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第13話 異変
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「…あれ」
いつものように、制服に着替えようとしていたある日の朝。
「姫様?」
「あー…っと、うん。何でもない、大丈夫」
「…姫様?」
桜華は違和感を覚えて、有栖をこっそり様子伺いをしてみた。
健康状態は良好、睡眠不足でもない、有栖の背後から時間割を覗いてみたけれど、確か有栖の苦手な教科もなかったはずだ。
健康状態などではない、そうなると予想できるのは有栖が持った翡翠眼に関してか、と推測して、そっとスキャンするように有栖の内部状態を慎重に見ていく。
「……ん?」
確かに、そこに違和感があった。
だが、それが何なのかの確証が得られない。
有栖の感じた異変は、間違いなく翡翠眼に関するものだと推測したうえで、その封印状態をじっと観察すれば、違和感の正体が分かった。
「(…封印が、一つ解除されておるな…)」
封印が解除される、すなわち有栖の力が少し大きくなったということだ。普通に異能を使える人間からすると、些細な変化かもしれないけれど、有栖に関してはその能力の相当量を封じられているため、少しでも封印解除されれば違和感として察知できるほど。
有栖自身も違和感として首を傾げているが、特に気にしないことにしたらしい。
「(…ふむ)」
桜華がふよふよと浮いているのも気にせず、有栖は着替えを済ませていた。普段ならば何も言わなくてもリボンチェックなどが始まるのに、桜華は浮遊したままじーっと有栖を見ているだけ。
「桜華?…おーい、桜華ってば」
「はっ」
そこでようやく我に返った桜華は、既に着替え完了している有栖を見て、いつものようににっこりと微笑み、いつものようにぎゅむっと抱き着いてくる。
「わぁ」
「すまぬ、姫様。今日も愛い、可愛らしい!」
にっこにこの桜華を見て、有栖はどこか安心したように微笑んだ。
違和感があると思っているから、無意識のうちに不安を抱いていたのだろう。ならば、自分はいつも通りにしなければ、と改めて桜華は思い、有栖の頭を撫でる。
「ふふ、姫様はやっぱり可愛いのう!」
「もー、大人しいかと思ったのにー!」
「我に返らせた姫様の責任じゃて」
んっふふ、と楽しそうに笑っている桜華につられて有栖も自然と笑顔になった。
そうだ、今はこれでいい。一先ず、夕方まで様子を見ておかなければ、と桜華は思い、有栖に朝食を取りに行くようにうながす。
いつもの席に座った有栖を見てから、桜華はふよふよと移動し、來未の元へと向かった。
「母君よ」
「あら、桜華様。どうしました?」
「姫様の封印がひとつ、解除されておる」
「…早いですね」
「…うむ。今日は姫様を少し注視しておく故、そなたも気を付けておいてほしい」
「……えぇ」
母も桜華も、何も無ければ良いのだけれど、と心のうちで呟いたものの、有栖ならば大丈夫だろうと思っている。
力を使う練習もきちんとしている、樟葉との手合わせだって、有栖は欠かさず行っていて体づくりもばっちりだ。
だから、今は少し違和感があるだけに違いないと、そう思い込んだ。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
「(体育嫌だなぁ…)」
はぁ、と大きくため息をついてから有栖は体操服に着替え始める。
そうすると、いつもの事ではあるがクラスの女子から野次が飛ばされてしまった。
「うわ、辛気臭っ!」
「そんなに嫌なら休めばぁ?」
「休んだところで補講はあるから、能無しさんにはキツいかもだけどー」
「言えてるー!」
キャハハ!と笑う女子たちのいつもの戯言だ、そう思って無視をしてやり過ごそうとしたのだ。
しかし、有栖がちらりとそちらを伺うとたまたま視線がかち合ってしまい、その女子たちはギロリと有栖を睨んでくる。
まずい、と思ったのだが既に遅かった。
「何だよお前、睨みつけてんじゃないわよ!」
「いや、別に睨んでは」
「ならその目、何なんだよ!」
大股でこちらに近付いてくる女子は、そのまま有栖へと手を伸ばしてくる。あ、まずい。そう思った時には、有栖の艶やかな黒髪は鷲掴みにされてしまった。
「い、っ…!」
「ムカつくんだよ、能無しのくせにこのクラスにいてさぁ!」
鷲掴みにされた髪は離されることなく、そのまま女子生徒は大きく腕を振るものだから有栖も引き回されるようにぐるりと大きく揺さぶられた。
「っ、!」
「すっこんでろ、能無し!」
そうして、反動をつけて手を離された有栖は、よろけてしまい、ぐらりと体が傾く。
あ、まずい。
思った時には並べられた机に突っ込んでいき、机にそのまま体を強かに打ち付けて打撲なりなんなりを負うはずだった。
──ががががが!!
有栖は確かに、机に当たったと思った。
吹き飛ばされるかのごとく、その女子の手によって、有栖の体は大きくよろけたはず、だった。
「……え?」
「なに、よ」
「浮いてる…?」
どうしてこうなった、と有栖自身が聞きたかった。
だが、有栖の体は机にぶつかるどころか、直前でぴたりと止まり、怪我などしていない。
むしろ、机が避けたような気すらした。
「(桜華じゃ、ない)」
「どうせ千年桜の仕業でしょ?!」
いいや、違う。
桜華だって、目を丸くして驚いているのだから。
『姫様……』
有栖にだけ聞こえる念話で、桜華は話しかけてくる。
『目が……』
「目…?」
「何、アイツの目」
突き飛ばした女子が、有栖を見てぎょっとした表情を浮かべている。一体なにが、と誰かに聞きたかったが、聞けるような友人はいないのだから有栖は困り果てた。
と、その時。
「何の騒ぎ!?」
机の盛大な移動音に、さすがに隣のクラスでも騒ぎになっていたらしい。いつもこういうことがあると、巻き込まれているのは有栖だからと、玲が駆けつけるのは日常茶飯事だったのだが、教室の引き戸を開けた玲の目に入ってきたのは、浮かんでいる有栖の姿と、そして。
「…有栖、あなた…発現、したの?」
きらりと翠に光る、宝石のような有栖の目。
「まさか…」
『姫様』
誰にも見えないように細心の注意を払い、水を鏡のようにして姿を映す術を展開して桜華が見せてくれたのは、有栖の目。
「…翡翠眼」
母・來未から聞いていた。
翡翠眼は発現すると、本来の目の色から翡翠のような翠に変化する。しかし視界に何か不便があるわけではなく、見え方こそ普通。
翡翠には様々な色があるけれど、最上級のものは鮮やかな緑色をしている。翡翠眼はまさにその最上級の色味の翡翠をその目に宿したようなくらい、鮮やかな翠なのだ。それがもたらすのは、「繁栄・長寿・幸福・安定」という宝石言葉にあるように、宿した本人を加護するように厄除け・あるいは幸福の加護を与えてくれるものとして、発現すればとんでもない効力を発揮する。
「こいつ、能無しじゃ…」
「でもあれ、翡翠眼じゃないの…?」
「本物!?」
「だっていきなり目の色変わるなんて、おかしくない!?」
「…う、うそ…」
「やば…私らあの子虐めてた…」
クラスに広がっていくのは驚愕の声と、ある意味絶望の声。
「……」
有栖が『下りたい』と願うと、転ばないように体勢が整えられて、すとん、と床に着地した。
それと同時に、翡翠眼はまた再び色を有栖本来の目に戻した。
まるでそれは、主の身を守るかのように出てきて、一旦引っ込んだのだ。
「有栖、大丈夫!?」
「玲…」
『姫様!』
「桜華…」
今ここでだけは、発現なんかしてほしくなかった。
こんなところで発現されたら、クラスの異能もちの家にはあっという間に広がってしまうだろう。記憶消去の術が使えれば良いが、人の感情に影響するような術は一般的に禁呪扱いされており、使用することはできない。
人の口に戸は建てられないから、どうにかするしかないのだけれど、もう既にクラスの女子は有栖にターゲットを絞った。
砺波の娘。
樟葉の妹。
翡翠眼の持ち主。
千年桜の精霊の加護まで得ている。
ここまで揃ってしまった以上、彼女たちは間違いなく手のひら返しをしてくるに違いないのは、目の色からも明らか。
体育の着替えのために男子がいなかったけれど、恐らく男子からも目を付けられてしまうかもしれない。
「嫌…」
玲に必死にしがみついて、有栖ががたがたと震えている。
玲はそれを恐怖からだと思ったのだが、実際の有栖の思いは全く違っている。
「(ここではなく、別の場所で翡翠眼を発現させるはずだったのに――!)」
計画が崩れた、と有栖は心の中で絶叫してしまった。
いつものように、制服に着替えようとしていたある日の朝。
「姫様?」
「あー…っと、うん。何でもない、大丈夫」
「…姫様?」
桜華は違和感を覚えて、有栖をこっそり様子伺いをしてみた。
健康状態は良好、睡眠不足でもない、有栖の背後から時間割を覗いてみたけれど、確か有栖の苦手な教科もなかったはずだ。
健康状態などではない、そうなると予想できるのは有栖が持った翡翠眼に関してか、と推測して、そっとスキャンするように有栖の内部状態を慎重に見ていく。
「……ん?」
確かに、そこに違和感があった。
だが、それが何なのかの確証が得られない。
有栖の感じた異変は、間違いなく翡翠眼に関するものだと推測したうえで、その封印状態をじっと観察すれば、違和感の正体が分かった。
「(…封印が、一つ解除されておるな…)」
封印が解除される、すなわち有栖の力が少し大きくなったということだ。普通に異能を使える人間からすると、些細な変化かもしれないけれど、有栖に関してはその能力の相当量を封じられているため、少しでも封印解除されれば違和感として察知できるほど。
有栖自身も違和感として首を傾げているが、特に気にしないことにしたらしい。
「(…ふむ)」
桜華がふよふよと浮いているのも気にせず、有栖は着替えを済ませていた。普段ならば何も言わなくてもリボンチェックなどが始まるのに、桜華は浮遊したままじーっと有栖を見ているだけ。
「桜華?…おーい、桜華ってば」
「はっ」
そこでようやく我に返った桜華は、既に着替え完了している有栖を見て、いつものようににっこりと微笑み、いつものようにぎゅむっと抱き着いてくる。
「わぁ」
「すまぬ、姫様。今日も愛い、可愛らしい!」
にっこにこの桜華を見て、有栖はどこか安心したように微笑んだ。
違和感があると思っているから、無意識のうちに不安を抱いていたのだろう。ならば、自分はいつも通りにしなければ、と改めて桜華は思い、有栖の頭を撫でる。
「ふふ、姫様はやっぱり可愛いのう!」
「もー、大人しいかと思ったのにー!」
「我に返らせた姫様の責任じゃて」
んっふふ、と楽しそうに笑っている桜華につられて有栖も自然と笑顔になった。
そうだ、今はこれでいい。一先ず、夕方まで様子を見ておかなければ、と桜華は思い、有栖に朝食を取りに行くようにうながす。
いつもの席に座った有栖を見てから、桜華はふよふよと移動し、來未の元へと向かった。
「母君よ」
「あら、桜華様。どうしました?」
「姫様の封印がひとつ、解除されておる」
「…早いですね」
「…うむ。今日は姫様を少し注視しておく故、そなたも気を付けておいてほしい」
「……えぇ」
母も桜華も、何も無ければ良いのだけれど、と心のうちで呟いたものの、有栖ならば大丈夫だろうと思っている。
力を使う練習もきちんとしている、樟葉との手合わせだって、有栖は欠かさず行っていて体づくりもばっちりだ。
だから、今は少し違和感があるだけに違いないと、そう思い込んだ。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
「(体育嫌だなぁ…)」
はぁ、と大きくため息をついてから有栖は体操服に着替え始める。
そうすると、いつもの事ではあるがクラスの女子から野次が飛ばされてしまった。
「うわ、辛気臭っ!」
「そんなに嫌なら休めばぁ?」
「休んだところで補講はあるから、能無しさんにはキツいかもだけどー」
「言えてるー!」
キャハハ!と笑う女子たちのいつもの戯言だ、そう思って無視をしてやり過ごそうとしたのだ。
しかし、有栖がちらりとそちらを伺うとたまたま視線がかち合ってしまい、その女子たちはギロリと有栖を睨んでくる。
まずい、と思ったのだが既に遅かった。
「何だよお前、睨みつけてんじゃないわよ!」
「いや、別に睨んでは」
「ならその目、何なんだよ!」
大股でこちらに近付いてくる女子は、そのまま有栖へと手を伸ばしてくる。あ、まずい。そう思った時には、有栖の艶やかな黒髪は鷲掴みにされてしまった。
「い、っ…!」
「ムカつくんだよ、能無しのくせにこのクラスにいてさぁ!」
鷲掴みにされた髪は離されることなく、そのまま女子生徒は大きく腕を振るものだから有栖も引き回されるようにぐるりと大きく揺さぶられた。
「っ、!」
「すっこんでろ、能無し!」
そうして、反動をつけて手を離された有栖は、よろけてしまい、ぐらりと体が傾く。
あ、まずい。
思った時には並べられた机に突っ込んでいき、机にそのまま体を強かに打ち付けて打撲なりなんなりを負うはずだった。
──ががががが!!
