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永遠なる魂
095.ふたりの初めて
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ノルトを見たマヤが叫ぶ。
「ダメよノルト、部屋に戻ってて!」
男も振り返り、ノルトを睨む。
「なんだこらガキ」
その目は性欲に狂っているのか、どこか焦点の定まらない、気持ちの悪い目だった。
(あの目付き、どこかで……)
だが今はそれどころではない。
「マヤさんから離れろ!」
夢中で男の背中に飛びついた。
が、襟首を捕まれ、あっさりと投げ飛ばされる。ドンと壁に激突し、ズルズルと落ちる。
「ノルト! ……フォズルさん! お願い、言うこと聞くからこの子に酷い事はしないで!」
「へっへ、最初からおとなしくしてりゃあよかったんだぜ」
そこでノルトが男の違和感に気づく。
(森で出会ったオーク。あいつらと同じ目だ)
色に狂った男共は皆、こんな気持ちの悪い目になるんだ、ノルトはそう思った。
「お前も大人になればわかるさ。ガキにはこの良さがわかんねえのさ」
「嫌がってるだろ!」
再び男へ飛び掛かるが、呆気なく突き飛ばされる。
「ノルトに酷い事しないでってば!」
「仕方ねえだろ、向かってくるんだからよ」
マヤは男の下でノルトに懇願する。
「いいの。ノルト、いいの。あたしの事は放っといて。お願いだから、部屋に戻ってて?」
マヤの頬に涙が伝う。
ノルトは立ち上がり、手のひらを上に向けた。
「お前が人間だからどうしようかと思ったけど、これ以上マヤさんに酷い事をするんなら……」
突如、ボッと燃える火の玉がノルトの手のひらの上に現れる。
「げっ。てめえ、魔法使いか!」
「ダメ、ノルト! この人はロトスの、あのマッカの兵士さんなの!」
ノルトを諦めさせようとしたのか、マッカの名前を出すが、それは逆効果だった。
ロゼルタを襲ったマッカ。
それを救えなかった自分にも腹が立っていたからだ。
「そ、そうだぜ? 俺に逆らうってことはマッカ様に逆らうってことだ。そこんとこ……」
不意にノルトの周りに黄色の霊気があらわれた。
「ならちょうどよかった。僕はマッカには恨みしかないんだ。ここで少し晴らさせてよ」
炎弾を打ち出そうと手のひらを男に向けた。
「ひ……ひぃぃっ! てめえ、覚えてろ!」
「僕は旅人だからお前が来る頃にはもうここにはいないけど、マヤさんに何かしたらお前をぶっ飛ばしに帰って来るからな!」
「ひぃぃ!」
男は下着を掴むと大急ぎで部屋を出、外へと逃げ去って行った。
「大丈夫? マヤさん」
「ノルト……ありがと」
その後、なんと言っていいかわからず、ふたりとも俯き、沈黙が続いた。
「あの……よかったのかな。腹が立ってよくわからなくなって、つい追い返しちゃったけど」
「うん。怒ってるだろうね」
再び沈黙が訪れた。
「ふふ、ふふ」
不意にマヤが自嘲気味に笑い出した。
「おかしいと思わない? 何の取り柄もない、あたしみたいな小娘がさ、こんな田舎の村で一人暮らしなんて」
「それは……」
「見た通りだよ、ノルト。あたし、体売ってるんだ。あ、でも口だけで最後までした事はないんだけどね。いつかはこんな風に乱暴されるかもとは覚悟してたんだけど、まさか……今日とはなあ。アハハ」
自嘲気味にマヤが笑う。
「マヤさん……」
「ごめんね? ノルト。こんな汚い女で……気持ち悪いでしょ? よかったらあたしのことなんか放っといて出てっていいよ。それにノ、ノルトさえ良ければあたしのこと好きに……」
