38 / 100
2章
38話 火の鳥②
しおりを挟む
「はぁ……はぁ……」
僕はクラーケンの触手を足元に持って行き、着地の衝撃を和らげる。
クラーケンの触手は流石の強度で、この程度の高さから落ちてもびくともしない。
ただ、この触手を維持し続けるのは中々に厳しいものがあった。
すぐに触手を元に戻そうとしたけれど、嫌な予感がして思いとどまる。
「……?」
僕は火の鳥が燃え尽きて灰になった後の残骸を見る。
火の鳥は死んで灰になったはず、けれど、その灰が動いている様に見える。
もごもご……ポン
「ピィィィィィ!!!」
「嘘でしょ!?」
その灰の中からさっきよりも一回り小さい火の鳥が誕生し、僕に向かって炎を吐いてくる。
ただし、その炎はクラーケンの触手で受け止めた。
流石クラーケンの触手だ、何ともない。
「こっちから行くぞ!」
僕は走って奴に近付き、その体を触手で握りつぶそうとした。
灰になって復活したとしても、それのサイズは小さくなる。
であれば、復活できなくなるまで殺すだけだ。
「ピィィィィィ!!!」
「くそ!」
奴は僕が近付くよりも速く飛び去ってしまい、警戒しながら宙を飛び続ける。
しかも、さっきよりは速度を落として、ランダムな軌道を描いていた。
「どうしたら……遠距離攻撃があれば……」
クラーケンの様に水を自在に操ったり、時空を越えて攻撃したり出来れば……。
「ん?」
考えた時に、またしても頭の中に何かが浮かんでくる。
そして、そちらに集中しようとして、慌ててクラーケンの触手を維持するのに意識を戻す。
「危ない……。また乗っ取られる所だった……」
意識をしっかりと持っていないとクラーケンの力に飲み込まれる。
だから、戦闘全てに意識を割ける訳ではない。
ただ、こうして実戦の中で使い始めているからか、さっきよりも意識を割かなくても持たせられるようにはなっている。
命を賭ける事によって強くなれる。
そういうことかもしれない。
「ピィィィィィ!!!」
そうやって考えている間も火の鳥は炎を吐き続けてくる。
けれど、クラーケンの触手の防御力が高くて一切ダメージは負わない。
けれど、このままではじり貧だ。
クラーケンの触手で防いでいるといっても、他の部分は自分のままなのだから。
何とかして奴に攻撃を……。
そう強く思った所で、頭の中に新たなスキルが浮かんだ。
僕は、なぜかそれを使いこなせる、そう確信してクラーケンの触手を奴に向けて発動した。
「【水流切断】!」
シュパ!
「ピィ?」
僕も……高速で飛ぶ火の鳥も何が起きたのか分かっていない。
クラーケンの触手の先から、何か細い水が火の鳥に向かって真っすぐに伸びた。
そして、火の鳥は気が付いたら体を半分にしながら地上に落ちてきていた。
「え……」
自分でも何が起きたか分からない。
けれど、確実に僕がやった様に思う。
「は! 復活する!」
そこまで考えて、僕は奴に向かって走り出す。
次に復活する時にはもっと小さくなっているはず、だから、復活した直後に更に殺す!
