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最終章 剣聖と5人の超人
《滅導師》超人ヘルドゥーソ(1)
しおりを挟む遡ること、1500年程前。
ここは魔力の暴風域。
基本的に曇天。稀に嵐が吹き荒れ、太陽が見える事は無い。
島か大陸か、どちらとも言えるし、どちらとも言えない曖昧なサイズの陸地は、ほぼ荒地。砂と岩、そしてとってつけたような枯れ木で構成される。陸地の周囲は海ではあるが目に見えない『大地の魔力』が吹き荒れ、出る事は出来ず、入ることも出来ない。
世界と隔離されたこの地域に、いつ、誰が作ったのか、一つだけ存在する建造物、黒い城。
灯りは無く、ただ、ただ、黒い。
その城の最上階、7階の大きな部屋に、今、3人の人間がいた。
一人は女性。まだうら若く、10代といって差し支え無い。顔の造形は美しく整っていたが、どこか狂気を宿し、口元は上がり、目の焦点は常に定まらない。何も身に纏わず、下半身に、所々血が染みている薄いタオルケットをかけているのみ。
一人は赤ん坊。どうやら今、産まれたばかりと思われ、体は血まみれ、体毛は薄く、色白な新生児。顔を見なければ普通の赤ん坊だが、その目には瞼が無く、まだ何も見えていない筈の右の瞳がギョロギョロと不気味に動いている。左目には眼球が無く、本来、目があるその部分には黒い闇と星のように見える粒が渦巻いていた。
一人は年老いた男。赤ん坊と同じく瞼は無い。両の瞳は爛々と輝き、赤ん坊と部屋の上方を行き来するように交互に見やっては、クヒヒ、と笑いを漏らす。
その三人の人間と、もう一人。
いや、一人、と数えるのが正しいかはわからない。
全身に闇を宿し、筋骨隆々だが、髪の毛は無く、顔には皺が何本も入り、かなりの老齢に見える。
それは部屋の上方の空間にユラユラと浮かんでいた。
「では……では……此奴は真に貴方様のお子、という事で良いですかな?」
口を開いたのは瞼の無い年老いた男。産まれたばかりの赤ん坊の頭を掴み、目線は空間に浮かぶ老齢の何かを指している。
『うむ。左目に『神の接合空間』を与えた。これにてこの赤子は大地の魔力が無尽蔵に吹き荒れるこの地域に於いて、常にその魔力を身に宿す。実質、魔力は無限』
「うおっほ! おっほ!」
奇声を発しながら喜色を浮かべる年老いた男。
『しかしながら……』
「ははあ?」
『この空間を持っている限り、この子はこの地域から一歩も出る事は叶わぬ。何がこの子にとって幸せかはこの世界の親であるお前達が考えてやるといい』
「言わずもがな!」
「この子にとっては魔力が強大である事以上の幸福がありましょうかぁ!?」
若い女性と年老いた男は夫婦という仲であるらしい。口を揃えて眼球の無い子供を見て喜んでいた。
(やれやれ……これでこの子の一生は黒く塗りつぶされた。だがまあ、それも一興か)
宙に浮かぶ老人は表情に出さずにそう考える。
「夢に出てきていただいた時は自分を疑いましたが……有難う御座いました。《破壊の神》ミラー!!」
「神の種を揃えなくとも、こういう事もあるのね。嬉しいわ、ダンゾー」
「全くだ、ゾヴィエッタ」
喜ぶダンゾーとゾヴィエッタという夫婦を見下ろしながら、ミラーが一言、呟く。
『この子が一千年、生きる事が出来たら、その時はまたプレゼントをしに来よう。ではワシは帰る』
「おお! 身に余る光栄!」
「さようなら、ミラー様」
異様な夫婦に抱かれた赤子を一瞥すると、そのままフッとミラーは消え去った。
部屋に残された夫婦と赤ん坊。産まれたばかりのこの赤子は、先程から一度も泣いていない。だがそれを訝しむどころか、どこか誇らしげに抱き寄せ、恍惚の顔を見せるゾヴィエッタ。
「あなた。この赤ん坊の名前をつけて下さい」
「おお。そうだな! 我の闇、そして魔術を受け継ぎ、この世に破壊をもたらすもの。破壊の神、ミラー様のお子。お前の名前は……破壊者だ!」
「ヘルドゥーソ……なんて素敵な名前! よかったわね? ヘルドゥーソ……」
ダンゾーは思念体となり、各国の王の前に現れ、彼らを洗脳して回る。何がやりたかったのか? それは世界同時に暦を変更する事 ―――
「今年はヘルドゥーソが生まれた記念すべき年。古きパルゥス歴を終え、新たにカナン歴と定めよ!」
こうしてパルゥス歴は4000と3年で終わり、ヘルドゥーソが生まれた年がカナン歴元年となった。
―――
カナン歴 20年。
ヘルドゥーソは成人し、魔力の暴風域に住まう強力な不死者を相手に連日、戦闘の練習をしていた。
―――
カナン歴 50年。
死古竜とリッチがノーズ大陸で暴れまわり出した頃。
ヘルドゥーソは日に日に老いていく肉体に嘆きながらも、魔力と体力の限界と戦い、高度な魔法を習得し、努力を重ねていた。
全ては彼の生きる理由、魂の根源、破壊欲求を満たす為に。
それをずっと静かに見守るダンゾーとゾヴィエッタも順調に歳をとり、老いていく。
―――
カナン歴 70年頃。
ヘルドゥーソは更に老いていた。もはやいつ死んでもおかしくは無い。
ある時、ヘルドゥーソは黒い城にある書庫で、神の種というものについての知識を得る。これまで何度も訪れたがこのような本はなかった。初めて見る本にヘルドゥーソは興奮する。この本によると、あと30年程で神の種がこの世に現れるらしい。
「あなた! ヘルドゥーソが……ついに神の種に辿り着きましたわ!」
ヘルドゥーソの後ろにいた老婆がそういうと、その横にいた老人も鷹揚に頷く。
「ウムウム。ようやく自ら辿り着いたか。これで我らの最期の仕事も終わりか」
二人はヘルドゥーソの生みの親、この時、150歳のダンゾーと88歳のゾヴィエッタ。この二人も同じく老いており、死期も間近、という頃。二人は辛抱強く待っていた。
というのも、ミラーから神の種についてはヘルドゥーソには教えてはならぬ、と固く命令されていたからだった。
だが、辿り着く。自力で。
ヘルドゥーソに生来備わる、恐ろしいまでの破壊衝動。口元を上げ、これこそ天啓、とほくそ笑むヘルドゥーソ。
「だがどうやら、神の種を集めた所で我に扱う事は現時点では出来んらしい」
そう独りごちると即座に振り向き、何を思ったか、彼の両親に手のひらを向ける。
「世話になったな、御老体共」
だがダンゾーとゾヴィエッタは怯えもせず、さも当然と言わんばかりにそれを受け入れる。
「ああ……あなた! 遂に私達の子が……」
「うむうむ。ようやく我ら、この世で事を成し得たようだ!」
「さらばだ。安らかに眠るがよい」
バシュッ……バシュッ!!
断末魔も上げず、あまりの熱量で呆気なく気化する二人。
以来、ヘルドゥーソは連日、新しい知識の書が現れるこの書庫に入り浸るようになる。
そして、ヘルドゥーソの老いが止まった。
―――
カナン歴 396年。
後年、《中立者》と呼ばれるサイエンが誕生した年。
この8年前にヴォルドヴァルドが生まれている。
ヘルドゥーソの元に黒い精霊が訪れ、こう告げる。
『ヘルドゥーソ。お前は創世神に超人と認められた。これからも精進するとよい』
だが、それを聞いているのかいないのか。ヘルドゥーソはその精霊に目もくれず、ひたすら書物を読み漁っていた。
―――
更に400年程が経ち、カナン歴 805年。
彼がこの世に生を受けてから2度目の神の種発現。既に各地、個人の手元に現れている。この時の為、力は十分に蓄えた。ヘルドゥーソは手始めにヴォルドヴァルドが持つ『夢幻の水筒』と言われる神の種に狙いを付ける。
これまでに思念体として世界中を見て回り、おおよそ神の種が発現しそうな場所は抑えた。同時に各地で洗脳を行い、神の種に関する情報を収集する。
思念体のまま、戦う術を身に付けた。
思念体のまま、不死者を操る術を身に付けた。
思念体のまま、モンスターを操る術を身に付けた。
「よし……行くぞ」
この時、ヴォルドヴァルドは古竜の大森林に居た。洗脳していた森の妖精から入手した情報だ。
その森の妖精に先導させ、大量のモンスターと、不死の軍団を引き連れ、揚々とヴォルドヴァルドが住むという、木と一体化した家に辿り着く。
(む……一人ではないな……)
ヴォルドヴァルド以外にも、尋常ならざる気配を持つ者が数人いる。だがここまで来て引き下がる訳にはいかない。何しろこちらは思念体。死ぬ事など有り得ない。絶対的にアドバンテージがあるのは自分の方だ、と進軍を開始する。
ドンッ
(ウゲェッッ!!)
