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4章
50話 元気に産んであげられたら
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「さて、エミリオ。治療をしようと思うのだがいいか?」
ジェラルド様……師匠がそう言って僕の顔を覗き込んで来る。
その距離は近く髭が当たって痛い。
「どうした? 治療して欲しいのだろう? 自分で言ってはなんだが、これでも近隣諸国を含めても腕は保証する」
「……よろしくお願いします」
ここで断る理由なんてない。
僕はずっとこの病を治したかった。
治して、自由に色んな場所に行きたかったんだ。
だから、断るなんていう選択肢は存在しない。
僕がそう言うと、師匠はニコっと笑う。
「よし。では早速やろう」
「え? すぐにですか?」
「ああそうだ。まずは君には寝ていてもらおう。暴れられても大変だからな。魂に安らぎを、体に平穏を『眠りへ誘え』」
「あ……」
「ゆっくりお休み、君が目を覚ました時、きっと……世界は変わっている」
僕は、師匠の言葉を聞きながら、意識が落ちて行くのを感じていた。
******
***マスラン視点***
「さて、それでは早速やろう。手伝えマスラン」
「はい。師匠」
師匠はそれから手際よくエミリオの治療の準備を開始していく。
この時の行動は何度見ても勉強になるし、何時か自分もこれだけの回復魔法を使えるようになりたいと思わせる。
師匠はあっという間に準備を終え、私を見てくる。
「『体力増強』は任せたぞ」
「はい。勿論です」
それから師匠がエミリオの治療をするのを……見ていることしか出来なかった。
「ふう……」
4時間ほど経ち、師匠が治療から帰って来る。
「どうでしたか!? 師匠!」
「……エミリオを起こしてその時に話す。いいな?」
「はい」
「エミリオはどうなったのですか!?」
いつの間にか部屋に入って来ていたバルトラン男爵夫人が師匠に詰め寄る。
けれど、師匠は2度も言わせるなと視線で夫人の口を止めた。
それから師匠は魔法でエミリオを起こす。
「う……うぅ……ん」
「エミリオ! 起きて! どう!? 体におかしい所はない!?」
夫人はエミリオに抱きつかんばかりで体を触り回って、体の調子を確かめている。
「母さん……くすぐったいよ」
「エミリオ……無事……なのね?」
「うん。大丈夫だよ。一応何ともないと思う」
「じゃあ……」
夫人は輝かんばかりの笑顔で師匠を見つける。
けれど、師匠の表情は無表情から変わらない。
これは……。
「失敗だ」
「……」
「……」
「……」
師匠は端的に答えを言う。
彼の言葉はエミリオの部屋を満たし、皆をその場に縛り付けて行くようだ。
誰も声すら発することも出来ない。
数分そんな沈黙が続き、夫人がその沈黙を破る。
「ジェラルド様……あれ……ですよね? 病を治療する時には、何度かやってみるって。それで……治療が出来るのかどうか……。確認するって……。それの……一回目をやって……治らなかったから……失敗と言っている。そう……ですよね?」
「いいや。これは何度やっても失敗するだろう。おれでは……彼を治療する事は出来そうにない」
「そんな……」
夫人は絶望すら浮かべて師匠を見ている。
師匠はこの国1番の……いや、近隣諸国で1番の回復術師だ。
その彼が出来ない。
そう言ったとすれば、エミリオの治療は不可能になった事と同義だ。
私は……何と言えばいいのだろうか……。
「エミリオ……」
夫人はエミリオを抱き締める。
エミリオはそれをボーっとしながら受け入れていた。
「ごめんなさい。エミリオ……私が……私が……もっと貴方を元気に生んであげられていたら……」
「……」
「……」
私は師匠の袖を引き、彼を部屋の外に連れ出した。
「師匠でも……治せませんか」
「ああ、おれでは出来ないだろう」
そうは言うけれど、師匠は淡々としている。
どうして……ここまで治療できないとなった相手に、普通にしていられるのだろうか。
師匠は、その答えを話すようにして話し出す。
「マスラン。確かに彼の病はおれでは治せないと言った」
「それはつまり誰にも……」
「違う。それは違うぞマスラン。おれは……あれを治せるかもしれないただ一人を知っている」
「……誰でしょうか?」
「それはお前も知っている。それは……」
その答えを聞いて、私は耳を疑った。
「そんなこと……出来るのでしょうか?」
「分からん。だが、可能性は0ではない……と思う」
「そんな事が……」
私は、そう言うのが精一杯だった。
キィ
そして、扉が開く。
******
母さんが僕を抱き締めてくる。
師匠でも僕の病を治療することが出来ないと言われた。
母さんは僕が一生このままなのだろうと、悲しんでくれているに違いない。
でも、僕は治らないと言われても、何故か悲しさは湧いて来なかった。
それどころか、どこか嬉しさすらあった様に思う。
「母さん。大丈夫。僕は大丈夫だから……」
「しかし……貴方は……」
「ううん。違うよ母さん。僕が最初になんて言ったのか覚えている?」
「最初?」
「うん。僕はどうして回復魔法を習いたいかって言ったのか」
「それは……貴方が……自分で……治したいからって……」
「そう。そうなんだよ。僕の病は僕自身が治す。ジェラルド様に治してもらうのも良かったのかもしれないけれど、僕は……やっぱり自分自身で治したいんだ!」
「エミリオ……」
僕がどうしてそう思うのか分からない。
でも、僕は師匠に治してもらえる。
そう言われた時に、確かに嫌なように感じてしまったのだ。
僕の体は僕が治す。
それは僕が最初に考えていたことだから、その通りにしたい。
母さんを僕から放れて真っすぐに綺麗な水色の瞳を見つめる。
「母さん。僕は……僕は大丈夫。僕が自分自身で治すから。だからもっと元気に生んであげられたらなんて言わないで、僕は……母さんに産んでもらって感謝しているんだから!」
「エミリオ……貴方は……強くなりましたね」
「うん。僕は……ただ待っているだけじゃない。英雄みたいになろうなんて思わない。だけど、僕は僕が出来る事を1つずつしっかりとやっていくだけなんだ」
「……そうね。貴方はそう言うことが言える素晴らしい子よ。それじゃあ……すぐにでも教えて頂く?」
母さんも涙は止まっていて、優しく微笑んでくれる。
僕も母さんに大丈夫と言った手前、力強く頷いた。
「うん。今すぐにでも習いたい位だよ!」
「分かったわ。頼んで来る」
「……ううん。僕が行く。母さんに頼ってばっかりじゃいけない。僕が習いたいと言ったんだから、僕が……僕が行くんだ」
僕はそう言ってベッドから足を降ろす。
そして、自分で扉を開けた。
扉の向こうには無表情の師匠と、暗い顔の先生がいた。
「師匠……いえ、ジェラルド様。僕に回復魔法を……病を治すための回復魔法を教えてください!」
彼の目を真っすぐに見て、頭を下げる。
僕の病は僕が治す。
でも、病の治し方を知らないのでは話にならない。
だから、必要なら教えを請う時に頭を下げるのは当然だ。
「エミリオ。頭をあげなさい」
「はい」
僕が顔をあげると、師匠はじっと僕を見つめていた。
「おれは最初に君の師匠になる。そう言っただろう? だから任せるといい」
「はい! よろしくお願いします!」
「だが今日はもう遅い。ゆっくりと寝て、明日……それからやっていこう」
「え……」
そう言われて窓の外を見ると、真っ暗になっていた。
「いいかね?」
「はい! よろしくお願いします!」
僕は、師匠と先生に頭を下げて、部屋に戻った。
「マスラン……いい子を弟子にしたな」
「師匠も……その子の師匠になるのですよ」
「ふふ……違いない」
ジェラルド様……師匠がそう言って僕の顔を覗き込んで来る。
その距離は近く髭が当たって痛い。
「どうした? 治療して欲しいのだろう? 自分で言ってはなんだが、これでも近隣諸国を含めても腕は保証する」
「……よろしくお願いします」
ここで断る理由なんてない。
僕はずっとこの病を治したかった。
治して、自由に色んな場所に行きたかったんだ。
だから、断るなんていう選択肢は存在しない。
僕がそう言うと、師匠はニコっと笑う。
「よし。では早速やろう」
「え? すぐにですか?」
「ああそうだ。まずは君には寝ていてもらおう。暴れられても大変だからな。魂に安らぎを、体に平穏を『眠りへ誘え』」
「あ……」
「ゆっくりお休み、君が目を覚ました時、きっと……世界は変わっている」
僕は、師匠の言葉を聞きながら、意識が落ちて行くのを感じていた。
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***マスラン視点***
「さて、それでは早速やろう。手伝えマスラン」
「はい。師匠」
師匠はそれから手際よくエミリオの治療の準備を開始していく。
この時の行動は何度見ても勉強になるし、何時か自分もこれだけの回復魔法を使えるようになりたいと思わせる。
師匠はあっという間に準備を終え、私を見てくる。
「『体力増強』は任せたぞ」
「はい。勿論です」
それから師匠がエミリオの治療をするのを……見ていることしか出来なかった。
「ふう……」
4時間ほど経ち、師匠が治療から帰って来る。
「どうでしたか!? 師匠!」
「……エミリオを起こしてその時に話す。いいな?」
「はい」
「エミリオはどうなったのですか!?」
いつの間にか部屋に入って来ていたバルトラン男爵夫人が師匠に詰め寄る。
けれど、師匠は2度も言わせるなと視線で夫人の口を止めた。
それから師匠は魔法でエミリオを起こす。
「う……うぅ……ん」
「エミリオ! 起きて! どう!? 体におかしい所はない!?」
夫人はエミリオに抱きつかんばかりで体を触り回って、体の調子を確かめている。
「母さん……くすぐったいよ」
「エミリオ……無事……なのね?」
「うん。大丈夫だよ。一応何ともないと思う」
「じゃあ……」
夫人は輝かんばかりの笑顔で師匠を見つける。
けれど、師匠の表情は無表情から変わらない。
これは……。
「失敗だ」
「……」
「……」
