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26話
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目が覚めると、虎太郎はベッドの中にいた。
身体は綺麗に拭かれサラリとしていた。
鈍痛が走る腰を庇いながら、ゆっくりと立ち上がると寝室を出る。
リビングに顔を見せると、ソファに座っている汰久が、その音に気が付き振り返った。
「‥起きた?」
優しい笑顔に、虎太郎も思わず微笑んでしまう。
「‥‥うん」
自分の元へ招くように両手を広げた汰久の腕の中にすっぽりと収まると、虎太郎は汰久の胸にすり寄る。
頭を優しく撫でられキスをされる。
「本当に、甘えん坊さんになったね」
汰久の言葉にも触れる指にも、何の感情も湧かない。
それよりも、汰久の胸の中にいると自分がここに居るのだと存在を感じ、安堵する自分がいる。
「‥あっ、そうだ。虎太郎‥俺と一緒に海外で暮らさないか?」
突然の汰久の言葉の意図が分からず、その顔を見上げる。
微笑んだ汰久の顔は、いつもの通りで変わらず美しかった。
「‥海外?」
「うん、アメリカとか‥あっちでさ、二人で一緒に暮らそうよ」
「‥移住するって事?」
「ああ、俺と一緒に‥‥嫌かな?」
汰久の顔に不安そうな表情が見える。
そんな顔を見ているのは、今の虎太郎には辛かった。
自分の存在を確かめるように汰久の傍に居たいと思う反面、このまま一緒に居続けると自分はどうなってしまうのだろうかとの不安が入り混じる。
だが、口から出てきた言葉は、まるで違っていた。
「‥いいよ。一緒に行こう」
「ありがとう。虎太郎‥愛してる」
汰久の表情が一気に明るくなり、ギュッと抱き寄せた汰久の身体を、虎太郎もまた抱き締めた。
「手続きは、俺に任せて。全部やっておくから‥ねっ?」
嬉しそうに語る汰久に、虎太郎も微笑ましく頷いてしまう。
こんな関係、心のどこかでおかしいと、自分達は、お互いの手を取り合って、先の見えない暗闇の中を歩いているのだという事だけは理解できた。
それでも、虎太郎にはその手を振り払う事が出来ないでいた。
来栖が市原から情報を貰ってから3日後の事だった。
相変わらず虎太郎は会社を休み、来栖が出勤すると、市原がすぐに呼びつけた。
「ちょっと来い」
その只ならぬ雰囲気に、来栖は大人しく付いて行く。
空いている会議室へ入ると、いきなり目の前に封書を出してきた。
「中を見てみろ」
言われた通りに封書を開くと、中から退職願と書いた封筒が入っていた。
封が開いており、市原を見るとコクンと頷いたので、来栖は中を確認する。
中には、一身上の都合により退職したい旨の言葉が書いており、その下には若奈虎太郎と名前が書かれてあった。
「‥こ‥‥これは‥」
「ああ、郵便で届いた‥これは拙いな」
市原は端正な顔を曇らせ、何か考えていた。
「来栖、急がないと、こいつは若奈を連れて逃げるぞ」
「課長‥すみません。俺、今まで生きてきて、察しが悪い方だとは思っていませんでしたが‥どういう意味ですか?」
仕事が出来ないとか、理解力がないとか、そんな事は考えたことはないが、市原の言葉が理解できず、教えを乞うように話す。
「ああ、すまん。話せば長いから要点だけ話すと、今回、伊藤食品の社長、まぁ、あいつの父親だな、伊藤智久に直接あいつのした事の証拠を付き付け、今後一切、うちの者に手を出すなと、大島食品の担当から外せと言った」
いくら付き合いがあるっていっても、直接社長と対峙するなんて、来栖には規模が大きくて苦悩した顔になる。
「‥そ‥それで?」
「証拠は揃ってるからな。主にお前のメールの件だ。若奈の事は話してない。安心しろ。向こうも、何かしら思う事もあったようで、すぐに了承した」
「‥そうですか」
