battle class

ピッティ

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――○ーム○ーベルだぜ!?
俺の動揺などお構いなしに先生はブゥゥゥゥゥゥンと軽く剣を振り回した。
半透明な刀身にともなって赤い残像が残り、消えていった。
「もう一度言うぞ大事なのは想像力だ。自分でこれがそうだと信じ込めばそうなるんだ!。
例えばだ、このペンをこうもつだろ…。」
その言葉と共に先生は小指、薬指、中指の三本を握り人差し指を伸ばして手で銃を作った。そして人差し指と親指でペンを挟む。まるでペンがその指銃の銃身かのよ…
──それは…
バァンッ!!
真紅の光が壁に向けられたペン先から弾き出され、長い線を引きながら壁に突き刺さった。
「…ッ!」
もはや誰からも声は無かった。
先ほどの剣よりも大きな衝撃が全員の全身に打ちつけられ、受け止めきれない。
実弾ではないようで、どちらかと言うとインクが飛んでいるイメージなのな壁はへこんだだけで弾は無かった。
「よし、じゃあこれからお前たちにもこれをやってもらうぞ。」
──はいいきなりですねー
このくだりは既に数回やっていたので剣を出した時ぐらいに俺はこうなることを予想出来ていた。
──予想していたからといって楽な訳ではないぞ
「とりあえず全員にペンを渡すぞ、手を前に出せ。」
その言葉と共にパチンッと指をならすと全員の目の前に一本のペンが現れ、それぞれの手にストッと落ちた。
これこそ明らかに超常現象だが驚くほど当たり前に思えて逆に少し怖かった。
そっと見るとペンの色はランダムのようで俺のは黒色だった。
「いいか、難しく考えなくていいぞ。ただイメージするだけだぞ。よし、やってみろ!!」
なんとも無責任な言い方だったがその分気は楽だった。
――剣剣剣剣剣剣剣剣剣剣剣剣剣剣剣剣剣剣!!
自分に想像出来る限りの剣を思い浮かべ祈る。
「こいッ!!」
カチッ!
ブゥゥゥゥゥゥン。
たくましい振動音と共に黒い細い、しかしはっきりとした光剣が現れた。
「お!!」
という声と控えめなガッツポーズが自然と出た。
──あ…出来てしまっ…
ブゥゥゥゥゥゥン
嬉しいような嬉しくないような感情の横では拓斗が青い太めの光剣を出していた。
「今のところお前たちがトップだな。」
先生の言葉に周りを見渡すとまだみんなはペンとにらめっこをしていた。
──もしかして才能あるんじゃない!?
真剣にそう思い始めていたのだが
次の瞬間、
「じゃあ他のやつらができるまでお前ら二人に俺の相手をしてもらおう。」
俺の思いを完璧に打ち砕く先生の発言。
「「…」」
珍しく俺たちは揃って同じ反応をした。
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