有栖は確かに、机に当たったと思った。
吹き飛ばされるかのごとく、その女子の手によって、有栖の体は大きくよろけたはず、だった。
「……え?」
「なに、よ」
「浮いてる…?」
どうしてこうなった、と有栖自身が聞きたかった。
だが、有栖の体は机にぶつかるどころか、直前でぴたりと止まり、怪我などしていない。
むしろ、机が避けたような気すらした。
「(桜華じゃ、ない)」
「どうせ千年桜の仕業でしょ?!」
いいや、違う。
桜華だって、目を丸くして驚いているのだから。
『姫様……』
有栖にだけ聞こえる念話で、桜華は話しかけてくる。
『目が……』
「目…?」
「何、アイツの目」
突き飛ばした女子が、有栖を見てぎょっとした表情を浮かべている。一体なにが、と誰かに聞きたかったが、聞けるような友人はいないのだから有栖は困り果てた。
と、その時。
「何の騒ぎ!?」
机の盛大な移動音に、さすがに隣のクラスでも騒ぎになっていたらしい。いつもこういうことがあると、巻き込まれているのは有栖だからと、玲が駆けつけるのは日常茶飯事だったのだが、教室の引き戸を開けた玲の目に入ってきたのは、浮かんでいる有栖の姿と、そして。
「…有栖、あなた…発現、したの?」
きらりと翠に光る、宝石のような有栖の目。
「まさか…」
『姫様』
誰にも見えないように細心の注意を払い、水を鏡のようにして姿を映す術を展開して桜華が見せてくれたのは、有栖の目。
「…翡翠眼」
母・來未から聞いていた。
翡翠眼は発現すると、本来の目の色から翡翠のような翠に変化する。しかし視界に何か不便があるわけではなく、見え方こそ普通。
翡翠には様々な色があるけれど、最上級のものは鮮やかな緑色をしている。翡翠眼はまさにその最上級の色味の翡翠をその目に宿したようなくらい、鮮やかな翠なのだ。それがもたらすのは、「繁栄・長寿・幸福・安定」という宝石言葉にあるように、宿した本人を加護するように厄除け・あるいは幸福の加護を与えてくれるものとして、発現すればとんでもない効力を発揮する。
「こいつ、能無しじゃ…」
「でもあれ、翡翠眼じゃないの…?」
「本物!?」
「だっていきなり目の色変わるなんて、おかしくない!?」
「…う、うそ…」
「やば…私らあの子虐めてた…」
クラスに広がっていくのは驚愕の声と、ある意味絶望の声。
「……」
有栖が『下りたい』と願うと、転ばないように体勢が整えられて、すとん、と床に着地した。
それと同時に、翡翠眼はまた再び色を有栖本来の目に戻した。
まるでそれは、主の身を守るかのように出てきて、一旦引っ込んだのだ。
「有栖、大丈夫!?」
「玲…」
『姫様!』
「桜華…」
今ここでだけは、発現なんかしてほしくなかった。
こんなところで発現されたら、クラスの異能もちの家にはあっという間に広がってしまうだろう。記憶消去の術が使えれば良いが、人の感情に影響するような術は一般的に禁呪扱いされており、使用することはできない。
人の口に戸は建てられないから、どうにかするしかないのだけれど、もう既にクラスの女子は有栖にターゲットを絞った。
砺波の娘。
樟葉の妹。
翡翠眼の持ち主。
千年桜の精霊の加護まで得ている。
ここまで揃ってしまった以上、彼女たちは間違いなく手のひら返しをしてくるに違いないのは、目の色からも明らか。
体育の着替えのために男子がいなかったけれど、恐らく男子からも目を付けられてしまうかもしれない。
「嫌…」
玲に必死にしがみついて、有栖ががたがたと震えている。
玲はそれを恐怖からだと思ったのだが、実際の有栖の思いは全く違っている。
「(ここではなく、別の場所で翡翠眼を発現させるはずだったのに――!)」
計画が崩れた、と有栖は心の中で絶叫してしまった。
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