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4.条件
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「では、この条件でよろしいですね?」
微笑みながら顔が真っ青なムキラド国の役人に再度確認する。
そこまで無茶な要求はしてるつもりはないが……また第一王子か第二王子が来ると睨んで油断してたな。
兄上達も馬鹿ではない、馬鹿ではないが扱いやすい……ようは簡単に有利に持っていけると思ってたんだろう。
「はっはい……これで問題ありません。」
「そっ、よかったです。これからもよろしくお願い致しますね。」
鋭い視線を向けつつにっこり笑ってみせると役人達がビクッと肩を震わせてる。
失礼な、そこまで怖いことはしてないはずなんだが?
「さすがですね、ライト殿下。難航していた取引をものの5分で終わらせるなんて。しかも、あちら側が『なんて事だ……こんなはずではなかった。優勢であった我が国の痛いところをついて形勢をひっくり返されるとは……あの第三王子は恐ろしい……危険すぎる……。』と話してましたよ。ライト殿下の護衛騎士として誇らしいです。」
誇らしげにいつも一緒にいる護衛騎士が興奮した様子で話してきた。
何処で聞いたのやら。
騎士の役割だけじゃなくいつもいい情報を持ってくるんだよな。
優秀な護衛騎士だよ、まったく。
「そんな呆れた顔で見ないでください。ライト殿下は全然自分の凄さをわかってません。他の兄弟より誰よりも優れていらっしゃって王位に近い存在なのにそれを表に出さず………時々歯痒くなりますが、ライト殿下のお考えを尊重します。」
ほんと、何故俺なんかに忠誠を誓ってるんだこいつ。
「俺は王位には興味ない。継承権はあるが別にどうでもいい。」
「サティア・バーレン公爵令嬢には執着されてるのに?」
はぁ……小さな頃から俺の護衛してるから俺の執着のことをわかってるからやりずらい。
「悪いか?」
「そんな睨まないでください。私はライト殿下が初めて人に興味を示すことが嬉しいのです。」
嘘を言ってる目ではない。
いつも正直にまっすぐに伝えてくるところは好きなんだよな。
「ありがとう。」
素直に受け取っておこう。
はぁぁぁ……サティアが足りない。
帰りの馬車の中で俺の思考はすでに条件をクリアしてサティア一色になっている。
もう我慢できない。
ポケットに入れていた物を取り出し頬擦りする。
ああ、サティアサティアサティア。
「不敬承知で申し上げます。ヤバイやつになってますよ、ライト殿下。」
俺の目の前に座っている護衛騎士がジト目で俺を見ている。
「仕方ないだろ、サティアが足りないんだ。」
「まぁ…………………………………そのおかげでやる気をだし一気に取引を終えたのですが。」
まぁからが長くないか?
どんだけ言葉を選んでるんだ。
うまくまとめてくれてはいるが、複雑な感情が隠れてないぞ。
「こんな俺に長年ついてきているのはお前くらいだ。それにしてもサティアは素直で可愛かったなぁ。」
そう、取引に来る前にバーレン公爵家に寄って、公爵と侯爵夫人は領地の見回りで留守だったから予想通りサティアが出迎えてくれた。
出会ってから数ヶ月たったサティアは言葉や身体が成長していた。
「サティアの王子様。来てくださり嬉しいです。」
俺は立場的に王子であるから毎日は無理だが出来るだけサティアに内密に会いに行っていた。
いまでは二人だけの秘密の場所も確保している。
「急に訪ねて悪いが、これから少し公務で離れるからサティアにこれを渡しておく。」
「うわぁ、綺麗です。ライト王子様の瞳と同じ赤色のブレスレット、ずっと身に付けておきます。」
そう、俺のものだとわかるように肌身離さず持っていてくれ。
「なら俺はサティアの私物を貰うね。」
ドレスの胸元についていたリボンをスルリと取ってチュッとキスをおとした。
サティアはぼぼぼっと顔を赤くしてとても可愛かったから
「今はこれで我慢しておくよ。」
つい言ってしまった。
言葉の意味はわかってなかったみたいでよかったが……押さえるのに必死だ。
間近で透き通るような白い肌を見てしまうと触りたい衝動に駆られる。
早くあの白い肌を思う存分触れ回したいよ。
微笑みながら顔が真っ青なムキラド国の役人に再度確認する。
そこまで無茶な要求はしてるつもりはないが……また第一王子か第二王子が来ると睨んで油断してたな。
兄上達も馬鹿ではない、馬鹿ではないが扱いやすい……ようは簡単に有利に持っていけると思ってたんだろう。
「はっはい……これで問題ありません。」
「そっ、よかったです。これからもよろしくお願い致しますね。」
鋭い視線を向けつつにっこり笑ってみせると役人達がビクッと肩を震わせてる。
失礼な、そこまで怖いことはしてないはずなんだが?
「さすがですね、ライト殿下。難航していた取引をものの5分で終わらせるなんて。しかも、あちら側が『なんて事だ……こんなはずではなかった。優勢であった我が国の痛いところをついて形勢をひっくり返されるとは……あの第三王子は恐ろしい……危険すぎる……。』と話してましたよ。ライト殿下の護衛騎士として誇らしいです。」
誇らしげにいつも一緒にいる護衛騎士が興奮した様子で話してきた。
何処で聞いたのやら。
騎士の役割だけじゃなくいつもいい情報を持ってくるんだよな。
優秀な護衛騎士だよ、まったく。
「そんな呆れた顔で見ないでください。ライト殿下は全然自分の凄さをわかってません。他の兄弟より誰よりも優れていらっしゃって王位に近い存在なのにそれを表に出さず………時々歯痒くなりますが、ライト殿下のお考えを尊重します。」
ほんと、何故俺なんかに忠誠を誓ってるんだこいつ。
「俺は王位には興味ない。継承権はあるが別にどうでもいい。」
「サティア・バーレン公爵令嬢には執着されてるのに?」
はぁ……小さな頃から俺の護衛してるから俺の執着のことをわかってるからやりずらい。
「悪いか?」
「そんな睨まないでください。私はライト殿下が初めて人に興味を示すことが嬉しいのです。」
嘘を言ってる目ではない。
いつも正直にまっすぐに伝えてくるところは好きなんだよな。
「ありがとう。」
素直に受け取っておこう。
はぁぁぁ……サティアが足りない。
帰りの馬車の中で俺の思考はすでに条件をクリアしてサティア一色になっている。
もう我慢できない。
ポケットに入れていた物を取り出し頬擦りする。
ああ、サティアサティアサティア。
「不敬承知で申し上げます。ヤバイやつになってますよ、ライト殿下。」
俺の目の前に座っている護衛騎士がジト目で俺を見ている。
「仕方ないだろ、サティアが足りないんだ。」
「まぁ…………………………………そのおかげでやる気をだし一気に取引を終えたのですが。」
まぁからが長くないか?
どんだけ言葉を選んでるんだ。
うまくまとめてくれてはいるが、複雑な感情が隠れてないぞ。
「こんな俺に長年ついてきているのはお前くらいだ。それにしてもサティアは素直で可愛かったなぁ。」
そう、取引に来る前にバーレン公爵家に寄って、公爵と侯爵夫人は領地の見回りで留守だったから予想通りサティアが出迎えてくれた。
出会ってから数ヶ月たったサティアは言葉や身体が成長していた。
「サティアの王子様。来てくださり嬉しいです。」
俺は立場的に王子であるから毎日は無理だが出来るだけサティアに内密に会いに行っていた。
いまでは二人だけの秘密の場所も確保している。
「急に訪ねて悪いが、これから少し公務で離れるからサティアにこれを渡しておく。」
「うわぁ、綺麗です。ライト王子様の瞳と同じ赤色のブレスレット、ずっと身に付けておきます。」
そう、俺のものだとわかるように肌身離さず持っていてくれ。
「なら俺はサティアの私物を貰うね。」
ドレスの胸元についていたリボンをスルリと取ってチュッとキスをおとした。
サティアはぼぼぼっと顔を赤くしてとても可愛かったから
「今はこれで我慢しておくよ。」
つい言ってしまった。
言葉の意味はわかってなかったみたいでよかったが……押さえるのに必死だ。
間近で透き通るような白い肌を見てしまうと触りたい衝動に駆られる。
早くあの白い肌を思う存分触れ回したいよ。
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