「そこまで!」
「!」
僕は足を止め、声がした方を見ると、そこには学園長がゆっくりと歩いてきていた。
「クトーよ。そこまででいいじゃろう」
「でも、まだ火の鳥は……」
「しかしなクトー。お主が放ったスキルの跡を見てるが良い」
僕は学園長に言われて、火の鳥に放った先を見ると、その先の壁が完全に切り裂かれていた。
「す、すいません」
やばい、この先に誰か人がいた場合……。
「まぁ……大丈夫じゃろう。あちらの方角は幸いどこの建物も繋がっていない。じゃが……ワシが張った結界が切り裂かれるとは思わんかったぞ」
「結界?」
「そうじゃ。最初の炎で溶けた壁を見たじゃろう? もしワシが結界を張っていなければ、今頃この建物は崩壊しておる」
「そういえば……」
周りを見ても、確かに最初に溶けた壁と、僕がやった所以外はほとんど跡がのこっていない。
「しかも……まさかあそこまでの強さを見せてくれるとは思わんかった」
学園長が1人頷きながら納得している。
「にしても酷いですよ。流石に死ぬかと思いました」
初見の炎など直撃していたら黒焦げだっただろう。
「何、ちゃんと手立ては考えてあった故問題ない」
「本当でしょうね……」
「ほ、本当じゃ。しかし、よくぞたったこれだけの期間でそれほどの力を手に入れたものよ」
「それは……何というのか……。クラーケンの力を使えば使うほど、その繋がりが強くなっていて、力の使い方が分かるんです」
「ほう……」
最初は気のせいかと思っていたけれど、それは本当の様な気がしている。
もっと上手く……もっと強くなりたいと、そう思っている僕を応援してくれているのかもしれない。
なんて。
「そう言えば、火の鳥は大丈夫なんですか?」
「ん? ああ、既に帰した。問題はない」
「ああ、もうやっていたんですね」
僕は火の鳥がいた場所に目を向けると、灰1つ残らずに消え去っていた。
「クトーよ。さっきの【水流切断】? じゃったか。あれについて詳しく聞いても良いかのう?」
学園長は尋ねる風を装って、かなり圧力をかけるように詰め寄ってくる。
「さ、流石に明日に響きますので……」
「なに。ほんの少し、ほんの少しだけでいいんじゃ。だから……の?」
「ごめんなさい!」
僕は走って学園長から逃げ出した。
「あ……」
演習場には、学園長の悲し気な声が残っていた。
******
「ハー! たく。何で俺達がガキのお守りしに行かなくちゃ行けねぇんだよ!」
そこは王都にある冒険者ギルドの酒場。
そこで、Aランク冒険者パーティ〈守護獣の兜〉の3人は料理の沢山のったテーブルを囲んでいた。
一人はこのパーティのリーダーで、獅子の獣人であるカスク。
大剣士で常に先人をきり、突破口を作る猛者。
「本当ですよね! カスク様。私もあんな所にいるよりももっと違う事をしていたいです! カスク様のお部屋に行く……とか」
神官の女性で、カスクに色目を使っているのはフルスタ。
基本的にカスクの言葉には従い、何かあると彼の側にいる。
「…………」
最後の1人は全身真っ黒に染めた服のリャーチェ。
常にフードで顔を隠した呪術師で、カスクが苦手とする敵を葬る少女。
「たく……ギルドマスターの依頼じゃなかったらぜってぇ行かねぇのによお」
「まぁ……ギルドマスターにはいつも助けれてますから」
「ほんとに、国の騎士は使えねぇ雑魚だ」
彼はAランク冒険者パーティとして、それだけの実力を誇っている。
それだけに、他の誰も彼らに文句を言うことは出来なかった。
「仕方ないですよ。あの学園長が守っている学園からここに連れてくるまで、一度襲撃されているんですからね」
「ああ、〈選ばれし者〉だろ? この前第3席次とか言う雑魚を殺したばっかじゃねぇか。俺達に歯向かう雑魚の分際で、何が〈選ばれし者〉だ。笑わせる」
「本当ですよね。カスク様にかかればあの程度、朝飯前です」
「ほんとだぜ。はぁ……行きたくねぇが……お前はどう思うんだよ。リャーチェ」
「…………別に」
「そうかよ」
彼女はどの依頼にも基本興味を示さない。
ただ、興味を示す時は必ずと言っていいほど譲らない頑固さを見せてくる。
以前王女の両手の呪いを見て欲しいと言われた時など、自分一人でも行こうとした位なのだ。
「ま、それがいつものお前だよな」
「…………」
彼女は無口。
これはこのパーティの基本だった。
このパーティのリーダーはカスクで、彼が率先して行い、それを補佐する形でフルスタがいる。
リャーチェは指示された事を完璧にこなし、彼らはここまで来たのだ。
暫くは食事を続け、食事を終えた3人は部屋に帰る。
「それじゃあ明日から学園まで3日。寝坊するなよ」
「リャーチェなら大丈夫ですわよね。さ、行きましょう、カスク様」
そう言って2人は同じ部屋に入っていく。
リャーチェはフードの中から彼らを一瞥すると、自分の部屋に戻って行く。
「いつになったら見つけられるのか……」
彼女はそう言って、自分の部屋に引きこもった。
僕はクラーケンの触手を足元に持って行き、着地の衝撃を和らげる。
クラーケンの触手は流石の強度で、この程度の高さから落ちてもびくともしない。
ただ、この触手を維持し続けるのは中々に厳しいものがあった。
すぐに触手を元に戻そうとしたけれど、嫌な予感がして思いとどまる。
「……?」
僕は火の鳥が燃え尽きて灰になった後の残骸を見る。
火の鳥は死んで灰になったはず、けれど、その灰が動いている様に見える。
もごもご……ポン
「ピィィィィィ!!!」
「嘘でしょ!?」
その灰の中からさっきよりも一回り小さい火の鳥が誕生し、僕に向かって炎を吐いてくる。
ただし、その炎はクラーケンの触手で受け止めた。
流石クラーケンの触手だ、何ともない。
「こっちから行くぞ!」
僕は走って奴に近付き、その体を触手で握りつぶそうとした。
灰になって復活したとしても、それのサイズは小さくなる。
であれば、復活できなくなるまで殺すだけだ。
「ピィィィィィ!!!」
「くそ!」
奴は僕が近付くよりも速く飛び去ってしまい、警戒しながら宙を飛び続ける。
しかも、さっきよりは速度を落として、ランダムな軌道を描いていた。
「どうしたら……遠距離攻撃があれば……」
クラーケンの様に水を自在に操ったり、時空を越えて攻撃したり出来れば……。
「ん?」
考えた時に、またしても頭の中に何かが浮かんでくる。
そして、そちらに集中しようとして、慌ててクラーケンの触手を維持するのに意識を戻す。
「危ない……。また乗っ取られる所だった……」
意識をしっかりと持っていないとクラーケンの力に飲み込まれる。
だから、戦闘全てに意識を割ける訳ではない。
ただ、こうして実戦の中で使い始めているからか、さっきよりも意識を割かなくても持たせられるようにはなっている。
命を賭ける事によって強くなれる。
そういうことかもしれない。
「ピィィィィィ!!!」
そうやって考えている間も火の鳥は炎を吐き続けてくる。
けれど、クラーケンの触手の防御力が高くて一切ダメージは負わない。
けれど、このままではじり貧だ。
クラーケンの触手で防いでいるといっても、他の部分は自分のままなのだから。
何とかして奴に攻撃を……。
そう強く思った所で、頭の中に新たなスキルが浮かんだ。
僕は、なぜかそれを使いこなせる、そう確信してクラーケンの触手を奴に向けて発動した。
「【水流切断】!」
シュパ!
「ピィ?」
僕も……高速で飛ぶ火の鳥も何が起きたのか分かっていない。
クラーケンの触手の先から、何か細い水が火の鳥に向かって真っすぐに伸びた。
そして、火の鳥は気が付いたら体を半分にしながら地上に落ちてきていた。
「え……」
自分でも何が起きたか分からない。
けれど、確実に僕がやった様に思う。
「は! 復活する!」
そこまで考えて、僕は奴に向かって走り出す。
次に復活する時にはもっと小さくなっているはず、だから、復活した直後に更に殺す!
