本当の自分に出会うために。

篠崎夏汰葉

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理解して欲しいの。

初めまして、先生

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いや、なんていうかO先生って、先生って感じがしなくて。
なんか、お父さん?みたいな。

初診で医者に座って下さいって言われる前につられて椅子に座っちゃったの初めてだわ…(笑)

初めまして。では無いけど初めましての挨拶をして、O先生の初発言が

「僕でよかったの?(笑)」


いやいや、良いんです。むしろ貴方が良いんです!!
そして取り留めなく話す私にO先生は質問をして来た「最終学歴はいつか教えてもらえる?」私はそのまんま「大学卒の理系です。」って答えた。

多分この時すでにO先生の頭の中には私にするべき検査が分かっていたみたいだった。検査のことをブツブツ言ってた。

そう私は、高機能アスペルガー自閉スペクトラムADHDである。(ほぼ100%)

鬱とは他にとんでもない物を抱えているのです。

そんで、入院中に前の主治医に言われて傷ついたこと、親のこと、本当バラバラに話した。

けど、O先生は真面目に聞いていて動じなかった。普通、ストップかけられて一個一個話すように言われるんだが。

通常人は物事をひとつづつ処理して行くので話はひとつが終わって次に移るのだけれど、私はそれが出来ないのだ。

幼い頃から話や興味があると飛び飛びで行動や原動をして、いつしか変な子の烙印を押され親からは何故普通に出来ないのかと怒られた。

O先生はストップとも言わず、私の方を向いて話を聞いて、辛かったでしょう。
と一言。

私は涙が止まらなかった。自分でもわかっててできない辛さをこの人はものの数分で理解してくれたんだと思った。

そしてO先生に今の私の状態を伝えて、薬を見直したところ。



…マジで薬が多すぎて、O先生が仰天してた。


それだけ、前の主治医には薬漬けにされていたのが露呈。この医者のどこがいい医者なんだ母よ。

O先生にこういう薬が欲しいって伝えて薬の見直しに入ったんだけど見直しが多すぎて直ぐに変えられないレベルだったのでその日はそのまま継続して入院中の薬を処方してもらうことに。

そして思い切って、聞いてみた。
「O先生さえ良ければ、病院と主治医を変更したいです。」と。

O先生は並の忙しさじゃ無い先生なのは知っていたし、子供以外の新患は取らないのも知っていたから正直断られるかも…っ!!!と不安でいっぱいだったのだが。

「僕でよければいいですよ。比較的僕はこの曜日が空いてるからその曜日でもあなたが良ければ。」とニッコリ。

…あぁ。私の選択は間違えてなかった。
と、痛感した。

そう、O先生は子供の発達障がいを専門に研究している先生で有名な先生だったのです。

私の根底には何かの発達障がいがあるのをうっすら濃く自覚してた私は、それを理解してくれる人じゃなければ私は此処から逃げ出せないって思っていたのです。

だから、O先生に診てもらいたかった。

案の定。私に何かの発達障がいを見抜いたO先生。
子供に質問するような感じで診察も進む。私にはそれが答えやすい。

そして、処方箋もろもろ共に考えておくから。って感じで診察終了。次の予約も取り付けて、会計でボーッと腑抜けていたらO先生がやって来て
「これ、僕の名刺。これからよろしくね。じゃぁね。」

…神か!!!!!
O先生あなたは神か!!!!




そんで、その日のうちに自立支援変更完了。
次からはO先生が私の主治医。

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