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「「はあっ!?」」
「いやだから、戦うことにしたんだ。戦えば運動量も多くなって装置のテストに丁度良いしそれに、お前達も楽しいだろ!な!」
──いや、だから
「はあっ!?」
──なんで?
ほぼ全員がこの話についてこれていない。いや、ついてこれる方がおかしいと思う。
そんなの俺の気持ちを完璧に無視して先生は説明し始めた。
「まあまず、ここは故意的空間だから絶対に体に害はない。だから全員共通のHPをつけることにした。それがゼロになるとこの空間から別の観客席の空間に移動される。そんな感じだ。攻撃を食くらっても痛みはなく軽い衝撃を受けるだけだな。つまり絶対に安全だ。そこは安心してほしい。」
なんとなく、ゆっくりとだが頭が追い付いてきた。
「ほら一輝、俺の言った通りだろ!」
いつの間にか横にいた拓斗がどーだどーだとばかりに俺の顔を覗き込んでまで見つめてくる。
「お、おう。そうだったな。」
──こいつ腹立つなぁ
確かにそんなのとをいっていたような気がしたが「こいつは、バカだな~。」と思ってスルーしてしまっていた。
「―よって武器は公平さを第一とし、この文房具とする!!」
──ペンでか…
拓斗との会話で先生が説明しながら俺たちに見せていたのはそこいらの店で売っているようなただの赤いボールペンだった。
先ほどから驚くことばかりで、どうせ何かあるのだろうという予想もついてもうリアクションもとれなくなっているがそれでも先生は俺たちの呆けた顔を満足げに眺めて更に続けた。
「確かに今のままではこれはただのペンでしかない。だがな、この空間の中だと話は違ってくるんだよ。
大事なのは想像力だ。」
そう言ってペンを体の前まで持った来ると目をつぶり「フンッ!!」と気合いを入れるとカチッとノックした。
すると…
ブゥゥゥン
という羽音のような音と共に赤い半透明な刀身が現れた。
――なっ!?
「「「えッ!?」」」
無意識に口から声が漏れ出てしまう。
まるでビー○サーべルやライトセ○バーのような剣。男子が一度は振り回すことを夢見る憧れのアイテムだ。もちろん俺もである。
俺は目の前で起こっていることが全く信じられなかった。いや、頭が理解することを拒んでいるかのようだった。
この空間という存在が既に信じられないが、この、まるでアニメの世界にいるような状態はさらに信じられない。
限界を軽く超えている。
でも、最高だ…
「いやだから、戦うことにしたんだ。戦えば運動量も多くなって装置のテストに丁度良いしそれに、お前達も楽しいだろ!な!」
──いや、だから
「はあっ!?」
──なんで?
ほぼ全員がこの話についてこれていない。いや、ついてこれる方がおかしいと思う。
そんなの俺の気持ちを完璧に無視して先生は説明し始めた。
「まあまず、ここは故意的空間だから絶対に体に害はない。だから全員共通のHPをつけることにした。それがゼロになるとこの空間から別の観客席の空間に移動される。そんな感じだ。攻撃を食くらっても痛みはなく軽い衝撃を受けるだけだな。つまり絶対に安全だ。そこは安心してほしい。」
なんとなく、ゆっくりとだが頭が追い付いてきた。
「ほら一輝、俺の言った通りだろ!」
いつの間にか横にいた拓斗がどーだどーだとばかりに俺の顔を覗き込んでまで見つめてくる。
「お、おう。そうだったな。」
──こいつ腹立つなぁ
確かにそんなのとをいっていたような気がしたが「こいつは、バカだな~。」と思ってスルーしてしまっていた。
「―よって武器は公平さを第一とし、この文房具とする!!」
──ペンでか…
拓斗との会話で先生が説明しながら俺たちに見せていたのはそこいらの店で売っているようなただの赤いボールペンだった。
先ほどから驚くことばかりで、どうせ何かあるのだろうという予想もついてもうリアクションもとれなくなっているがそれでも先生は俺たちの呆けた顔を満足げに眺めて更に続けた。
「確かに今のままではこれはただのペンでしかない。だがな、この空間の中だと話は違ってくるんだよ。
大事なのは想像力だ。」
そう言ってペンを体の前まで持った来ると目をつぶり「フンッ!!」と気合いを入れるとカチッとノックした。
すると…
ブゥゥゥン
という羽音のような音と共に赤い半透明な刀身が現れた。
――なっ!?
「「「えッ!?」」」
無意識に口から声が漏れ出てしまう。
まるでビー○サーべルやライトセ○バーのような剣。男子が一度は振り回すことを夢見る憧れのアイテムだ。もちろん俺もである。
俺は目の前で起こっていることが全く信じられなかった。いや、頭が理解することを拒んでいるかのようだった。
この空間という存在が既に信じられないが、この、まるでアニメの世界にいるような状態はさらに信じられない。
限界を軽く超えている。
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