市原の言葉が来栖の中で現実味を帯びておらず、どこか雲をつかんでいるような感覚だった。
「それと、あいつの携帯・PCからすべての写真と映像を消去したから、この世のどこにも、あれは存在しないから、安心しろ」
「あ‥ありがとうございます」
これで虎太郎が自分の気持ちに正直になってくれるといいと、来栖はその喜びに顔が綻んだ。
「それでだ。伊藤智久に警告したため、こちらが動いたことをあいつは必然的に知っただろう。そして、写真・動画の全てのデータが消えた今、その事を若奈に知られたくない。だから俺達の手の届かない場所へ逃げる‥そして息子の希望を聞けば、甘い伊藤智久が出す解決策は、息子の勉学の為と‥伊藤食品のアメリカ支社へ送るとか‥そして、今日届いた若奈の退職願‥」
急な展開に、来栖は混乱する。
この情報で、推測が計り知れない。
「アメリカ?‥そんな‥急に?」
「確かに急だが、伊藤智久なら、それくらいやるだろう」
「お‥俺‥早退します!」
いてもたってもいられない来栖は、思わず立ち上がり会議室を出て行く。
連絡しようにも、あれからずっと虎太郎の携帯は繋がらない。
おそらく、あの伊藤汰久のマンションに居るはずだ。
あのマンションには行きたくない‥と、言っている場合ではなくなった。
どうしても虎太郎と話をして、もう大丈夫だと安心させたい。
「おっ‥おいっ!来栖!」
後ろから市原が呼ぶ声が聞こえたが、来栖は振り向かずに走り出しだ。
会社から出ると、すぐにタクシーに乗り込み、以前向かった汰久のマンションへ向かう。
気持ばかりが急いていたが、シートに座った瞬間、自分は虎太郎に何を言えばいいのか分からなくなる。
前回の二の舞をしたくない。
あの時、自分の言葉は虎太郎には届かなかった。
どうすれば良いのか‥そんな事を考えている間に、いつの間にかマンションへと到着した。
タクシーを降りると、エントランスに入り部屋番号を入力する。
呼び出し音が鳴るが、暫く待っても応答がなく、来栖は何度も呼び出した。
「‥クソッ‥出ない」
伊藤汰久は仕事に行っているはずで、虎太郎はいるはずなのに・・。
その時、エントランスに人影を見て、来栖は、その人が出てくるタイミングで素知らぬ顔でマンションに侵入する。
ホッとした来栖はすぐにエレベーターに乗り込むと、汰久の部屋へと向かう。
ドアの前に立ちインターホンを鳴らすが、暫く待っても応答がない。
「‥くっ‥若奈っ‥」
何度鳴らしても応答する気配がなく、来栖はドアを拳で叩いた。
ドンッと音がして、その音が廊下に響く。
その時、隣の部屋のドアがカチャリと開き、中から若い派手な女性が出てくると、チラリと来栖に視線を送る。
怪しいと思われているのか、ジロジロと見つめてくる女性に、来栖は慌てて言い訳をする。
「あっ‥上の階の者でですが、昨日、ちょっと浴室で水漏れがありまして、下の階の方にご迷惑をお掛けしてないかと心配で‥伺いに来たんですよ」
とっさに出た嘘に、女性が怪訝な顔から納得したのか、顔が緩んだ。
「隣の方は多分いませんよ。おそらく旅行じゃないですか‥?昨日、大きなスーツケースを持って出て行かれましたから」
一歩遅かった‥来栖はまたドアを殴りたくなる衝動に駆られたが、グッと我慢した。
「そうですか‥いつ頃戻ってくるか分かりませんよね~?」
「ええ、ただエレベーターで一緒になって、二人でパスポートがどうとか言っていたので、海外じゃないですか?」
「そ‥そうですか、すみません。ありがとうございました」
笑顔で礼を述べ、女性がエレベーターに乗り込んでいくのを見守った。
やはり、市原の言う通り、アメリカに向かったのか‥自分は遅かったのだ。
ガックリと肩を落とし、市原に連絡を入れようと携帯を取り出したが、ふとある考えが浮かび、そのまま携帯を閉じた。
これ以上は、市原に迷惑を掛ける訳にはいかない。
