74 / 86
裏路地での会話
しおりを挟む
「いやー、ウチのモミジがごめんねー」
「むーー」
申し訳ないように笑うザンザスの小脇にムクれるモミジが抱えられている。
「いや、大丈夫、だ・・・・」
「だから早めに代わりの人形用意しろって言ったでしょ」
「人形??俺のことか?」
「むーー。新しいお人形!!」
幼子が駄々をこねるみたいに不機嫌なモミジ。
だが、
「何故、俺が人形なんだ?」
「確かに、お世辞にもユージーンは人形と呼べる程、女らしくも細くも華奢でも無い。と言うか寧ろ大人の男で体格もデカい。真逆なのに」
ユージーンとシェナが最もらしい疑問を口に出す。
「・・・・あーー、うん。シェナさん。あれが昨日壊した人形」
「え?」
シェナとユージーンの疑問に苦笑するザンザスが指差した方を見ると、棚があった。
だが、モミジが遊びそうな人形らしきものは見当たらない。
あるとすれば、モミジと同じくらいの大きさの筋肉隆々な男性を形どった木彫りの模型が棚に寄りかかって座っていた。
「アレが、モミジのお気に入りだった人形」
ただし、首と腕と脚が関節から外された状態で接続部分に大きくヒビが入ってあったが。
「モミジ、すぐに関節逆回転させるから、かなり丈夫な人形が必要なんで、調達が大変なんですよ」
あはは、と苦笑で笑うザンザス。
「・・・・・え?ユージーンの末路?」
「・・・・やめくれ」
その模型を見たユージーンは、もし、あのままモミジに遊ばれていたらと想像したユージーンが顔を青くした。
と言うか、誰でもそうなる。
「・・・・・ねぇ、あの人形って木製?」
「え?ああ、硬くて丈夫なギーギーの木材で作った人形だけど」
「うーん、だったら、これくらいなら何とかなるか」
そう言いなが、シェナは関節が外れた人形に近づく。
「んん?どうしたのシェナさん」
「ちょっと試したいことがあるの」
「試したいこと??」
「???」
不思議そうな顔をするザンザスとモミジ。
「時よ」
シェナが人形の壊れた部分に手を翳し魔法をかける。
「リカバリー」
すると、ヒビが入っていた接続部分が光出し、ヒビを埋めて行く。
「フェイス。木よ。結界魔法、コーティング」
シェナは光がヒビを埋め尽くす前に腕を関節部に取り付ける。
「おおお!!流石、シェナさん!!」
ザンザスが大袈裟なくらいに驚く。
魔法を解き、人形の腕を動かすと、腕はちゃんと繋がり動かすことが出来た。
「はい。次、首と脚」
そう言って、シェナは人形の壊れた部分を直していく。
そして、
「お人形!!!」
モミジが直ったばかりの人形に飛び付く。
「いやー!!シェナさん、ありがとうございます!!これでモミジの機嫌も損ねなくてすみます」
「何言ってるの。これはあくまでも応急処置。結界魔法で強化してはいるけど、無茶な使い方をすればまた壊れるわよ」
「分かっていますよ。ホラ、モミジもちゃんとお礼を言いな」
「う!!」
ザンザスに言われてモミジは満面の笑みでシェナにお辞儀をするが、
「待って、モミジ、そのお人形、腰曲がる作りじゃないから無理に曲げないで。流石に腰の部分は直せないから!腰からポッキリとイっちゃうから!」
抱き付く人形の腰に腕を回し力一杯抱き締めるから、人形の体少し反ってる。
ギーギーの木ってめちゃくちゃ硬い木なんだよ?何でそんなに反り曲がるの??
