15 / 32
14 転生者
しおりを挟む
メイドには、お茶を淹れてもらい退室してもらった。僕たちが拱いていると、コレッティーヌ嬢から話をしてくれた。
「パティリアーナ様とコンラッド殿下を引き離すことはできましたのね?」
僕たち3人は『引き離す』という言葉に少しだけ驚いていたが、頷いた。
「先程は無理を言ってごめんね。すぐに対応してくれて助かったよ」
僕は頭を下げた。コレッティーヌ嬢は妖艶に微笑んだ。
「意図をお聞かせいただいてもよろしくて?」
コレッティーヌ嬢は、優雅にお茶を一口飲んで、ソーサーをテーブルに置いた。
「王城の政務部から、『パティリアーナ嬢の誘いを上手く躱して、何事もないかのようにしていてもらいたい』と言われているんだ。コレッティーヌ嬢が僕たちの前でパティリアーナ嬢を叱りつけることになったら、そうはいかなくなるからね」
僕はあの時ウォルにも説明していなかったので、二人に説明できてよかったと、小さなため息をついた。僕の夢とは言えないので、国としての動きだと強調してみた。コンラッドも頷いているので、問題ないだろう。
「そうでしたの。それでしたら、ボブバージル様のファイプレーですわね」
聞き慣れない言葉に僕たちは戸惑った。隣国の言葉なのかもしれない。
「あ、申し訳ありません。ボブバージル様の素晴らしいご判断であったと申し上げましたのよ」
コレッティーヌ嬢はにっこりと微笑んだ。
「あ、ありがとうございます」
褒められていたようなので、僕はお礼を言った。二人は納得せざるを得ないので、小さく頷いた。
「それにしても、ボブバージル様は不思議な行動をなさいますのね。それに、パティリアーナ様の魂胆も、こちらの国ではご存知のようですし…………」
コレッティーヌ嬢の変な間を、とても不気味に感じた。僕の体は異常に反応し、背中から滝のように冷や汗をかいた。それでも僕は微動だにできなかった。
コレッティーヌ嬢が僕を真面目な顔でジッと見た。僕はその瞳だけで、気が遠のきそうになった。
そんなことを知らないコレッティーヌ嬢は、最後通告のように、僕に言葉を突きつけた。ご本人にはその気はないだろうけど。
「もしかして『転生者』ですの?」
またしても聞き慣れない言葉に僕たちは戸惑ったが、僕はさらにいつもの目眩が強烈にして、テーブル伏せってしまった。
3人が僕の心配をする声が聞こえるが、しばらく動けなかった。
〰️
コンラッドがセオドアを呼んだ。セオドアが今日は5人とも休むと手続きをして、ウォルがランチの手配をし、コレッティーヌ嬢が濡れたタオルを僕に用意してくれた。
僕は30分ほどで復活できた。
「僕は不思議な夢を見るだけなんだ。そして僕のそれはこの3人も、家族も知っている」
僕はコレッティーヌ嬢の瞳を見ることはできないが、できるだけ頭を上げ、簡潔に述べた。
僕は両陛下も知っているとはわざわざいう必要もないかと判断した。
「そうですのね。…………。わたくしは、わたくしの秘密を誰にも………両親にも家族にも話しておりませんの」
コレッティーヌ嬢が、何やら間を置く。僕はコレッティーヌ嬢を見た。テーブルの隅を見ているコレッティーヌ嬢の瞳は寂しそうに見えた。
と、思ったら、なぜか微笑んだ。そして、顔をあげて僕たちを一人一人見た。僕もこれには逃げなかった。
「………ですが、状況としてみなさまには話さなくてはならないようですわね。みなさまにはお話しますので、できれば、ここで、わたくしのことを話さずに解決する策を考えていただきたいのですわ」
コレッティーヌ嬢は、満面の笑みだった。しかし、難しそうな課題に、僕たちは息を飲まずにはいられなかった。
〰️ 〰️ 〰️
ボブバージル様が倒れられて、ウォルバッグ様とセオドア様が手続きをなさってくださっている間に、コンラッド王子殿下から、ある程度の説明を受けましたの。
その説明を聞いて、『はるかの知識』を重ね、仮説を立てました。あくまでも仮説です。本当のことはわかることは、恐らく一生ありえないのです。
ボブバージル様が起き上がられたので、話し合いを始めることにいたしました。ボブバージル様は、この不思議な状況を家族や友人に話しているというのです。羨ましいというかすごいというか…。わたくしより、記憶というか知識というかが不鮮明なのでできたことてしょう。
