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背後から
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紅音の鑑定スキルの新たなディスプレイにビースターのメンバーは興味津々で触っている。
「しかし凄いな。鑑定スキルって基本自分以外は見る事が出来ない筈なのに」
「え、そうなの?」
「常識だ。バカ猫」
「って!?」
(すみません。私も知りませんでした)
ジャミールさんに頭を小突かれるジオルくんを見ながら、私は心の中で謝った。
「さすが、レベル24と言うことか。状況提供はありがたい」
「ええ、しかも、姿だけでもこんなに詳細に映し出されているなんて、鑑定スキルの見る目が変わるわね・・・」
「恐縮です」
「謙遜をするな」
紅音の謙虚さを見て、アドルフは小さく微笑む。
「・・・・」
アドルフさん、見た目は怖い系のオジサンだけど、笑うとダンディーになるんですね。
思わず見惚れてしまうほどの色男。
「ん?どうかしたか?」
「い、いいえ、なにも」
「?? そうか」
この世界の人達って、顔がいい人が多すぎない?
神様達といい、ジオルくんといい、キャロラインさんやジャミールさん。オーディアンさんにイザベラさん。
多種多様の美系さん達。目の保養になります。
って、私ってこんなに面食いだったっけ?
「ねー!アドルフ!!ちょっとコレ見てよ」
「ん?ああ」
自分の気が付かなかった一面にちょっと困惑していると、ジオルくんがアドルフさんに声をかけた。
「どれだ?」
「ここ。ワーフォルの生態について」
「ふむ・・・・」
アドルフ達がワーフォルの簡単な説明のディスプレイを見た。
「あれ?あの説明の文って日本語じゃないの?」
会話の邪魔にならない様に少し離れた所でアドルフ達を見ていると、ディスプレイの文字を読んでいる様に見えた紅音はふと疑問に思った。
この世界の言語や文章は異世界召喚で付属された能力なのか紅音は読むことが出来る。
だけど、【シェア】で映し出された説明文は日本語だった。
この世界の住人である彼らに母国語である日本語が理解できるのかと。
「チチ、チチチチ、チチ、チチチ(鑑定眼で【シェア】をご利用されますと、自動的に各自に適した言語に翻訳されます)」
「うわ、便利」
この【シェア】の仕様はだいぶ近未来的ではあるが元の世界で使っているタブレットの仕様によく似ている。
助かるわぁ・・・・。
元の世界、前の職場の仕事でタブレットをよく使用していたし、仕事を退職してから購入した自分用のタブレットを持っているから、鑑定眼の【シェア】は比較的に紅音には分かりやすいし扱いやすい。
「恵まれてるなぁ・・・・」
いきなり訳も分からず、ほぼ身一つで異世界召喚されたけど、ここまで自分にとって都合がよくなるなんて、運が良いとしか言えない。
そよぐ風にゆるく髪が揺れた。
と、その時、
フニュ。
「っ?」
フワッと何が紅音の後ろに触れた。
足元を見ると、白いフワフワとしたボールの様なモノが、紅音の足元に転がっていた。
「ボール?いや、ボール型のクッション?」
バスケットボール位の大きさの白くてフワフワした球体。
こんなモノ、あったっけ?と首を傾げると、
コロコロ、パチ!!
フワフワした球体が目を開け紅音と目が合った。
「ぇ!?」
円で大きな青い目が、紅音を見つめている。
「も、もしかして、魔物?」
めちゃくちゃマスコット感のある子と遭遇した。
フワフワ、ポワポワなボディ。
触ったら絶対に気持ちよさそうな毛量と毛並み。
「チチチチ『ご主人様』」
「え?わわわ??」
シロに呼ばれ、視線をフワフワな魔物から外すと、紅音の周りに4個のフワフワな球体、いや、4体のフワフワな魔物が集まって来ていた。
「え?囲まれてる?」
近づいている気配なんて全然分からなかった。
だけど、フワフワな魔物達は紅音を襲ってくる様子はなかった。どちらかと言うと、こちらを興味深く見ている様な、不思議そうに紅音を見つめている。
「か、可愛い・・・。触って大丈夫かな?」
丸い瞳で不思議そうに体をちょこっと傾けてこちらを見るフワフワに紅音の顔が綻ぶ。
見るからにフワフワな体はまるで子うさぎのようで、極上の手触りだと確信出来る。
シロのフワスベな毛並みとはまた違う、そのフワフワが魅力の体に触りたいという衝動に迷っていると、
「ん?」
ふと、体の異変を感じた。
感じたと言うよりも、急に体が軽くなった。
まるで、地に足が着いていない、よう・・・な?
「・・・・ぇ?」
足元を見ると、地面から浮いていた。
「ッ、・・・・」
「チチ・・・・」
いや、何かいる。
私の後ろに何かがいる。
そして、私は今、その何かに体を持ち上げられている。
「・・・・ッッ、」
それを脳が認識した瞬間、喉の奥が引き攣り、背筋に冷たい悪寒が走った。
全く気が付かなかった。
背後に何かいる気配も、自分自身が持ち上げられていた事も全然分からなかった。
だが、何かが背後にいると分かった途端、背中に感じる掴まれる感覚。
耳元に感じる地を這うような低い吐息。
そして、次の瞬間、浮いた体が、後ろへ引かれた。
心臓がドクンとやけに大きく音が鳴った気がした。
「、ぁ、ァドル、フ、さ、ん」
引き攣った喉から、絞り出した紅音のか細い声が、
「え?アカネ?」
かすかに兎の獣人のキャロラインの耳に届いた。
「ん?」
「え?」
「え?アカネさん?」
キャロラインの呟きに全員、後ろにいるはずのアカネの方を見る。
「え、」
「は!?」
「な!?」
「ア、アカネさん!?」
全員目に映った光景に、一同絶句しそうになった。
そこには、
「グルルルル」
牡鹿の角を持ち、鋭い爪と牙、硬い縞模様の体毛に覆われている熊型の魔獣が自分達のすぐそばにいた。
そして、
「ぁわわわ・・・・・」
後ろにいたはずのアカネを抱き抱え、なぜか、ご満悦と言わんばかりに身動きが取れず固まっているアカネの頭に頬ズリしている。
「・・・・どう言う事!?」
ビースターのメンバーの気持ちを代弁するかのようにジオルが叫んだ。
「いや、本当に何故にこんな事になったんだ?」
今回のクエスト対象である魔獣ワーフォルが目の前で鎮座している。
そして、今日、同行していたギルド新人のアカネをまるでぬいぐるみのように抱え上げている現状にアドルフは困惑する。
ビースターのメンバーはワーフォルを刺激しないように細心の注意を払いながら近づくが、
「グウウ」
ワーフォルはこちらに目も向けず、アカネの頭の匂いを嗅いでいる。
「・・・・・・ッッ、」
よく見ると、ワーフォルの足元には白い毛玉のようなワーフォルの子供も自由に転げ回っている。
「えー・・・。ワーフォルは比較的他種に対して友好的って、報告されてはいるけど、」
「これは・・・懐かれていると言っていいレベルか?」
「アカネが特殊なだけの可能性があるな」
アドルフ達が状況を把握しようと、観察しているが、
「ア、アカネさん、大丈夫ですか?」
「タ、タシュケテェェ・・・・・」
ジオルが、固まっている紅音に声を掛けながら反応を見るが、当の紅音は、いつ頭をワーフォルに齧られるのではないかと気が気ではなく、身動きが取れなかった。
そして、紅音の肩に乗っていたシロは恐怖からか驚きからか、
「・・・・・・・・チゥ・・・・・」
完全に凍っていた。
「しかし凄いな。鑑定スキルって基本自分以外は見る事が出来ない筈なのに」
「え、そうなの?」
「常識だ。バカ猫」
「って!?」
(すみません。私も知りませんでした)
ジャミールさんに頭を小突かれるジオルくんを見ながら、私は心の中で謝った。
「さすが、レベル24と言うことか。状況提供はありがたい」
「ええ、しかも、姿だけでもこんなに詳細に映し出されているなんて、鑑定スキルの見る目が変わるわね・・・」
「恐縮です」
「謙遜をするな」
紅音の謙虚さを見て、アドルフは小さく微笑む。
「・・・・」
アドルフさん、見た目は怖い系のオジサンだけど、笑うとダンディーになるんですね。
思わず見惚れてしまうほどの色男。
「ん?どうかしたか?」
「い、いいえ、なにも」
「?? そうか」
この世界の人達って、顔がいい人が多すぎない?
神様達といい、ジオルくんといい、キャロラインさんやジャミールさん。オーディアンさんにイザベラさん。
多種多様の美系さん達。目の保養になります。
って、私ってこんなに面食いだったっけ?
「ねー!アドルフ!!ちょっとコレ見てよ」
「ん?ああ」
自分の気が付かなかった一面にちょっと困惑していると、ジオルくんがアドルフさんに声をかけた。
「どれだ?」
「ここ。ワーフォルの生態について」
「ふむ・・・・」
アドルフ達がワーフォルの簡単な説明のディスプレイを見た。
「あれ?あの説明の文って日本語じゃないの?」
会話の邪魔にならない様に少し離れた所でアドルフ達を見ていると、ディスプレイの文字を読んでいる様に見えた紅音はふと疑問に思った。
この世界の言語や文章は異世界召喚で付属された能力なのか紅音は読むことが出来る。
だけど、【シェア】で映し出された説明文は日本語だった。
この世界の住人である彼らに母国語である日本語が理解できるのかと。
「チチ、チチチチ、チチ、チチチ(鑑定眼で【シェア】をご利用されますと、自動的に各自に適した言語に翻訳されます)」
「うわ、便利」
この【シェア】の仕様はだいぶ近未来的ではあるが元の世界で使っているタブレットの仕様によく似ている。
助かるわぁ・・・・。
元の世界、前の職場の仕事でタブレットをよく使用していたし、仕事を退職してから購入した自分用のタブレットを持っているから、鑑定眼の【シェア】は比較的に紅音には分かりやすいし扱いやすい。
「恵まれてるなぁ・・・・」
いきなり訳も分からず、ほぼ身一つで異世界召喚されたけど、ここまで自分にとって都合がよくなるなんて、運が良いとしか言えない。
そよぐ風にゆるく髪が揺れた。
と、その時、
フニュ。
「っ?」
フワッと何が紅音の後ろに触れた。
足元を見ると、白いフワフワとしたボールの様なモノが、紅音の足元に転がっていた。
「ボール?いや、ボール型のクッション?」
バスケットボール位の大きさの白くてフワフワした球体。
こんなモノ、あったっけ?と首を傾げると、
コロコロ、パチ!!
フワフワした球体が目を開け紅音と目が合った。
「ぇ!?」
円で大きな青い目が、紅音を見つめている。
「も、もしかして、魔物?」
めちゃくちゃマスコット感のある子と遭遇した。
フワフワ、ポワポワなボディ。
触ったら絶対に気持ちよさそうな毛量と毛並み。
「チチチチ『ご主人様』」
「え?わわわ??」
シロに呼ばれ、視線をフワフワな魔物から外すと、紅音の周りに4個のフワフワな球体、いや、4体のフワフワな魔物が集まって来ていた。
「え?囲まれてる?」
近づいている気配なんて全然分からなかった。
だけど、フワフワな魔物達は紅音を襲ってくる様子はなかった。どちらかと言うと、こちらを興味深く見ている様な、不思議そうに紅音を見つめている。
「か、可愛い・・・。触って大丈夫かな?」
丸い瞳で不思議そうに体をちょこっと傾けてこちらを見るフワフワに紅音の顔が綻ぶ。
見るからにフワフワな体はまるで子うさぎのようで、極上の手触りだと確信出来る。
シロのフワスベな毛並みとはまた違う、そのフワフワが魅力の体に触りたいという衝動に迷っていると、
「ん?」
ふと、体の異変を感じた。
感じたと言うよりも、急に体が軽くなった。
まるで、地に足が着いていない、よう・・・な?
「・・・・ぇ?」
足元を見ると、地面から浮いていた。
「ッ、・・・・」
「チチ・・・・」
いや、何かいる。
私の後ろに何かがいる。
そして、私は今、その何かに体を持ち上げられている。
「・・・・ッッ、」
それを脳が認識した瞬間、喉の奥が引き攣り、背筋に冷たい悪寒が走った。
全く気が付かなかった。
背後に何かいる気配も、自分自身が持ち上げられていた事も全然分からなかった。
だが、何かが背後にいると分かった途端、背中に感じる掴まれる感覚。
耳元に感じる地を這うような低い吐息。
そして、次の瞬間、浮いた体が、後ろへ引かれた。
心臓がドクンとやけに大きく音が鳴った気がした。
「、ぁ、ァドル、フ、さ、ん」
引き攣った喉から、絞り出した紅音のか細い声が、
「え?アカネ?」
かすかに兎の獣人のキャロラインの耳に届いた。
「ん?」
「え?」
「え?アカネさん?」
キャロラインの呟きに全員、後ろにいるはずのアカネの方を見る。
「え、」
「は!?」
「な!?」
「ア、アカネさん!?」
全員目に映った光景に、一同絶句しそうになった。
そこには、
「グルルルル」
牡鹿の角を持ち、鋭い爪と牙、硬い縞模様の体毛に覆われている熊型の魔獣が自分達のすぐそばにいた。
そして、
「ぁわわわ・・・・・」
後ろにいたはずのアカネを抱き抱え、なぜか、ご満悦と言わんばかりに身動きが取れず固まっているアカネの頭に頬ズリしている。
「・・・・どう言う事!?」
ビースターのメンバーの気持ちを代弁するかのようにジオルが叫んだ。
「いや、本当に何故にこんな事になったんだ?」
今回のクエスト対象である魔獣ワーフォルが目の前で鎮座している。
そして、今日、同行していたギルド新人のアカネをまるでぬいぐるみのように抱え上げている現状にアドルフは困惑する。
ビースターのメンバーはワーフォルを刺激しないように細心の注意を払いながら近づくが、
「グウウ」
ワーフォルはこちらに目も向けず、アカネの頭の匂いを嗅いでいる。
「・・・・・・ッッ、」
よく見ると、ワーフォルの足元には白い毛玉のようなワーフォルの子供も自由に転げ回っている。
「えー・・・。ワーフォルは比較的他種に対して友好的って、報告されてはいるけど、」
「これは・・・懐かれていると言っていいレベルか?」
「アカネが特殊なだけの可能性があるな」
アドルフ達が状況を把握しようと、観察しているが、
「ア、アカネさん、大丈夫ですか?」
「タ、タシュケテェェ・・・・・」
ジオルが、固まっている紅音に声を掛けながら反応を見るが、当の紅音は、いつ頭をワーフォルに齧られるのではないかと気が気ではなく、身動きが取れなかった。
そして、紅音の肩に乗っていたシロは恐怖からか驚きからか、
「・・・・・・・・チゥ・・・・・」
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