「・・・・・ザンザ、早いところ、新しい人形用意してやって」
「あははは、了解です」
思った以上にあの人形の寿命は短そうだ。
「それでは、ザンザスの『愛のソースの泉』またの御来店をお待ちしております」
モミジのお気に入りの人形を直した後、本来の目的であるソースを買い、底の見えない笑みを浮かべたザンザスに私達を店の外まで見送られた。
「モミジがごめんね。あの子悪戯好きなんだ」
薄暗い路地裏を歩くシェナがユージーンに謝罪する。
シェナ自身が悪い訳では無いが、顔馴染みの無礼を詫びるシェナ。
「いや、それは大丈夫だが・・・・・・、あの子供は一体何者なんだ」
「ん?」
「油断していたとは言え、あんなに幼い子供がいきなり束縛魔法を使えるものではないぞ」
「ああ、だって、モミジ、子供じゃないもん」
「え?」
「モミジは東の大陸の座敷童子って言われているアヤカシ族だよ」
「は?」
サラッと出たモミジの正体にユージーンは一瞬言葉を失う。
「・・・・アヤカシ族、東の大陸に存在する魔力とは異なる力を持つ種族の事か?」
「そう。モミジ、見た目は4、5歳くらいの子供に見えるけど、実際には200歳超えてるんだって。確か、商家に住み着き繁栄を齎す存在なんだって」
「200歳、・・・・、アヤカシ族は見た目と実年齢が大きく違うと聞いた事があるが、まさか、あそこまで違うとは・・・・」
「この街には、色んな種族がいるよ。獣人、鳥人、半獣人にドワーフや妖精族。少し離れた区域には小人族に巨人族も住んでる。
私みたいに異種族のハーフもいれば、色んな事情を抱えた人も沢山いるよ。
だから、余所者のユージーンも割と受け入れやすいんだよ。・・・・・はい、コレ」
「え?」
歩きながら、シェナが折り畳んだ一枚の紙をユージーンに差し出す。
「ユージーンが知りたかった事」
「ッ、・・・・・・」
「一応言っておくけど、ここで見るのは止めてね」
折り畳んだ紙を開こうとしたユージーンの手が止まる。
「ザンザの情報は安く無いの。変なことで情報漏洩なんてしたら、もう情報売ってくれなくなるから」
「、済まない・・・・」
出来れば、直ぐにでも中身を確認したいユージーンだが、シェナに釘を刺され、紙を服の胸ポケットにしまった。
「すぐに見たい気持ちは分かるけど、梟屋の部屋に着くまで我慢してね」
「ああ・・・・」
シェナの言葉に素直に頷くユージーン。
「何故、」
「ん?」
「何故、君は俺にここまでしてくれるんだ?」
「・・・・・・・」
歩きながらユージーンを見上げると濃いブラウンの眼が私を見下ろしている。
「シェナ、君の役割はあくまでも俺の監視と護衛。俺を助けてくれた事も、正直、君が俺の為にここまでしてくれる意味が分からない」
「・・・・でしょね。私自身だったら何か裏があると思って、警戒してるでしょうね」
「・・・・・・・」
「でも、これはあくまでも、私自身の気まぐれ。いくら、ギルド命令でも面倒事は避けたし、出来るだけ関わりたくないの」
見下ろすユージーンの眼をシェナはじっと見返す。
その時、ふと、シェナの目が細められた。
「だけど、頼まれちゃったから」
「ロベルトさんにか?」
「うんん。お母さんに」
「は?」
シェナの思いもしなかった人物にユージーンは思わず、歩く足が止まった。
「お母さんって、誰の?」
「此処では内緒。後で教えるよ」
「え?だが、」
ユージーンよりも5歩ほど先で立ち止まったシェナが、コチラを振り返る。
「此処は、ちょっと『耳』と『目』が多いだ。だから、あまりお喋りはしない方がいいよ」
「『耳』と『目』?」
「そ、だから、早く帰ろ。ココロさん達にルウ任せっぱなしだし、早く晩御飯も作らないと」
そう言って、さっさと歩き、裏路地から出ていくシェナ。
「あ、ちょっと、待て!!」
そんなシェナの後を慌てて杖をつきながら追いかけ、裏路地を出るユージーン。
その後ろで、淡い夕焼けの陽で濃くなってきた裏路地の影が不自然に揺らめいた。
そして、何かが、影から飛び出し裏路地の奥へと消えて行った。
「むーー」
申し訳ないように笑うザンザスの小脇にムクれるモミジが抱えられている。
「いや、大丈夫、だ・・・・」
「だから早めに代わりの人形用意しろって言ったでしょ」
「人形??俺のことか?」
「むーー。新しいお人形!!」
幼子が駄々をこねるみたいに不機嫌なモミジ。
だが、
「何故、俺が人形なんだ?」
「確かに、お世辞にもユージーンは人形と呼べる程、女らしくも細くも華奢でも無い。と言うか寧ろ大人の男で体格もデカい。真逆なのに」
ユージーンとシェナが最もらしい疑問を口に出す。
「・・・・あーー、うん。シェナさん。あれが昨日壊した人形」
「え?」
シェナとユージーンの疑問に苦笑するザンザスが指差した方を見ると、棚があった。
だが、モミジが遊びそうな人形らしきものは見当たらない。
あるとすれば、モミジと同じくらいの大きさの筋肉隆々な男性を形どった木彫りの模型が棚に寄りかかって座っていた。
「アレが、モミジのお気に入りだった人形」
ただし、首と腕と脚が関節から外された状態で接続部分に大きくヒビが入ってあったが。
「モミジ、すぐに関節逆回転させるから、かなり丈夫な人形が必要なんで、調達が大変なんですよ」
あはは、と苦笑で笑うザンザス。
「・・・・・え?ユージーンの末路?」
「・・・・やめくれ」
その模型を見たユージーンは、もし、あのままモミジに遊ばれていたらと想像したユージーンが顔を青くした。
と言うか、誰でもそうなる。
「・・・・・ねぇ、あの人形って木製?」
「え?ああ、硬くて丈夫なギーギーの木材で作った人形だけど」
「うーん、だったら、これくらいなら何とかなるか」
そう言いなが、シェナは関節が外れた人形に近づく。
「んん?どうしたのシェナさん」
「ちょっと試したいことがあるの」
「試したいこと??」
「???」
不思議そうな顔をするザンザスとモミジ。
「時よ」
シェナが人形の壊れた部分に手を翳し魔法をかける。
「リカバリー」
すると、ヒビが入っていた接続部分が光出し、ヒビを埋めて行く。
「フェイス。木よ。結界魔法、コーティング」
シェナは光がヒビを埋め尽くす前に腕を関節部に取り付ける。
「おおお!!流石、シェナさん!!」
ザンザスが大袈裟なくらいに驚く。
魔法を解き、人形の腕を動かすと、腕はちゃんと繋がり動かすことが出来た。
「はい。次、首と脚」
そう言って、シェナは人形の壊れた部分を直していく。
そして、
「お人形!!!」
モミジが直ったばかりの人形に飛び付く。
「いやー!!シェナさん、ありがとうございます!!これでモミジの機嫌も損ねなくてすみます」
「何言ってるの。これはあくまでも応急処置。結界魔法で強化してはいるけど、無茶な使い方をすればまた壊れるわよ」
「分かっていますよ。ホラ、モミジもちゃんとお礼を言いな」
「う!!」
ザンザスに言われてモミジは満面の笑みでシェナにお辞儀をするが、
「待って、モミジ、そのお人形、腰曲がる作りじゃないから無理に曲げないで。流石に腰の部分は直せないから!腰からポッキリとイっちゃうから!」
抱き付く人形の腰に腕を回し力一杯抱き締めるから、人形の体少し反ってる。
ギーギーの木ってめちゃくちゃ硬い木なんだよ?何でそんなに反り曲がるの??
「・・・・・ザンザ、早いところ、新しい人形用意してやって」
「あははは、了解です」
思った以上にあの人形の寿命は短そうだ。
「それでは、ザンザスの『愛のソースの泉』またの御来店をお待ちしております」
モミジのお気に入りの人形を直した後、本来の目的であるソースを買い、底の見えない笑みを浮かべたザンザスに私達を店の外まで見送られた。
「モミジがごめんね。あの子悪戯好きなんだ」
薄暗い路地裏を歩くシェナがユージーンに謝罪する。
シェナ自身が悪い訳では無いが、顔馴染みの無礼を詫びるシェナ。
「いや、それは大丈夫だが・・・・・・、あの子供は一体何者なんだ」
「ん?」
「油断していたとは言え、あんなに幼い子供がいきなり束縛魔法を使えるものではないぞ」
「ああ、だって、モミジ、子供じゃないもん」
「え?」
「モミジは東の大陸の座敷童子って言われているアヤカシ族だよ」
「は?」
サラッと出たモミジの正体にユージーンは一瞬言葉を失う。