言いかけたマヤの元に行き、ノルトはそっと手を取った。
「マヤさんは汚くなんかないよ。僕のお母さんも夜のお仕事してるんだ」
「あ、そうなんだ……ごめんね」
こんな状況でもノルトの気持ちを考えるマヤがとても尊いものに見えた。
気付けば頬が熱っているのが自分で分かり、慌てて話題を変えた。
「あいつ、また来るかな」
「多分ね。今度来たら……ま、考えるのはやめよう」
「逃げよう」
「え!?」
「他にもいっぱい町はある。世界は広いんだ。途中まで、僕も一緒に行くよ」
それは寝る前にマヤが言ってくれた事のお返しでもあった。
マヤは嬉しそうに笑うと、
「ありがとノルト。気持ちだけ貰っておくね。取り敢えず、お風呂入って来る」
そう言って静かに立ち上がった。
◆◇
再び布団に戻ったノルトだったが、何か落ち着かない。
(どこかおかしい。何かヤバい)
(あの男の目、正気とは思えなかったけど……)
さっきは女性に乱暴する様な男はみんなあんな気持ちの悪い目になるんだと考えていたが、よくよく考えてみればリドもマッカもあんな目はしていない。
(それに……)
自分の膨れ上がった股間を見る。
別に初めてとは言わない。
これがどういうことかも朧げながらわかっている。
朝起きた時や、夜寝る時など、無意識にこうなる事もあった。だが、今、こうなるのはどう考えてもおかしい。
(なんで? マヤさんのあんな境遇を聞いてこんな事になるはずは……)
よく分からないが、なんとなく、これをマヤに見られたら嫌われそうな気がする、と思った。
えてしてそういう時にはタイミング悪く、現れるものだ。
「ノルト、まだ起きてるの?」
「ひっ!」
「あ、ごめん。驚かせたかな」
「い、いや、大丈……」
ノルトの目の前に立ったマヤは何ひとつ羽織っておらず、恥じらう様に美しい肢体をくねらせていた。
「あ……」
その姿に見惚れるノルトの口から吐息の様な声が漏れる。
美しかった。
この世のものとも思えなかった。
マヤは頬を赤くしながらはにかむ様に笑い、布団を捲る。
「あ!」
慌てて股間を両手で隠し、体を丸めた。
「ノルト……」
「これは、ちがっ、くて」
「いいの、本当ごめんね? あたしのせいで……」
「いいいやマヤさんのせいじゃ……うううごめんなさい、こんな事あるわけ……おかしいよ」
「おかしくないよ。だってあたしは女でノルトは男の子だもん」
「こんなのおかしいよ! これじゃあさっきの兵士と……リドやマッカと変わらない!」
興奮し過ぎてリド、という名前を出した事に気付かなかった。
が、マヤは気にせず、ノルトの頭を撫でた。
「ノルトは優しいね。自分を責めちゃダメだよ? 悪いのは全部あたし」
「マヤさん……」
涙ぐむノルトにマヤが覆い被さった。
「大丈夫、大丈夫だよ。健康な男の子なんだから」
「マヤさん、マヤさん……」
そっとマヤがノルトの顔を両手で挟む。
真っ赤な顔で見つめ合ったふたりの口から吐息が漏れた。
「ノルト」
「マヤさん」
マヤは自分の鼻をノルトのそれに擦り付け、やがて小さく開く唇を覆った。
チュ……チュ……とノルトの知らない音が鳴り続ける。
マヤの舌が入り、ノルトを弄る。彼女の甘い唾の味がし、いくらでも舐めていられると思った。
つい先程まで忌諱していたその行為はこの世の物とは思えない程気持ちの良いものだった。
どれだけ長くお互いを食んでいたかわからない。やがてマヤが顔を離し、うっとりとした顔付きで言った。
「ノルト、よかったら、その……口でして、あげるよ?」
「あ、あ……」
「ノルトが良ければあたしの初めても、何もかも全部あげる」
「は、は、はじめて……? 全部?」
最早ノルトは鸚鵡返ししか出来なくなっていた。
彼は気付かない。
この時、自身もまた、先ほどの兵士と同じ目をしていた事に。
マヤがノルトの上で下腹部へと移動した。
ズボンを下ろし、さっきまでノルトが必死で隠していたそれを口に含んだ。
「あ、あ……」
それは先ほどのキスとはまた違う、強制的な快感と思えるものだった。
舌の全ての肉、頬の内側、喉を巧みに使い、数十秒ほど優しくノルトを舐め上げると、
「ああ……ああああ! で、出る、何か!」
呆気なくノルトは昇天してしまった。
彼が生きて来た中でこれ程の快感を伴う経験は初めてだった。
それと同時に彼女の可愛らしい口内に何かを出してしまったという罪の意識が彼を襲う。
「ごごごごめんなさい! ごめんなさい、ごめんなさい、マヤさん」
ただひたすら謝る事で射精の罪悪感から逃れようとする。
そんなノルトを見上げ、全ての精液を飲み込んだマヤ。彼女は優しく、妖しく微笑むとまたもぞもぞと上まで移動し、ノルトを抱き締めた。
「ノルト……あたしで気持ちよくなってくれてありがとう。大好きだよ」
「は、は、ハァハァ……マ、マヤ、さん……」
ノルトの首筋をペロリと舐め、射精後も治まる様子の無い彼の股間のものを太腿でぬるりと挟み込み、自らの秘部に当てがった。
「ノルトも初めて?」
コクリと頷く。
ハァァと熱く甘い息がノルトにかかる。
まるで目眩のようにノルトの視界がグルグルと回る。
再びマヤが、今度は先程よりも激しくノルトの唇を求め始めた。
その時。
『ノルト! あんた何してんの!?』
突然アンナの声が頭に響く。
『こらぁぁぁッ! この浮気者――ッ!』
カーリアでサキュバスのマァムに襲われた時、乱入してきたアンナの姿が頭に浮かんだ。
(このフワフワして相手の女性に逆らえなくなる感じは……)
(あの時のマァムさんと似ている……ひょっとして……)
ようやくそこに思い至った。
「ダメよノルト、部屋に戻ってて!」
男も振り返り、ノルトを睨む。
「なんだこらガキ」
その目は性欲に狂っているのか、どこか焦点の定まらない、気持ちの悪い目だった。
(あの目付き、どこかで……)
だが今はそれどころではない。
「マヤさんから離れろ!」
夢中で男の背中に飛びついた。
が、襟首を捕まれ、あっさりと投げ飛ばされる。ドンと壁に激突し、ズルズルと落ちる。
「ノルト! ……フォズルさん! お願い、言うこと聞くからこの子に酷い事はしないで!」
「へっへ、最初からおとなしくしてりゃあよかったんだぜ」
そこでノルトが男の違和感に気づく。
(森で出会ったオーク。あいつらと同じ目だ)
色に狂った男共は皆、こんな気持ちの悪い目になるんだ、ノルトはそう思った。
「お前も大人になればわかるさ。ガキにはこの良さがわかんねえのさ」
「嫌がってるだろ!」
再び男へ飛び掛かるが、呆気なく突き飛ばされる。
「ノルトに酷い事しないでってば!」
「仕方ねえだろ、向かってくるんだからよ」
マヤは男の下でノルトに懇願する。
「いいの。ノルト、いいの。あたしの事は放っといて。お願いだから、部屋に戻ってて?」
マヤの頬に涙が伝う。
ノルトは立ち上がり、手のひらを上に向けた。
「お前が人間だからどうしようかと思ったけど、これ以上マヤさんに酷い事をするんなら……」
突如、ボッと燃える火の玉がノルトの手のひらの上に現れる。
「げっ。てめえ、魔法使いか!」
「ダメ、ノルト! この人はロトスの、あのマッカの兵士さんなの!」
ノルトを諦めさせようとしたのか、マッカの名前を出すが、それは逆効果だった。
ロゼルタを襲ったマッカ。
それを救えなかった自分にも腹が立っていたからだ。
「そ、そうだぜ? 俺に逆らうってことはマッカ様に逆らうってことだ。そこんとこ……」
不意にノルトの周りに黄色の霊気があらわれた。
「ならちょうどよかった。僕はマッカには恨みしかないんだ。ここで少し晴らさせてよ」
炎弾を打ち出そうと手のひらを男に向けた。
「ひ……ひぃぃっ! てめえ、覚えてろ!」
「僕は旅人だからお前が来る頃にはもうここにはいないけど、マヤさんに何かしたらお前をぶっ飛ばしに帰って来るからな!」
「ひぃぃ!」
男は下着を掴むと大急ぎで部屋を出、外へと逃げ去って行った。
「大丈夫? マヤさん」
「ノルト……ありがと」
その後、なんと言っていいかわからず、ふたりとも俯き、沈黙が続いた。
「あの……よかったのかな。腹が立ってよくわからなくなって、つい追い返しちゃったけど」
「うん。怒ってるだろうね」
再び沈黙が訪れた。
「ふふ、ふふ」
不意にマヤが自嘲気味に笑い出した。
「おかしいと思わない? 何の取り柄もない、あたしみたいな小娘がさ、こんな田舎の村で一人暮らしなんて」
「それは……」
「見た通りだよ、ノルト。あたし、体売ってるんだ。あ、でも口だけで最後までした事はないんだけどね。いつかはこんな風に乱暴されるかもとは覚悟してたんだけど、まさか……今日とはなあ。アハハ」
自嘲気味にマヤが笑う。
「マヤさん……」
「ごめんね? ノルト。こんな汚い女で……気持ち悪いでしょ? よかったらあたしのことなんか放っといて出てっていいよ。それにノ、ノルトさえ良ければあたしのこと好きに……」
言いかけたマヤの元に行き、ノルトはそっと手を取った。
「マヤさんは汚くなんかないよ。僕のお母さんも夜のお仕事してるんだ」
「あ、そうなんだ……ごめんね」
こんな状況でもノルトの気持ちを考えるマヤがとても尊いものに見えた。
気付けば頬が熱っているのが自分で分かり、慌てて話題を変えた。
「あいつ、また来るかな」
「多分ね。今度来たら……ま、考えるのはやめよう」
「逃げよう」
「え!?」
「他にもいっぱい町はある。世界は広いんだ。途中まで、僕も一緒に行くよ」
それは寝る前にマヤが言ってくれた事のお返しでもあった。
マヤは嬉しそうに笑うと、
「ありがとノルト。気持ちだけ貰っておくね。取り敢えず、お風呂入って来る」
そう言って静かに立ち上がった。
◆◇
再び布団に戻ったノルトだったが、何か落ち着かない。
(どこかおかしい。何かヤバい)
(あの男の目、正気とは思えなかったけど……)
さっきは女性に乱暴する様な男はみんなあんな気持ちの悪い目になるんだと考えていたが、よくよく考えてみればリドもマッカもあんな目はしていない。
(それに……)
自分の膨れ上がった股間を見る。
別に初めてとは言わない。
これがどういうことかも朧げながらわかっている。
朝起きた時や、夜寝る時など、無意識にこうなる事もあった。だが、今、こうなるのはどう考えてもおかしい。
(なんで? マヤさんのあんな境遇を聞いてこんな事になるはずは……)
よく分からないが、なんとなく、これをマヤに見られたら嫌われそうな気がする、と思った。
えてしてそういう時にはタイミング悪く、現れるものだ。
「ノルト、まだ起きてるの?」
「ひっ!」
「あ、ごめん。驚かせたかな」
「い、いや、大丈……」
ノルトの目の前に立ったマヤは何ひとつ羽織っておらず、恥じらう様に美しい肢体をくねらせていた。
「あ……」
その姿に見惚れるノルトの口から吐息の様な声が漏れる。
美しかった。
この世のものとも思えなかった。
マヤは頬を赤くしながらはにかむ様に笑い、布団を捲る。
「あ!」
慌てて股間を両手で隠し、体を丸めた。
「ノルト……」
「これは、ちがっ、くて」
「いいの、本当ごめんね? あたしのせいで……」
「いいいやマヤさんのせいじゃ……うううごめんなさい、こんな事あるわけ……おかしいよ」
「おかしくないよ。だってあたしは女でノルトは男の子だもん」
「こんなのおかしいよ! これじゃあさっきの兵士と……リドやマッカと変わらない!」
興奮し過ぎてリド、という名前を出した事に気付かなかった。
が、マヤは気にせず、ノルトの頭を撫でた。
「ノルトは優しいね。自分を責めちゃダメだよ? 悪いのは全部あたし」
「マヤさん……」
涙ぐむノルトにマヤが覆い被さった。
「大丈夫、大丈夫だよ。健康な男の子なんだから」
「マヤさん、マヤさん……」
そっとマヤがノルトの顔を両手で挟む。
真っ赤な顔で見つめ合ったふたりの口から吐息が漏れた。
「ノルト」
「マヤさん」
マヤは自分の鼻をノルトのそれに擦り付け、やがて小さく開く唇を覆った。
チュ……チュ……とノルトの知らない音が鳴り続ける。
マヤの舌が入り、ノルトを弄る。彼女の甘い唾の味がし、いくらでも舐めていられると思った。
つい先程まで忌諱していたその行為はこの世の物とは思えない程気持ちの良いものだった。
どれだけ長くお互いを食んでいたかわからない。やがてマヤが顔を離し、うっとりとした顔付きで言った。
「ノルト、よかったら、その……口でして、あげるよ?」
「あ、あ……」
「ノルトが良ければあたしの初めても、何もかも全部あげる」
「は、は、はじめて……? 全部?」
最早ノルトは鸚鵡返ししか出来なくなっていた。
彼は気付かない。
この時、自身もまた、先ほどの兵士と同じ目をしていた事に。
マヤがノルトの上で下腹部へと移動した。
ズボンを下ろし、さっきまでノルトが必死で隠していたそれを口に含んだ。
「あ、あ……」
それは先ほどのキスとはまた違う、強制的な快感と思えるものだった。
舌の全ての肉、頬の内側、喉を巧みに使い、数十秒ほど優しくノルトを舐め上げると、
「ああ……ああああ! で、出る、何か!」
呆気なくノルトは昇天してしまった。
彼が生きて来た中でこれ程の快感を伴う経験は初めてだった。
それと同時に彼女の可愛らしい口内に何かを出してしまったという罪の意識が彼を襲う。
「ごごごごめんなさい! ごめんなさい、ごめんなさい、マヤさん」
ただひたすら謝る事で射精の罪悪感から逃れようとする。
そんなノルトを見上げ、全ての精液を飲み込んだマヤ。彼女は優しく、妖しく微笑むとまたもぞもぞと上まで移動し、ノルトを抱き締めた。
「ノルト……あたしで気持ちよくなってくれてありがとう。大好きだよ」
「は、は、ハァハァ……マ、マヤ、さん……」
ノルトの首筋をペロリと舐め、射精後も治まる様子の無い彼の股間のものを太腿でぬるりと挟み込み、自らの秘部に当てがった。
「ノルトも初めて?」
コクリと頷く。
ハァァと熱く甘い息がノルトにかかる。
まるで目眩のようにノルトの視界がグルグルと回る。
再びマヤが、今度は先程よりも激しくノルトの唇を求め始めた。
その時。
『ノルト! あんた何してんの!?』
突然アンナの声が頭に響く。
『こらぁぁぁッ! この浮気者――ッ!』
カーリアでサキュバスのマァムに襲われた時、乱入してきたアンナの姿が頭に浮かんだ。
(このフワフワして相手の女性に逆らえなくなる感じは……)
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