタジー此処に開幕
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
どうも、命中率0%の最弱村人です 〜隠しダンジョンを周回してたらレベル∞になったので、種族進化して『半神』目指そうと思います〜
サイダーボウイ
ファンタジー
この世界では15歳になって成人を迎えると『天恵の儀式』でジョブを授かる。
〈村人〉のジョブを授かったティムは、勇者一行が訪れるのを待つ村で妹とともに仲良く暮らしていた。
だがちょっとした出来事をきっかけにティムは村から追放を言い渡され、モンスターが棲息する森へと放り出されてしまう。
〈村人〉の固有スキルは【命中率0%】というデメリットしかない最弱スキルのため、ティムはスライムすらまともに倒せない。
危うく死にかけたティムは森の中をさまよっているうちにある隠しダンジョンを発見する。
『【煌世主の意志】を感知しました。EXスキル【オートスキップ】が覚醒します』
いきなり現れたウィンドウに驚きつつもティムは試しに【オートスキップ】を使ってみることに。
すると、いつの間にか自分のレベルが∞になって……。
これは、やがて【種族の支配者(キング・オブ・オーバーロード)】と呼ばれる男が、最弱の村人から最強種族の『半神』へと至り、世界を救ってしまうお話である。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる