レオンライト叙事詩 〜異世界ガチで冒険した結果〜

加納ウノ

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第二十話 魔術

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ーーー「魔術について、教えてくれないか?」ーーー

俺がそう言うと、レイナは快く引き受けてくれた。

俺たちはギルドを後にし、街の大きな資料館へとたどり着いた。

大きな白い建物で、オレンジ色の屋根に、中央は塔になっており、大きな時計があった。

中には大量の本や資料が置かれており、内容は、この街の歴史、基本的な魔術の本から教本など、様々だ。
基本的には、図書館のような場所だ。

「じゃあまずは、属性魔術とそれぞれの階位について。」

レイナはそう言うと、一冊の本を開いて説明を始めた。
机にはさらに多くの本が積まれている。

「レオンは、ギルドに登録した時、属性魔術を調べたと思うのだけど。」

「、、、たしかに、そんなの聞いたような?一体なんなんだそりゃ。」

「属性魔術というのは、自分が扱うことのできる属性のこと。これには個人差があって、一つしか使えない人も居れば、全ての属性を行使することのできる人もいるわ。俗に言う賢者なんかがそうね。」

「そいつは、どうやってわかるんだ?」

「魔水晶なんかを使えばわかるけど、あれは使ったことのある属性しか認定できないの。」

「、、、じゃあ、全ての属性を使ってみないとわからないのか。」

「そう言うことね。とりあえず、簡単な初級魔術を全属性、発動してみましょう。」

俺は分厚い本を渡され、一通りの全属性初級魔術を行使してみた。

基本属性は全部で四つ。
火、水、土、風。これは現存する四大精霊の影響によるものだと言う。

レイナ曰く、魔術に伴い、属性も日々増え続けているらしい。
それ故に、自らの属性を全て認識するのはかなり困難だと言う。

しかし、全ての人間は、必ずこの四つの基本属性のどれかを行使することができると言う。

ーーーーーー

俺が使えたのは火だった。
それだけなのは少し残念だが、鍛えることができるものがわかれば、それを得意分野にすることができる。

軽く十を超える数の魔術を行使した。
もうだいぶ眠い、、、

だが、やはり一つだけと言うのはあまりにも不憫なように思う。転生者というわけではないが、もう少しあってもいいような気がする、、、

「使える属性を増やすことはできないのか?」

「加護が影響を及ぼすこともあるけど、後天的に増やすことはできないわね。属性は魂に刻まれているものだから。そのために、スクロールや魔道具があるのよ。」

と言うことは、これが俺の魔術の実力というわけだ。

「レイナの属性魔術はなんなんだ?」

気になったので、参考までにレイナの属性魔術を聞いてみた。

「私は水と風の属性持ちよ。」

そう言ってレイナは、右手に水の玉、左手に小さな旋風を起こして見せた。

「おぉ~」

「魔力の流れを感覚で捉えてイメージすれば、このくらいはすぐにできるようになるわ。」

「、、、イメージ。」

「体の中心には、魔力を生み出す臓器「オド」が存在するわ。魔力はオドから全身に巡っていて、使えば使うほど魔力量は上がり、逆に使わなければ減少するわ。」

オドは聞いたことがある。元の世界の知識だが、魔力を作り出すのに重要な場所だ。臓器とは知らなかったが。

「全身の魔力を、上半身、肩、腕、手のひらに集中させるイメージよ。」

俺は言われた通り、全身から何かを集めるイメージをした。全身の力を、上半身へ集める。その後、肩、腕を通して手のひらにそれらを集めていく。

「なんだか、、、手が暖かいような?」

「それが魔力よ。集中して、手のひらから火を上がらせるするイメージよ。」

「ッ、、、手の、、、ひらから、、、!」

するとその時、俺の右手からガスコンロのように火の手が上がった。

「うわっ‼︎」

火柱のように、勢いよく上がる炎。最初は驚いたが、少し供給する魔術を下げることで、なんとか小さくできた。

「こればかりは感覚だから、ひたすら練習するしかないわね。」

「、、、でも、熱くはないんだな。」

「?、そんなはずはないけど、、、」

レイナは首を傾げる様にしてそう言った。

俺は、指先に火をつけたりしながら魔力に慣れていく。
結構楽しいんだこれが。

「次は魔術階級について、説明していくわよ。」

「おう。」

レイナは再び説明を始めた。

「魔術には階級があって、段階に応じて、威力、魔力が変化していくわ。つまり、難易度の違いだと思えばいいわ。」

レイナの話によると、魔術階級はこのようにわかれているらしい。

・究極級魔術

・最高位魔術

・上位魔術

・中位魔術

・下位魔術

・初級魔術

下から順に、その難易度が上がっていく。
初級魔術は、最も簡単な魔術故に、魔術入門として使用されることが多い。

下位魔術までは、慣れれば詠唱の短縮や、無詠唱で発動させることができるが、中位魔術からは無詠唱での発動は無理らしい。どれだけの賢者だろうと、短縮が精一杯らしいのだ。

その理由は、圧倒的な複雑さだ。
なんでも、魔術と魔術を魔術で繋いだり、大量の魔力をとても繊細に操ることができないといけないらしく、それにも大量の年月が必要となるらしい。

「でもよ、なんでそんなに難しい魔術が詠唱で使えるんだ?」

「詠唱は長年の研鑽で培われた、人のイメージと魔力の流れを補助する物なの。最高位魔術や究極級魔術も、発動のイメージが魔術完成当時のものと大きくずれていたり、そもそも詠唱しか残されていない魔術もあるくらいなの。」

詠唱が無意識下に作用するってことか?
言葉には力が宿る。俗に言う言霊と同じような類じゃないのだろうか。

しかし、ひとつ不思議な点がある。

ギルドで測定した時に、火属性とは別に光属性があった。
しかし、俺は光属性魔術を使ったことがない。

心当たりがない、こともない。
転生直後、盗賊団の洞窟。これらの時に俺の体が、自分でも眩しいくらい発光したのを覚えている。
そしてその後、決まって強い睡魔に襲われた。
これは魔力が少なくなってきた時の反応だ。

つまりこれは魔術の類い、又はそれに準ずるものであると言える。

しかし俺は、魔術を使っていないし、詠唱もしていない。
火属性初級魔術を使って分かったが、あれは初級の威力では決してなかった。
少なくとも初級以上、又はそれ以上の階級の魔術だった筈だ。

、、、謎は残るが、ギルドの測定、記憶に残る魔力切れの反応。これらを鑑みて、俺が光属性魔術を使ったのは間違い無いだろう。

とはいえ、だから困るというわけでもないし、自分の能力がわかったのだから、なかなかいい案件じゃないかと思う。

俺はレイナに頼んで、光属性の魔術を教えてもらった。
光属性初級魔術「光源:ライト」を発動させる。
手のひらに魔術を集め、光の玉が浮き出るイメージで「ライト」と唱える。

「、、、あれ?」

しかし、俺の手は発光しなかった。

なにも起きない。
魔力も減らず、ただ手の上には空があるだけ。

どういう事だ?俺は光魔術を使った筈だ。それは間違いない。それにもかかわらず、いま光魔術を発動しようとしても、なにも起きないのだ。

「?、おかしいわね、、、。」

「測定した時は確かにそう書かれていたんだ。」

レイナの疑問も最もだ。俺自身不思議で仕方がないのだから。

「、、、考えられるのは二つ。一つは単純な魔水晶の誤作動。もう一つはなんらかの加護が働いているか、、、」

「どうすれば加護持ちかわかるんだ?」

「魔水晶や鑑定の加護で見ることができるけど、、、どちらにしても、理由がはっきりしないわ。」

「、、、そ、そうか。」

結局俺は火属性魔術しか使えないということがわかった。

何はともあれ、これで俺は、スキルと魔術という初期装備を手に入れたことになる。

その後俺は、レイナに初級から上位までの魔術を習った。戦力十分。装備、アイテム共に問題なし。

冒険の準備は整ったーーー

ーーーーーー

ーーールブレア:南西の岬

2日後。俺とレイナは、ルブレアの南西にある岬に来ていた。朝方から出発するらしく、今は6時ぐらいだ。
今立っている、少し赤茶けた岩上を一歩前に出れば、その先には真っ青な海が広がっている。

朝日が照らす海はキラキラと輝き、潮の匂いとカモメの声がより一層、その広大さを実感させてくれる。

「もうそろそろね。」

レイナも同じ風景を見ている。

「ルルナとの待ち合わせは、ここでいいんだったよな?」

「えぇ、間違い無いわ。」

「しかし、どうやって行くんだろうな。やっぱり泳いでか?」

「もしそうだとしても、ルルナが居なきゃ、場所もわからないわ。気長に待ちましょう。」

レイナと他愛もない会話をしていると、海の向こうから水飛沫を上げて何かが近づいてくる。

「おーい!二人ともー!」

ルルナだ。
上半身を水上に出したまま、ルルナがこちらに近づいてくる。

「どういう泳ぎ方だありゃ?」

「魚人族特有かしら、、、。」

俺がそう呟くと、レイナは呼応する様にそう言った。

ルルナは海岸沿いに着くと、海から上がり俺たちの方へ歩いてきた。

「いや~悪いねぇ!少し手間取っちゃって!」

ルルナは笑いながらそう言った。
なにに手間取っていたというのだろう?

「とりあえずスキルの受け渡しからだ。」

そう言ってルルナは、自分のバックから六本のスキルスクロールを取り出した。

「それじゃあ、確認するよ?スキルは計6個「圧力軽減」「水中呼吸補助」「動作補助」「体温補助」「暗視」「水中会話」これでセットだ。それと、、、」

するとルルナは、一つの指輪を出してきた。
青い魔石に、銀色のフレーム。なんとも綺麗な指輪だ。

「こいつはマジックアイテム。水属性中位魔術「水操作:アクアコントロール」が入ってる。レイナに聞いてね。あんた、水属性使えないみたいじゃないか。」

聞いていたのか。

「あぁ、その通りだ。」

「水中での移動は、主にこいつを使って行うんだ。泳ぐよりも速いからね。」

なるほど、水属性を使えないと話にならない。
俺が唯一、火以外の属性を使えるようになるには、スクロールやマジックアイテムを使う他無い。

「こいつの効果は三日。それを過ぎれば、あんたは海底で動く手段を失い、事実上金槌になっちまう。魔物と遭遇しても、対処できずに喰われて終わりだ。くれぐれも、失くしたり、魔力切れになんてならないよう気をつけるように。」

そう忠告し、ルルナは俺に指輪を渡した。

「わかった。肝に命じておく。」

その後、俺とレイナはスクロールを使い、スキルを発動させる。

「それで、どうやって海底までいくんだ?」

ルルナは俺たちがスクロールを使うのを確認した後、海の方へ歩いて行く。

ピューゥゥィ‼︎

するとルルナは、海へ向かって指笛を吹いた。

「フフフッ、紹介しよう!私の使い魔を‼︎」

ルルナがそう叫ぶと、海中から影が浮き上がり、巨大な頭が現れた。

それは巨大な亀だった。それも小島一つくらいあるドデカイ亀だ。

「で、で、デケェーーー‼︎‼︎」

驚きと興奮とが混じり合い、テンションが変な方向へ上がってしまった。

「これはまた、、、。」

レイナも、空いた口が塞がらない。

「どうだ!」

「いやどうだって言われても、、、デカい。」

「なんだよ~!もっとコメントないのか?」

「こんなん見せられてすぐコメントとか出てくるわけねぇだろうが‼︎レイナもなんか言ってやってくれよ。」

「、、、海亀?」

「今そこ気にするところじゃ無いよね⁉︎」

レイナも動揺してるんだろうか?
そうだ、そうに違いない。

「こいつはまだ子供だけどな。強調して、今じゃ立派な私の使い魔さ。」

「使い魔って、、、こ、これがか⁉︎」

「あぁ、そうさ?」

するとルルナはキメ顔でこう言った。

「深海亀のカメラだ‼︎」

「、、、それは、カメだからカメラ?」

「そうだ‼︎」

「そうだ‼︎じゃねぇわ!安直過ぎるだろ⁉︎名前ぐらいちゃんとつけてやれって!飼い主の義務!」

「えぇ~なかなかいい名前だと思うんだけどなぁ?」

どこがじゃ!まんま発音カメラだし!なんならガ○ラに近いし!

「まぁ、ともかく乗りなって。話はそれからだ。」

ルルナはそう言って亀に飛び乗った。

俺とレイナもなんとか登った。



亀の胴体には長いベルトが巻かれていた。

「おーいルルナ!このベルトはなんなんだ?」

先頭にいるルルナに聞いてみた。

「ん?あぁ、それは掴まる用のベルトさ。」

「掴まる?」

話していると、亀は説明の途中にもかかわらず潜水し始めた。

「おぉ⁉︎」

「水中じゃ体が浮くから。それと」

「それと?」

俺が話を聞きたがると、ルルナはそのままの表情で言った。

「こいつ速いから。」

その瞬間、俺の体は前方に思いっきり引っ張られた。



ーーー深海亀は、最速で時速70キロを出すことができる。ーーー



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