「・・・・アヤカシ族、東の大陸に存在する魔力とは異なる力を持つ種族の事か?」
「そう。モミジ、見た目は4、5歳くらいの子供に見えるけど、実際には200歳超えてるんだって。確か、商家に住み着き繁栄を齎す存在なんだって」
「200歳、・・・・、アヤカシ族は見た目と実年齢が大きく違うと聞いた事があるが、まさか、あそこまで違うとは・・・・」
「この街には、色んな種族がいるよ。獣人、鳥人、半獣人にドワーフや妖精族。少し離れた区域には小人族に巨人族も住んでる。
私みたいに異種族のハーフもいれば、色んな事情を抱えた人も沢山いるよ。
だから、余所者のユージーンも割と受け入れやすいんだよ。・・・・・はい、コレ」
「え?」
歩きながら、シェナが折り畳んだ一枚の紙をユージーンに差し出す。
「ユージーンが知りたかった事」
「ッ、・・・・・・」
「一応言っておくけど、ここで見るのは止めてね」
折り畳んだ紙を開こうとしたユージーンの手が止まる。
「ザンザの情報は安く無いの。変なことで情報漏洩なんてしたら、もう情報売ってくれなくなるから」
「、済まない・・・・」
出来れば、直ぐにでも中身を確認したいユージーンだが、シェナに釘を刺され、紙を服の胸ポケットにしまった。
「すぐに見たい気持ちは分かるけど、梟屋の部屋に着くまで我慢してね」
「ああ・・・・」
シェナの言葉に素直に頷くユージーン。
「何故、」
「ん?」
「何故、君は俺にここまでしてくれるんだ?」
「・・・・・・・」
歩きながらユージーンを見上げると濃いブラウンの眼が私を見下ろしている。
「シェナ、君の役割はあくまでも俺の監視と護衛。俺を助けてくれた事も、正直、君が俺の為にここまでしてくれる意味が分からない」
「・・・・でしょね。私自身だったら何か裏があると思って、警戒してるでしょうね」
「・・・・・・・」
「でも、これはあくまでも、私自身の気まぐれ。いくら、ギルド命令でも面倒事は避けたし、出来るだけ関わりたくないの」
見下ろすユージーンの眼をシェナはじっと見返す。
その時、ふと、シェナの目が細められた。
「だけど、頼まれちゃったから」
「ロベルトさんにか?」
「うんん。お母さんに」
「は?」
シェナの思いもしなかった人物にユージーンは思わず、歩く足が止まった。
「お母さんって、誰の?」
「此処では内緒。後で教えるよ」
「え?だが、」
ユージーンよりも5歩ほど先で立ち止まったシェナが、コチラを振り返る。
「此処は、ちょっと『耳』と『目』が多いだ。だから、あまりお喋りはしない方がいいよ」
「『耳』と『目』?」
「そ、だから、早く帰ろ。ココロさん達にルウ任せっぱなしだし、早く晩御飯も作らないと」
そう言って、さっさと歩き、裏路地から出ていくシェナ。
「あ、ちょっと、待て!!」
そんなシェナの後を慌てて杖をつきながら追いかけ、裏路地を出るユージーン。
その後ろで、淡い夕焼けの陽で濃くなってきた裏路地の影が不自然に揺らめいた。
そして、何かが、影から飛び出し裏路地の奥へと消えて行った。
21
あなたにおすすめの小説
異世界に転移したら、孤児院でごはん係になりました
雪月夜狐
ファンタジー
ある日突然、異世界に転移してしまったユウ。
気がつけば、そこは辺境にある小さな孤児院だった。
剣も魔法も使えないユウにできるのは、
子供たちのごはんを作り、洗濯をして、寝かしつけをすることだけ。
……のはずが、なぜか料理や家事といった
日常のことだけが、やたらとうまくいく。
無口な男の子、甘えん坊の女の子、元気いっぱいな年長組。
個性豊かな子供たちに囲まれて、
ユウは孤児院の「ごはん係」として、毎日を過ごしていく。
やがて、かつてこの孤児院で育った冒険者や商人たちも顔を出し、
孤児院は少しずつ、人が集まる場所になっていく。
戦わない、争わない。
ただ、ごはんを作って、今日をちゃんと暮らすだけ。
ほんわか天然な世話係と子供たちの日常を描く、
やさしい異世界孤児院ファンタジー。
【完結】ポーションが不味すぎるので、美味しいポーションを作ったら
七鳳
ファンタジー
※毎日8時と18時に更新中!
※いいねやお気に入り登録して頂けると励みになります!
気付いたら異世界に転生していた主人公。
赤ん坊から15歳まで成長する中で、異世界の常識を学んでいくが、その中で気付いたことがひとつ。
「ポーションが不味すぎる」
必需品だが、みんなが嫌な顔をして買っていく姿を見て、「美味しいポーションを作ったらバカ売れするのでは?」
と考え、試行錯誤をしていく…
異世界でのんびり暮らしてみることにしました
松石 愛弓
ファンタジー
アラサーの社畜OL 湊 瑠香(みなと るか)は、過労で倒れている時に、露店で買った怪しげな花に導かれ異世界に。忙しく辛かった過去を忘れ、異世界でのんびり楽しく暮らしてみることに。優しい人々や可愛い生物との出会い、不思議な植物、コメディ風に突っ込んだり突っ込まれたり。徐々にコメディ路線になっていく予定です。お話の展開など納得のいかないところがあるかもしれませんが、書くことが未熟者の作者ゆえ見逃していただけると助かります。他サイトにも投稿しています。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/793391534/466596284/episode/5320962
https://www.alphapolis.co.jp/novel/793391534/387029553/episode/10775138
https://www.alphapolis.co.jp/novel/793391534/84576624/episode/5093144
https://www.alphapolis.co.jp/novel/793391534/786307039/episode/2285646
【完結】物置小屋の魔法使いの娘~父の再婚相手と義妹に家を追い出され、婚約者には捨てられた。でも、私は……
buchi
恋愛
大公爵家の父が再婚して新しくやって来たのは、義母と義妹。当たり前のようにダーナの部屋を取り上げ、義妹のマチルダのものに。そして社交界への出入りを禁止し、館の隣の物置小屋に移動するよう命じた。ダーナは亡くなった母の血を受け継いで魔法が使えた。これまでは使う必要がなかった。だけど、汚い小屋に閉じ込められた時は、使用人がいるので自粛していた魔法力を存分に使った。魔法力のことは、母と母と同じ国から嫁いできた王妃様だけが知る秘密だった。
みすぼらしい物置小屋はパラダイスに。だけど、ある晩、王太子殿下のフィルがダーナを心配になってやって来て……
悪役令嬢に転生したので、ゲームを無視して自由に生きる。私にしか使えない植物を操る魔法で、食べ物の心配は無いのでスローライフを満喫します。
向原 行人
ファンタジー
死にかけた拍子に前世の記憶が蘇り……どハマりしていた恋愛ゲーム『ときめきメイト』の世界に居ると気付く。
それだけならまだしも、私の名前がルーシーって、思いっきり悪役令嬢じゃない!
しかもルーシーは魔法学園卒業後に、誰とも結ばれる事なく、辺境に飛ばされて孤独な上に苦労する事が分かっている。
……あ、だったら、辺境に飛ばされた後、苦労せずに生きていけるスキルを学園に居る内に習得しておけば良いじゃない。
魔法学園で起こる恋愛イベントを全て無視して、生きていく為のスキルを習得して……と思ったら、いきなりゲームに無かった魔法が使えるようになってしまった。
木から木へと瞬間移動出来るようになったので、学園に通いながら、辺境に飛ばされた後のスローライフの練習をしていたんだけど……自由なスローライフが楽し過ぎるっ!
※第○話:主人公視点
挿話○:タイトルに書かれたキャラの視点
となります。
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
追放されたので田舎でスローライフするはずが、いつの間にか最強領主になっていた件
言諮 アイ
ファンタジー
「お前のような無能はいらない!」
──そう言われ、レオンは王都から盛大に追放された。
だが彼は思った。
「やった!最高のスローライフの始まりだ!!」
そして辺境の村に移住し、畑を耕し、温泉を掘り当て、牧場を開き、ついでに商売を始めたら……
気づけば村が巨大都市になっていた。
農業改革を進めたら周囲の貴族が土下座し、交易を始めたら王国経済をぶっ壊し、温泉を作ったら各国の王族が観光に押し寄せる。
「俺はただ、のんびり暮らしたいだけなんだが……?」
一方、レオンを追放した王国は、バカ王のせいで経済崩壊&敵国に占領寸前!
慌てて「レオン様、助けてください!!」と泣きついてくるが……
「ん? ちょっと待て。俺に無能って言ったの、どこのどいつだっけ?」
もはや世界最強の領主となったレオンは、
「好き勝手やった報い? しらんな」と華麗にスルーし、
今日ものんびり温泉につかるのだった。
ついでに「真の愛」まで手に入れて、レオンの楽園ライフは続く──!
[完結] 邪魔をするなら潰すわよ?
シマ
ファンタジー
私はギルドが運営する治療院で働く治療師の一人、名前はルーシー。
クエストで大怪我したハンター達の治療に毎日、忙しい。そんなある日、騎士の格好をした一人の男が運び込まれた。
貴族のお偉いさんを魔物から護った騎士団の団長さんらしいけど、その場に置いていかれたの?でも、この傷は魔物にヤられたモノじゃないわよ?
魔法のある世界で亡くなった両親の代わりに兄妹を育てるルーシー。彼女は兄妹と静かに暮らしたいけど何やら回りが放ってくれない。
ルーシーが気になる団長さんに振り回されたり振り回したり。
私の生活を邪魔をするなら潰すわよ?
1月5日 誤字脱字修正 54話
★━戦闘シーンや猟奇的発言あり
流血シーンあり。
魔法・魔物あり。
ざぁま薄め。
恋愛要素あり。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる