愛に抗うまで

白樫 猫

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21話

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数時間前――。
来栖は虎太郎が部屋から出て行くと、しばらく呆然と立ち尽くしていた。
何故、自分は虎太郎を引き留めようと必死になるのだろうか、虎太郎が傷付いている姿を見ると、胸が抉られそうな痛みを感じるのだろうか。
何も出来ない、自分の無力さに、握り締めた拳は行き場のない怒りで震えていた。

「‥情けないな」

口から洩れた言葉に、呆れたように溜息を付き、そのまま浴室へと向かい、頭から冷たい水を浴びた。
沸騰した頭を冷やしたかった。
いつもの冷静さが、どこにもない。

風呂から上がると、ちょうど携帯が鳴っていた。
もしかして‥そう思い慌てて見ると、見知らぬ番号で、不審に思いながらも出る。

「‥はい、来栖です」
「‥あの、遅くにすみません‥ケンです」

一瞬、誰だか分からなかったが、すぐに思い出した。
あの時、自分を嵌め写真を撮った男だ。

「‥ああ、なんだ?」

来栖の不穏な声に、おどおどとした声が聞こえる。

「‥あの、実は」
「‥悪いが、今、立て込んでるんだ。また改めてくれ」

ビクビクしながら話すケンに構っている余裕がない。
来栖は早々に電話を切ろうとするが、その瞬間に気が付く。
自分はケンに携帯番号を教えていない。

「おい!お前、なんで俺の携帯番号を知ってるんだ!」

なんだかすべてが怪しく思えてくる。
怒りにまかせた声に、電話口の向こうでビクッとなるケンの様子が目に浮かんだ。

「す‥すみません‥あっ‥あの‥いっ‥一緒に来て欲しい所があります」

一気に捲し立てるようなケンの言葉に、来栖は嫌な空気を感じた。

「‥はぁ?‥‥どこに?」
「そ‥それは‥」

ビクビクしていて話にならない。
来栖は大きく息を吐くと、自分の感情を抑え込む。

「俺の質問に答えろ。どこで俺の携帯番号を知った?」

ゆっくりとした来栖の声に、少し落ち着いたのか、まともな返事が返ってくる。

「あっ、あの‥前に俺に写真を撮れって言った人です」
「‥連絡があったのか?」
「‥はっ‥‥はい」
「それで?俺をどこに連れて来いって?」
「き‥来たら説明します。10時半に駅前に来てください」

ケンはそこまで言うと、すぐに電話を切った。
来栖は切られた携帯を見つめ、この急展開に嫌な予感しかしなかった。
夜も更け人影もまばらになる道を歩き、指示された時間の15分前には駅前に着き、来栖はしばらく待った。
ケンは時間ピッタリに顔を見せた。

「‥遅くにすみません」

謝罪するケンに、来栖はどう対応していいのか迷っていた。

「いや、奴からは、どんな連絡だった?」
「来栖さんに連絡して、一緒にマンションに来てくれって‥話し合いをしたいとか‥そんな事を言ってました」
「‥話し合いだと?」

ここまでする奴が、なんの話し合いをするというんだ。
来栖は、その言葉がどうにも腑に落ちなかった。

「‥はい、ここからタクシーで一緒に行きます」

ケンはそう言うと、来栖を伴ってタクシー乗り場へ向かう。
来栖は考えていた。
喧嘩なら負ける気はしないが、このままあっさり付いて行っても良いのだろうか‥。
そう考えたが、結局は来栖は流れに身を任せると決めた。
今はなによりも、相手の情報が欲しかった。

タクシーは20分程でマンションの前に着き、ケンがお金を支払い一緒に降りる。
明らかに立派な高級マンションは、来栖の想像と違っていた。
ケンも初めて来るのかキョロキョロと周りを見渡し、エントランスに入ると、部屋番号を入力して呼び出す。
何の応答もなく入り口のドアがカチャリと音を立て、ロックが外れた。
入れと言っているのだろう。
中に入りエレベーターに乗り込み、目的の階へ到着すると、部屋を探すように歩き出すケンの後ろを付いて行く。
そして目当ての部屋の前に来ると、ケンが来栖の方を振り向いた。

「ここからは、来栖さん一人で入って下さい。鍵は開いていますから、そのまま中に入って一番奥の部屋に行ってください。そこに居るそうですから」

ケンは早口でそう言い放つと、足早に先程のエレベーターへと歩き出していた。

「なっ‥‥なんだあいつ‥」

ケンの様子が怪しく、捕まえて問い詰めたかったが、そんな余裕などなく、来栖はマンションのドアを見据えた。
勝手に人の部屋に入るのは気が進まないが、覚悟を決めないと、先にも勧めない事を来栖は分かっていた。
玄関の扉を開けると、薄暗い電気が付いていた。
思っていた通り、豪華なマンションだった。
廊下を抜けると、キッチンがありリビングがある。
一番奥と言われたが、リビングに足を踏み入れたところで、声が聞こえてきた。
何か叫んでいるような‥来栖はその声のする方へと足を向けると、ドアが開いている部屋がある。
近づくと声がハッキリと聞こえてくる。
その声の正体に気が付いても、来栖は足を止める事が出来ず、部屋の中へと吸い込まれていった。
目の前のベッドには、男が横たわり、その男に虎太郎が跨り嬌声を上げ、腰を揺らしていた。
その光景が信じられず、来栖は呆然と立ち尽くす。

「‥っ‥‥嘘だ‥」

小さく呟いた声が、横たわっている男に届いたのか、チラリと自分を見ると、目隠しをされている虎太郎にそれを取る様に指示している。
そして、目隠しを取った虎太郎の顔を、男の手がこちらに向けた‥‥瞬間‥‥目が合う。
絶頂を迎え上気した虎太郎は、とても美しかった。
来栖は声を出すことが出来ず、ただその場に立ち尽くすだけだった。
虎太郎が意識を失うと、沸々と湧いてくる怒りに、目の前の男を殴り殺したい衝動に駆られた。
この男は、自分にこんな姿の虎太郎を見せつける為に呼び寄せたんだ。
こんな手の込んだ事をしてまで‥そんな事をして、何が楽しい。

「‥ずいぶんと悪趣味だな‥お前」

口に出した言葉は、今までの自分が聞いたことのないくらい怒りが含まれていた。

「クックッ‥その言葉、そっくり返しますよ‥来栖遥人」

悠々と笑みを浮かべ目の前に立ちはだかった男に、来栖は鋭い視線を突き刺す。

「俺の事は、調べ尽くしてるみたいだな」

汰久はその言葉に、大きく肩を竦めた。

「まぁ、目障りなんでね。俺は、何度も警告しましたよ」
「何人もの男を俺に近づかせ陥れたのも、会社へのメールもすべてお前がやったんだな!」
「ふふっ‥はい。気に入ってくれたみたいで、良かったです」

少しも悪びれる事無く、さも嬉しそうに語る男に、何を言っても無駄だと分かっているが、それでも確証が欲しかった。

「‥若奈も脅してるんだろ?そんな事しないと、繋ぎ止めておけないんだろ?」
「クックッ‥たとえそうだとしても、虎太郎は俺の傍からは離れない。絶対にね」

口元を歪めそう言い放つ汰久の顔をみて、来栖はハッと思い出した。

「おっ‥お前‥あの時の!」
「クスクスッ‥ああ、思い出しました?一度、お会いしてますね‥」

その言葉で、すべての事が結びついた。
目の前の男は、以前、望月奏のストーカーだった。
奏の後を付け回していた男だ。

「あの頃から、若奈の周辺を嗅ぎまわっていたのか?」
「ええ、あの時は、少し早とちりをしてしまって‥虎太郎が女を好きになるはずなんてないのに‥。俺の虎太郎には、誰も触れさせない‥」

あの時から、こいつの執着は始まっていたのか‥。
悪びれもなく淡々と話し出す汰久に、根深い愛憎を察知し、ある種の恐怖すら感じる。
それでも、来栖は虎太郎をこの男から引き剥がし、このまま連れて帰りたかった。

「若奈を連れて帰る」

そう言い放ち、来栖はベッドに歩み寄ろうとしたが、汰久が目の前に立ちはだかる。

「止めて下さい。金輪際、虎太郎に触れる事は許しません。仕事以外での接触も、すべて止めて下さい。本当は虎太郎のこんな姿を見せたくはなかったのですが、あそこまで警告されておいて、性懲りもなく虎太郎に触れるあなたに、自分が邪魔者であると自覚して欲しかったんです。俺と虎太郎の愛し合う瞬間を見れば、納得も出来るでしょう?」

歪んでいる‥そんな風にしか思えず、来栖は反吐が出そうなほど呆れていた。

「何が愛し合うだ。自分が何をしているのか分かっているのか?愛しているなら、あんなに傷だらけにするはずないだろ」
「クックッ‥来栖さんも、よく知ってるでしょ?あれはプレイですよ。虎太郎は痛いくらいが感じるんです。あそこもキュッと締まって、それは具合が良くなるんです。来栖さんは、プレイはお嫌いですか?いつも普通のセックスしかしないみたいですしね‥クスクスッ‥」

自分が撮らせた写真の相手の事を言っているのだろう。
汚い手を使って貶める、そんな男が虎太郎をいいように抱いている。
それだけで気分が悪くなるほどの怒りが湧いてくる。

「‥‥クズだな‥」
「クスクスッ‥では、どうするか虎太郎に聞いてみましょうか?そろそろ目を覚ますはずですから」

汰久はそう言うと、ベッドに近づき虎太郎を起そうとする。

「止めろ!触るな!」

汰久の腕を掴むと、来栖はベッドから引き離す。

「はぁ~暴力は止めて下さいね」

汰久はそう言うと、両手を上げる。

「警察沙汰になれば、困るのは虎太郎ですよ」

その言葉に、来栖は唇を噛み締めた。
その時、モゾモゾと虎太郎に掛けた布団が動いた。

「‥くっ‥来栖主任は、どうしてここに居るんですか?」

布団に隠れて姿は見えないが、虎太郎の掠れた声が聞こえる。

「若奈‥俺と一緒に帰ろう。俺が、ちゃんと助けるから‥何も心配しなくていいから‥」

そんなありきたりの言葉しか出てこない自分が歯がゆくて仕方がない。

「虎太郎。どうする?‥大好きな来栖主任が、一緒に帰りたいってさ‥」
 
先程とは違う軽い言葉で、汰久が虎太郎に問いかける。
布団の中の虎太郎が、一瞬ビクッと動いた気がした。

「‥帰りません。ぼ‥僕はここに居ます。来栖主任、帰って下さい」

その言葉を聞いて、目の前の男の顔が美しく微笑む。
来栖は、その言葉が虎太郎の本心ではないと思いたかった。

「‥若奈‥どうして‥‥」
「‥もう、僕の事は、気にしないで下さい‥お願いです‥」

虎太郎のくぐもった声が、また聞こえると、それを遮るように汰久が来栖の前に立つ。

「はい、もういいでしょ。これ以上は、俺達の邪魔をしないで下さい。次はありませんよ。来栖主任‥」

男にそう言われ、来栖は部屋を押し出された。
本当に無力だった。
虎太郎の身体を抱き寄せ、二度と離さないように連れて帰りたかった。
だけど、それは自己満足に過ぎないのだろうか、虎太郎はそれを望んでいない‥のか。
あの男の汚い手によって、脅されているのは明白、だけど本当にそうなんだろうか?
先程の、虎太郎が男の名を呼びながら、喘ぐ声が耳から離れない。
何が真実なのか、すべてが分からなくなり、来栖は押されるようにマンションを出て行くしかなかった。




虎太郎は布団の中で震えていた。
どうして行為の最中に来栖が部屋に居たのか、これも汰久の嫌がらせなのか‥。
絶頂を迎えた瞬間、意識を失ったが、すぐに虎太郎は正気に戻っていた。
だが、布団から出るのが怖かった。
飛び交う言葉が聞こえ、汰久が今まで行ってきた事が全てわかった。
自分のせいで来栖に沢山の迷惑を掛けてしまった。
それを聞いてしまった今、自分がどういう立場に居るのか、考えずとも理解できた。
これは、自分に対する警告だ。
これ以上、自分を裏切るようなら何をするか分からないよ‥そう汰久は自分に警告しているのだ。
もう、虎太郎に逃げ場はなかった。

「虎太郎?‥いつまでそうしてるんだ?」

先程の口調とは違い、少し優しさを含んだ言葉を汰久が発する。
おそらく、来栖は帰ったのだろう。
虎太郎は、ゆっくりと布団から顔を出した。

「‥虎太郎は、本当に可愛いね‥ふふっ‥」

汰久は、虎太郎の頭を優しく撫で、頬に掛かる髪を優しく梳く。
本当であれば、自分が一番コンプレックスに感じる行動。
手を振り払い怒鳴りつけているはずなのに、虎太郎はゆっくりと瞳を閉じた。
触れてくる唇が優しくて、虎太郎は泣きそうになる。

「‥虎太郎、もう一回しよ?‥お前も一度じゃ足りないだろ?」

愛撫されながら、汰久の優しい声がそう囁く。
虎太郎は何も言わず、汰久の背に腕を回した。

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