「そこまで!」
「!」
僕は足を止め、声がした方を見ると、そこには学園長がゆっくりと歩いてきていた。
「クトーよ。そこまででいいじゃろう」
「でも、まだ火の鳥は……」
「しかしなクトー。お主が放ったスキルの跡を見てるが良い」
僕は学園長に言われて、火の鳥に放った先を見ると、その先の壁が完全に切り裂かれていた。
「す、すいません」
やばい、この先に誰か人がいた場合……。
「まぁ……大丈夫じゃろう。あちらの方角は幸いどこの建物も繋がっていない。じゃが……ワシが張った結界が切り裂かれるとは思わんかったぞ」
「結界?」
「そうじゃ。最初の炎で溶けた壁を見たじゃろう? もしワシが結界を張っていなければ、今頃この建物は崩壊しておる」
「そういえば……」
周りを見ても、確かに最初に溶けた壁と、僕がやった所以外はほとんど跡がのこっていない。
「しかも……まさかあそこまでの強さを見せてくれるとは思わんかった」
学園長が1人頷きながら納得している。
「にしても酷いですよ。流石に死ぬかと思いました」
初見の炎など直撃していたら黒焦げだっただろう。
「何、ちゃんと手立ては考えてあった故問題ない」
「本当でしょうね……」
「ほ、本当じゃ。しかし、よくぞたったこれだけの期間でそれほどの力を手に入れたものよ」
「それは……何というのか……。クラーケンの力を使えば使うほど、その繋がりが強くなっていて、力の使い方が分かるんです」
「ほう……」
最初は気のせいかと思っていたけれど、それは本当の様な気がしている。
もっと上手く……もっと強くなりたいと、そう思っている僕を応援してくれているのかもしれない。
なんて。
「そう言えば、火の鳥は大丈夫なんですか?」
「ん? ああ、既に帰した。問題はない」
「ああ、もうやっていたんですね」
僕は火の鳥がいた場所に目を向けると、灰1つ残らずに消え去っていた。
「クトーよ。さっきの【水流切断】? じゃったか。あれについて詳しく聞いても良いかのう?」
学園長は尋ねる風を装って、かなり圧力をかけるように詰め寄ってくる。
「さ、流石に明日に響きますので……」
「なに。ほんの少し、ほんの少しだけでいいんじゃ。だから……の?」
「ごめんなさい!」
僕は走って学園長から逃げ出した。
「あ……」
演習場には、学園長の悲し気な声が残っていた。
******
「ハー! たく。何で俺達がガキのお守りしに行かなくちゃ行けねぇんだよ!」
そこは王都にある冒険者ギルドの酒場。
そこで、Aランク冒険者パーティ〈守護獣の兜〉の3人は料理の沢山のったテーブルを囲んでいた。
一人はこのパーティのリーダーで、獅子の獣人であるカスク。
大剣士で常に先人をきり、突破口を作る猛者。
「本当ですよね! カスク様。私もあんな所にいるよりももっと違う事をしていたいです! カスク様のお部屋に行く……とか」
神官の女性で、カスクに色目を使っているのはフルスタ。
基本的にカスクの言葉には従い、何かあると彼の側にいる。
「…………」
最後の1人は全身真っ黒に染めた服のリャーチェ。
常にフードで顔を隠した呪術師で、カスクが苦手とする敵を葬る少女。
「たく……ギルドマスターの依頼じゃなかったらぜってぇ行かねぇのによお」
「まぁ……ギルドマスターにはいつも助けれてますから」
「ほんとに、国の騎士は使えねぇ雑魚だ」
彼はAランク冒険者パーティとして、それだけの実力を誇っている。
それだけに、他の誰も彼らに文句を言うことは出来なかった。
「仕方ないですよ。あの学園長が守っている学園からここに連れてくるまで、一度襲撃されているんですからね」
「ああ、〈選ばれし者〉だろ? この前第3席次とか言う雑魚を殺したばっかじゃねぇか。俺達に歯向かう雑魚の分際で、何が〈選ばれし者〉だ。笑わせる」
「本当ですよね。カスク様にかかればあの程度、朝飯前です」
「ほんとだぜ。はぁ……行きたくねぇが……お前はどう思うんだよ。リャーチェ」
「…………別に」
「そうかよ」
彼女はどの依頼にも基本興味を示さない。
ただ、興味を示す時は必ずと言っていいほど譲らない頑固さを見せてくる。
以前王女の両手の呪いを見て欲しいと言われた時など、自分一人でも行こうとした位なのだ。
「ま、それがいつものお前だよな」
「…………」
彼女は無口。
これはこのパーティの基本だった。
このパーティのリーダーはカスクで、彼が率先して行い、それを補佐する形でフルスタがいる。
リャーチェは指示された事を完璧にこなし、彼らはここまで来たのだ。
暫くは食事を続け、食事を終えた3人は部屋に帰る。
「それじゃあ明日から学園まで3日。寝坊するなよ」
「リャーチェなら大丈夫ですわよね。さ、行きましょう、カスク様」
そう言って2人は同じ部屋に入っていく。
リャーチェはフードの中から彼らを一瞥すると、自分の部屋に戻って行く。
「いつになったら見つけられるのか……」
彼女はそう言って、自分の部屋に引きこもった。
0
あなたにおすすめの小説
世界最強の賢者、勇者パーティーを追放される~いまさら帰ってこいと言われてももう遅い俺は拾ってくれた最強のお姫様と幸せに過ごす~
aoi
ファンタジー
「なぁ、マギそろそろこのパーティーを抜けてくれないか?」
勇者パーティーに勤めて数年、いきなりパーティーを戦闘ができずに女に守られてばかりだからと追放された賢者マギ。王都で新しい仕事を探すにも勇者パーティーが邪魔をして見つからない。そんな時、とある国のお姫様がマギに声をかけてきて......?
お姫様の為に全力を尽くす賢者マギが無双する!?
チートスキル【レベル投げ】でレアアイテム大量獲得&スローライフ!?
桜井正宗@オートスキル第1巻発売中
ファンタジー
「アウルム・キルクルスお前は勇者ではない、追放だ!!」
その後、第二勇者・セクンドスが召喚され、彼が魔王を倒した。俺はその日に聖女フルクと出会い、レベル0ながらも【レベル投げ】を習得した。レベル0だから投げても魔力(MP)が減らないし、無限なのだ。
影響するステータスは『運』。
聖女フルクさえいれば運が向上され、俺は幸運に恵まれ、スキルの威力も倍増した。
第二勇者が魔王を倒すとエンディングと共に『EXダンジョン』が出現する。その隙を狙い、フルクと共にダンジョンの所有権をゲット、独占する。ダンジョンのレアアイテムを入手しまくり売却、やがて莫大な富を手に入れ、最強にもなる。
すると、第二勇者がEXダンジョンを返せとやって来る。しかし、先に侵入した者が所有権を持つため譲渡は不可能。第二勇者を拒絶する。
より強くなった俺は元ギルドメンバーや世界の国中から戻ってこいとせがまれるが、もう遅い!!
真の仲間と共にダンジョン攻略スローライフを送る。
【簡単な流れ】
勇者がボコボコにされます→元勇者として活動→聖女と出会います→レベル投げを習得→EXダンジョンゲット→レア装備ゲットしまくり→元パーティざまぁ
【原題】
『お前は勇者ではないとギルドを追放され、第二勇者が魔王を倒しエンディングの最中レベル0の俺は出現したEXダンジョンを独占~【レベル投げ】でレアアイテム大量獲得~戻って来いと言われても、もう遅いんだが』
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
大器晩成エンチャンター~Sランク冒険者パーティから追放されてしまったが、追放後の成長度合いが凄くて世界最強になる
遠野紫
ファンタジー
「な、なんでだよ……今まで一緒に頑張って来たろ……?」
「頑張って来たのは俺たちだよ……お前はお荷物だ。サザン、お前にはパーティから抜けてもらう」
S級冒険者パーティのエンチャンターであるサザンは或る時、パーティリーダーから追放を言い渡されてしまう。
村の仲良し四人で結成したパーティだったが、サザンだけはなぜか実力が伸びなかったのだ。他のメンバーに追いつくために日々努力を重ねたサザンだったが結局報われることは無く追放されてしまった。
しかしサザンはレアスキル『大器晩成』を持っていたため、ある時突然その強さが解放されたのだった。
とてつもない成長率を手にしたサザンの最強エンチャンターへの道が今始まる。
ずっとヤモリだと思ってた俺の相棒は実は最強の竜らしい
空色蜻蛉
ファンタジー
選ばれし竜の痣(竜紋)を持つ竜騎士が国の威信を掛けて戦う世界。
孤児の少年アサヒは、同じ孤児の仲間を集めて窃盗を繰り返して貧しい生活をしていた。
竜騎士なんて貧民の自分には関係の無いことだと思っていたアサヒに、ある日、転機が訪れる。
火傷の跡だと思っていたものが竜紋で、壁に住んでたヤモリが俺の竜?