「……」
師匠は端的に答えを言う。
彼の言葉はエミリオの部屋を満たし、皆をその場に縛り付けて行くようだ。
誰も声すら発することも出来ない。
数分そんな沈黙が続き、夫人がその沈黙を破る。
「ジェラルド様……あれ……ですよね? 病を治療する時には、何度かやってみるって。それで……治療が出来るのかどうか……。確認するって……。それの……一回目をやって……治らなかったから……失敗と言っている。そう……ですよね?」
「いいや。これは何度やっても失敗するだろう。おれでは……彼を治療する事は出来そうにない」
「そんな……」
夫人は絶望すら浮かべて師匠を見ている。
師匠はこの国1番の……いや、近隣諸国で1番の回復術師だ。
その彼が出来ない。
そう言ったとすれば、エミリオの治療は不可能になった事と同義だ。
私は……何と言えばいいのだろうか……。
「エミリオ……」
夫人はエミリオを抱き締める。
エミリオはそれをボーっとしながら受け入れていた。
「ごめんなさい。エミリオ……私が……私が……もっと貴方を元気に生んであげられていたら……」
「……」
「……」
私は師匠の袖を引き、彼を部屋の外に連れ出した。
「師匠でも……治せませんか」
「ああ、おれでは出来ないだろう」
そうは言うけれど、師匠は淡々としている。
どうして……ここまで治療できないとなった相手に、普通にしていられるのだろうか。
師匠は、その答えを話すようにして話し出す。
「マスラン。確かに彼の病はおれでは治せないと言った」
「それはつまり誰にも……」
「違う。それは違うぞマスラン。おれは……あれを治せるかもしれないただ一人を知っている」
「……誰でしょうか?」
「それはお前も知っている。それは……」
その答えを聞いて、私は耳を疑った。
「そんなこと……出来るのでしょうか?」
「分からん。だが、可能性は0ではない……と思う」
「そんな事が……」
私は、そう言うのが精一杯だった。
キィ
そして、扉が開く。
******
母さんが僕を抱き締めてくる。
師匠でも僕の病を治療することが出来ないと言われた。
母さんは僕が一生このままなのだろうと、悲しんでくれているに違いない。
でも、僕は治らないと言われても、何故か悲しさは湧いて来なかった。
それどころか、どこか嬉しさすらあった様に思う。
「母さん。大丈夫。僕は大丈夫だから……」
「しかし……貴方は……」
「ううん。違うよ母さん。僕が最初になんて言ったのか覚えている?」
「最初?」
「うん。僕はどうして回復魔法を習いたいかって言ったのか」
「それは……貴方が……自分で……治したいからって……」
「そう。そうなんだよ。僕の病は僕自身が治す。ジェラルド様に治してもらうのも良かったのかもしれないけれど、僕は……やっぱり自分自身で治したいんだ!」
「エミリオ……」
僕がどうしてそう思うのか分からない。
でも、僕は師匠に治してもらえる。
そう言われた時に、確かに嫌なように感じてしまったのだ。
僕の体は僕が治す。
それは僕が最初に考えていたことだから、その通りにしたい。
母さんを僕から放れて真っすぐに綺麗な水色の瞳を見つめる。
「母さん。僕は……僕は大丈夫。僕が自分自身で治すから。だからもっと元気に生んであげられたらなんて言わないで、僕は……母さんに産んでもらって感謝しているんだから!」
「エミリオ……貴方は……強くなりましたね」
「うん。僕は……ただ待っているだけじゃない。英雄みたいになろうなんて思わない。だけど、僕は僕が出来る事を1つずつしっかりとやっていくだけなんだ」
「……そうね。貴方はそう言うことが言える素晴らしい子よ。それじゃあ……すぐにでも教えて頂く?」
母さんも涙は止まっていて、優しく微笑んでくれる。
僕も母さんに大丈夫と言った手前、力強く頷いた。
「うん。今すぐにでも習いたい位だよ!」
「分かったわ。頼んで来る」
「……ううん。僕が行く。母さんに頼ってばっかりじゃいけない。僕が習いたいと言ったんだから、僕が……僕が行くんだ」
僕はそう言ってベッドから足を降ろす。
そして、自分で扉を開けた。
扉の向こうには無表情の師匠と、暗い顔の先生がいた。
「師匠……いえ、ジェラルド様。僕に回復魔法を……病を治すための回復魔法を教えてください!」
彼の目を真っすぐに見て、頭を下げる。
僕の病は僕が治す。
でも、病の治し方を知らないのでは話にならない。
だから、必要なら教えを請う時に頭を下げるのは当然だ。
「エミリオ。頭をあげなさい」
「はい」
僕が顔をあげると、師匠はじっと僕を見つめていた。
「おれは最初に君の師匠になる。そう言っただろう? だから任せるといい」
「はい! よろしくお願いします!」
「だが今日はもう遅い。ゆっくりと寝て、明日……それからやっていこう」
「え……」
そう言われて窓の外を見ると、真っ暗になっていた。
「いいかね?」
「はい! よろしくお願いします!」
僕は、師匠と先生に頭を下げて、部屋に戻った。
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