思念体の自分に突き刺さる矢。
そんなバカな、とよく見ると竜の鱗で作られた破魔の矢だった。不意に澄んだ声が響き渡る。
「何者だ? ……いや、『悪』って事はわかってるんだよ?」
若い女の声。
家の中からではない。
木の茂みから現れる、ショートカットの金髪の女。緑のタートルネックに革のベストを着て、ミニスカートに膝下までのロングブーツを履いている。一目見て狩人とわかる。
(我が名は《滅導師》ヘルドゥーソ。お前こそ、誰なのだ。我はヴォルドヴァルドに用がある。邪魔をすると容赦はせん)
「ヘルドゥーソ……噂の闇の超人か。私は《狩人》ロビン。ま、どっちにしてもそれだけ『悪』を撒き散らしてちゃあ、通す訳にはいかないね!」
(口の達者な小娘よ。では死ぬがよい)
思念体のまま、攻撃魔法を発動!
だが突然目の前に現れた剣士が、なんと二本の剣で魔法をぶった切った!
(何……!?)
「お前、ついてねぇなあ? 世界最強のこの俺様がいる時に攻めてくるなんてよ」
(世界最強だと? クックック。剣士風情が何を言うかと思えば)
「ヘッヘッヘ……味わってみるかい? 《滅導師》さんよ。《聖騎士》の強さをよ!」
(ふん。よかろう、我が魔力を思い知れ)
この戦士と狩人を洗脳しようと試みるヘルドゥーソ。
だが……
「無駄だ。《滅導師》」
凛と響く、女の声がした。
ヘルドゥーソにとっては耳障りな声。木の上の小娘ではない。家の中から聞こえた気がする。
そして木と一体化した家から、ついに現れる、全身を黒い鎧で覆われた巨体。
「よぉぉく来たな! この俺が相手になってやろう!!」
(おお! 現れたな、ヴォルドヴァルド!)
だが再び響き渡る女性の声。
「よくもまあこんな所で来たものだ。どうやって嗅ぎつけたのやら」
ヴォルドヴァルドが出て来た扉からもう一人、姿を見せる。
恐ろしい程の美貌の持ち主、耳が尖っている所を見ると森の妖精だ。だがその女から感じる魔力は森の妖精のそれではない。自分に匹敵する、いや、自分以上か? そう考えた時、ふと、この森の妖精の正体に思い当たるヘルドゥーソ。
(お前……ひょっとして《神妖精》か?)
「そうだ。私がヒムニヤだ。オリオンの言う通りだ。来たタイミングが悪かったな」
剣士はオリオンというらしい。
ヴォルドヴァルド如き、とタカをくくってやってきたものの、尋常ならざる闘気を放つ2人の人間、そしてもう1人の超人まで一緒にいたのは完全に誤算だった。
だが相手がどれだけのものであろうが、自分を倒せるものではない。そう踏んだヘルドゥーソが腹を決める。
(ククク……まあよい。たかが4人。いずれにしろ我が敵ではない)
(我と不死者と魔物の軍団、防げるものなら防いでみせよ!)
三日三晩、戦いは続いた。
だが、ヒムニヤの絶対的な防御にロビン、オリオンの攻撃、そしてヴォルドヴァルドの光撃の前にヘルドゥーソは生まれて初めての敗北を味わった。
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