自分に出来る事はやり切ろう。
来栖はそう決意すると、マンションを飛び出した。
身体は綺麗に拭かれサラリとしていた。
鈍痛が走る腰を庇いながら、ゆっくりと立ち上がると寝室を出る。
リビングに顔を見せると、ソファに座っている汰久が、その音に気が付き振り返った。
「‥起きた?」
優しい笑顔に、虎太郎も思わず微笑んでしまう。
「‥‥うん」
自分の元へ招くように両手を広げた汰久の腕の中にすっぽりと収まると、虎太郎は汰久の胸にすり寄る。
頭を優しく撫でられキスをされる。
「本当に、甘えん坊さんになったね」
汰久の言葉にも触れる指にも、何の感情も湧かない。
それよりも、汰久の胸の中にいると自分がここに居るのだと存在を感じ、安堵する自分がいる。
「‥あっ、そうだ。虎太郎‥俺と一緒に海外で暮らさないか?」
突然の汰久の言葉の意図が分からず、その顔を見上げる。
微笑んだ汰久の顔は、いつもの通りで変わらず美しかった。
「‥海外?」
「うん、アメリカとか‥あっちでさ、二人で一緒に暮らそうよ」
「‥移住するって事?」
「ああ、俺と一緒に‥‥嫌かな?」
汰久の顔に不安そうな表情が見える。
そんな顔を見ているのは、今の虎太郎には辛かった。
自分の存在を確かめるように汰久の傍に居たいと思う反面、このまま一緒に居続けると自分はどうなってしまうのだろうかとの不安が入り混じる。
だが、口から出てきた言葉は、まるで違っていた。
「‥いいよ。一緒に行こう」
「ありがとう。虎太郎‥愛してる」
汰久の表情が一気に明るくなり、ギュッと抱き寄せた汰久の身体を、虎太郎もまた抱き締めた。
「手続きは、俺に任せて。全部やっておくから‥ねっ?」
嬉しそうに語る汰久に、虎太郎も微笑ましく頷いてしまう。
こんな関係、心のどこかでおかしいと、自分達は、お互いの手を取り合って、先の見えない暗闇の中を歩いているのだという事だけは理解できた。
それでも、虎太郎にはその手を振り払う事が出来ないでいた。
来栖が市原から情報を貰ってから3日後の事だった。
相変わらず虎太郎は会社を休み、来栖が出勤すると、市原がすぐに呼びつけた。
「ちょっと来い」
その只ならぬ雰囲気に、来栖は大人しく付いて行く。
空いている会議室へ入ると、いきなり目の前に封書を出してきた。
「中を見てみろ」
言われた通りに封書を開くと、中から退職願と書いた封筒が入っていた。
封が開いており、市原を見るとコクンと頷いたので、来栖は中を確認する。
中には、一身上の都合により退職したい旨の言葉が書いており、その下には若奈虎太郎と名前が書かれてあった。
「‥こ‥‥これは‥」
「ああ、郵便で届いた‥これは拙いな」
市原は端正な顔を曇らせ、何か考えていた。
「来栖、急がないと、こいつは若奈を連れて逃げるぞ」
「課長‥すみません。俺、今まで生きてきて、察しが悪い方だとは思っていませんでしたが‥どういう意味ですか?」
仕事が出来ないとか、理解力がないとか、そんな事は考えたことはないが、市原の言葉が理解できず、教えを乞うように話す。
「ああ、すまん。話せば長いから要点だけ話すと、今回、伊藤食品の社長、まぁ、あいつの父親だな、伊藤智久に直接あいつのした事の証拠を付き付け、今後一切、うちの者に手を出すなと、大島食品の担当から外せと言った」
いくら付き合いがあるっていっても、直接社長と対峙するなんて、来栖には規模が大きくて苦悩した顔になる。
「‥そ‥それで?」
「証拠は揃ってるからな。主にお前のメールの件だ。若奈の事は話してない。安心しろ。向こうも、何かしら思う事もあったようで、すぐに了承した」
「‥そうですか」
市原の言葉が来栖の中で現実味を帯びておらず、どこか雲をつかんでいるような感覚だった。
「それと、あいつの携帯・PCからすべての写真と映像を消去したから、この世のどこにも、あれは存在しないから、安心しろ」
「あ‥ありがとうございます」
これで虎太郎が自分の気持ちに正直になってくれるといいと、来栖はその喜びに顔が綻んだ。
「それでだ。伊藤智久に警告したため、こちらが動いたことをあいつは必然的に知っただろう。そして、写真・動画の全てのデータが消えた今、その事を若奈に知られたくない。だから俺達の手の届かない場所へ逃げる‥そして息子の希望を聞けば、甘い伊藤智久が出す解決策は、息子の勉学の為と‥伊藤食品のアメリカ支社へ送るとか‥そして、今日届いた若奈の退職願‥」
急な展開に、来栖は混乱する。
この情報で、推測が計り知れない。
「アメリカ?‥そんな‥急に?」
「確かに急だが、伊藤智久なら、それくらいやるだろう」
「お‥俺‥早退します!」
いてもたってもいられない来栖は、思わず立ち上がり会議室を出て行く。
連絡しようにも、あれからずっと虎太郎の携帯は繋がらない。
おそらく、あの伊藤汰久のマンションに居るはずだ。
あのマンションには行きたくない‥と、言っている場合ではなくなった。
どうしても虎太郎と話をして、もう大丈夫だと安心させたい。
「おっ‥おいっ!来栖!」
後ろから市原が呼ぶ声が聞こえたが、来栖は振り向かずに走り出しだ。
会社から出ると、すぐにタクシーに乗り込み、以前向かった汰久のマンションへ向かう。
気持ばかりが急いていたが、シートに座った瞬間、自分は虎太郎に何を言えばいいのか分からなくなる。
前回の二の舞をしたくない。
あの時、自分の言葉は虎太郎には届かなかった。
どうすれば良いのか‥そんな事を考えている間に、いつの間にかマンションへと到着した。
タクシーを降りると、エントランスに入り部屋番号を入力する。
呼び出し音が鳴るが、暫く待っても応答がなく、来栖は何度も呼び出した。
「‥クソッ‥出ない」
伊藤汰久は仕事に行っているはずで、虎太郎はいるはずなのに・・。
その時、エントランスに人影を見て、来栖は、その人が出てくるタイミングで素知らぬ顔でマンションに侵入する。
ホッとした来栖はすぐにエレベーターに乗り込むと、汰久の部屋へと向かう。
ドアの前に立ちインターホンを鳴らすが、暫く待っても応答がない。
「‥くっ‥若奈っ‥」
何度鳴らしても応答する気配がなく、来栖はドアを拳で叩いた。
ドンッと音がして、その音が廊下に響く。
その時、隣の部屋のドアがカチャリと開き、中から若い派手な女性が出てくると、チラリと来栖に視線を送る。
怪しいと思われているのか、ジロジロと見つめてくる女性に、来栖は慌てて言い訳をする。
「あっ‥上の階の者でですが、昨日、ちょっと浴室で水漏れがありまして、下の階の方にご迷惑をお掛けしてないかと心配で‥伺いに来たんですよ」
とっさに出た嘘に、女性が怪訝な顔から納得したのか、顔が緩んだ。
「隣の方は多分いませんよ。おそらく旅行じゃないですか‥?昨日、大きなスーツケースを持って出て行かれましたから」
一歩遅かった‥来栖はまたドアを殴りたくなる衝動に駆られたが、グッと我慢した。
「そうですか‥いつ頃戻ってくるか分かりませんよね~?」
「ええ、ただエレベーターで一緒になって、二人でパスポートがどうとか言っていたので、海外じゃないですか?」
「そ‥そうですか、すみません。ありがとうございました」
笑顔で礼を述べ、女性がエレベーターに乗り込んでいくのを見守った。
やはり、市原の言う通り、アメリカに向かったのか‥自分は遅かったのだ。
ガックリと肩を落とし、市原に連絡を入れようと携帯を取り出したが、ふとある考えが浮かび、そのまま携帯を閉じた。
これ以上は、市原に迷惑を掛ける訳にはいかない。
自分に出来る事はやり切ろう。
来栖はそう決意すると、マンションを飛び出した。
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