わたくしは、4人のみなさまに『転生者』であることを簡単に説明しました。
「理解してほしいわけではありませんのよ。不思議なことがあるかもしれませんが、聞き流してくださいね、という前振りですの」
わたくしがそういうと、みなさまは、一目で安堵の表情になりました。それほど理解が難しい内容なのでしょう。
「では、みなさまは、ボブバージル様の夢でパティリアーナ様が王女殿下であること、またコンラッド王子殿下との縁を望んでおられることを知ったということですわね?」
わたくしは笑顔にはなりませんが、いたって冷静に話をすすめます。
「そうです。その上で僕の兄から指示を受けております。先程『王城の政務部からの指示』と言ったのは、僕の兄のことです」
ボブバージル様は、まだ完全復調とはなられてないようで、お顔色は悪いですが、この話は、わたくしとボブバージル様が主でありますので、退席していただくわけにはまいりません。ボブバージル様にも、そのお覚悟があるように見受けられます。
それにしても、政務部まで協力なさっていらっしゃるとは、本当に羨ましいですわ。
「僕の状態は何だと思いますか?」
ボブバージル様は、その能力がずっと不安だったのでしょう。恥も外聞もなくというような質問のされかたですわ。他のお三方も、きっとボブバージル様をずっと心配なさっていたのでしょう。わたくしの答えを、期待と不安の眼差しでお待ちになっております。
「あくまでも仮説ですわよ。わたくしの前世者は12歳という幼い少女でしたので、たくさんの知識があるわけではないのです」
わたくしは、自信がないことをきちんと伝えました。わたくし自身の知識ではございませんもの、例え正しい答えであっても、それを確認する手立てはございません。
「はい。それでもその仮説を聞きたいです」
ボブバージル様の目は必死でした。
「ボブバージル様は、わたくしのように人生の途中からの『転生者』ではなく、生まれながらにして『転生者』だったと思われます」
3人様が心配そうにボブバージル様を見ております。コンラッド王子殿下はボブバージル様のお膝の脇に拳を当て、いつでも支える準備をなさっています。ステキな友情ですわ。
「ですが、前世について、記憶喪失になっており、部分的にその記憶が夢で現れるのではないかと」
ボブバージル様の体が揺らぎ、手を額に当てております。それでも、わたくしから視線を外すことなく、聞いておられます。
「その本のような話とは、どう考えているのですか?バージルがそして私達が出てくる話がそんなにたくさんあるものですか?」
さすがに天才ウォルバック様ですね。理解できないながらも細い糸を手繰り寄せようとなさっておいでです。
「『二次制作』と申しまして、ひとつの大きなお話が人気になりますと、その人物たちを使っていろいろなお話が作られていくのです。それは個々に楽しむものであったり、『続編』として、続きがあったりするのです。
ボブバージル様の前世の方が、どこまでたくさんの情報を持っていたのかは、わたくしにはわかりません。
ただ、今回のパティリアーナ様のお話に関しましては、わたくしと同じ小説をお読みになっている可能性を感じます。または、似たような小説で反対の結末を迎えるようなお話ですわね」
わたくしは、ウォルバック様からボブバージル様へと視線を移しました。
「ボブバージル様、今までの夢と違い、この夢にはお顔は出ないのではありませんか?」
ボブバージル様の体が揺らぎましたわ。また目眩がしているようですわ。
「わたくしのお話がボブバージル様の真実に近いと目眩になるのかもしれませんわね。わたくしとのお話を続けることはツライのではなくて?」
「だ、大丈夫です。目眩は一時的なものなのです。それより、僕は僕のことが知りたい」
ボブバージル様の決心を蔑ろにするようなことはできなそうです。
「パティリアーナ様とコンラッド殿下を引き離すことはできましたのね?」
僕たち3人は『引き離す』という言葉に少しだけ驚いていたが、頷いた。
「先程は無理を言ってごめんね。すぐに対応してくれて助かったよ」
僕は頭を下げた。コレッティーヌ嬢は妖艶に微笑んだ。
「意図をお聞かせいただいてもよろしくて?」
コレッティーヌ嬢は、優雅にお茶を一口飲んで、ソーサーをテーブルに置いた。
「王城の政務部から、『パティリアーナ嬢の誘いを上手く躱して、何事もないかのようにしていてもらいたい』と言われているんだ。コレッティーヌ嬢が僕たちの前でパティリアーナ嬢を叱りつけることになったら、そうはいかなくなるからね」
僕はあの時ウォルにも説明していなかったので、二人に説明できてよかったと、小さなため息をついた。僕の夢とは言えないので、国としての動きだと強調してみた。コンラッドも頷いているので、問題ないだろう。
「そうでしたの。それでしたら、ボブバージル様のファイプレーですわね」
聞き慣れない言葉に僕たちは戸惑った。隣国の言葉なのかもしれない。
「あ、申し訳ありません。ボブバージル様の素晴らしいご判断であったと申し上げましたのよ」
コレッティーヌ嬢はにっこりと微笑んだ。
「あ、ありがとうございます」
褒められていたようなので、僕はお礼を言った。二人は納得せざるを得ないので、小さく頷いた。
「それにしても、ボブバージル様は不思議な行動をなさいますのね。それに、パティリアーナ様の魂胆も、こちらの国ではご存知のようですし…………」
コレッティーヌ嬢の変な間を、とても不気味に感じた。僕の体は異常に反応し、背中から滝のように冷や汗をかいた。それでも僕は微動だにできなかった。
コレッティーヌ嬢が僕を真面目な顔でジッと見た。僕はその瞳だけで、気が遠のきそうになった。
そんなことを知らないコレッティーヌ嬢は、最後通告のように、僕に言葉を突きつけた。ご本人にはその気はないだろうけど。
「もしかして『転生者』ですの?」
またしても聞き慣れない言葉に僕たちは戸惑ったが、僕はさらにいつもの目眩が強烈にして、テーブル伏せってしまった。
3人が僕の心配をする声が聞こえるが、しばらく動けなかった。
〰️
コンラッドがセオドアを呼んだ。セオドアが今日は5人とも休むと手続きをして、ウォルがランチの手配をし、コレッティーヌ嬢が濡れたタオルを僕に用意してくれた。
僕は30分ほどで復活できた。
「僕は不思議な夢を見るだけなんだ。そして僕のそれはこの3人も、家族も知っている」
僕はコレッティーヌ嬢の瞳を見ることはできないが、できるだけ頭を上げ、簡潔に述べた。
僕は両陛下も知っているとはわざわざいう必要もないかと判断した。
「そうですのね。…………。わたくしは、わたくしの秘密を誰にも………両親にも家族にも話しておりませんの」
コレッティーヌ嬢が、何やら間を置く。僕はコレッティーヌ嬢を見た。テーブルの隅を見ているコレッティーヌ嬢の瞳は寂しそうに見えた。
と、思ったら、なぜか微笑んだ。そして、顔をあげて僕たちを一人一人見た。僕もこれには逃げなかった。
「………ですが、状況としてみなさまには話さなくてはならないようですわね。みなさまにはお話しますので、できれば、ここで、わたくしのことを話さずに解決する策を考えていただきたいのですわ」
コレッティーヌ嬢は、満面の笑みだった。しかし、難しそうな課題に、僕たちは息を飲まずにはいられなかった。
〰️ 〰️ 〰️
ボブバージル様が倒れられて、ウォルバッグ様とセオドア様が手続きをなさってくださっている間に、コンラッド王子殿下から、ある程度の説明を受けましたの。
その説明を聞いて、『はるかの知識』を重ね、仮説を立てました。あくまでも仮説です。本当のことはわかることは、恐らく一生ありえないのです。
ボブバージル様が起き上がられたので、話し合いを始めることにいたしました。ボブバージル様は、この不思議な状況を家族や友人に話しているというのです。羨ましいというかすごいというか…。わたくしより、記憶というか知識というかが不鮮明なのでできたことてしょう。
わたくしは、4人のみなさまに『転生者』であることを簡単に説明しました。
「理解してほしいわけではありませんのよ。不思議なことがあるかもしれませんが、聞き流してくださいね、という前振りですの」
わたくしがそういうと、みなさまは、一目で安堵の表情になりました。それほど理解が難しい内容なのでしょう。
「では、みなさまは、ボブバージル様の夢でパティリアーナ様が王女殿下であること、またコンラッド王子殿下との縁を望んでおられることを知ったということですわね?」
わたくしは笑顔にはなりませんが、いたって冷静に話をすすめます。
「そうです。その上で僕の兄から指示を受けております。先程『王城の政務部からの指示』と言ったのは、僕の兄のことです」
ボブバージル様は、まだ完全復調とはなられてないようで、お顔色は悪いですが、この話は、わたくしとボブバージル様が主でありますので、退席していただくわけにはまいりません。ボブバージル様にも、そのお覚悟があるように見受けられます。
それにしても、政務部まで協力なさっていらっしゃるとは、本当に羨ましいですわ。
「僕の状態は何だと思いますか?」
ボブバージル様は、その能力がずっと不安だったのでしょう。恥も外聞もなくというような質問のされかたですわ。他のお三方も、きっとボブバージル様をずっと心配なさっていたのでしょう。わたくしの答えを、期待と不安の眼差しでお待ちになっております。
「あくまでも仮説ですわよ。わたくしの前世者は12歳という幼い少女でしたので、たくさんの知識があるわけではないのです」
わたくしは、自信がないことをきちんと伝えました。わたくし自身の知識ではございませんもの、例え正しい答えであっても、それを確認する手立てはございません。
「はい。それでもその仮説を聞きたいです」
ボブバージル様の目は必死でした。
「ボブバージル様は、わたくしのように人生の途中からの『転生者』ではなく、生まれながらにして『転生者』だったと思われます」
3人様が心配そうにボブバージル様を見ております。コンラッド王子殿下はボブバージル様のお膝の脇に拳を当て、いつでも支える準備をなさっています。ステキな友情ですわ。
「ですが、前世について、記憶喪失になっており、部分的にその記憶が夢で現れるのではないかと」
ボブバージル様の体が揺らぎ、手を額に当てております。それでも、わたくしから視線を外すことなく、聞いておられます。
「その本のような話とは、どう考えているのですか?バージルがそして私達が出てくる話がそんなにたくさんあるものですか?」
さすがに天才ウォルバック様ですね。理解できないながらも細い糸を手繰り寄せようとなさっておいでです。
「『二次制作』と申しまして、ひとつの大きなお話が人気になりますと、その人物たちを使っていろいろなお話が作られていくのです。それは個々に楽しむものであったり、『続編』として、続きがあったりするのです。
ボブバージル様の前世の方が、どこまでたくさんの情報を持っていたのかは、わたくしにはわかりません。
ただ、今回のパティリアーナ様のお話に関しましては、わたくしと同じ小説をお読みになっている可能性を感じます。または、似たような小説で反対の結末を迎えるようなお話ですわね」
わたくしは、ウォルバック様からボブバージル様へと視線を移しました。
「ボブバージル様、今までの夢と違い、この夢にはお顔は出ないのではありませんか?」
ボブバージル様の体が揺らぎましたわ。また目眩がしているようですわ。
「わたくしのお話がボブバージル様の真実に近いと目眩になるのかもしれませんわね。わたくしとのお話を続けることはツライのではなくて?」
「だ、大丈夫です。目眩は一時的なものなのです。それより、僕は僕のことが知りたい」
ボブバージル様の決心を蔑ろにするようなことはできなそうです。
35
あなたにおすすめの小説
愛しいあなたは竜の番
さくたろう
恋愛
前世で無惨に処刑された記憶を持つ少女フィオナは、今世では幼い頃から番である竜族の王に保護されて塔の中で大切に育てられていた。
16歳のある日、敵国の英雄ルイが塔を襲撃しにきたが、なんとフィオナは彼に一目惚れをしてしまう。フィオナを人質にするために外へと連れ出したルイも、次第に彼女に離れがたい想いを感じ始め徐々に惹かれていく。
竜人の番として育てられた少女が、竜を憎む青年と恋に落ちる物語。
※小説家になろう様に公開したものを一部省略して投稿する予定です。
※全58話、一気に更新します。ご了承ください。
大根令嬢の雑学無双、王弟殿下を添えて。~ 前世を思い出したので、許婚をほったらかして人助けしまくります!!
古森真朝
恋愛
気弱な伯爵令嬢のカレンは、自分勝手な婚約者レナートに振り回されていた。耐え続けていたある日、舞踏会で何者かに突き飛ばされ、階段から落ちてしまう。
その傷が元で儚く……なるかと思いきや。衝撃で前世を思い出したカレンは一転、かの『ド根性大根』みたいな超・ポジティブ人間になっていた。
『モラハラ婚約者の思惑なんぞ知るか!! 今度こそ好きなことやって、目いっぱい幸せに長生きするんだから!!!』
昔ひたすら読書に耽って身に着けた『雑学』を武器に、うっかり採れ過ぎた作物や、開墾しようとすると不幸に見舞われる土地、不治の病にかかった王族、等々の問題をどんどん解決。
領地の内外で心強い友人が出来たり、いつの間にかものすごく有名になっていたり、何かと協力してくれる王弟ヴィクトルから好意を寄せられたり(注:気付いてない)する中、温かい家族と共に仕事に励んでいく。
一方、前世から因縁のある人々もまた、こちらに転生していて――
華やかな異世界公爵令嬢?――と思ったら地味で前世と変わらないブラックでした。 ~忠誠より確かな契約で異世界働き方改革ですわ~』
ふわふわ
恋愛
華やかなドレス。きらびやかな舞踏会。
公爵令嬢として転生した私は、ようやく優雅な人生を手に入れた――
……はずでしたのに。
実態は、書類の山、曖昧な命令、責任の押し付け合い。
忠誠の名のもとに搾取される領地運営。
前世のブラック企業と、何も変わりませんでしたわ。
ならば。
忠誠ではなく契約を。
曖昧な命令ではなく明文化を。
感情論ではなく、再評価条項を。
「お父様、お手伝いするにあたり契約を結びましょう」
公爵家との契約から始まった小さな改革は、やがて王家を巻き込み、地方貴族を動かし、王国全体の制度を揺るがしていく――。
透明化。共有化。成果の可視化。
忠誠より確かな契約で、異世界働き方改革ですわ。
これは、玉座を奪う物語ではありません。
国家を“回る構造”に変える、公爵令嬢の改革譚。
そして最後に選ばれるのは――契約ではなく、覚悟。
---
【完結】悪役令嬢だったみたいなので婚約から回避してみた
22時完結
恋愛
春風に彩られた王国で、名門貴族ロゼリア家の娘ナタリアは、ある日見た悪夢によって人生が一変する。夢の中、彼女は「悪役令嬢」として婚約を破棄され、王国から追放される未来を目撃する。それを避けるため、彼女は最愛の王太子アレクサンダーから距離を置き、自らを守ろうとするが、彼の深い愛と執着が彼女の運命を変えていく。
転生した子供部屋悪役令嬢は、悠々快適溺愛ライフを満喫したい!
木風
恋愛
婚約者に裏切られ、成金伯爵令嬢の仕掛けに嵌められた私は、あっけなく「悪役令嬢」として婚約を破棄された。
胸に広がるのは、悔しさと戸惑いと、まるで物語の中に迷い込んだような不思議な感覚。
けれど、この身に宿るのは、かつて過労に倒れた29歳の女医の記憶。
勉強も社交も面倒で、ただ静かに部屋に籠もっていたかったのに……
『神に愛された強運チート』という名の不思議な加護が、私を思いもよらぬ未来へと連れ出していく。
子供部屋の安らぎを夢見たはずが、待っていたのは次期国王……王太子殿下のまなざし。
逃れられない運命と、抗いようのない溺愛に、私の物語は静かに色を変えていく。
時に笑い、時に泣き、時に振り回されながらも、私は今日を生きている。
これは、婚約破棄から始まる、転生令嬢のちぐはぐで胸の騒がしい物語。
※本作は「小説家になろう」「アルファポリス」にて同時掲載しております。
表紙イラストは、Wednesday (Xアカウント:@wednesday1029)さんに描いていただきました。
※イラストは描き下ろし作品です。無断転載・無断使用・AI学習等は一切禁止しております。
©︎子供部屋悪役令嬢 / 木風 Wednesday
前世の推しに似てる不仲の婚約者に「お顔が好きです」と伝えましたところ
咲楽えび@改名しました(旧 佐倉えび)
恋愛
公爵令嬢のエリーサベトは、ポンコツ王子と呼ばれる婚約者のベルナルドに嫌気がさし、婚約者破棄を目論んでた。
そんなある日、前世を思い出したエリーサベトは気付く。ベルナルドが前世の推しに似ていることに――
ポンコツ王子と勝気な令嬢が両思いになるまでのお話。
※小説家になろうさまでも掲載しています。
完結·婚約破棄された氷の令嬢は、嫁がされた枯れおじのもとで花開く
禅
恋愛
ティリアは辺境にある伯爵の娘であり、第三王子ガフタの婚約者であった。
だが、この婚約が気に入らないガフタは学園生活でティリアを冷遇し、卒業パーティーで婚約破棄をする。
しかも、このまま実家に帰ろうとするティリアにガフタは一回り以上年上の冴えないおっさん男爵のところへ嫁ぐように命令する。
こうしてティリアは男爵の屋敷へと向かうのだが、そこにいたのは……
※完結まで毎日投稿します
※小説家になろう、Nolaノベルにも投稿中
【完結】魔力ゼロと捨てられた私を、王子がなぜか離してくれません ――無自覚聖女の王宮生活――
ムラサメ
恋愛
伯爵家で使用人同然に扱われてきた少女、エリナ。
魔力も才能もないとされ、義妹アリシアの影で静かに生きていた。
ある日、王国第一王子カイルの視察で運命が動き出す。
誰も気づかなかった“違和感”に、彼だけが目を留めて――。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる