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最終章
第三話 悪あがき
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神々の箱庭。その名をイイルクオン。
千年以上昔、それは魔族が居ない世界。
人族同士がいがみ合い、戦争を起こし、時には融和して世界を構築していた。
中でも最も不遜で傲慢な存在”森人族”は、自分たちこそが神に選ばれた存在であることを示したかった。
エルフは懇願した。
『どうか神よ。我々に慈悲をお与え下さい』
祈りは天に届いた。神はエルフに天を衝く巨大な樹を与えたのだ。
間違っていなかった。エルフは自分たちこそが最も愛された最高の人種であると信じるに足る証拠を手に入れたのだ。
図に乗ったエルフは早速”天樹”の力を利用し、異世界から人間を召喚するのに成功した。俗に彼らは”守護者”と呼ばれている。
エルフはふんぞり返り、守護者たちを奴隷として戦争や身の回りの世話など、あらゆる命令を下して遊んでいた。
神の図らいで特異能力を持ち、身体能力を通常の倍近く引き上げられた守護者たちはある程度無茶な命令でも我慢して従うことが出来た。
従う理由は唯一、元の世界に帰るため。エルフたちが呼び出したのだから、帰すことも出来るはずという思いからだった。
しかしそんな生活が長く続くはずもなく、奴隷として扱われていた守護者たちの不満と怒りが爆発してエルフと対立。エルフたちは守護者たちを元の世界に帰す方法など知らず、守護者を世界に解き放ってしまう。
略奪、殺人、強姦等多くの人の不幸を買った。
そこまではエルフのやらかしとして放っておいた神々も自らの過ちに気付く。それは藤堂源之助の存在だ。
世界を掻き乱す程度なら放っておいても良かったが、世界を壊すとなれば話は変わってくる。
元の世界への帰還を目指した藤堂は、あらゆる手段を模索、実行して次元の壁を破壊した。
結果、現在のイイルクオンへと姿を変えた。
『分かるか?我らの箱庭には魔族など存在しなかったのだ。次元の扉を開けてはならない。そして次元渡りを可能とする力は抹消しなければならないのだ』
「トウドウさんの罪って魔族を呼び込んだことだったのか……。でもそのことと俺とは関係ないだろ?」
『関係大有りよ。もし多次元に手を出せば、今度こそ確実に私たちの世界は崩壊する。あんた如きに世界を託す訳にはいかないのよ。だから死んでほしいの。分かる?』
ユピテルとエレクトラは共に変わらずラルフの命を消そうとしている。
「なぁそれ言うなよ。死ね死ねって陰湿だぞ?誰だって死にたくないんだからさ。お前らだって……」
『お前って言うな!口を慎め!』
「……あなた方も一つしか命がなかったら死なないように立ち回るでしょ?そういうこと」
『前提が間違っているなラルフ。我々は神であり貴様は人間だ。存在が違う以上、もしもはあり得ない。例えること自体が不敬。論点を逸らそうなど浅はかよ』
多勢に無勢。いつだって口を開けばああ言えばこう言ってきたが、アトムの言う通り相手は神。王の集いや黒の円卓を相手にしていた時の方が気が楽だったと考える。
このままでは死ぬ方向に持っていかれる。サトリが否定し続けてくれる限りは殺されないだろうが、時間の問題だろうと予想する。
『いやいや。こう言っては何ですが、次元を渡ろうとするのなら私も力は貸せません』
おっとサトリも梯子を外してきた。いよいよ不味い状況だ。一致団結して誰も守ってくれなければ死は確定。とうとう悪運も尽きたか。
「一致団結……そうか!」
ラルフはサトリから草臥れたハットを奪い返す。サッとハットを被ると鍔を指で撫でながらニヤリと笑った。
「じゃあさ、こういうのはどうだ?おま……あなた方の力で俺を追放してくれたら良いんじゃないか?俺が次元を渡る最中、こちらの世界に雪崩込もうとする不届き者をあなた方が全力で始末する。俺は世界から出て行き、世界に次元渡りは存在しなくなる。どうだこの作戦は!」
『ん?協力しろと言うのか?そんな面倒なことをせずとも貴様を殺して万事解決よ。ついでに鏖も始末し、世界の均衡をもたらそうではないか』
「……同じことしか言わねぇな。話にならないからアトム、お前黙れ」
ラルフの言葉に皆がエレクトラを見たが、アトムに対する「お前」に反応することはなかった。彼女はアトムが嫌いなのかもしれない。すぐに視線を戻してユピテルが肩を竦めた。
『フゥ……話は平行線だな。第一貴様が世界から出て行ったとて、ミーシャというサトリのおもちゃが面倒だ。貴様に懐いているそうだな?追放後に暴れ出す危険性があると思うが如何に?』
「それを言ったら殺すのも一緒だろうに……あっ!そうだそうだ!俺を殺せばミーシャが黙ってないぞ!!」
『わっ!急に元気になったにゃ。じゃあもういっそのことあれも一緒に世界から叩き出すにゃ。処分してしまいたいところにゃが、あれは強過ぎて話にならんにゃ。その上サトリの妨害があってはどうあっても世界消滅は免れないから……あにゃにゃ?そう考えればこの案は思ったより良い案じゃないかにゃ?』
アルテミスの言葉にイリヤも頷く。
『面倒な方々が自ら出て行ってくれると仰っているのですから、全て一度に解決する良い機会と考えます。せっかくですので乗ってみましょうか?』
『癪だけどその通りかな。また千年単位で放置することも考えたけど、ここ百余年で一気に変わり過ぎだし、放っておいたらそれこそ世界が消滅してそうだし……』
エレクトラも干渉した以上はここで終わらせたいと思っている。ユピテルもこの意見に賛成だった。
『同感だな。ネレイドとミネルバ、そしてバルカンが戦いを放棄している以上、これ以上は望めぬわけだからな。斯くなる上は次元を跨ぐことに目を瞑り、邪魔者が居なくなった世界を改善していくしか道はない』
『正気か貴様ら?手を貸すくらいならこんな連中なんぞ放っておいて、我らは我らで世界を平穏に導けば良いではないか?雑魚の口車に乗って自分を見失うこともなかろう?』
アトムは一貫して反対の姿勢だ。しかし大局を見れば単なる逆張り。遅滞させる愚行でしかない。
『アトムの言う通りです。初めて意見が合いましたね』
それに賛同したのはサトリだ。
「おいおい、何でお前がそっちに行くんだよ」
『いけませんか?アトムの言っていることは理に適っています。みんなこの世界で何不自由なく住めば良いのですから、外に出ていく必要がありません。私は嫌です。許しません』
『おい、意見があったとかぬかしたな?全く合ってないではないか』
『いや、合ってます。出て行かなくて良いと言う部分はピッタリ一致します』
サトリは自分のお気に入りを手放したくないのだ。ここで出て行かれては寂しくなってしまうから。
「寂しいなら一緒に来たら良い。心配すんな。この世界に帰りたかったらいつでも送って行ってやるからさ」
珍しくサトリが口にする前にラルフの方が心を読んだ。サトリは驚いた顔でラルフを見ている。アトムは正体見たりと声を張り上げた。
『おい、聞いたか?!こいついつでも帰ってくるつもりだぞ!!』
「ちょっ……待て待て。俺は送るって言っただけだろ」
『結果的に帰ってくることに変わりない。やはりこんなこと無意味だ!』
確かにラルフの言い分は屁理屈以外の何物でもない。ラルフは神を言い包めてイイルクオンと多次元を行き来しようとしているのだ。
もちろんサトリもラルフの考えは看破していたが、いつでも帰ってくるなら出て行くだけ無駄である。ずっとここに居て欲しいという気持ちから反対を選択したのだが……。
『私が間違っていました。ラルフ一緒に行きましょう。私も付いていきます』
サトリはうっとりしながら心からの声を発した。それにラルフは大きく頷く。
「おう!俺に任せろ!」
ここに集ったアトムを除く全員の意見が一致した。
『おいコラっ!私を無視するなっ!!』
アトムの叫びが虚しく響いた。
千年以上昔、それは魔族が居ない世界。
人族同士がいがみ合い、戦争を起こし、時には融和して世界を構築していた。
中でも最も不遜で傲慢な存在”森人族”は、自分たちこそが神に選ばれた存在であることを示したかった。
エルフは懇願した。
『どうか神よ。我々に慈悲をお与え下さい』
祈りは天に届いた。神はエルフに天を衝く巨大な樹を与えたのだ。
間違っていなかった。エルフは自分たちこそが最も愛された最高の人種であると信じるに足る証拠を手に入れたのだ。
図に乗ったエルフは早速”天樹”の力を利用し、異世界から人間を召喚するのに成功した。俗に彼らは”守護者”と呼ばれている。
エルフはふんぞり返り、守護者たちを奴隷として戦争や身の回りの世話など、あらゆる命令を下して遊んでいた。
神の図らいで特異能力を持ち、身体能力を通常の倍近く引き上げられた守護者たちはある程度無茶な命令でも我慢して従うことが出来た。
従う理由は唯一、元の世界に帰るため。エルフたちが呼び出したのだから、帰すことも出来るはずという思いからだった。
しかしそんな生活が長く続くはずもなく、奴隷として扱われていた守護者たちの不満と怒りが爆発してエルフと対立。エルフたちは守護者たちを元の世界に帰す方法など知らず、守護者を世界に解き放ってしまう。
略奪、殺人、強姦等多くの人の不幸を買った。
そこまではエルフのやらかしとして放っておいた神々も自らの過ちに気付く。それは藤堂源之助の存在だ。
世界を掻き乱す程度なら放っておいても良かったが、世界を壊すとなれば話は変わってくる。
元の世界への帰還を目指した藤堂は、あらゆる手段を模索、実行して次元の壁を破壊した。
結果、現在のイイルクオンへと姿を変えた。
『分かるか?我らの箱庭には魔族など存在しなかったのだ。次元の扉を開けてはならない。そして次元渡りを可能とする力は抹消しなければならないのだ』
「トウドウさんの罪って魔族を呼び込んだことだったのか……。でもそのことと俺とは関係ないだろ?」
『関係大有りよ。もし多次元に手を出せば、今度こそ確実に私たちの世界は崩壊する。あんた如きに世界を託す訳にはいかないのよ。だから死んでほしいの。分かる?』
ユピテルとエレクトラは共に変わらずラルフの命を消そうとしている。
「なぁそれ言うなよ。死ね死ねって陰湿だぞ?誰だって死にたくないんだからさ。お前らだって……」
『お前って言うな!口を慎め!』
「……あなた方も一つしか命がなかったら死なないように立ち回るでしょ?そういうこと」
『前提が間違っているなラルフ。我々は神であり貴様は人間だ。存在が違う以上、もしもはあり得ない。例えること自体が不敬。論点を逸らそうなど浅はかよ』
多勢に無勢。いつだって口を開けばああ言えばこう言ってきたが、アトムの言う通り相手は神。王の集いや黒の円卓を相手にしていた時の方が気が楽だったと考える。
このままでは死ぬ方向に持っていかれる。サトリが否定し続けてくれる限りは殺されないだろうが、時間の問題だろうと予想する。
『いやいや。こう言っては何ですが、次元を渡ろうとするのなら私も力は貸せません』
おっとサトリも梯子を外してきた。いよいよ不味い状況だ。一致団結して誰も守ってくれなければ死は確定。とうとう悪運も尽きたか。
「一致団結……そうか!」
ラルフはサトリから草臥れたハットを奪い返す。サッとハットを被ると鍔を指で撫でながらニヤリと笑った。
「じゃあさ、こういうのはどうだ?おま……あなた方の力で俺を追放してくれたら良いんじゃないか?俺が次元を渡る最中、こちらの世界に雪崩込もうとする不届き者をあなた方が全力で始末する。俺は世界から出て行き、世界に次元渡りは存在しなくなる。どうだこの作戦は!」
『ん?協力しろと言うのか?そんな面倒なことをせずとも貴様を殺して万事解決よ。ついでに鏖も始末し、世界の均衡をもたらそうではないか』
「……同じことしか言わねぇな。話にならないからアトム、お前黙れ」
ラルフの言葉に皆がエレクトラを見たが、アトムに対する「お前」に反応することはなかった。彼女はアトムが嫌いなのかもしれない。すぐに視線を戻してユピテルが肩を竦めた。
『フゥ……話は平行線だな。第一貴様が世界から出て行ったとて、ミーシャというサトリのおもちゃが面倒だ。貴様に懐いているそうだな?追放後に暴れ出す危険性があると思うが如何に?』
「それを言ったら殺すのも一緒だろうに……あっ!そうだそうだ!俺を殺せばミーシャが黙ってないぞ!!」
『わっ!急に元気になったにゃ。じゃあもういっそのことあれも一緒に世界から叩き出すにゃ。処分してしまいたいところにゃが、あれは強過ぎて話にならんにゃ。その上サトリの妨害があってはどうあっても世界消滅は免れないから……あにゃにゃ?そう考えればこの案は思ったより良い案じゃないかにゃ?』
アルテミスの言葉にイリヤも頷く。
『面倒な方々が自ら出て行ってくれると仰っているのですから、全て一度に解決する良い機会と考えます。せっかくですので乗ってみましょうか?』
『癪だけどその通りかな。また千年単位で放置することも考えたけど、ここ百余年で一気に変わり過ぎだし、放っておいたらそれこそ世界が消滅してそうだし……』
エレクトラも干渉した以上はここで終わらせたいと思っている。ユピテルもこの意見に賛成だった。
『同感だな。ネレイドとミネルバ、そしてバルカンが戦いを放棄している以上、これ以上は望めぬわけだからな。斯くなる上は次元を跨ぐことに目を瞑り、邪魔者が居なくなった世界を改善していくしか道はない』
『正気か貴様ら?手を貸すくらいならこんな連中なんぞ放っておいて、我らは我らで世界を平穏に導けば良いではないか?雑魚の口車に乗って自分を見失うこともなかろう?』
アトムは一貫して反対の姿勢だ。しかし大局を見れば単なる逆張り。遅滞させる愚行でしかない。
『アトムの言う通りです。初めて意見が合いましたね』
それに賛同したのはサトリだ。
「おいおい、何でお前がそっちに行くんだよ」
『いけませんか?アトムの言っていることは理に適っています。みんなこの世界で何不自由なく住めば良いのですから、外に出ていく必要がありません。私は嫌です。許しません』
『おい、意見があったとかぬかしたな?全く合ってないではないか』
『いや、合ってます。出て行かなくて良いと言う部分はピッタリ一致します』
サトリは自分のお気に入りを手放したくないのだ。ここで出て行かれては寂しくなってしまうから。
「寂しいなら一緒に来たら良い。心配すんな。この世界に帰りたかったらいつでも送って行ってやるからさ」
珍しくサトリが口にする前にラルフの方が心を読んだ。サトリは驚いた顔でラルフを見ている。アトムは正体見たりと声を張り上げた。
『おい、聞いたか?!こいついつでも帰ってくるつもりだぞ!!』
「ちょっ……待て待て。俺は送るって言っただけだろ」
『結果的に帰ってくることに変わりない。やはりこんなこと無意味だ!』
確かにラルフの言い分は屁理屈以外の何物でもない。ラルフは神を言い包めてイイルクオンと多次元を行き来しようとしているのだ。
もちろんサトリもラルフの考えは看破していたが、いつでも帰ってくるなら出て行くだけ無駄である。ずっとここに居て欲しいという気持ちから反対を選択したのだが……。
『私が間違っていました。ラルフ一緒に行きましょう。私も付いていきます』
サトリはうっとりしながら心からの声を発した。それにラルフは大きく頷く。
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