いやいや、ないでしょ……。
【お知らせ】2018/2/27 完結しました。
◇空色蜻蛉の作品一覧はhttps://kakuyomu.jp/users/25tonbo/news/1177354054882823862をご覧ください。
解呪の魔法しか使えないからとSランクパーティーから追放された俺は、呪いをかけられていた美少女ドラゴンを拾って最強へと至る
早見羽流@3/19書籍発売!
ファンタジー
「ロイ・クノール。お前はもう用無しだ」
解呪の魔法しか使えない初心者冒険者の俺は、呪いの宝箱を解呪した途端にSランクパーティーから追放され、ダンジョンの最深部へと蹴り落とされてしまう。
そこで出会ったのは封印された邪龍。解呪の能力を使って邪龍の封印を解くと、なんとそいつは美少女の姿になり、契約を結んで欲しいと頼んできた。
彼女は元は世界を守護する守護龍で、英雄や女神の陰謀によって邪龍に堕とされ封印されていたという。契約を結んだ俺は彼女を救うため、守護龍を封印し世界を牛耳っている女神や英雄の血を引く王家に立ち向かうことを誓ったのだった。
(1話2500字程度、1章まで完結保証です)
S級パーティを追放された無能扱いの魔法戦士は気ままにギルド職員としてスローライフを送る
神谷ミコト
ファンタジー
【祝!4/6HOTランキング2位獲得】
元貴族の魔法剣士カイン=ポーンは、「誰よりも強くなる。」その決意から最上階と言われる100Fを目指していた。
ついにパーティ「イグニスの槍」は全人未達の90階に迫ろうとしていたが、
理不尽なパーティ追放を機に、思いがけずギルドの職員としての生活を送ることに。
今までのS級パーティとして牽引していた経験を活かし、ギルド業務。ダンジョン攻略。新人育成。そして、学園の臨時講師までそつなくこなす。
様々な経験を糧にカインはどう成長するのか。彼にとっての最強とはなんなのか。
カインが無自覚にモテながら冒険者ギルド職員としてスローライフを送るである。
ハーレム要素多め。
※隔日更新予定です。10話前後での完結予定で構成していましたが、多くの方に見られているため10話以降も製作中です。
よければ、良いね。評価、コメントお願いします。励みになりますorz
他メディアでも掲載中。他サイトにて開始一週間でジャンル別ランキング15位。HOTランキング4位達成。応援ありがとうございます。
たくさんの誤字脱字報告ありがとうございます。すべて適応させていただきます。
物語を楽しむ邪魔をしてしまい申し訳ないですorz
今後とも応援よろしくお願い致します。
竜騎士の俺は勇者達によって無能者とされて王国から追放されました、俺にこんな事をしてきた勇者達はしっかりお返しをしてやります
しまうま弁当
ファンタジー
ホルキス王家に仕えていた竜騎士のジャンはある日大勇者クレシーと大賢者ラズバーによって追放を言い渡されたのだった。
納得できないジャンは必死に勇者クレシーに訴えたが、ジャンの意見は聞き入れられずにそのまま国外追放となってしまう。
ジャンは必ずクレシーとラズバーにこのお返しをすると誓ったのだった。
そしてジャンは国外にでるために国境の町カリーナに向かったのだが、国境の町カリーナが攻撃されてジャンも巻き込まれてしまったのだった。
竜騎士ジャンの無双活劇が今始まります。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる